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20代で次の会社を決めずに辞めても大丈夫…?
退職しても大丈夫なケースや転職に失敗しないコツは?
このページにたどり着いた人は、
・20代で次の会社を決めずに退職しても大丈夫?
・仕事辞めたいけど次がない人の末路は?
・次を決めずに辞めても良いパターンや判断基準は?
という疑問や悩みを解決していきます。
仕事辞めたいけど次の仕事が決まってなくて悩んでいる20代は多いですよね。
「仕事辞めたいけど次がない状態で退職は大丈夫?」や「20代で良い転職先を見つけるには?」という不安に悩まされている人も多いはずです。
そこで、仕事辞めたいけど次がない20代に向けて、現実や末路、20代から失敗しない転職活動のノウハウやコツを解説します。
仕事辞めたいけど次が決まっていない時の対処法や、失敗しないコツを紹介します!
目次
【結論】20代で次を決めずに退職してもOKだがリスクはある
結論をお伝えすると、20代で次の会社を決めずに退職するのはおすすめできません。
20代で離職中の場合、転職活動で不利になり、満足する転職先を見つけられないリスクが高くなるからです。
・離職が長引き転職活動で不利になるから
・収入がなくなり、貯金も減っていくから
・焦って転職先を妥協して選んでしまうから
・転職先が決まるまで約3.5ヶ月かかるから
それぞれの理由を解説していきます。
① 離職が長引き転職活動で不利になるから
20代の転職活動平均期間は、株式会社リクルートのアンケート結果によれば「3.5ヶ月」です。
転職活動は、予想以上に長引きます
履歴書の空白期間が長引くと、転職活動に不利になることも、、、
20代で転職活動を開始した場合、次の転職先が決まるまで平均3.5ヶ月の時間が必要です。
履歴書や職務経歴書の準備から始め、複数回の面接を受けることを想定すると、どうしても3ヶ月以上時間を要します。
3ヶ月以上の間、収入0円で生活しなければいけなくなります。
離職期間が長くなると、転職活動も不利になりそうですよね…
仮に、貯金が60万円あった場合でも、1ヶ月に20万円ずつ使えば、3ヶ月で底をつきます。
また転職活動は、全てがスムーズに進むこともありません。
中には、希望していた企業から内定を受け取れない可能性も多いにあります。
面接でお見送りになれば、また最初から転職活動を再開しなければいけません。
転職活動は全て順調に進むことの方が珍しいです
希望していた企業からお見送り通知がきたり、予想より下回る年収オファーがきたりします
空白期間が長くなりすぎると面接官から「この期間は何をしていたのですか?」と突っ込まれた質問をされた時に、返答に困ってしまいます。
ばか正直に「転職活動をしていました」と回答した場合、「この人は他社も採用していない人だから、何か問題があるんだな」と疑いを掛けられるリスクもあります。
空白期間が6ヶ月や1年以上になれば、面接官からの印象が悪くなってしまいがちです。
要点をまとめると、、、
・20代の転職期間は「平均3.5ヶ月」
・年齢が上がると転職活動期間も長くなる
・離職期間が長引けば、企業からの印象も悪くなる
② 収入がなくなり、貯金も減っていくから
20代で、次の仕事を決めずに退職した場合、当然ですが、収入は0円になります。
20代で貯金がたくさんある人は珍しいですよね。
仮に、貯金が50万円程度しかなければ、約3ヶ月程度の生活費で使い切ってしまう恐れがあります。
50万円の貯金すらありません、、、、
当面の間は、親にお金を借りるしか選択肢がなくなりそうです…
20代で数ヶ月以上無収入で生活できる人は少なく、大多数の人がそこまで貯金をしていません。
給料が無くなり収入が0円になれば、少ない貯金を切り崩す生活になります。
収入が0円になることは、大きなリスクなので、次を決めてから退職した方が良いです。
20代で結婚している場合、月20万円以上のお金は必要なので、収入が0円になるのはかなりキツイです…
お金がどんどん減っていくことで、色々なデメリットや焦りが発生してしまいます。
③ 焦って転職先を妥協して選んでしまうから
次の就職先を決めずに退職した場合、離職期間が長くなることや、貯金が減っていく恐怖から「とにかく早く仕事をしなければ、、、」と焦って転職先を決めてしまう人がいます。
焦って意思決定をしてしまうと、年収が下がったりブラック企業に入社したりする可能性があります。
転職に失敗して短期離職を繰り返してしまう…なんて未来は嫌ですよね。
短期離職を繰り返してしまうと、人生に絶望していたり、人生詰んだと感じていたりする人も多いです。
20代で短期離職を繰り返してしまい、「人生詰んだ」や「負け組コースでヤバい」と感じている人もいます。
【解決】20代で2回目の短期離職をした人の末路は?で、短期離職のリアルな実態をまとめています。
転職活動で焦ってしまうと、満足のいく転職先を見つけられそうにないですよね…
私は現役の転職エージェントとして日々企業や求職者の方々と話をしていますが、離職中の求職者には、以下のようなデメリットが生じます。
離職している人に生じるデメリット
・時間がないので応募求人数を増やせない
・時間が限られるので面接も少なくなる
・企業に交渉権を取られ不利な条件を突きつけられる
・短い回答期限を設定される
↓
・企業側から足元を見られて、年収が低くなる
語弊のない言い方をすれば、離職中の求職者には、企業との年収・条件交渉で不利になる場合が多いです。
交渉は選択肢を多く持つ方が有利ですが、離職中の求職者は選択肢がどうしても少なくなるからです。
(特殊スキルや限られた経験を有する人は、例外です)
次を決めずに退職してしまった場合、多くのケースで企業側の言いなりになるような形でオファーを受諾することになります。
転職活動を有利に進めるなら選択肢を持つために「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」でスカウトを貰うのがおすすめです!
