はじめに ▶︎

【第二新卒で大手は無理ゲー?】転職失敗談から成功のコツまで解説します

第二新卒で大手は無理?

第二新卒で成功するには?

本ページにたどり着いた人は、
・第二新卒で大手企業に行きたい…
・大手企業の選考に落ちまくっている
・第二新卒から転職を成功させたい

という疑問や悩みをお持ちのことでしょう。

結論、第二新卒が大手企業に転職する難易度は高いが、適切な対策を行えば大手に転職成功できる可能性が十分あります!

しかし「高学歴じゃないし…?」や「転職成功の具体的な方法は?」という疑問をお持ちの人も多いはずです。

そこで本ページでは、
第二新卒から大手企業への転職難易度を紹介しながら、第二新卒が転職を成功させる具体的なポイントまでバシッと解説していきます。

第二新卒で大手企業は「正直無理ゲー」と呼ばれることもあるよね

実際は、高学歴じゃなくても成功できる可能性は十分あります!

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目次

「第二新卒で大手は無理ゲー」と言われる理由は?

「第二新卒で大手は無理ゲー」と言われる3つの理由は?

第二新卒で大手企業への転職は無理ゲーと言われる3つの理由を分析していきます。

第二新卒で大手は無理ゲーと言われる理由

・新卒時に比べると選択肢が少ない
・そもそも大手は競争率が高い
・第二新卒を優遇していない

それぞれを詳しく見ていきます。

大手は無理ゲーと言われる理由
① 新卒時に比べると選択肢が少ない

まず最初の理由は「新卒時に比べると選択肢が少ない」という理由です。

第二新卒のニーズは増えてはいるものの、必ずしも全ての企業が第二新卒を募集している訳ではありません。

以下のようなツイートをしている人もいました。

「第二新卒、積極採用」で検索すると、外食、運送、ホテル、販売、製造、工事、不動産と、現業職のオンパレード。

それが嫌なら、ITエンジニア。出来なければ、総合コンサルかリクルート系、或いはベンチャー。

ハードな仕事が無理なら、残るは通信キャリアか大手IT。

就活時より選択肢が少ないのが現実…

ツイッターより引用

結局、「新卒ブランド」の方が重要であることは間違いありません。

第二新卒になった瞬間から選択肢が少なくなってしまうのが、正直なところです。

超有名大手企業は、新卒で優秀層を採用しているので、わざわざ第二新卒枠を募集する必要がありませんからね。

「第二新卒を募集している企業=新卒で優秀な人を採用できなかった企業」と捉えることもできるので、必然的に優良企業は少なくなってしまいます。

大手は無理ゲーと言われる理由
② そもそも大手は競争率が高い

そもそも論ですが、大手企業は「安定」や「給与、賞与が良い」という印象が強く人気があります。

大手企業で働くことは簡単ではありませんよね。

実際、以下のようなツイートもありました。

大手メーカーに第二新卒で転職することは、ほぼほぼ無理だと個人的には思っています。笑

ツイッターより引用

「競争率が高い」というのは、大手企業を志望する上では、避けては通れない点と言えます。

大手は無理ゲーと言われる理由
③ 第二新卒を優遇していない

3点目の理由は、大手企業側が第二新卒をあまり優遇していないという現実です。

なぜなら、以下のような理由があります。

<大手が第二新卒を優遇していない理由>

・新卒で優秀層を採用しているから
・経験、スキルの少ない中途採用はいらない
・就活失敗した組を採用するメリットがない
・人手不足ではない
・過去、第二新卒採用で失敗している
・「第二新卒は辞める」という先入観がある

などなど

以上ここまで、第二新卒で大手企業は無理ゲーと言われる3つの理由を解説しました。

第二新卒で大手は無理ゲーと言われる理由

・新卒時に比べると選択肢が少ない
・そもそも大手は競争率が高い
・第二新卒を優遇していない

そもそも『第二新卒』とは?定義は?

そもそも『第二新卒』とは?

第二新卒とは、既卒者であっても就職先を見つけず、再び就職活動を行う人のことを指します。

厚生労働省では、
「新卒者(大学等を卒業して3年以内の者)以外の者で、就職活動に取り組んでいる者」
と定義されています。

例えば、高校を卒業後、就職したものの、その後転職を繰り返し、再び就職先が見つからずに現在求職中の人や、大学を卒業したが就職先が決まらず、しばらく時間を置いてから再び就職活動をしている人も第二新卒に該当します。

第二新卒の定義は?

