はじめに ▶︎

【20代の海外転職体験談】日本でのキャリアを捨て、現地採用で海外転職したリアルな体験談を語ります【タイ転職】

本ページに辿り着いた方は「20代で海外転職ってどう?」や「海外転職のメリットやデメリットを知りたい」「海外に転職したいけど、何をしたら良いか分からない」といった疑問をお持ちのはずだろう。

そこで本記事では、20代前半から海外現地就職を成功させ、タイ🇹🇭在住ホワイトサラリーマンである僕が詳しく解説していきます。

僕の詳しい自己紹介は以下をご覧ください。

それでは、早速みていきましょう。

20代で海外現地採用に転職して実際どうなったか?

最初に
環境は人に絶大な影響力を与えます。

経営学者のピーター・ドラッカーも以下のような言葉を残しております。

成長するには、ふさわしい組織でふさわしい仕事につかなければならない。基本は、得るべき所はどこかである。この問いに答えを出すには、自らがベストを尽くせるのはどのような環境かを知らなければならない。

ピーター・ドラッカー

海外現地採用に転職して、改めて「環境」の大切さを痛感しました。

自分の身近な5人の平均年収があなたの年収

上記のような有名な言葉もあるように、環境の力は絶大です。

20代で海外転職をすることができ、良い環境に飛び込むことができたと自負しています。

面白い失敗話やあり得ないネタ話もできた事も良い経験の一つです(笑)
その辺りの話は、次回に残しておきます。


それでは、20代で海外転職した実際の変化を見ていきましょう。

20代で海外転職して実際どうなったか?

1. 世の中をSurviveする力が身に付いた
2.”使える”語学力が身に付いた
3.人間としての深みが増した(と思っている)
4.時間的余裕を活かして新たなチャレンジができた

思い付く順番に並べてみました。それでは、詳しく見ていきましょう。

①これからの時代で必要不可欠な「Surviveする力」を養える環境を選択できた

本記事を読んでいる読者諸氏は、情報感度が高く、再度言われなくてもご存知だと思いますが、敢えて言います。

20代という若い内から海外に転職することで、これからの時代に必要な「Surviveする力」が身に付きます。

「Surviveする力」が圧倒的に身に付く

海外に在住することで、良くも悪くも「日本の当たり前」が通用しません。

特に、発展途上国に在住することで、ネットがなかったり電気が止まったり、メシがまずかったりと色々な状況に陥ります。(笑)

海外在住をしている方なら、このような過酷な状況に対して「なんとかする力」を持っていることでしょう。そして、この「なんとかする力」は仕事にも応用することができます

課題が複雑に絡み合った状況や、リソースが何もないスタートアップの時などに活用できます。

海外での就業経験は、過酷な状況を打開する力を養うことができます。

②仕事・私生活を通して語学力が身に付いた

次に、「語学力」です。

僕は、帰国子女でもなければ、長期留学経験者でもありません。海外転職を果たした現在でも英語学習は継続していますが、転職活動をする前からオンライン英会話や独学で英語を勉強してきました。

しかし、海外に実際に赴任した直後から英語力が格段に伸びたと感じています。

それもそのはずで、英語に触れる時間が圧倒的に増えたからです。

海外転職は、英語に触れる絶対量が増える

日本だと、英語に触れる機会は意図的に作らなければいけません。オンライン英会話や外国人がいる場所に行き、能動的に機会を作る必要があります。

しかし、海外在住の場合は、生活する上で英語が必ず必要になってきます。

生活用品を買う時
レストランの注文時
カフェでナンパする時
エレベーターでナンパする時
ウェイトレスさんと連絡先を交換する時

必然的に増えますね。(笑)


仕事だけでなく私生活を通して「語学力」が身に付きます!!!!!!笑


余談ですが、英語力を測るTOEICのテストがありますが、最近ではTOEICの点数よりも海外在住歴や海外への営業歴等が重視される傾向にあります。

企業側も、TOEICの点数だけでは本当の英語力を測ることができない事に気付いてきたのでしょう。

私が知る限りでは、TOEIC900点近い人でも実際のスピーキングは大したことない、なんて人はけっこう散見されます。

TOEICの点数だけで本当の英語力を測ることは難しい

③多様な価値観を理解し、人間力が増した

ありきたりな話かもしれませんが、

海外で生活することで多様な価値観に触れる機会が増えます。

日本という島国が、いかに閉鎖された空間であるかを突きつけられます。

僕は、東南アジアを中心に生活しているので、それぞれの地域文化や考え方に触れる機会がたくさんあります。

現地の方との交流を大切にしているので、渡航先で仲良くなった人と旅行に行くこともあります。

日本という価値観だけでなく、
様々な文化や歴史に触れることで、一人の人間としての厚みも増した気がします。

地域文化は特に面白い

宗教や歴史を勉強するとさらに面白くなる

④時間的余裕を活かし、新しい事を始められた(副業)

