50代タイ移住の仕事は?失敗例やタイ転職を成功させるポイントを徹底解説

50代からタイ移住して仕事はありますか?

老後を安心してタイで過ごすのは可能?

本ページに辿り着いた方は、
・50代からタイ移住して仕事はある?
・50代のタイ転職の成功例や失敗例は?
・50代からタイ移住した人の体験談は?

という疑問や悩みを持っていることでしょう。

タイは日系企業が多く進出しており、駐在員・現地採用・起業家・ノマドワーカーなど約8万人強が暮らしていると言われています。

しかし「50代からのタイ移住は可能?」や「50代から仕事はある?」と悩みは尽きないものです。

そこで本記事では、50代からのタイ転職の成功例を確認しながら、失敗しない方法・おすすめの転職エージェントまで一気にご紹介していきます。

結論、50代からのタイ転職は「転職エージェントの利用」が必須です。

タイの求人情報は日本国内に比べて圧倒的に少なく、転職エージェントを通して「リアルな情報」を収集する必要があるからです。

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この記事の著者 kou

リクルートにて人材紹介の法人営業。累計150社以上の採用支援、300名以上の転職支援。個人でWebメディア運営4年。2026年にWebメディア事業・キャリアコーチング事業で法人設立

50代タイ転職の成功例は?

まず、成功例を確認するまえに「成功の定義」を明示しておきます。

「成功の定義」は人それぞれあると思いますので、本ページでは以下に統一させて頂きます。

50代タイ転職の成功の定義

・給与10万THB以上
・試用期間突破が確実
・会社の中心人物として活躍が見込まれる

上記で定義します。

定義の背景まで説明していると、かなり長い記事になりますので今回は割愛します。

(別記事でまとめようと思います)

それでは、50代タイ転職の成功例を見ていきます。

50代タイ転職の成功例は?

・海外経験を活かして現地MD候補で転職
・技術専門アドバイザーとして転職
・営業経験を活かしてマネジャーで転職

それぞれを詳しく見ていきましょう!

※ストーリー形式でお伝えしますが、フィクションではなく実際の経験をベースに基づいて構成しています。

① 海外経験を活かして現地MD候補で転職

まず最初の成功例は「現地MD候補で転職」です。

MD(Managing Director)とは「タイ法人の実質トップであり決裁権がある人」のことです。


現地採用・駐在員の両方で可能性があります。
(会社によりけり)

私が経験した、Aさんの成功例を見ていきましょう。

現地MD候補で転職した成功例

新卒で入社してから、会社一筋で約30年勤務をしているAさん。

日系大手メーカーの技術職として入社し、製造、生産、技術、開発、品質、購買まで幅広く経験済み。

中国に3年、アメリカ5年、ベトナムに2年の駐在経験も保有していた。

現地社長までキャリアを上り詰めており、華々しいキャリアの持ち主。

60歳の定年を迎える今年。

定年後の給与が半額程度に下がることから、やりがいの多かった駐在期間を思い出し、

海外転職を目指して転職活動を開始。



——-



東南アジアを中心に、ベトナム、中国、マレーシア、タイの求人を見ながら、

これまでの現地社長の経験が活かせる求人に応募。

これまで1社経験であったこともあり、初めての転職活動でしたが、経験が経験。

面接を受けた企業、全てから内定をいただくことができた。

タイ日系企業の給与が1番良かったこともあり、タイ転職を果たす。

ちなみに、最初は現地採用で入社し、経験が認められれば駐在員採用に切り替わるという形式の採用だった。

(この手の採用形式はかなり増えている)