リクルートダイレクトスカウトを利用して、年収100万円アップした人もいました。
④ 転職先が決まるまで約3.5ヶ月かかるから
20代の転職活動は平均3.5ヶ月必要です。
年齢が上がるに連れて、転職活動の難易度は高くなります。
転職活動の難易度についてまとめました。
転職活動の難易度について
・年齢が若い方が、多くの企業に挑戦しやすい
・年齢が高いと、限られた企業にしか応募できない
・転職回数が少ないと書類通過率が高く面接に呼ばれやすい
・転職回数が多いと書類お見送り率が高く面接に呼ばれにくい
なので、年齢が高い × 転職回数が多い人だと、限られた企業にしか応募できない上に、応募した企業からも書類選考でお見送りになる確率が高いです。
あくまで全体的な統計の話なので、個々人の経験やスキル、求人企業の状況によって、書類通過率は変わります。
利用する転職エージェントを変更するだけでも、書類通過率を高め、たくさんの面接機会を貰い、早めに転職先を見つけることができますね。
20代の場合、「転職サイト<片面型転職エージェント<両面型転職エージェント」が当てはまります。
転職サイトは、担当アドバイザーがいませんので、書類通過率や内定獲得率は低いです。
「片面型」と「両面型」という、転職エージェントの種類があります。
結論「両面型転職エージェント」の方が、書類選考通過率を高め、早めに納得のいく転職先を見つけることができます。
両面型とは「企業」と「求職者」を両方同じ人が担当していることを意味します
両面型の方が、企業の人事責任者や経営陣、社長と繋がりがあるので、年収・条件交渉に強いという特徴があるからです。
20代におすすめの両面型転職エージェントは「アゲルキャリア」です。
アゲルキャリアの特徴
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以上ここまで、20代が次の転職先を決めずに退職することをおすすめしない4つの理由を紹介しました。
・離職が長引き転職活動で不利になるから
・収入がなくなり、貯金も減っていくから
・焦って転職先を妥協して選んでしまうから
・転職先が決まるまで約3.5ヶ月かかるから
20代で次がないのに仕事を辞めた人の割合は?
次がない状態で退職した20代はどのくらい?
20代で次の転職先が決まっていない状態で仕事を辞める人の割合について見ていきます。
株式会社リクルートが2022年に調査した結果では「45.1%」の人が、次の転職先が決まっていない状態で退職していました。
約40%の人が、次の転職先を決めずに退職している事実が分かりました。
意外に多いですよね。
実際に、X(旧ツイッター)には、「次を決めずに退職しても無事に転職先に就職できた」という声を確認できました。
前回、次を決めずに退職した。こんな機会はそうないからゆっくりしよう✨と思ったけど、気づいたら毎日7-8社と話したり(転職活動)、友人の会社の事業立ち上げを手伝ったりしてた。
— みほ☺︎森数美保|組織とキャリアを科学する人 (@MihoMorikazu) March 6, 2024
今回こそ…!と思ったけど、毎日アポ祭り🍞
暇なの好きじゃないんだろうなぁ。。
圧倒的人手不足な状態が続いており、離職中の人でも問題なく転職活動が進むということが分かりました。
私の友人・知人にも、転職先を決めずに退職したが、無事、納得のいく転職先を見つけている人もいます。
一方で、退職してからの転職活動に失敗したり苦労したりしている20代もいます。
経験やスキル、これまでの転職歴や業界・職種などによって、転職活動の難易度は大きく異なりますね。
要点をまとめると、、、?
・20代の45.1%が次を決めずに退職
・人手不足なので離職中でも転職に成功する人はいる
・個人の経験やスキルで転職難易度は変わる
仕事辞めたいけど次がない20代の対処法は?
