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50代からのタイ転職を予定しています。
転職で失敗しない方法やポイントを知りたいです…。
本ページに辿り着いた方は、
・50代からのタイ転職を目指している
・タイ転職で失敗しない方法を知りたい
・50代タイ転職の失敗例を確認しておきたい
上記のような疑問をお持ちのことでしょう。
タイは日系企業が多く進出する国であり、駐在員・現地採用・起業家・ノマドワーカーなど多数の人が居住・転職・移住しています。
しかし「50代で転職成功するのか?」や「50代歓迎の求人は多いのか?失敗しない?」という悩みは尽きないものです。
そこで本記事では、
50代からのタイ転職の失敗例を紹介しながら、失敗しない方法をまとめて紹介していきます。
結論、50代からのタイ転職は「転職エージェントの利用」が必須です。
タイの求人情報は日本国内に比べて圧倒的に少なく、転職エージェントを通じた「一次情報」を収集する必要があるからです。
50代からタイ転職を成功させるための転職エージェントを紹介します。
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目次
50代タイ転職・移住の失敗例は?

まず、50代タイ転職の失敗例を見ていきます。
50代で転職に失敗すれば、帰国するしか選択肢はありません。
タイ転職・移住は、残念ながら達成できません。
・語学の壁が乗り越えられず帰国
・体調を崩して帰国
・解雇されて帰国