——


転職した会社は、現職に比べると随分と規模の小さな会社だったが、

これまでの現地社長経験から「MD候補」という枠で入社することが決定。

タイ語で苦しむ部分はあったが、2年後に、無事駐在員採用に切り替わるのだった。

② 技術専門アドバイザーとして転職

続いて「技術専門アドバイザー」の成功例を見ていきます。

日本人の強みはやっぱり「技術レベル」なのです。

技術専門アドバイザーで転職した成功例

高卒から金型製造現場一筋でやってきたBさん。

Aさんと同様、定年を迎える年に年収が半分以上落ちてしまうことから転職を検討。

当初は日本国内を視野に入れていたが、60歳を超えた技術者を採用してくれる企業は少なめだった。

金型製造現場の類似企業からは内定を頂いたが、希望の年収額には全く届いていない。

そんなこともあり、海外で妻とゆっくり暮らしながら余生を楽しもうと思ったBさん。

出張で一度タイ工場に行ったことを思い出し、タイ転職を検討を開始。


——-



転職活動も初めてのBさん。

「海外転職」になれば、余計に何をすれば良いのかわからなくなり、一気に複数の転職エージェントに登録。

しかし、中には英語レジュメを求めてくる転職エージェントもあり、最初はてんやわんや。

そんな中でも「ビズリーチ」は使い方がシンプルで、スカウトも来るので、

こちらから難しい対応をする必要はなく、スムーズなやり取りが可能。

ビズリーチ」経由でいくつかのタイ企業の面接を受け、数社から内定を獲得。

現在、円安が続いているため、若干得をした気持ちですが、年収には満足。

初めての転職が「タイ」でしたが、これまでの経験が活かせる金型製造現場での「技術アドバイザー」として入社することが決定。



——


タイ赴任後は、現場の状況把握に3ヶ月程度掛かったが、

4ヶ月目からは、順調に改善できる部分が見えてきて、工場長への昇進キャリアも見えてきた。

③ 営業経験を活かしてマネジャーで転職

最後に「マネジャーとして転職」した成功例です。

複数回の転職をしていても、50代タイ転職のチャンスは十分あります。

マネジャーとして転職した成功例

30代後半から中国やベトナム、タイで現地採用として働いてきたCさん。

製造業が中心だったが、国を変える度に転職を繰り返し、気づけば8社目。

年齢も50歳を越してきており、タイで安定した職を探したかった。

これまでの職歴は、物流営業からメーカー製造まで幅広く兼任。

業界も、半導体から物流、自動車部品から化学系会社まで色々な企業を転職してきた。

タイを始め、現地社員のマネジメントには一貫した考えを持っており

「やって見て、学んで、覚える」という方法を継続してきた。


——-



現職の日系企業が縮小傾向にあることから、中長期的な転職活動を開始。

腰を据えてタイに永住できるような求人を探し始めた。

複数エージェントを使い、応募を繰り返すが、9社目となる転職ではなかなか書類通過も貰えない。

転職活動を開始して半年で面接に進んだのは、わずか2社。

両方とも一次面接でお見送り通知があり、転職活動は難航していた。

エージェントからも「少し転職回数が目立ってしまい、、なかなか書類合格がありません」とのフィードバックだった。


——


Cさんの強みは「幅広い職種と業界経験」だった。

そんな時に『タイで長期的なキャリア構築が可能!営業マネジャー」という求人を見つけ、速攻で応募。

業界も近しく、営業を主戦場としてきたCさんには願ってもない求人だった。

給与も若干見劣りはするが、今の職場環境に比べると「長期的なキャリア構築が可能」という点が魅力的だった。

無事、書類通過を果たし、面接。

面接日まで約1週間あったので、徹底的に企業分析を行った。

インターネット上にある情報はもちろん。

業界が近しい友人に聞いたり、類似企業のIR分析まで行った。

転職エージェントの質問も怠らず、企業側の採用背景を詳しく共有してもらった。

面接対策の苦労があって、無事に内定を獲得したCさん。

給与は少し下がってしまったが、長期的に働ける安定した職場環境を手に入れた。


————


タイ国内の転職ということで、比較的スムーズに手続きも終え、無事に転職を果たした。

入社後も、年代の近しいタイ人マネジャーや日本人現地採用者がいて、良好な人間関係を築けそうだ。

さていかがでしたでしょうか。

ここまで、50代タイ転職の成功例の具体例をご紹介しました。

50代タイ転職・移住の典型的な失敗例

続いて、50代タイ転職の失敗例を見ていきます。

50代で転職に失敗すれば、帰国するしか選択肢はありません。

タイ転職・移住は、残念ながら達成できません。

50代タイ転職の失敗例は?