「仕事を辞めたいけど、、、次が決まってない」という20代に向けて、対処法を解説していきます。
焦って退職届けを勢いで出してしまった、、、
という状態にならないように、できる限り事前に対策をしていきましょう。
おすすめの対処法
・有休を取って心身を休める
・社外の友人や家族に相談してみる
・転職先を探し始める
・20代推奨のスカウト転職サービスを利用する
・上司や経営陣に相談してみる
それぞれを詳しくみていきます。
① 有休を取って心身を休める
仕事を辞めたいと強く感じている人は、まず、休む必要があります。
瞬間的に「このクソ仕事、、、辞めたい!」と思って、突発的な行動をすることはあまり推奨しません。
そんな時は、有給休暇を使って心身を休めることがおすすめです。
できれば、数日や1週間近く休んで心身を落ち着かせる状況を作りましょう。
有休で休むと会社や同僚に迷惑がかかるので、、、
あまり休みづらいです、、、。
ブラックな環境で働いている人ほど、有給休暇が取りづらい傾向があります。
しかし、安心しましょう。
あなたが1人会社を休んだところで、会社はびくともしませんし、代わりの人があなたの仕事をしてくれます。
もしあなたが休んだら倒産する会社は、安定性がなさすぎるので、今すぐ辞めた方が良い会社と言えます。
(それか、あなた自身が社長のケースとか)
有休休暇を使い、数日間ゆっくりと休んでから、次のアクションを決めることが大切です。
従業員には、自由に有休休暇を取得する権利があります。
労働基準法第39条は、「使用者は、有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。」と記載しており、労働者の権利と定めています。
つまり、有休休暇を取得する際に「理由は不要」です。
また、従業員が有給休暇を申請した際に、会社が取得させないのは違法行為となります。
② 社外の友人や家族に相談してみる
「20代で仕事を辞めたいけど次がないから辞めれない」と1人で悩むより、友人や家族に相談してみることもおすすめです。
1人で悩みや不安を抱え込むよりかは、家族や親しい友人に話して聞いてもらうことで、不安が和らぐこともあります。
ポイントは「社外の人」を選びましょう。
いきなり社内関係者に相談してしまうと、退職意思が社内で広まってしまい、余計に居心地が悪くなってしまう可能性があるからです。
社外の友人や家族、親しい先輩、などに打ち明けてみましょう。
③ 転職先を探し始める
色々な人に相談しながら、並行して転職活動も進める必要があります。
上述したように、20代の転職活動の平均期間は「3.5ヶ月」です。
約3ヶ月半は、次の転職先を見つけるまでに時間が必要なので、早めに転職活動を開始するのがおすすめです。
なぜ、転職活動にそんなに時間がかかるの…?
一般的な転職活動の行うタスクと想定日数をまとめてみました。
転職活動で行うタスクと想定日数
・履歴書、職務経歴書の準備:1週間
・転職エージェントの選定(初回面談含む):1週間
・求人応募と書類選考:1週間
・一次面接調整&実施:2週間
・最終面接調整&実施:2週間
・内定オファー:1週間
・比較検討:1週間
⬇︎
合計7週間(1ヶ月と3週)
最速でも、7週間(約2ヶ月)が必要です。
もし仮に、書類選考に全て落ちてしまったり、面接でのお見送りが続いたりすると、なかなかオファーを貰えない状況が続きます。
あっという間に、3ヶ月、4ヶ月と時間だけが経過していきますよね。
なので、仕事を辞めるか悩んでいる時点で、少しでも早く転職活動に本腰を入れはじめるべきと言えます。
④ 20代推奨のスカウト転職サービスを利用する
20代で仕事が忙しすぎて、なかなか転職活動に本腰を入れられない人も多いはずです。
仕事を辞めたいけど次が決まっていない、、けど、転職活動をする時間もない、、、という人は、「スカウト転職サービス」がおすすめです。
スカウト転職サービスのおすすめは「ビズリーチ」と「リクルートダイレクトスカウト」です。
両者とも、ある程度の経験を積んだミドルマネジメント層が主要ターゲットですが、20代の私でも十分活用できています。
忙しい人は、とにかくスカウト転職サービスがおすすめです!
スカウト転職サービスの特徴
・面談の必要がない
・登録するだけで企業からスカウトが届く
・自分で求人や企業を精査する必要がある
・専任のキャリアアドバイザーはいない
・企業の採用責任者と直接やり取りできる
より詳しくスカウト型サイトの上手な使い方や、最大限利用する方法について、【3年利用】スカウト型転職サイトのオススメは?で解説しています。
転職活動をしながら、お小遣いが貰えるサービスもあります。
PayCareer(ペイキャリア)は、面談実施で3万円の報酬が貰える斬新な仕組みで、人気急上昇中のサービスです。
転職活動をしながら報酬も貰えるので、求職者に取って目から鱗のサービスですね!
20代の利用者も多く、お小遣いを貰いながら転職活動も進めることができます。
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実際に、私自身がペイキャリアを利用して、報酬3万円を受け取るまでについては、【本気のスカウトしか届かない】PayCareer(ペイキャリア)の評判は?で詳しく解説しています。
⑤ 上司や経営陣に相談してみる
最後の手段として、上司や経営陣に相談してみることも方法のひとつです。
しかし、最終手段として最後まで取っておくことをおすすめします。
上司や経営陣に相談して退職しなかった場合、ほとんどの場合で異動や何かしらの対処が行われ、自分が望んでいた結果に働かないことが多いからです。
上司や経営陣からすれば、「仕事を辞めたいという相談」や「退職の相談」をしてくる人を、戦力としてカウントはできないからです。
よほど上司や経営陣と親密な関係性で、相談することで仕事が前向きになったり、方針が変わったりする可能性が高い人だけ、相談するようにしましょう。
上司や経営陣に相談することは、ほぼ退職することが前提での相談になります
以上ここまで、仕事を辞めたいけど次の転職先がない20代の対処法を5つ解説しました。
おすすめの対処法
・有休を取って心身を休める
・社外の友人や家族に相談してみる
・転職先を探し始める
・20代推奨のスカウト転職サービスを利用する
・上司や経営陣に相談してみる
20代は問題ない!次を決めずに辞めても大丈夫な理由は?
20代なら仕事辞めても問題ないって言われるけど、本当はどう?