・社会人経験3年未満の人を指す

広く一般的に「社会人経験3年未満」と定義されています。

ただ中には「30歳未満まで」と年齢で考えている人もいる様です。

新卒入社の30%以上が短期離職をしている現状

新卒入社の30%以上が3年以内に転職をしています。

新卒で入社した会社を何年で辞めたか?のアンケート調査結果
PR TIMES より引用

実際、2019年の調査では、
「44%の社会人が3年以内に辞めた経験」を持っていました。

サンプル数は少ないが、半数近い人が3年以内の離職経験を持っているんだね!

厚生労働省の正式発表では、以下のような推移でした。

卒業後3年以内の離職率推移
厚生労働省より引用

統計的に見ても約3割近くは、入社から3年以内に離職してるんだね…

大手企業の第二新卒求人の特徴は?

続いて、大手企業の第二新卒求人の特徴を見ていきます。

具体的な求人内容から、大手企業が求める人物像を探っていきますね

大手第二新卒求人の特徴

・知名度は高くないBtoB企業求人が多い
・超有名企業の求人は少ない
・想定給与の幅が広いが、実際のオファー額は低い

それぞれを詳しく見ていきます。

大手第二新卒求人の特徴
① 知名度は高くないBtoB企業求人

第二新卒の大手企業と言われる求人の特徴として
「知名度は高くないBtoB企業求人」が多い傾向があります。

BtoC企業は、広く消費者に認知されていますが、BtoBは消費者認知は高くありません。

しかし、実際はかなり安定した有料企業が多いので、実は狙い目と言えます。

<BtoB 大手企業求人のメリット>

・法人顧客なので売上基盤が安定している
・無理な新規営業が無い
・離職率が低く従業員満足度が高い

などなど

知名度が高くないだけで、ホワイト企業が多そうですね!