・語学の壁が乗り越えられず帰国
・体調を崩して帰国
・解雇されて帰国

50代・男性
50代・男性

これまで頑張ってきた経験を活かしてタイ転職をして失敗はしたくないです…

タイ国内の転職エージェントの経験を持つ私が、実例を紹介します

くれぐれも同じ轍は踏まないようにしましょう

※ストーリー形式でお伝えしますが、フィクションではなく実際の経験をベースに基づいて構成しています。

① 語学の壁が乗り越えられず帰国

まず最初の失敗例は「語学力が原因で失敗した例」です。

結論、50代からのタイ転職でも、「英語」か「タイ語」のどちらかは必須です。

例外もありますので、後述します。

私が経験した、Aさんの失敗例を共有します。

語学の壁が乗り越えられなかった失敗例

これまでアメリカやオーストラリア、シンガポール等で活躍されてきたAさん。

現職に大きな不満はありませんでしたが、希望退職者の増加や年功序列賃金の廃止から、50代以降の給与アップが望めなくなってしまいました。

そこで、物価の低いタイに転職・移住して、妻とのんびり第二のワークライフを満喫しようとしました。

約20年以上の海外経験から、ビジネスレベルの英語は勿論、商談までこなせるAさん。

タイでも問題なく転職できると踏んでいました。



——-



タイの物流系企業に転職したAさん。

物流系企業は、海外とのやり取りが多く、Aさんの営業力を買われた形です。

しかし、社内の公用語は「タイ語」であり、社外での会話でしか「英語」は求められませんでした。

当然、社内タイ人への意思疎通は「タイ語」であり、他の日本人もある程度のタイ語をマスターしていました。

「英語ができれば大丈夫だろう」と余裕をぶっこいていたAさんは、社内コミュニケーションに問題が発生してきます。



——



タイ語を習得しようとして、タイ語学校に通い始めたが、フルで本業の仕事をしながら学習を続けることはかなり大変。

土日の時間を使うしかありませんでした。

結局、タイ語へのストレスから仕事も上手くいかなくなり、会社にいずらくなってしまいました。

② 体調を崩して帰国

続いて「体調」が原因の失敗例です。

50代の健康管理は非常に重要です。

体調を崩してしまった失敗例

これまで製造現場の第一線で約30年自動車部品を製造してきたBさん。

製造部門だけではなく、生産管理、品質、新規開発、購買まで業務の幅を広げてきました。

現職を55歳で退職することになり、30代中盤で約4年駐在していたタイに戻ることを計画しました。

タイはトヨタ、ホンダを始めとした自動車メーカーが工場を構えており、ティア1ではなくても、ティア2、ティア3と沢山の自動車系製造会社がいます。

そこの一つに転職すれば、大丈夫だろうと思っていたBさん。



——-



無事、ティア2の自動車製造会社に転職できたBさん。

これまで扱ってきた商材とも近しく、すぐに具材や部材のキャッチアップは完了しました。

タイ人エンジニアへの技術指導もありましたが、通訳がいるので問題ありません。

「日本語だけ」で仕事をすることができるので、語学のストレスは無しです。

現場にも慣れてきた2ヶ月が経過した頃、どうしても慣れないことが発生しました。

「寒さ」です。

タイで寒い?と思う方もいるかもしれませんが、

製造現場のクーラーが効きすぎて寒い…といった事例は数多くあります。

Bさんも製造現場のクーラーが合わずに、体調を崩す日々が続きました。

最初はすぐに治るだろうと思って、サミティベート病院に通院する程度でしたが、なかなか治りません。

それもそのはず。

1日の8時間以上を過ごす仕事場の環境が寒いのです。

帰宅しても体調の悪さは続きます。

おまけに外に出れば蒸し暑い。

これでは、体調も崩します。



——



そんなこんなでさらに3ヶ月が経過しましたが、慣れる気配はなく、

約半年で帰国する形になりました。

③ 解雇されて帰国

最後に「解雇されて帰国」という失敗例を見ていきます。

タイは労働法上、日本よりも解雇がしやすいです。

(かなり労働者に強い仕組みです)