20代だと、まだまだ若いので「次を決めずに仕事を辞めても大丈夫」と言われることが多いです。
20代だと次を決めずに辞めても問題ないと言われる理由を解説していきます。
・20代は企業からの需要が多いから
・転職後にキャリアを挽回できるから
・一度、精神や体を壊すと余計に時間がかかるから
それぞれを詳しく解説していきます。
理由① 20代は企業からの需要が多いから
次を決めずに辞めても問題ないと言われる理由として、「20代は企業からの採用需要が高い」点が挙げられます。
簡単に言えば、20代は再就職しやすく、年齢が上がるに連れて再就職のハードルが高くなります。
実際、20代は「第二新卒」と呼ばれますよね。
近年では、第二新卒向けの求人は右肩上がりに伸び続けていますよね。
2016年のマイナビによる調査では、
「2030年頃まで第二新卒枠の積極採用が続く」と推測されています。
約60%以上の企業で、第二新卒の採用が活発なんですね
日本全体で労働人口が減少していく中で、大多数の企業が人手不足を感じているのは間違いありません。
なので、20代で次を決めずに辞めても、すぐに転職先が見つかるので問題ないと言われます。
理由② 転職後にキャリアを挽回できるから
次を決めずに辞めても問題ない理由として、20代はまだまだキャリアを挽回できる機会がたくさんあるからです。
40代や50代で無職ニートになると、再就職先も無くなってしまうケースが考えられますが、20代だとまだまだ大丈夫です。
再就職のハードルが低く、転職にも成功しやすいからです。
20代でキャリアに失敗しても、まだまだ挽回できる時間があります
実際、20代で多少失敗しても、30代や40代で仕事を頑張ってキャリアを挽回できた人も多いです。
理由③ 一度、精神や体を壊すと余計に時間がかかるから
20代で精神を崩すと大変です。
一度でも精神や体を壊してしまうと、何ヶ月、何年も療養をしなければいけない状態に陥ってしまいます。
適応障害やうつ病、自律神経失調症、心身症などは、多くの人が発症してしまっています。
20代で病気を患うよりかは、パッと辞めてしまった方が得策ですよね…
精神を壊すよりかは、給料が安くても精神的に楽な仕事を見つけることも有りです。
例えば、精神的に楽な仕事は、以下のような仕事があります。
精神的に楽な仕事20選!
給料が低くても精神的に楽な仕事を見つける方が、はるかに良いですよね。
さらに詳しい内容は、給料安くてもいいからとにかく精神的に楽な仕事20選!を参考にしてみてください。
20代で次を決めずに仕事を辞めるリスク・デメリットは?
20代で次を決めずに仕事を辞めて無職になることは、一定のリスクやデメリットがあります。
リスクやデメリットも認識した上で、意思決定することが大切です
・収入が途絶えお金の不安が増える
・世間や知人からの目が冷たくなる
・履歴書に空白期間ができ転職難易度が上がる
・無職になり生活が乱れる
それぞれを詳しく解説していきますね。
リスク・デメリット
① 収入が途絶えお金の不安が増える
20代で次を決めずに仕事を辞めるデメリットとして、収入が途絶えることが最も大きなリスクです。
収入がなくなることで、お金の不安が一気に増えます。
貯金が少なければ、なおさら不安になります。
貯金が10万円ちょっとしかなくて、、、、親に借りるしかありません..
次を決めずに辞めるリスクとして、収入が無くなりお金への不安が増大することは覚悟しておかなければいけません。
仮に、生活費の6ヶ月分以上の貯金があれば、そこまで大きな心配には及ばないはずです。
リスク・デメリット
② 世間や知人からの目が冷たくなる
20代で次を決めずに辞めるデメリットとして、世間や知人からの目が冷たくなることもあります。
「無職」というレッテルを貼られ、社会から除け者扱いをされます。
例えば、地域の人や大学の友人、先輩などから冷ややかな目で見られることがあります。
「あの人、無職になったんだって、、、」と、後ろ指を刺されながら生活を送らなければいけません。
20代は、ほとんど全員が働いていることもあり、無職になれば世間から風当たりは強いです…
リスク・デメリット
③ 履歴書に空白期間ができ転職難易度が上がる
20代で次を決めずに辞めるリスクとして、空白期間により転職難易度が上がることも考えられます。
「20代は転職しやすい」ことは間違いありませんが、履歴書の空白期間が長くなればなるほど、再就職のハードルは高くなります。
仮に、3ヶ月程度の空白期間であれば問題ありませんが、1年や2年を超えてくると、必ず面接で理由を聞かれるようになります。
リスク・デメリット
④ 無職になり生活が乱れる
20代無職になることで、生活リズムが乱れ、怠惰な時間を過ごしてしまう人も多いです。
「会社で働く8時間」がまるまる余暇時間になり、仕事のストレスや疲れもないので、100%自分の好きなことに時間を使えます。
人間は、楽に流れる生き物です。
20代で仕事がなければ、毎日昼過ぎに起きて、だらだらと夕方まで過ごし、夜に飲みに行って散財する、、、、みたいな廃人のような生活になります。
最初の1週間は、楽で楽しいかもしれませんが、やがて飽きてきます。
仕事がない嬉しさもありますが、無さすぎるのも良くないですよね…
20代で無職になってしまった人は、無職が不安で辛い?20代後半からの自分磨きで正社員になる方法。も参考にしてみてください。
以上ここまで、次の仕事を決めずに辞めるリスクやデメリットを4つ紹介しました。
・収入が途絶えお金の不安が増える
・世間や知人からの目が冷たくなる
・履歴書に空白期間ができ転職難易度が上がる
・無職になり生活が乱れる
【体験談】20代で次がないのに退職した人はどうなる?