チャットGPTに「隠れBtoB 企業一覧50社」をリサーチさせたので、別記事で参考にしてみてください。

大手第二新卒求人の特徴
② 超有名企業の求人は少ない

隠れBtoB企業の第二新卒求人は多いものの、超有名企業求人はそこまで多くありません。

例えば、以下のような企業は、新卒採用のみで第二新卒をほとんど採用していません。

<新卒採用中心の超有名企業>

・三菱商事株式会社
・ソニーグループ
・トヨタ自動車
・三井物産
・野村総合研究所
・サントリーグループ
・丸紅
・NTTドコモ

などなど

就活人気ランキング上位の企業は、あまり第二新卒を採用していないイメージです

就活生に人気の企業は、新卒採用時にかなりの優秀層を採用しています。

人気企業に入った学生も、すぐに転職することは勿体ないと感じているので、そこまで離職率は高くありません。

したがって、就活人気企業は、第二新卒採用をほとんどしていないのです。

逆に捉えると、第二新卒採用をしている企業は、新卒採用に失敗していたり常に人が辞めてしまったりしている企業だと推測することができます。

大手第二新卒求人の特徴
③ 想定給与の幅は広いが、実際のオファー額は低い

第二新卒求人の特徴として「想定給与の幅が広い」というケースがあります。

例えば、「年収300万円〜年収1,000万円」みたいな状態です。

想定年収幅が広くて、なかなか年収を予測できない…

第二新卒求人は「中途採用」として社内で扱われており、採用制度があまり確定していない状況があるからです。

企業側も「1,000万円に見合う人がいたら1,000万円を提示するが、あくまで前職年収を考慮して決めます」みたいな風潮が一般的です。

実際のオファー額は、下限年収値で提示されるパターンがほとんどです。

想定年収300万円〜年収1,000万円であれば、ほとんどのケースで300万円程度が提示されると思っていいでしょう。

求人の年収は下限値を見るのが良さそうですね…

以上ここまで、大手第二新卒求人の3つの特徴を解説してきました。

大手第二新卒求人の特徴

・知名度は高くないBtoB企業求人(優良企業)
・超有名企業の求人は少ない
・想定給与の幅が広いが、実際のオファー額は低い

第二新卒で大手に転職しやすい人の15の特徴

第二新卒で大手に転職しやすい人の15の特徴

ここからは、第二新卒で大手企業に転職成功しやすい人の特徴を一気に紹介していきます。

大手に転職しやすい人の特徴15選

・一定の学歴
・コミュニケーション能力が高い
・プレゼンテーションスキルに優れている
・リーダーシップやチームワークを発揮できる
・問題解決の経験がある
・自己啓発に積極的である
・グローバルな視野と異文化コミュニケーション能力がある
・インターンシップやアルバイトでの実務経験がある
・組織のビジョンに共感し、自己の目標とリンクさせている
・柔軟性と適応力がある
・プロジェクト管理スキルがある
・外部研修やセミナーへの参加意欲が高い
・ビジネスマナーに精通している
・ビジネス英語力が高い
・プログラミングスキルを持つ

ざっと紹介しましたが「学歴」「経験」はすぐに変えることができませんよね。

なので、今からでもすぐに身につけられる、
「コミュニケーション力」や「英語力」「問題解決能力」に時間を投下する必要があります。

つまりまとめると「自己投資」と「目の前の仕事」です。

目の前の仕事に全力で取り組みながら、隙間時間や土日を使って自己投資をしましょう。

結局目の前の仕事に全力で取り組むのが一番の近道であるケースが多い!

例えば、「コミュニケーション能力」という観点で、どのようにレベルアップさせるのか?を紹介していきます。

2つのパターンがあります。

まず、日々の仕事業務面からコミュニケーション能力を向上させるアプローチがありますよね。

人との関わり合いの中で、「どのような会話だと、よりスムーズになるか?」や「相手が真に求めていることは何か?」といった考えを巡らすことが重要です。

日々の業務内容からも、コミュニケーション能力を向上させるヒントを得ることができます。

2つ目のアプローチは、外部のコーチを利用する方法です。

例えば「コミュトレ」は、20代から30代の若手ビジネスパーソンに人気の、ビジネスコミュニケーション能力を高めるスクールです。

自己投資の費用は発生しますが、ビジネスで使えるコミュニケーションが学べるのでおすすめです。

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第二新卒から大手に転職するコツは?

第二新卒で大手企業に勝ち上がる方法は?

続いて、第二新卒から大手企業に転職するためのコツを解説します。

現役転職エージェントとして、最大限のノウハウを詰め込みました。

第二新卒から大手に転職するコツは?

・現職中に転職活動をする
・なぜ転職したいのかを明確にする
・業界、企業研究をしっかりする
・優秀な転職エージェントと良好な関係を築く
・転職後、仕事で結果を出す!

それぞれを詳しく見ていきます。

第二新卒から大手に転職するコツ
① 現職中に転職活動をする

まず最初に覚えておきたいのが、
「退職通知は転職先が決まってから」が鉄則です。

勢いで退職届けを出しては絶対にダメです。

理由まで抑えておきましょう。

なので、必ず転職活動は「現職中」に行うことが必須です。

どうしてもすぐに辞めたい人は、大至急転職活動を始めるべきです!

第二新卒から大手に転職するコツ
② なぜ転職したいのかを明確にする

大手企業の面接官から内定を勝ち取るには、入社後に”定着して活躍する人材”だと判断してもらわなければいけません。

その際に重要なポイントが「なぜ転職したいのか」という『転職動機』です。

例えば、なんとなく楽で年収の高い仕事が良いから、という理由では当然内定は獲得できませんよね。

面接官が納得するような、前向きで納得感の高い転職理由を言語化しておかなければいけません。

<転職動機を明確にするコツ>

・転職理由を書き出す
・特に重要な3つの理由を抽出する
・ネガティブからポジティブに変換する

など

第二新卒から大手企業を狙う場合、未経験や異業界への転職になるケースがほとんどです。

転職動機をポジティブな理由に言語化して、面接官に評価してもらえるようにしましょう。

第二新卒から大手に転職するコツ
業界、企業研究をしっかりする

第二新卒から大手企業に転職を成功させるには、業界研究や企業リサーチを徹底する必要があります。

理由は、3つあります。

<面接前の準備が重要な3つの理由>

・経歴ではほぼ差が出ないから
・企業は熱意や意欲を重視するから
・社会人基礎力をアピールできるから

特に、第二新卒の面接は、経歴でほぼ差が出ないことから、熱意や意欲を重視する傾向にあるからです。

自社のことを全く知らずに面接に来られる場合と、徹底的に調べ上げられた人が来るのでは、大きな違いがあるからです。

私が実践している面接前リサーチの方法をご紹介しますね。

<面接前の企業リサーチ方法>

・エージェントからの求人票を3回読み込む
・転職者のnoteや体験談があれば読む
・事業のビジネスモデルを理解する
・ツイッターで面接官の名前を調べてみる
(ベンチャー企業だとかなりオススメ)
・Linkedinで在籍者を確認する
・口コミサイトで社員口コミを確認する
転職会議がオススメ)

などなど

リサーチ時間は1社当たり15分は確保するようにしましょう!