タイ人労働者の解雇は一般的ですが、日本人の解雇はなかなかありません。

しかしある程度、日本人で解雇される人はいます。

解雇された失敗例

これまでタイやベトナムといった東南アジアの日系企業でキャリアを積み上げてきたCさん。

経験ポジションも営業から製造、生産管理、購買に至るまで幅広く経験してきました。

特に、日系企業ならではの日本本社と海外現地工場の調整役としての強みを持っていました。

英語ビジネスレベル、タイ語も日常会話レベルなら話せることから、日本本社の要求を的確に現地工場に波及させれる点が強みでした。

現職の会社が縮小することになったCさん。

50歳を超えて、今さら日本に戻る訳にもいかず、タイでの転職先を探していました。

これまで約15年の経験があり、語学力も問題ない点から「自分を欲している企業はたくさんいるだろう」と思っていました。

転職活動はエージェントを利用して、順調に進みました。



——-



無事、日系メーカー企業に転職できたCさん。

しかし入社初日から問題が発生しました。

これまで、Cさんが強みとしてきた「日本本社との調整役」という役割ではなく、

現地企業への営業活動やタイ現地社員との協業が求められる役割でした。

これまで「日本本社」という後ろ盾が付いていたCさんでしたが、完全に1人で仕事を進める必要があり、

慣れない営業活動や製造部門とのやり取りを行っていました。



——



入社から2週間が経過した頃に、日本人工場長との面談を行いました。

「正直に言うと、君は試用期間を突破できない」

と告げられます。

「…..。なんでですか?」

と尋ねるCさん。

「日本人というだけで君の給与はタイ人の3倍以上ある。

タイ人マネジャー陣は勤続15年の連中も多く、彼らから君への不満を言われているんだ….」

と語る日本人工場長。

タイ人社員との給与バランス、日本本社との調整役としての強みが活かせない、勤続年数の長いタイ人マネジャー陣からのクレーム。

この3点が重なって、日本人工場長からは「残念だが、次の転職先を見つけてくれ」と言われてしまったCさん。

短期離職で経歴に傷が付いただけで、完全な失敗に終わりました。

50代からのタイ転職・移住を成功させる3つのポイント

ここまで、50代タイ転職の失敗例を見てきました。

失敗例から導き出した「50代からのタイ転職・移住を成功させるポイント」を見ていきます。

少しでも失敗するリスクを減らしていきましょう。

50代タイ転職3つのポイント

・即戦力として活躍できる求人を狙う
・転職エージェントを利用して面接対策をする
・語学力は盛らずに伝える

それぞれを詳しく見ていきます。

① 即戦力として活躍できる求人を狙う

まず最も大切な点が「自分がこれまで経験してきたドンピシャ求人」を狙うことです。

逆に言えば『業界や職種がズレていれば、無理にチャレンジしない』という余裕を持つことが重要です。

例えば、自動車業界の営業をしてきた人であれば、そのまま「自動車業界の営業求人」を受けることです。

それが「半導体業界の営業求人」や「自動車業界の生産管理」のように『業界』や『職種』をズラしてはいけません。

50代・男性
50代・男性

職種変更は分かりますが、業界変更も難しいものですか…?

50代のタイ転職(海外転職全般)においては難しいです

企業側の採用視点から理由を解説していきます

タイに進出している日系企業の多くは「人材不足」です。

タイ現地化を進めている企業が多く、製造企業であれば各部門のトップに日本人が1名ずついる、なんてのは大企業だけです。

基本的に、1人が複数部門を兼任しています。

「人材不足」な企業が採用を行う場合、かなりの高確率で採用レベルを下げて内定を出してしまうのです。

日本国内であれば、面接にも進まないような人を「タイで応募してくれているから」という理由だけで、内定まで出してしまうのです。

入社後に業務のキャッチアップができれば問題ありませんが、人材不足の企業で教育リソースがあるはずもありません。

「業務は、自分でやりながら覚えてね」というスタンスが普通です。

なので、経験ドンピシャ求人を選択して、確実に会社に貢献できる形を選ぶべきなのです。

ここまでの要点を以下にまとめます。

要点のまとめ

・タイの日系企業は人材不足
・人材不足から採用レベルが下がる
・マッチしていない人でも内定が出る
・結果、入社後にきつい思いをする

⬇︎


・経験ドンピシャな求人を狙うことで入社後のミスマッチを防ぐことができる

② 転職エージェントを利用して面接対策をする

続いて2点目は「転職エージェントを利用して面接対策をする」です。

転職エージェントを使うことは、タイ転職において必須事項と言っても過言ではありません。

そもそも転職エージェントの非公開求人以外、まともな求人が掲載されていないからです。

また、タイの日系企業に転職する場合、面接対策を行うことが必須事項です。

なぜなら『面接官は人事専門ではないから』です。

上述したように、タイの日系企業は人材不足のため、人事のスペシャリストがいる企業は珍しいです。

多くの場合で、現地法人社長や営業マネジャー・工場長・日本本社役員が、一次面接から面接官として登場します。

タイ転職の面接官

・日本人マネジャー
・日本人工場長
・タイ法人社長
・タイ人GM
・タイ人工場長
・日本本社役員
・日本本社社長

※稀にマレーシア人や香港人、イギリス人等が参加することもあります。

採用意思決定者が近く、面接回数が多くないというメリットはありますが、当然デメリットもあります。

彼らは、面接慣れしている人事ではなく、経営・マネジメントを専門にする社長です。

分かりやすく言えば「面接してやってるんだぞ」というスタンスが強いのです。

だからこそ「面接対策」が必須なのです。

そして、面接対策をする上で最高のツールが「転職エージェント」です。

面接官とは面接日まで連絡を取れませんが、転職エージェントは連絡可能ですよね。

そこで、インターネット上に出ている企業情報に加えて、生の一次情報を転職エージェントから収集することが重要になります。

(タイ日系企業の中には、公式HPの整理をしていないような製造業企業も存在するので、生の一次情報は非常に重宝されます。)