海外企業の場合、圧倒的に残業が少ないです。

日本で働いている時は、残業時間が月70時間越えや土日も出社、などなどがありました。

それに比べ海外企業は、日本企業に比べると圧倒的に残業が少ないです。

大事な事なので、もう一度言います。

残業時間が少ないです!!(歓喜)

また、日本にいる時は、友人や恋人とのご飯や飲み会が頻繁にあります。自分の時間を確保しようとしても、誘惑が多いのが現実です。

しかし、海外在住になれば、当然日本の友人はいません。会社の飲み会はほとんどありません。

友人がいないのは少し寂しいですが…..

新しい事に挑戦する時間は十分に確保することができます!

海外在住は、自分の時間を確保しやすい

僕の場合は、当ブログをより活発に更新することができるようになり、少しばかり収益も上がるようになりました。

海外在住という事で、他の人にはない強みも増えました。

海外駐在員と現地採用の違いは?

海外転職を希望する人の多くは「海外駐在員」をイメージしているかと思います。

海外駐在員は、豪邸のような家に住み運転手付きの車がありお手伝いさんまでいる。その上、給料は日本給与に加えて駐在手当まで貰える。そんな生活を夢見ている人も多いのではないでしょうか。

僕が選択した海外転職は駐在員ではなく「海外現地採用」です。

現地採用の場合は、豪邸のような家もお手伝いさんもいません。給与も駐在員よりも少ないです。

なぜ、駐在員ではなく現地採用を選んだのか?

では、なぜ給料も待遇も良い駐在員ではなく「現地採用」を選んだのか。

大きく2点の理由があります。

駐在員ではなく現地採用を選んだ理由

①手取り早く海外赴任ができるから
②ローカル感が好きで任期を決めずに行きたかったから

それぞれを詳しく見ていきます。

①手取り早く海外赴任ができるから

1番の理由はこれです。

とにかく早く海外という新天地に行きたかったからです。

駐在員の場合、多くの人が日本で数年間の研修期間を経験した後に海外に赴任します。

僕の場合、数年間〜数十年の研修期間が必要ではありませんでした。

大学時代から海外での就業経験を積んでいたこともありますが、

一刻も早く海外への切符を取りに行くという選択をしたためです。

とにかく海外に飛び出したかった

ゆっくり日本で研修を積んで、ぬくぬく駐在員生活を過ごしたい方は、日系大手企業に勤めて駐在員を狙う方が良いでしょう。

間違いなく、駐在員の方が人生安泰です。

駐在員の方が人生安泰です
だけど、それって面白い?

②ローカル感が好きで任期を決めずに行きたかったから

次に、ローカル感が好きでより現地に馴染みたかったという点もあります。

大学時代から海外での就業を経験していた僕は「一次情報こそ全て」という考えを持っています。以下のTweetも反響を頂くことができました。


現地でビジネスを起こすなら、現地に根ざした生活をしなければ本当のリアルな課題は見えてこないと思っています。

インターネット上の政府や統計機関が出している論文を読んでも生の情報は見えてきません。

人口動態の窪みもグラフでみれば“ただの窪み”ですが、現地では紛争や貧困、独裁政治といった負の歴史です。

ダークな部分もセットで見なければ本当の真実は見えてきません。
(今の日本はダークな部分が消されすぎているとも思っている)