これまで頑張ってきた経験を活かしてタイ転職をして失敗はしたくない…

タイの転職エージェントの私がリアルな実体験を共有します。
くれぐれも同じ轍は踏まないようにしましょう!
※ストーリー形式でお伝えしますが、フィクションではなく実際の経験をベースに基づいて構成しています。
失敗例
① 語学の壁が乗り越えられず帰国
まず最初の失敗例は「語学力」です。
結論「英語」か「タイ語」のどちらかは必須だと思ってください。
例外もありますので、後述します。
私が経験した、Aさんの失敗例を共有します。
<語学の壁が乗り越えられなかった失敗例>
これまでアメリカやオーストラリア、シンガポール等で活躍されてきたAさん。
現職に大きな不満はありませんでしたが、希望退職者の増加や年功序列賃金の廃止から、50代以降の給与アップが望めなくなってしまいました。
そこで、物価の低いタイに転職・移住して、妻とのんびり第二のワークライフを満喫しようとしました。
約20年以上の海外経験から、ビジネスレベルの英語は勿論、商談までこなせるAさん。
タイでも問題なく転職できると踏んでいました。
——-
タイの物流系企業に転職したAさん。
物流系企業は、海外とのやり取りが多く、Aさんの営業力を買われた形です。
しかし、社内の公用語は「タイ語」であり、社外での会話でしか「英語」は求められませんでした。
当然、社内タイ人への意思疎通は「タイ語」であり、他の日本人もある程度のタイ語をマスターしていました。
「英語ができれば大丈夫だろう」と余裕をぶっこいていたAさんは、社内コミュニケーションに問題が発生してきます。
——
タイ語を習得しようとして、タイ語学校に通い始めたが、フルで本業の仕事をしながら学習を続けることはかなり大変。
土日の時間を使うしかありませんでした。
結局、タイ語へのストレスから仕事も上手くいかなくなり、会社にいずらくなってしまいました。
失敗例
② 体調を崩して帰国
続いて「体調」が原因の失敗例です。
50代の健康管理は非常に重要です。
こちらも実際のBさんの経験をボヤかしながらお伝えします。
<体調を崩してしまった失敗例>
これまで製造現場の第一線で約30年自動車部品を製造してきたBさん。
製造部門だけではなく、生産管理、品質、新規開発、購買まで業務の幅を広げてきました。
現職を55歳で退職することになり、30代中盤で約4年駐在していたタイに戻ることを計画しました。
タイはトヨタ、日産を始めとした自動車メーカーが工場を構えており、ティア1ではなくても、ティア2、ティア3と沢山の自動車系製造会社がいます。
そこの一つに転職すれば、大丈夫だとう思っていたBさん。
——-
無事、ティア2の自動車製造会社に転職できたBさん。
これまで扱ってきた商材とも近しく、すぐに具材や部材のキャッチアップは完了しました。
タイ人エンジニアへの技術指導もありましたが、通訳がいるので問題ありません。
「日本語だけ」で仕事をすることができるので、語学のストレスは無しです。
現場にも慣れてきた2ヶ月が経過した頃、どうしても慣れないことが発生しました。
「寒さ」です。
タイで寒い?と思う方もいるかもしれませんが、
製造現場のクーラーが効きすぎて寒い…といった事例は数多くあります。
Bさんも製造現場のクーラーが合わずに、体調を崩す日々が続きました。
最初はすぐに治るだろうと思って、サミティベート病院に通院する程度でしたが、なかなか治りません。
それもそのはず。
1日の8時間以上を過ごす仕事場の環境が寒いのです。
帰宅しても体調の悪さは続きます。
おまけに外に出れば蒸し暑い。
これでは、体調も崩します。
——
そんなこんなでさらに3ヶ月が経過しましたが、慣れる気配はなく、
約半年で帰国する形になりました。
失敗例
③ 解雇されて帰国
最後に「解雇されて帰国」という失敗例を見ていきます。
タイは労働法上、日本よりも解雇がしやすいです。
(それでも、かなり労働者に強い仕組みです)
タイ人労働者の解雇は一般的ですが、日本人の解雇はなかなかありません。
しかしある程度、日本人で解雇される人はいます。
<解雇された失敗例>
これまでタイやベトナムといった東南アジアの日系企業でキャリアを積み上げてきたCさん。
経験ポジションも営業から製造、生産管理、購買に至るまで幅広く経験してきました。
特に、日系企業ならではの日本本社と海外現地工場の調整役としての強みを持っていました。
英語ビジネスレベル、タイ語も日常会話レベルなら話せることから、日本本社の要求を的確に現地工場に波及させれる点が強みでした。
現職の会社が縮小することになったCさん。
50歳を超えて、今さら日本に戻る訳にもいかず、タイでの転職先を探していました。
これまで約15年の経験があり、語学力も問題ない点から「自分を欲している企業はたくさんいるだろう」と思っていました。
転職活動はエージェントを利用して、順調に進みました。
——-
無事、日系メーカー企業に転職できたCさん。
しかし入社初日から問題が発生しました。
これまで、Cさんが強みとしてきた「日本本社との調整役」という役割ではなく、
現地企業への営業活動やタイ現地社員との協業が求められる役割でした。
これまで「日本本社」という後ろ盾が付いていたCさんでしたが、完全に1人で仕事を進める必要があり、
慣れない営業活動や製造部門とのやり取りを行っていました。
——
入社から2週間が経過した頃に、日本人工場長との面談を行いました。
「正直に言うと、君は試用期間を突破できない」
と告げられます。
「…..。なんでですか?」
と尋ねるCさん。
「日本人というだけで君の給与はタイ人の2倍以上ある。
タイ人マネジャー陣は勤続10年の連中も多く、彼らから君への不満を言われているんだ….」
と語る日本人工場長。
タイ人社員との給与バランス、日本本社との調整役としての強みが活かせない、勤続年数の長いタイ人マネジャー陣からのクレーム。
この3点が重なって、日本人工場長からは「残念だが、次の転職先を見つけてくれ」と言われてしまったCさん。
短期離職で経歴に傷が付いただけで、完全な失敗に終わりました。
さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで3つの失敗例を見ていきました。
もう一度お伝えしますが、フィクションではなく実際の経験に基づいて構成しています。
つまり『盛っている話ではなく、現実に起こりうる失敗例』という事です。

50代からの転職で失敗すると取り返しがつきません。
できる限り失敗可能性を防いで対策する必要があります。
50代タイ転職・移住のポイントは?

ここまで、50代タイ転職の失敗例を見てきました。
失敗例から導き出した「50代タイ転職の抑えておくべきポイント」を見ていきます。
少しでも失敗可能性を低くしていきましょう。
・経験ドンピシャ求人を狙う
・転職エージェントを利用して面接対策をする
・語学力は盛らずに伝える
それぞれを詳しく見ていきます。
ポイント
① 経験ドンピシャ求人を狙う
まず最も大切な点が「自分がこれまで経験してきたドンピシャ求人」を狙うことです。
逆に言えば『業界や職種がズレていれば、無理にチャレンジしない』という余裕を持つことが重要です。
例えば、自動車業界の営業をしてきた人であれば、そのまま「自動車業界の営業求人」を受けることです。
それが「半導体業界の営業求人」や「自動車業界の生産管理」のように『業界』や『職種』をズラしてはいけません。

職種変更は分かりますが、業界変更も難しいものですか…?