ここまでの要点をまとめます。

要点のまとめ

・タイ転職の面接官は人事ではない
・面接慣れしていない経営陣が面接官
・上から目線の面接も想定される
・タイ人人事参加の英語面接も想定される

⬇︎

・可能な限り転職エージェントからの一次情報を入手して面接対策をすることが必須

50代・男性
50代・男性

面接対策をすることは分かりましたが、具体的にどんなことを転職エージェントに聞けば良いですか?

タイで転職エージェント経験のある筆者がズバリお答えします

結論、以下のような項目を聞けば、有意義な面接対策をすることができます。

有効な面接対策情報

・面接参加予定者を抑える
・採用背景を聞く(増員なのか退職補充なのか)
・これまでの採用経歴からどんな人が入社しているか
・面接で重視しているポイント
・面接官の人柄や特徴
・企業側の他候補者の状況

全てを聞く必要はありませんが「面接官に対して」や「採用背景に対して」という形で聞くのがオススメです。

大前提、選考企業のホームページや社長インタビュー記事、直近のニュースやIR情報などは目を通しておきましょう。

ちなみに、優秀な転職エージェントを味方に付けると、面接対策もできますし、例え面接で上手くいかなかったとしても企業側にフォローを入れてもらうことができます。

タイ転職に限った話ではないですが、優秀な転職エージェントを見つけることは、転職成功の鍵とも言えます。

私は「ビズリーチ」で優秀な転職エージェントを何人も見つけてきました。

ビズリーチ

③ 語学力は盛らずに伝える

最後に「語学力を盛らない」というポイントです。

タイ転職では「英語」と「タイ語レベル」を必ず聞かれます。

「英語だけでいいんじゃないの」と思う人は多いかもしれませんが、タイ人で英語をしっかり話せる人は稀です。

日系企業に勤めるタイ人でも、マネジャー陣だけしか英語は話せない、なんてことはよくあります。

特に製造系企業だと、普通にタイ語です。

入社後のリスクを考えて、語学力は盛らずに伝えることです。

選考企業に加えて、転職エージェント側にも、正確な語学力を伝えましょう。

なお、英語力は、以下のような形で分類しました。

英語レベルのランク分け

1. Fluent level
(ネイティブスピーカーと高度な会話のやり取りができるレベル。TOEICの目安は950点以上)


2. Business high Level
(ネイティブスピーカーを相手に営業ができるレベル。TOEICの目安は900~950点)


3. Business middle Level
(社内のネイティブスピーカーと問題なく会話ができるレベル。TOEICの目安は850点~950点)


4. Business low Level
(社外・社内問わず英語で問題なく会話ができるレベル。TOEICの目安は800点~900点)


5. Conversational high Level
(お客様に対して英語でプレゼンテーションや説明ができるレベル。TOEICの目安は450点~800点)


6. Conversational middle Level
(社内コミュニケーションで問題なく英語で会話ができるレベル。TOEICの目安は450点~800点)


7. Conversational low Level
(英語で簡単な自己紹介や会話ができ、社内コミュニケーションで活用できるレベル。TOEICの目安は450点~600点)


8. Basic Level
(簡単な英語で挨拶ができるレベル。TOEICの目安は250点~500点)


9. No English
(全く英語を話せないレベル。)

50代・男性
50代・男性

どのくらい英語力はあれば問題ないんでしょうか…。

タイ転職においては、最低限「7レベル」は欲しい所です

専門的な技術がある人は「9レベル」でもぶっちゃけ可能です

ただ語学力がなければ「通訳」を介してコミュニケーションをすることになります。

どうしても人を介在させてしまう事から、完璧な意思疎通が難しいのは事実です。

以上ここまで、50代タイ転職の3つのポイントを紹介しました。

50代タイ転職3つのポイント

・即戦力として活躍できる求人を狙う
・転職エージェントを利用して面接対策をする
・語学力は盛らずに伝える

50代転職にオススメの転職エージェント

50代タイ転職において、優秀な転職エージェントを見つけることは成功の秘訣とも言えます。

タイ転職は、日本国内に比べて圧倒的に情報が少なく、
転職エージェントから生の一次情報を仕入れることが重要だからです。

(中には、A転職エージェントにあって、B転職エージェントには存在しない求人もザラにある)

理想は3社に登録しておくこと!