ここからは、仕事辞めたいけど次がない20代で、退職した人の現実や末路を確認していきます。
体験談と一緒に確認していきます。
・無職期間が長引き、転職に失敗する
・貯金を切り崩してしまう
・派遣やアルバイトで食い繋ぐ生活になる
それぞれを詳しく見ていきましょう。
20代で次がないのに退職した人の現実
① 無職期間が長引き、転職に失敗する
20代で次がないのに退職してしまうと、無職・離職期間が長引いてしまいます。
無職・離職期間が長引いてしますと、転職活動に焦ってしまい、転職に失敗してしまうケースがあります。
20代は、みんな働いているので、無職だと精神的にもツライですね…
以下のような、悪循環に陥っている人も多いです。
20代無職が陥る悪循環
・20代で次がないのに退職する
⬇︎
・無職、離職期間が長引く
⬇︎
・焦って転職先を妥協で決めてしまう
⬇︎
・短期離職で、また無職になる
20代以上で転職に失敗し、短期離職を繰り返すケースは悲惨です。
転職市場内での価値が下がり、転職活動が不利になるばかりだからです。
実際に無職期間が長引き、転職に失敗した人や後悔している人も確認できました。
今まで払ってきたから失業保険もらいたいっていう理由だけで次の職を決めずに退職した友人。手続き面倒だし、支払いは2、3ヶ月後からだし、定期的にハロワに行く必要があるし、たいした額でないから日々の生活も微妙だし、いざ仕事探しを始めても切羽詰まった感が出て焦るから探しておけばと後悔してた
— MD / 情シス→フルリモPMO (@digitalgakari) January 23, 2023
20代で次がないのに退職した人の現実
② 貯金を切り崩してしまう
次を決めずに退職した場合、「生活費」を貯金から切り崩すことになります。
収入が0円になり、毎日生活費を考えながら過ごすのは、かなり苦痛です。
「貯金が無くなったらどうしよう…」という不安が増すばかりです。
次を決めずに退職する場合、生活費は何ヶ月分くらい貯金があれば大丈夫ですか…?
一般的に安全ラインと言われるのは「3ヶ月分の生活費」です。
しかし実際、20代の転職活動で、3ヶ月で仕事が決まる人は早い方です。
(平均は、3.5ヶ月)
20代で収入がなくなり貯金を切り崩す不安に駆られている人は、「6ヶ月の生活費」を貯金しておくことをおすすめします。
実際に、次を決めずに退職したことで、貯金額が減っていく恐怖を感じた人もいました。
次を決めずにブチ切れ退職して貯金額が減っていくのも怖いっちゃ怖かったかな…。まぁ貯金はあったしすぐに次が見つかる自信もあったけど…。
— サラ (@bidoku) July 2, 2018
一人暮らしの人はその辺大変だよね…。まあ扶養家族のいる男性の方がもっと大変だけど。
20代で家族がいる場合、生活費も高いので、貯金を切り崩す生活になればかなり不安になりますよね..。
20代で次がないのに退職した人の現実
③ 派遣やアルバイトで食い繋ぐ生活になる
20代で次を決めずに退職した人は、正社員での転職活動が上手く進まず「派遣」や「アルバイト」といった非正規社員で食い繋ぐ生活を強いられる人もいます。
しかし、非正規社員の場合、雇用の安定性が少なく、企業から解雇されるリスクが高いです。
また「社会的信頼性の低さ」や「長期的なキャリアアップに繋がらない」などのデメリットも多いです。
派遣やアルバイト生活のデメリット
・給与が低い
・ボーナスが少ない or 無い
・社会的信頼性が低い
・解雇されるリスクが高い
・キャリアアップに繋がりにくい
など
20代で派遣・アルバイトをしていると、いわゆる「負け組」と言われることもあります。
スキマバイトや契約社員で食い繋いでいる人で、キャリアを挽回できる可能性はかなり低いです。
彼が「俺は組織で収まる人間ではない気がする」と根拠のない自信と共に次の就職先も決めず退職したのを覚えていますが、結局自分では何一つ出来ずにカフェのアルバイトで収まっているの、退職して数ヶ月の間遊び呆けていたところも含めて自業自得というか何一つ共感できなかったりする
— いみかわさん (@imikawa_san) February 22, 2024
以上ここまで、20代で次を決めずに退職した人の現実や末路について紹介してきました。
・無職期間が長引き、転職に失敗する
・貯金を切り崩してしまう
・派遣やアルバイトで食い繋ぐ生活になる
20代で次を決めずに辞めてもOKな判断基準は?