50代のタイ転職(海外転職全般)においては難しいと思います。
企業側の採用視点から理由を解説していきます。
タイに進出している日系企業の多くは「人材不足」です。
タイ現地化を進めている企業が多く、製造企業であれば各部門のトップに日本人が1名ずついる、なんてのは大企業だけです。
基本的に、1人が複数部門を兼任しています。
「人材不足」な企業が採用を行う場合、かなりの高確率で採用レベルを下げて内定を出してしまうのです。
日本国内であれば、面接にも進まないような人を「タイで応募してくれているから」という理由だけで、内定まで出してしまうのです。
入社後に業務のキャッチアップができれば問題ありませんが、人材不足の企業で教育リソースがあるはずもありません。
「業務は、自分でやりながら覚えてね」というスタンスが普通です。
なので、経験ドンピシャ求人を選択して、確実に会社に貢献できる形を選ぶべきなのです。
ここまでの要点を以下にまとめます。
<要点をまとめると…>
・タイの日系企業は人材不足
・人材不足から採用レベルが下がる
・マッチしていない人でも内定が出る
・結果、入社後にきつい思いをする
⬇︎
・経験ドンピシャな求人を狙うことで入社後のミスマッチを防ぐことができる
ポイント
② 転職エージェントを利用して面接対策をする
続いて2点目は「転職エージェントを利用して面接対策をする」です。
転職エージェントを使うことは、タイ転職において必須事項と言っても過言ではありません。
そもそも転職エージェントの非公開求人以外、まともな求人が掲載されていないからです。
また、タイの日系企業に転職する場合、面接対策を行うことが必須事項です。
なぜなら『面接官は人事専門ではないから』です。
上述したように、タイの日系企業は人材不足のため、人事のスペシャリストがいる企業は珍しいです。
多くの場合で、現地法人社長や営業マネジャー・工場長・日本本社役員が、一次面接から面接官として登場します。
<タイ転職の面接官>
・日本人マネジャー
・日本人工場長
・タイ法人社長
・タイ人GM
・タイ人工場長
・日本本社役員
・日本本社社長
※稀にマレーシア人や香港人、イギリス人等が参加することもあります。
採用意思決定者が近く、面接回数が多くないというメリットはありますが、当然デメリットもあります。
彼らは、面接慣れしている人事ではなく、経営・マネジメントを専門にする社長です。
分かりやすく言えば「面接してやってるんだぞ」というスタンスが強いのです。
だからこそ「面接対策」が必須なのです。
そして、面接対策をする上で最高のツールが「転職エージェント」です。
面接官とは面接日まで連絡を取れませんが、転職エージェントは連絡可能ですよね。
そこで、インターネット上に出ている企業情報に加えて、生の一次情報を転職エージェントから収集することが重要になります。
(タイ日系企業の中には、公式HPの整理をしていないような製造業企業も存在するので、生の一次情報は非常に重宝されます。)
ここまでの要点をまとめます。
<要点をまとめると…>
・タイ転職の面接官は人事ではない
・面接慣れしていない経営陣が面接官
・上から目線の面接も想定される
・タイ人人事参加の英語面接も想定される
⬇︎
・可能な限り転職エージェントからの一次情報を入手して面接対策をすることが必須

面接対策をすることは分かりましたが、具体的にどんなことを転職エージェントに聞けば良いですか?