担当エージェントとの相性が合わない可能性もあります

リクルートエージェント

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リクルートエージェントは、転職業界最大手のリクルートが運営している転職エージェントです。

全業界・全職種・全国に対応しており、中でも東南アジアに進出している日系企業の求人を多数保有しています。

業界最大級ですので「とりあえずリクルートエージェントに登録しておけ」と言われたこともあるのではないでしょうか。

担当エージェントとの面談で、
「タイ転職を希望します」とはっきり明言しておけば、タイ求人を紹介してもらえます。

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リクルートエージェントを利用してタイ転職をした体験談もまとめていますので、参考にしてみてください。

doda転職エージェント

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doda 転職エージェントは、業界二番手のパーソルキャリアが運営しています。

doda もリクルートエージェントと同じく、全業界・全職種・全国の求人紹介を行っております。

東南アジア各地域に拠点を持ち、
日本にいながら現地キャリアコンサルタントと連絡を取りながら転職活動を進めることができます。

初回面談で「タイ転職を希望します」と伝えておけば、タイ求人を紹介してもらうことができます。

リクルートエージェントよりも幅広めの求人が多く、50代以降のタイ転職でも有意義に利用できます。

▶︎ doda 転職エージェント
公式サイト:https://doda.jp/consultant/

ビズリーチ


続いて「ビズリーチ」です。

ビズリーチは、通常の転職エージェントと異なり、多数の転職エージェントや企業の採用担当者から直接オファー連絡が来ます。

なので、結果的に優秀な転職エージェントと巡り会う確率が高くなります!

特にタイ転職は、転職エージェントからの情報が非常に重要な要素になります。

無料利用でも十分な数のオファーや求人が届きますが、有料コースだとさらに良いサービスを期待できます。

また、ビズリーチには、
比較的高い年収幅の求人が多く出回っており、駐在員採用の求人が多い傾向があります。

▶︎ビズリーチ
公式サイト:https://www.bizreach.jp

まとめ:50代からタイ転職は十分成功できる!


さて、いかがでしたでしょうか。

ここまで、50代タイ転職の成功例とオススメの転職エージェントを紹介してきました。

タイ転職ならではのポイントを押さえ、適切な転職エージェントを利用すれば、50代からでもタイ転職で成功できるということがご理解頂けたかと思います。

タイ転職は、日本国内に比べて情報が少ないのが特徴です。

50代からの転職で失敗すればかなりの痛手なので、可能な限り失敗リスクを減らしていきましょう!

「そもそも50代からタイ転職して大丈夫?」と危惧している人には『キャリアコーチング』がオススメです。

特に「ライフシフトラボ」は、45歳以上のビジネスパーソンを対象に、転職、復業、独立という幅広い選択肢からキャリア戦略の助言をいただくことができます。

「タイ転職」に固執する必要はありませんので、選択肢を増やす意味合いで一度相談してみるのも良いでしょう。

・強みの棚卸し
・勝てる書類作成
・優良求人選び
・選ばれる面接対策

上記4点に強みがあり、
「転職エージェントではないので受講者に完全に寄り添ったサポート」が可能です!

50代キャリアに強いライフシフトラボ

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タイ転職に関する記事を以下にまとめました。

気になる所からご確認ください。

筆者の海外転職体験談
主に海外転職のキャリアを解説

タイ転職の失敗例と効果的な打ち手を考察
転職〜就職、赴任後まで考察

現地採用やめとけ論の結論
やめとけ派と推奨派の各10個の理由を考察

サバイサバイ人材の特徴とその後は?
タイで沈没する人の末路を解説

タイ現地採用の15万-20万バーツの求人リスト
たい現地採用で勝ち組に乗るには?

タイ現地採用の給与水準は?
日本円と比較して徹底解説【コロナ後】

タイ現地採用の手取り給与は?
日本円と比較して解説

タイ移住のデメリット20選は?
悲惨な末路を防ぐためには?

タイの現地採用は悲惨?
20代のリアル事情を解説

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