ここまで「仕事辞めたいけど次がない状態で辞めるのはおすすめできない」と解説してきました。
とは言え、「今すぐにでも仕事を辞めた方が良い状態の20代」もいます。
無理に仕事を続けることで、体を壊したり、精神を病んでしまったりして、人生が崩壊してしまうリスクがあるからです。
次の仕事が決まってない状態で辞めるのはおすすめしませんが、辞めてもOKなケースもあります
会社状態によっては、むしろ辞めた方が良いこともあります
・心身が疲弊して精神的に追い込まれている
・物理的に転職活動をする時間が確保できない
・度が過ぎたパワハラやセクハラ
それぞれを詳しく解説していきます。
① 心身が疲弊して精神的に追い込まれている
20代は、仕事の責任が増え、精神的に追い込まれる人も多いです。
仕事と家庭の二重ストレスから、心身が疲弊している人もいます。
精神的ストレスや肉体的疲労が溜まりすぎると、健康にも悪影響を及ぼします。
・夜眠れない
・食欲がない
・常に不安を感じる
・すぐにイライラする
・無気力感に襲われる
・±10キロ以上の体重の変化
・まぶたがヒクヒクする
・自然に笑えない
・涙が勝手に出る
・毎日お酒を飲んでしまう
上記のような症状が出ているなら、要注意です。
ストレスで人生が崩壊してしまう人もいるからです。
心の健康を守ることはとても大切です。
心身が疲弊して精神的に追い込まれている人は、要注意です
自分を守るためには、まずは心と体のリセットや休息が必要です。
自分の体や心が異常事態に陥っている場合、早めに退職して、仕事のことを忘れられる環境を作りましょう。
② 物理的に転職活動をする時間が確保できない
忙しすぎて転職活動の時間が取れない、、、そんな状況に陥っていませんか?
仕事の責任感が増え、毎日業務に追われ、土日も休む時間がない、、、。
そんな日々が続くと、次の仕事を探す余裕や転職活動を行う時間、面接を組む時間すらありませんよね。
物理的に「時間」が確保できず、転職活動を進められない場合は、退職することが先決です。
休みは週1日あるかないかですけど、、、それでも退職して大丈夫ですか?
転職活動には「時間」と「気力」が必要です。
転職活動に必要な時間
・求人内容を見る時間
・自己分析や職務経歴書を作成する時間
・応募企業を精査する時間
・面接対策の準備を行う時間
・面接を受ける時間
・転職エージェントと会話する時間
・内定オファーを考える時間
転職活動に必要な気力
・転職を真剣に考える気力
・オファーを受けるか辞退するかを決断する気力
・現職に退職連絡をする気力
「時間」と「気力」の両方とも仕事が忙しすぎて足りない場合は、先に退職するしか方法がありません。
しかし「時間」だけが足りず「気力」はある場合、スカウト型転職サービスを使うことで、限りなく転職活動に割く物理的時間を省くことができます。
転職活動を行う「気力」はある人は、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトを一度利用してみると良いでしょう。
スカウト型転職サービスを使うことで、現職が忙しい状態でも転職活動を進めることができます
気になった求人や詳しい内容を確認したい求人からスカウトが来た時だけ、返信すればOKです。
自分の経験やスキルに興味を持ってくれた企業を調べることで、自分の市場価値も一緒に推し量ることが可能です。
実際に、ビズリーチを使って年収1,000万円以上の転職に成功した人の話は、【年収1,000万円の転職体験談】ビズリーチ利用の評判や口コミは?で詳しく解説しています。
③ 度が過ぎたパワハラやセクハラ
度が過ぎたパワハラやセクハラに悩んでいる場合、大きなストレス要因になるので、早めに辞めた方が得策です。
上司や同僚からの不当な扱いは、精神的に深刻な影響を及ぼします。
耐える必要はありません。
次の仕事が決まっていなくても、自分の安全と健康を最優先に考えるべきです。
実際に、パワハラに耐え続けて限界を迎える一歩手前で、身を引いたことで最悪の事態を防いだ人もいました。
連れ合いに子ども2人抱えた身で、次の職を決めずに退職したわけだから、周りからは散々な目線で見られたろうけれど、土俵際一杯までパワハラに耐え続けて、自分の気持ちが限界を迎えたその瞬間に身を引いた。
— KEITAGON (@keita_tagon) September 9, 2016
あたしは確かに親でもあるけれど、その前に一人の人間。そして自分を犠牲には出来なかった
「一人の人間。そして自分を犠牲には出来なかった」という言葉から、投稿主の当時の心境を察することができます。
自己犠牲に身を捧げてしまう人は多いですが、仕事をする前に、一人の人間として尊厳を保って生きなければ意味がありませんよね。
度が過ぎたパワハラやセクハラ被害に遭っている人は、潔く退職して問題ありません。
上司からの圧力でなかなか退職しにくい人は、「退職代行サービス」を使う手もあります。
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仕事辞めたいけど次がない20代によくある退職理由は?
次の会社が決まっていない状態で退職するのは、あまりおすすめはできないことを解説してきました。
とは言え、「仕事辞めたい」「今すぐにでも、退職届けを出したい」という状態の人も多いはずです。
20代の同年代が、どのような理由から退職を考えているのか?を探っていきます。
2022年にエンジャパンが実施した「本当の退職理由の実態調査」に関するアンケート結果は、以下のような内容でした。
本当の退職理由ランキング(20代)
・職場の人間関係が悪い:36%
・給与が低い:36%
・会社の将来性に不安を感じた:30%
・社風、風土が合わない:26%
・仕事内容が合わない:26%
・残業、休日出勤が多かった:25%
・評価、人事制度に不満があった:21%
など
上記の調査結果をもとに、20代のよくある退職理由を解説していきますね。
・ストレスの多い人間関係
・給与が低い
・会社の将来性に不安を感じた
・責任感や会社からの圧力が強い
・評価や人事制度に不満がある
・ワークライフバランスが取れない
① ストレスの多い人間関係
20代の仕事を辞めたい大きな理由として「人間関係」があります。
同僚、先輩、後輩とうまくいかなかったケースや、女性社員の顔色をうかがう毎日に疲れてしまったケースなどがあります。
人間関係の問題は、どこの職場にも存在しますよね..。
特に、日本を代表する大手企業(JTC: Japan Traditional company)は、人間関係や序列を意識する会社が多いです。
40代、50代のいい歳したおっさんがさ、この人と仲悪いからどうこうって仕事に支障きたしてるの阿呆じゃないの。
— まる@外資IT (@maru_gaishi) April 27, 2023
くだらなすぎて気使うのも馬鹿らしくなってくる。
JTCから来た人から、日系はもっとひどいって聞いたけど、そんな小学生みたいな人間関係で働いてるの?