第二新卒から大手に転職するコツ
④ 優秀な転職エージェントと良好な関係を築く

続いてのポイントは、転職エージェントとの上手な付き合うことです。

第二新卒の転職活動は、他求職者との経験差があまりないことから、
優秀な転職エージェントから優良求人をいかに紹介してもらうかが肝となります。

優秀な転職エージェントは、確かにそうだけど、どうやって判断すれば良い?

ズバリ、優秀な転職エージェントの特徴をまとめました。

<優秀な転職エージェントの特徴>

・初回相談で履歴書を読み込んでくる
・大量の求人提案ではない
・話を最後まで聞いてくれる
・あなたの経歴に対して「提案」をしてくれる
・人間的に魅力が多い

などなど

優秀な転職エージェントは「あなたが気づいていないあなたの強み」を引き出すことができます。

特に優秀なエージェントが多いと評判高いのが「アサイン」です。

私も利用しましたが、キャリアアドバイザーの質がものすごく高いので感動します。

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第二新卒から大手に転職するコツ
⑤ 転職後、仕事で結果を出す!これだけ!

最後に、第二新卒で転職した人は、
仕事で結果を出す」に集中しましょう。

どれだけ良い企業に転職しても、結果を出さなければ失敗したのと同じです。

仕事で結果を出した人だけが、市場価値を高めることができます。

良い求人・待遇・企業に入社した瞬間から、サボる人がいますが絶対ダメです。

結果を出せずに、また1年程度で辞めてしまうのが見え透いてしまいます。

第二新卒の転職目的は「市場価値を上げる」ことですよね

転職が目的になっていては同じことの繰り返しになりますね!

その通り!

転職を成功させた瞬間から新しい競争がスタートです!
第二新卒で転職した人こそ「結果」を求めよう!

以上ここまで、第二新卒から大手に転職するコツを紹介しました。

第二新卒から大手に転職するコツ

・現職中に転職活動をする
・なぜ転職したいのかを明確にする
・業界、企業研究を徹底的に行う
・優秀な転職エージェントと良好な関係を築く
・転職後、仕事で結果を出す!

第二新卒から大手に転職するメリット

第二新卒が大手に転職するメリット

続いて、第二新卒から大手に転職するメリットを具体的に紹介していきます。

なんとなく大手だと安心だよね」というイメージがありますので、より具体的にメリットを確認していきます。

第二新卒から大手に転職するメリットは多いので、まとめて解説しますね!

大手に転職する5つのメリット

・給料が高い&福利厚生が良い
・安定して働ける
・第二新卒でも教育制度が充実している
・裁量権の大きな会社も多い
・市場価値が上がり転職時に有利になる

それぞれを詳しく解説していきます。

第二新卒から大手に転職するメリット
① 給料が高い&福利厚生が良い

「大手企業」と聞くと、給与が高かったり福利厚生が手厚かったりするイメージがありますよね。

実際、「大手企業」と「中小企業」の給与水準は、大きな乖離があります。

下記グラフは、大企業と中小企業の正社員同志の給与額の推移を表したグラフです。

<大企業と中小企業の給与額の違い>

・大企業は平均35万円以上
・中小企業は平均28万円程度 

⬇︎

月額7万円程度の乖離がある

大企業の方が給与水準が高いことがデータからも読み解けますね

また、大企業は潤沢な資金とたくさんの従業員を抱えていますので、福利厚生も充実しています。

中小企業だと十分に揃っていない福利厚生が、大企業には備わっています。

<大企業の主な福利厚生>

・社員寮完備
・従業員持株会
・資格所得の金銭的補助、支援
・年間休日120日以上(土日祝休み)
・ファミリーデーの実施
・家事代行サービスの利用
・フィットネスジムやプールの利用
・宿泊施設やレジャー施設の割引
・在宅勤務やフレックスタイム制の導入

