はじめに ▶︎

【7つの違い】話が分かりやすい人と、話が分かりにくい人とは?

話が分かりやすい人と、話が分かりにくい人には、どんな違いがあるのでしょうか?

なんとなくあの人の話は分かりにくい…

と感じる人はいるでしょう。


もちろん、私も感じる人はいます。


本音を言うと、ほとんどの上司の話が分かりにくい…..と思っているほどです。(笑)


一方で、究極的に話が分かりやすい人もいるのが事実です。話の要点が分かりやすく、新しいアイデアを生み出す話が出来る人もいます。

一体、彼らの違いは何なのか

そこで、本日は「話が分かりやすい人」と「話が分かりにくい人」の違いを7つのポイントにまとめて言語化してみました。


それでは、早速見ていきましょう。

1.結論から話す人と、過程から話す人


断言します。

話が分かりやすい人は「結論」から話します。
話が分かりにくい人は「過程」から話します。

結論が1番大事


例えば

「今日の営業どうだった?」

という、上司から質問があったとしよう。


話が分かりやすい人は

「5社中3社の受注を獲得しました。残り2社は検討中で来週開けに再度訪問する予定です。

と結論から話します。


話が分かりにくい人は

最初に訪問したA社は上手く行きました。次に行ったB社は、アイスブレイクが上手くいきませんでした。D社の人は気前よくコーヒーも奢ってくれましたよ。

と過程を話します。

2. 具体的に話す人と、抽象的に話す人


次に「具体的」と「抽象的」です。

話が分かりやすい人は「具体的」に話します。
話が分かりにくい人は「抽象的」に話します。



次のお客様には500万円のAプランで費用対効果を高める様な施策を提案しましょう。」と数字を交えながら分かりやすく話す人がいます。


しかし、一方で

次のお客様が満足して頂けるようなAプランで提案しましょう。

と話す人もいます。


抽象的な話は、基本的にコミュニケーションミスに繋がる可能性が高いです。

基本的に、具体的に話した方が分かりやすい話が出来ます。

具体的な話の方が伝わりやすい

しかし、例外もあります。



関係構築が出来上がっている間柄では、抽象的な話の方が分かりやすい話が出来るケースもあります。

3. 相手目線で話す人と、自分目線で話す人


3つ目は「目線」の話です。

相手目線で話す人は分かりやすい話が出来ます。
自分目線で話す人は分かりにくい話になります。



コミュニケーションは意思疎通です。相手に意思が伝わらなければ意味がありません。


相手に伝える事を目的とせず、「話すこと」そのものを目的にしてしまう人がいます。


上記の

「今日の営業どうだった?」


に対しても「上司目線」で話すことが出来る人は上司から”話の分かりやすい人”という印象を持たれるでしょう。



一方で「自分目線」で話す人は、自分の話したいことを話すだけになり、”話の分かりにくい人”という印象を持たれるでしょう。

コミュニケーションは「伝える」が目的

「話す」が目的になってはいけない

4. 固有名詞で話す人と、指示代名詞で話す人

4つ目は「名詞の使い方」です。

話の分かりやすい人は固有名詞を使います。
話の分かりにくい人は指示代名詞を使います。



固有名詞とは、名前や地名、会社名、といった明確に対象を限定できる言葉です。


一方で指示代名詞は「これ」「それ」「あれ」といった言葉です。



話の分かりにくい人は

あ、これをあの人に渡しといて

という言葉を平気で使います。


これ」や「あの人」が指す対象を聞き手が考えなればいけません。


「これ」は手に持っている書類のことだろう。
「あの人」は、さっきまで話していたお客様のことだろう。



と、考えなければいけない。

考えるのは疲れるな〜

話の分かりやすい人は

「資料を受付でお待ちしているお客様に渡しておいて」


と言う。


「細かな言葉の使い方」が話の分かりやすさを決めています。

言葉は相手へのプレゼント!

5. 聞き手のレベルで話す人と、自分のレベルで話す人

5つ目は、相手のレベルに話を合わせるかどうかの違いです。

聞き手のレベルに合わせて話す人は分かりやすい話ができます。
自分のレベルで話す人は分かりにくい話になります。


そもそも「分かりにやすいかどうかの判断」は聞き手がするものです。


自分自身で「分かりやすい話が出来た」と豪語している人の話ほどつまらないものはありませんからね。

話の分かりやすさは、聞き手が判断するもの!

小学2年生に話す言葉と大学生に話す言葉は変えなければいけない。


例えば「環境問題」について説明するとしよう。


小学2年生には

「身近に存在する自然の山や川が汚れている」

といった表現をする。



大学生には

「二酸化炭素の排出量規制や、ゴミの再利用を国と企業が進めている


といった話をするだろう。


聞き手のレベルに合わせて話をする能力は、ビジネスパーソンであれば当然求められるスキルになります。


6. 簡単な言葉で話す人と、難解な言葉で話す人

6つ目は、簡単な言葉と難解な言葉です。

話の分かりやすい人は簡単な言葉を使います。
話の分かりにくい人は難解な言葉を使います。



話の分かりにくい人は、難解な言葉や横文字、英語を使い”かっこよく”話そうとします。


確かに、難解な例え表現や横文字を使えば、かっこよく聞こえるかもしれません。


あの人は、難しい言葉を知っていて頭が良さそうだ

と思われる事を期待しているのかもしれません。


だが、何度も言いますがコミュニケーションは「伝える」が目的です。
かっこよく話す」は目的ではありません。

コミュニケーションは伝えること!


話の分かりやすい人は、聞き手が理解しやすい簡単な言葉を模索して話すものです

7. 魂を込めて話す人と、作業の一環で話す人

最後は「気持ち」です。

分かりやすい話が出来る人は「魂」を込めて話します。
分かりにくい話をする人は「作業の一環」で話します。



一対一の会話に限らず、多数に向けて話す場合も「」を込めて話す人の話は伝わりやすい。人は感情で動くからです。


「魂」は少々言い過ぎかもしれませんが、「気持ち」が入っているかどうかは重要です。



コールセンターでの会話が良い例です。


マニュアル通りに淡々と話す人よりも、あなたに寄り添ってカスタマイズしてくれた話の方が理解しやすいものです。

最後はやっぱり「感情」が大事だね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。


話が分かりやすい人と、分かりにくい人の7つの違いをまとめます。

7つの違い

①「結論」か「過程」から話すか
②「具体的」か「抽象的」に話すか

③「相手目線」か「自分目線」で話すか

④「固有名詞」か「指示代名詞」で話すか

⑤「聞き手レベル」か「自分レベル」で話すか

⑥「簡単な言葉」か「難解な言葉」で話すか

⑦「魂を込めて話す」か「作業の一環」で話すか

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