【松下 幸之助の名言】自分の仕事 – 全文と読後感

本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ

全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。

経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。

松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。

人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる

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自分の仕事どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つので、
世の中の人々が求めているのでなければ、
その仕事は成り立つものではない。
人々が街で手軽に靴を磨きたいと思えばこそ、
靴磨きの商売も成り立つので、さもなければ靴磨きの仕事は生まれもしないであろう。
だから、自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと思うのはとんでもないことで、
本当は世の中にやたせてもらっている世の中の仕事なのである。
ここに仕事の意義がある。
自分の仕事をああもしたい、こうもしたいと思うのは、
その人に熱意があればこそで、まことに結構なことだが、
自分の仕事は世の中の仕事であるということを忘れたら、
それはとらわれた野心となり小さな自己満足となる。
自分が伸びるか伸びないかは、世の中がきめてくれる。
世の中の求めのままに、自然に自分の仕事をのばしいてゆけばよい。
大切なことは、世の中にやたせてもらっているこの仕事を、
誠実に謙虚に、そして熱心にやることである。
世の中の求めに、精一杯こたえることである。
おたがいに、自分の仕事の意義を忘れたくないものである。

さて、いかがだろうか。

仕事は、自分が進めているのではなく、社会が与えてくれたもの、と捉える心が必要である。

仕事ができる優秀なビジネスパーソンほど「自分がしてあげてるんだ」という驕り昂りの心が芽生えてしまう。

しかし、グッと我慢が必要である。

仕事とは需要であり、人々の欲求である。

その欲求に愚直に素直に応えていくことが、本当の仕事と言うものである。

私自身も、仕事をしてやってあげてる感がある点は否めないので、自戒を込めて、だ。

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