社内の派閥争い、家族経営企業の親子関係、上司との兼ね合いなどなど。
人間関係の問題は、キリがありませんよね。
20代で人間関係に悩むあまり、「すぐにでも退職したい」と感じる人も多いです。
② 給与が低い
転職理由として圧倒的に多いのが「給与が低い」です。
給与の不満を感じている人は多いですよね..!
20代後半から、給与がグッと伸びる人と伸び悩む人に、明確に分かれていきます。
会社で評価され、昇進・昇格ルートに乗った人は、どんどん給与が増えていきますが、一方で会社から見放された人や昇進ルートに乗れなかった人の給与は、ほぼ横ばいです。
「平均年収と比較して低い、、?」
や、
「大学の同期は、年収1,000万円に乗っている人もいるのに、、」
と思い悩む人も多いですよね。
20代で給与・年収に伸び悩んでいる人は、ビズリーチのスカウトで「どのくらいの年収が提示されるのか」を確認しておくのがおすすめです。
給与・年収の相場感を掴むことで、転職活動や現職との給与交渉にも前向きになれるからです。
③ 会社の将来性に不安を感じた
20代の本当の退職理由として「会社の将来性に不安を感じた」という声が多かったです。
会社や事業の将来性については、退職する企業に正直に伝えにくい部分なので、本当の退職理由としてリアルさがありますよね。
実際に、X(旧ツイッター)にも投稿がありました。
早期退職で優秀な人材が多く辞めてしまった。会社移転時もまた多く辞めそうだ。このままだと会社の将来性には大きな不安が。なので転職もありかと。
— ハコネガ (@hakonega) July 11, 2013
衝撃を受けました!
— しゅー|40代~のワーク×ライフ提案者 (@shu_datsusara) October 30, 2021
私が在籍している会社は去年の4月より人件費を20%削減。
1人1人の業務負担が増え→残業も増え→精神的に疲労→退職者が
増える悪循環…。
人件費カットは会社としての最終手段。察した従業員は将来性に不安を感じ退職。私の脱サラを後押しした結構大きな会社での出来事です。
業績が悪い会社で働き続けることは、働く目線だと最悪ですよね。
業績が良くないので給与、ボーナスは増えないが、仕事は増えて増えて忙しくなる日々。
売上や利益が安定していないと、会社の雰囲気も悪くなり人間関係もドロドロした状態に変わっていきます。
「会社はお金を稼ぐために働いている」人がほとんどのはずなので、売上・利益が落ち込んでいる会社に在籍し続けるメリットは少ないです。
事業や会社全体の状態、業界全体の風向きなどが分かれば、将来性に不安のある会社だと判断できます。
転職したくなる気持ちが強くなりますよね。
④ 責任感や会社からの圧力が強い
20代の多くが、会社からの責任感やプレッシャーに慣れていません。
「責任感」が増えることで、プレッシャーに打ち勝てず仕事を辞めたいと感じる人が多くなります。
管理職になり、残業代は減ったのに責任だけ増えました…
管理職に昇格すれば、残業代が付かなくなる会社も多く、手取り給与は減ってしまう可能性が高いです。
一方で、管理職という立場上、仕事の成果や結果、会社からの圧力だけ増え「割に合わない…」と感じてしまいます。
長時間労働や休日返済で仕事をしている人は、会社への不満も増えてきます。
⑤ 評価や人事制度に不満がある
人事制度や評価制度に不満があって退職を決意する人も多いです。
「自分はこんなに結果を出してるのに、皆と評価が同じ…」
や、
「納得のできない人事制度がある..」
という問題に直面している人は、多いです。
曖昧な評価制度や人事評価がある会社や、求人票に過大な人事制度を告知するような会社も存在します。
転職成功~って思っていたけれど
— あり (@ariair09) November 2, 2023
3ヶ月も経てば見えてくる事も不満も増えてきまして、遂に長く働かない理由のトドメが刺されました~今の日本で退職金がリアル雀の涙は想定外、、デカデカと退職金制度あります!なんてよく書けたね人事部の皆様よ
評価制度や人事制度は、従業員側から変更するのは、かなり大変です。
手取り早く転職して、自分が納得できる環境で働くことを選ぶ人も多いですよね。
⑥ ワークライフバランスが取れない
20代の退職理由で「ワークライフバランスが取れない」という声もよく聞きます。
休日出勤や長時間労働がしんどい、という人も多いですよね。
「残業」「休日出勤」「不規則なシフト」だと、仕事とプライベートの時間を確保することが難しくなり、どちらかが疎かになります。
「家族との時間を優先したい」や「子育てにも専念したい」という人は、働き方を変える必要がありますよね。
仕事とプライベートのバランスが取れずに退職する人も多いです
例えば、「20代からリモートワークで仕事をする」という選択をした人もいます。
「リモフル」だと、リモートワークに特化した転職活動ができますので、確実にリモートワークで働くことができます。
実際の転職体験談や口コミは、Remoful(リモフル)の評判や口コミは?利用者満足度から見えてきた事実は?で詳しくまとめてます。
20代で次を決めずに退職した後にやるべきことは?