駐在員の場合、日本人がたくさん住む地域に家を構え、大抵の企業の場合で任期が決まっています。3年から5年です。

僕の場合、3年から5年の海外駐在員を過ごして

「その先に何があるのか?」

と自問したところ何もなかった、という事が現地採用を選んだ大きな理由です。

駐在員後のキャリアが見えなかった

僕がこの先、何をしていく予定なのかについてはまた次回ということで。

20代で海外転職して感じたデメリットや苦労した点

ここからは、実際に海外転職をした後に苦労した点やデメリットをお伝えします。

メリットもあればデメリットもありますので、実際に海外転職を考えている人はよくご確認ください。

海外転職のデメリットや苦労した点

①他人との比較で焦りを感じる
②日本でのキャリアを手放すこと
③20代の期間を日本で過ごせない

それぞれを詳しく見ていきます。

①他人との比較で焦りを感じる

20代で海外転職をした場合、駐在員以外では間違いなく給料が減ります。現地採用の場合の給与は、現地通貨で支払われます。僕の場合は、タイバーツです。

現地通貨から日本円に計算すると給与が減る人の方が多いでしょう。
(アメリカ転職は逆に給与は上がるかも)

そして、手取り給与が減ると自分の価値も減ったような感覚に陥ります。

日本でぬくぬくホワイトサラリーマンをしている同期や友人が羨ましくなる時があります。
人は、他人と自分を比べる生き物です。

僕もその1人でした。

日本にいる友人と年収比較をしてしまう

そんな時は自分にこう言い聞かせます。

『若い内は”経験”に投資すること』

これに尽きます。
20代の数十万円の年収差は、30代、40代になって数千万円の差になります。海外転職、現地就業、という経験がいつか実を結ぶ日が必ず来るでしょう。

そのために、今を必死で生きるのみであります。

日本でのキャリアを手放すこと

次に、20代で海外転職をすることは日本でのキャリアを手放すことになります。

新卒入社から勤め上げてマネジャーや部長に昇進する

という日本国内のお決まりキャリアアップコースがあります。

僕も日本国内では「幹部」として入社して、将来を期待?されていた様な形でした。
(実績が伴っていたかは別ですが)
海外転職の場合は、この出世コースを真っ先に外れることに繋がります。

日本国内でのキャリアアップが消える

もちろん、海外で結果を出せば現地法人社長といったキャリアアップもあります。

しかし「日本で出世コースに乗りたい」と思っている人には、海外転職はオススメできないでしょう。

③20代の期間を日本で過ごせない

最後に当たり前の事実ですが、20代の期間を海外で過ごすことになります。

日本にいる友人や同僚とは、しばらく会えなくなります。特に、コロナ渦の現在では、日本と海外を容易に行き来することができません。

しばらくの間は、日本に戻ることができないでしょう。

20代の内に日本で遊んでおきたい」と思う人には、海外転職はオススメできません。

20代のうちに海外転職を果たすには?

さて、ここまでお読み頂いた読者諸氏の中には「海外転職してみたいかも」と思っている人もいるでしょう。

20代で海外転職経験がない方であれば、まずは「リクルートエージェント」に登録することをオススメします。僕自身も使っていた転職サービスであり、海外転職への道を切り開くことができます。

また、海外転職には「英語」も必須だと言えます。実際には、「英語」が必須項目ではない求人もありますが、数が限られます。

また、実際に現地に行った時に苦労するのは明らかです。英語は一朝一夕に身に付くものではありません。毎日の積み重ねです。

僕が使っているオンライン英会話は「ビズメイツ」です。

ビジネス英会話に特化したレッスンを受けることができます。
(何と言っても、フィリピン人先生が綺麗です!!!!

※無料で体験レッスンを受けれます。



明日からでも、いや、今日から英語学習を始めましょう。

終わりに:海外転職で得られるチャンスは大きい!海外転職で世界に羽ばたこう

さて、いかがでしたでしょうか。20代で海外転職をした僕の体験談をまとめます。

20代で海外転職して実際どうなったか?

1. 世の中をSurviveする力が身に付いた
2.”使える”語学力が身に付いた
3.人間としての深みが増した(と思っている)
4.時間的余裕を活かして新たなチャレンジができた

20代の内から、日本を飛び出し海外という環境に身を置くことで、大きなアドバンテージを得ることができます。

多国籍企業での就業経験、語学力、Surviveする力は、これからの時代で必ず必要とされる力です。

一方で、苦労した点やデメリットもありました。

海外転職のデメリットや苦労した点

①他人との比較で焦りを感じる
②日本でのキャリアを手放すこと
③20代の期間を日本で過ごせない

駐在員ではない場合、日本円換算での給与は下がる傾向にあります。

また、日本でのキャリアや日本で過ごす20代の貴重な時間を失うことにもなります。

しかし、20代で海外転職をすることは、多くの人が経験しないことであり、他者との差別化を測る上では大きな武器となるでしょう。


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