タイで転職エージェント経験のある筆者がズバリお答えします
結論、以下のような項目を聞けば、有意義な面接対策をすることができます。
<有効な面接対策情報>
・面接参加予定者を抑える
・採用背景を聞く(増員なのか退職補充なのか)
・これまでの採用経歴からどんな人が入社しているか
・面接で重視しているポイント
・面接官の人柄や特徴
・企業側の他候補者の状況
全てを聞く必要はありませんが「面接官に対して」や「採用背景に対して」という形で聞くのがオススメです。
大前提、選考企業のホームページや社長インタビュー記事、直近のニュースやIR情報などは目を通しておきましょう。
ちなみに、優秀な転職エージェントを味方に付けると、面接対策もできますし、例え面接で上手くいかなかったとしても企業側にフォローを入れてもらうことができます。
タイ転職に限った話ではないですが、
優秀な転職エージェントを見つけることは、転職成功の鍵とも言えます。
私は「ビズリーチ」で優秀な転職エージェントを何人も見つけてきました。

▶︎ ビズリーチ
公式サイト:https://www.bizreach.jp
ポイント
③ 語学力は盛らない
最後に「語学力を盛らない」というポイントです。
タイ転職では「英語」と「タイ語レベル」を必ず聞かれます。
「英語だけでいいんじゃないの」と思う人は多いかもしれませんが、タイ人で英語をしっかり話せる人は稀です。
日系企業に勤めるタイ人でも、マネジャー陣だけしか英語は話せない、なんてことはよくあります。
特に製造系企業だと、普通にタイ語です。
入社後のリスクを考えて、語学力は盛らずに伝えることです。
選考企業に加えて、転職エージェント側にも、正確な語学力を伝えましょう。
なお、英語力は、以下のような形で分類しました。
1. Fluent level
(ネイティブスピーカーと高度な会話のやり取りができるレベル。TOEICの目安は950点以上)
2. Business high Level
(ネイティブスピーカーを相手に営業ができるレベル。TOEICの目安は900~950点)
3. Business middle Level
(社内のネイティブスピーカーと問題なく会話ができるレベル。TOEICの目安は850点~950点)
4. Business low Level
(社外・社内問わず英語で問題なく会話ができるレベル。TOEICの目安は800点~900点)
5. Conversational high Level
(お客様に対して英語でプレゼンテーションや説明ができるレベル。TOEICの目安は450点~800点)
6. Conversational middle Level
(社内コミュニケーションで問題なく英語で会話ができるレベル。TOEICの目安は450点~800点)
7. Conversational low Level
(英語で簡単な自己紹介や会話ができ、社内コミュニケーションで活用できるレベル。TOEICの目安は450点~600点)
8. Basic Level
(簡単な英語で挨拶ができるレベル。TOEICの目安は250点~500点)
9. No English
(全く英語を話せないレベル。)

どのくらい英語力はあれば問題ないんでしょうか…。

タイ転職においては、最低限「7レベル」は欲しい所ですね。
専門的な技術がある人は「9レベル」でもぶっちゃけ可能です。
ただ語学力がなければ「通訳」を介してコミュニケーションをすることになります。
どうしても人を介在させてしまう事から、完璧な意思疎通が難しいのは事実です。
以上ここまで、50代タイ転職の3つのポイントを紹介しました。
・経験ドンピシャ求人を狙う
・転職エージェントを利用して面接対策をする
・語学力は盛らずに伝える
まとめ:50代タイ転職・移住はポイントを抑えることが重要!

さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、50代タイ転職の失敗例とポイントを紹介してきました。
50代タイ転職は、現実的な可能性が高いがポイントを抑えていなければ簡単に失敗してしまうことがご理解頂けたかと思います!
最後に、要点をもう一度まとめて終了とします。
・50代タイ転職の失敗事例は多数ある
・語学力、体調、解雇される失敗例がある
・一方で、ポイントさえ抑えれば失敗リスクを減らせる
・経験合致、面接対策、語学力を抑えることが重要

タイ転職は、日本国内に比べて情報が少ないのが特徴です。
50代からの転職で失敗すればかなりの痛手なので、可能な限り失敗リスクを減らしていきましょう!
「そもそも50代から転職して大丈夫?」と危惧している人には『キャリアコーチング』がオススメです。
特に「ライフシフトラボ」は、45歳以上のビジネスパーソンを対象に、転職、復業、独立という幅広い選択肢からキャリア戦略の助言をいただくことができます。
「タイ転職」に固執する必要はありませんので、選択肢を増やす意味合いで一度相談してみるのも良いでしょう。

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