20代で次を決めずに退職してしまった人は、公的な手続きを行うことで、損することを防ぐことができます。
20代で次を決めずに無職になってしまった人は、公的手続きを行い、損しないようにしましょう
・国民年金の免除を検討する
・失業給付金を貰う
・国民健康保険への切り替えを行う
それぞれを詳しくみていきます。
① 国民年金の免除を検討する
国民年金は、仕事を辞めても請求が来ます。
国民年金とは「日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人」が全員加入する保険です。
会社員として働いている場合、会社があなたの代わりに支払ってくれていますが、仕事を辞めた場合はあなた宛に請求が来ます。
国民年金は、無職になったら突然個人宛に請求が来るんですね…
そうだね…
今まで知らない間に給料から天引きされていましたが、無職になっても請求がきます
国民年金は経済的に支払いが難しい場合、免除申請を出すことができます。
最寄りの市役所に行けば、無職であればほとんどの場合、免除申請が通ることが多いです。
詳しくは、日本年金機構のまとめページを確認しておきましょう。
② 失業給付金を貰う
日本は「失業手当」や「給付金」が、失業した場合貰えます。
無料で貰えますので、必ず貰っておきましょう。
「失業手当」は、自分が働いていた給与の60%程度を受け取ることができます。
給料30万円の人は、約18万円です。
失業給付金を貰うことで、当面の生活費を賄うことができます。
「失業給付金」を、最大限受け取るには「退職コンシェルジュ」を利用するのも有りです。
難しい手続きについてサポートしてもらえるので、本来貰えるお金を最大限受け取ることができます。
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③ 国民健康保険への切り替えを行う
会社を辞めた場合、自分で国民健康保険への切り替え手続きをしなければいけません。
国民健康保険への切り替えには、「退職証明書」や「健康保険資格喪失証明書」などの書類が必要です。
退職した会社から発行してもらう必要があります。
切り替えの手続きは、日本年金機構のまとめページで詳細を確認できます。
以上ここまで、次を決めずに辞めた人がやるべきことを3つ紹介しました。
・国民年金の免除を検討する
・失業給付金を貰う
・国民健康保険への切り替えを行う
仕事辞めたいけど次がない20代によくある質問
最後に、仕事を辞めたいけど次がない20代によくある質問を見ていきます。
Q. 20代で次の仕事が決まってないけど辞めるのはあり?
A. 20代は、次の転職先が決まってから辞めるのがおすすめです。
次の転職先を決めずに退職している20代は、「45.1%」ですが、離職中の転職活動は年収・条件交渉で不利になることがあります。
満足できる転職先を見つけてから、退職するのが理想です。
Q. 20代でキャリアに悩んでいます…どうしたらいい?
A. 自己分析や内省を深め「あなたにしかない価値」を見つけましょう。
自己分析や内省は、以下のようなステップで進めると考えやすいです。
自己分析のステップ
1. やりたい仕事ではなく、できる仕事を探す
2. 求められている仕事を探す
3. 好きな仕事や興味のある仕事を探す
4. 「やりがい」や「楽しい」と感じる瞬間で仕事を探す
5. やりたくない仕事を除外して仕事を探す
「キャリアプランと呼べるものがない、、、」や「キャリアプランって、そもそも何を考えればいいの?」という人は、無料の自己分析ツールや診断ツールを使ってみるのも有りです。
「ミイダス」は、年齢に限らず誰でも無料で使えます。
市場価値診断、パーソナリティー診断、コンピテンシー診断の3つを使って、客観的に自分を振り返ることができます。
Q. 20代で多い退職理由は?
A. 20代の退職理由で多いのは「仕事内容、人間関係への不満」や「賃金、労働条件への不満」でした。
リクルートが調査したアンケート結果によれば、20代の退職理由ランキングは、以下の通りでした。
20代の退職理由ランキング
1. 人間関係への不満
2. 仕事内容への不満
3. 賃金への不満
4. 労働条件や勤務地への不満
5. 成長機会がない
6. 会社の将来性や雇用安定性の不満
7. 会社の倒産、事業所の閉鎖
8. 定年
9. 契約期間の満了
10. 結婚
多くの人が「仕事内容、人間関係」「給与、労働条件」などに不満を感じることで、退職を決意されていました。
Q. 20代で仕事を辞めた人の最後は?
A. 最悪の最後は、失業給付金や生活資金が底をつき、路頭に迷うことです。
20代という最も働き盛りの時期に、仕事を辞めてしまうことで、キャリアが途絶えたり金銭的ダメージが大きくなったりします。
転職活動に失敗し続け、次の転職先がなかなか決まらない人もいます。
生活資金や失業給付金が底をつくことで、実家の両親や家族、最悪は消費者金融などにお金の相談をしなければいけなくなります。
まとめ: 仕事辞めたいけど次がない20代へ
さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、仕事辞めたいけど次がない20代に向けて、次を決めずに退職する人の割合や現実・末路、20代から転職に成功するコツを紹介してきました。
仕事辞めたいけど次がない20代は、転職先を決めてから退職する方が、納得の転職先が見つかりやすいことがご理解頂けたかと思います。
それでは最後に、本ページの要点をまとめて終了とします。
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