などなど

全ての大企業で福利厚生が充実している訳ではありませんが、一般的に大企業だと福利厚生が充実している傾向が強いです。

第二新卒から大手に転職するメリット
② 安定して働ける

大手企業に転職することで、長期的に安定して働けるというメリットがあります。

例えば、東証一部上場企業の場合、会社自体が倒産する確率は非常に低いですよね。

同時に、会社側から解雇される可能性もかなり低いです。

逆に、中小企業の場合、大手企業に比べると倒産確率は高かったり、買収や合併の可能性もあったりします。

中小企業の場合、外部環境の変化で働く環境が変わることもありますよね…

安定して働くことで子育てに集中したい」や「長く1社で働くことで落ち着きたい」という考えを持っている人だと、大手企業に転職するメリットは大いにありますね。

第二新卒から大手に転職するメリット
③ 教育制度が充実している

第二新卒からの転職だと「教育制度」に不安を抱えている人がいるのも事実です。

その点大手企業の場合、第二新卒向けの教育制度が充実しているので、第二新卒からでも十分に活躍できる環境があります。

例えば、大手コンサルティングファームだと、第二新卒の入社時期を一律に揃えており、第二新卒者向けの研修をまとめて行っている企業も多いです。

第二新卒入社で、即戦力として活躍するのは難しそうですもんね…

大手の場合、総じて従業員に対するフォローやサポートが手厚い傾向がありますので、スキルや経験の少ない第二新卒でも問題なく活躍できるようになります。

<大手の第二新卒向けの研修>

・グループ型の社会人基礎研修
・業界や業種ならではの特化研修
・トレーナーやメンター制度

などなど

個人的に、ベンチャー企業や中小企業を沢山見てきましたが、研修やサポートのマンパワーが足りず、結果的に教育が疎かになってしまう企業が多いです。

大手だとリソースに余力がありますので、サポートも手厚くなります。

第二新卒から大手に転職するメリット
④ 裁量権の大きな会社も多い

第二新卒採用を進める企業の中には、「幹部候補採用」をしている企業もあります。

将来の会社を担う人材を第二新卒で採用して、研修&育成をするという流れです。

裁量権の大きな仕事やプロジェクトに携われる機会が多く、仕事のやりがいや達成感を感じれる人も多いです。

第二新卒から幹部候補採用を進めている企業も存在します!

裁量権の大きな会社の特徴として、以下のようなワードが求人票に記載されている傾向があります。

<裁量権の大きな会社に共通するワード>

・幹部候補採用
・将来の幹部候補
・会社中核をお任せ
・経営企画、社長室採用
・複数部門の事業に携わる

などなど

第二新卒からでも、裁量権の大きな求人・会社を見つけることができます。

ハイレベルな第二新卒求人を探している人は、「アサイン」がおすすめです。

ハイクラス向け求人が多く、幹部候補採用や経営企画などの求人を豊富に抱えています。

第二新卒から大手に転職するメリット
⑤ 市場価値が上がり転職時に有利になる

大手に転職することで「大手のネームバリュー」を手に入れることができます。

転職市場で有利に立つには「市場価値」を高めることが1番重要です。

第二新卒の転職と言えども、転職した先のキャリアを見据えて転職活動を進めることが大事です。

転職活動は、転職後の転職を想定して考える必要が高いです

例えば、営業職からIT営業に転職した人は、その先のキャリアを考える必要があります。

「営業職→IT営業→コンサルティング営業」というキャリアもあります。

「営業職→IT営業→ITエンジニア」もありますよね。

キャリアの連続性を考慮すると、大手企業に転職することで、その後のキャリアを有利に進めることができる点も事実です。

実際、転職エージェントとして企業の採用担当者と話をしていると、大手企業での勤務経験がある人の方が明らかに優遇されるケースもあります。

「会社名を知っている」というだけで、妙な親近感を感じてしまう面接官がいるのも事実です。

大手に転職することは、転職後のメリットだけではなく、中長期的な将来のメリットも存在します。

以上ここまで、第二新卒から大手に転職するメリットを5つ紹介してきました。

大手に転職する5つのメリット

・給料が高い&福利厚生が良い
・安定して働ける
・第二新卒でも教育制度が充実している
・裁量権の大きな会社も多い
・市場価値が上がり転職時に有利になる

第二新卒から大手に転職するデメリット・懸念点

第二新卒が大手に転職するデメリット・注意点

第二新卒から大手に転職するデメリットや懸念点を確認します。

メリットばかりではありませんので、事前にデメリットまで認識しておく必要があります。

第二新卒から大手に転職するデメリットもあります!

転職回数が1回増えることは避けられませんよね

大手に転職する3つのデメリット

・社員数が多く昇格、昇給が難しい
・地方転勤の可能性が高くなる
・転職回数が1回増える

それぞれを詳しく見ていきましょう。

第二新卒が大手に転職するデメリット
① 社員数が多く昇格、昇給が難しい

大手企業は、中小企業に比べて社員数が多く、結果的に昇給・昇格が難しいです。

つまり、出世しにくいと言えます。

特に、日本の大手企業では年功序列的な考え方が残っているケースが多く、20代や30代で役員レベルにまで上り詰める人はかなり少数です。

大手企業は、年功序列的な考えの企業も多いです…

30代や40代の早い内から、「部長」「役員レベル」を目指している人だと、第二新卒で大手に転職することはデメリットの方が大きいかもしれません。

若い内から高い役職でバリバリ仕事をしたい人は、スタートアップやベンチャー企業に行くべきです。

特に熱いのは、SaaS業界です。

勢いのあるスタートアップ企業が多く、業界的にも右肩上がりに上がり続けています。

第二新卒が大手に転職するデメリット
② 地方転勤の可能性が高くなる

大手企業に転職した場合、地方都市や地方に転勤になる可能性が増えます。

中には、海外への出向・駐在を想定している求人もありますからね。

勤務地を会社に指定されたくない人」や「住む場所は家族で決めたい人」は、大手企業に転職することで悩みのタネが一つ増える可能性もあります。

将来的に、会社側から異動を命令されて断れず、不利な転職を強いられる可能性もありますよね。

大手企業だと、地方や海外への引っ越しも想定しなければいけませんね…

第二新卒が大手に転職するデメリット
③ 転職回数が1回増える

第二新卒から転職することで、純粋に転職回数が1回増えることは避けられません。

最近では、「転職回数が多い=ダメ」という認識は無くなりつつありますが、転職回数は少ないに越したことはありません。

例えば、「20代中盤で転職回数5回以上です」という人だと、企業側もどうしても身構えてしまいます。

仮に初めての転職だとしても、20代の内に転職回数が増えてしまうことは、将来のキャリアを考える上で認識しておかなければいけない注意点です。

いたずらに転職回数だけ増えて、スキルも経験も身に付かない、という状態は避けなければいけませんよね。

以上ここまで、第二新卒が大手に転職するデメリットや注意点を3点解説してきました。

大手に転職する3つのデメリット

・社員数が多く昇格、昇給が難しい
・地方転勤の可能性が高くなる
・転職回数が1回増える

【注意】こんな転職エージェントは利用してはいけない

最後に、第二新卒向けの転職エージェントが多いことから、転職エージェント利用時の注意するポイントをまとめました。

転職エージェントは参入ハードルが低いことから、比較的どの会社でも新規事業としてスタートすることができます。

しかし、利益優先の転職エージェントの利用は全くオススメできません。

利用している転職エージェントが、当てはまっていないか確認しておこう!

まとめ:第二新卒で大手は難しいが、チャンスはある

まとめ:第二新卒で大手は難しいが、チャンスはある

さて、いかがでしたでしょうか。

ここまで、第二新卒で大手企業に転職することが「無理ゲー」と言われる理由や、第二新卒から勝ち上がる方法をご紹介しました。

第二新卒で大手に転職することは難しいが、目の前の仕事に全力で取り組み、同時に自己投資に振り切れば可能性は高いことがご理解頂けたかと思います!

最後に、本記事の要点をまとめて終了とします。

本記事の要点まとめ

・第二新卒で大手は「ほぼ無理」と感じている人もいる
・超有名企業はそもそも第二新卒を採用していない
・隠れBtoB 企業は優良求人が多い
・目の前の仕事に全力で取り組むのが実は最短コース
・隙間時間や土日で自己投資に振り切る
・優秀な転職エージェントと繋がると良い

目の前の仕事に取り組み、土日に自己投資で市場価値を高めるのがオススメだね!

第二新卒で大手を目指している人へ

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