※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
タイの生活費はどのくらい?
1ヶ月の生活イメージは?
本ページに辿り着いた方は、
・タイの生活費はどのくらい?
・1ヶ月の生活費イメージは?
・物価を考慮するとタイは安い?
という疑問や不安をお持ちのはずでしょう。
タイの移住や転職を検討している人は、タイでの生活費がどのくらいかかるのかが気になっているはずです。
「1ヶ月の具体的な生活イメージは?」や「生活費の総額は?貯蓄はできる?」と悩みは尽きないものです。
そこで本記事では、
タイ在住歴3年の私が、タイの生活費をインタビュー調査した結果をもとに、タイの生活費や物価変動を踏まえて「日本と安いのか」についてバシッと解説していきます。
タイ在住歴3年の私がズバリ解説します!
バンコク以外の地域も解説します!
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目次
【結論】タイの生活費は日本の都市部に比べると安いが激安ではない
タイの生活費に関する結論をまとめます。
ここからは、合計6人のタイ在住者に実際にインタビューした結果を元に解説を進めていきます。
合計6人のタイ在住者にインタビューした結果をお伝えしますね!
インタビュー概要
・対象者:タイ在住者6名
・年代:20代〜50代まで
・方法:アンケート回答方式(選択及び記述)
・期間:2024年1月
・対象者選定方法:クラウドワークス募集より
バンコク20代独身男性の生活費(法人営業)
※1THB = 4円で計算しています。
バンコク20代独身男性Aさんの生活費
【Aさん情報】
・日系企業の法人営業
・月手取り6万THB給与で賞与2ヶ月
・付き合い飲み会やゴルフ有り
・タイ人女性との交友関係も広い
・趣味は飲み、カラオケ、アウトドア
・実家は関西圏で年1回程度帰国
・結婚願望は今の所無し
Aさんの場合、支出で多いのは「食費」と「交際費」ですね。
バンコク在住のAさんは、週に3回ほどは付き合い飲み会に行くとのことで、ほとんど外食で生活されていました。
土日のどちらかは、独身ならではの女性とのデートなどでバンコク生活を楽しんでいます。
バンコクは独身男性にとってかなり魅力的…
タイ人女性とのデートでも余裕で奢れちゃいますよね
また、家賃は1万THBと抑えめな値段ですが、当たり前にプールとジム付きです。
水道代は家賃にセットのコンドミニアムでした。
続いて、年間収入と年間支出、年間の貯蓄額も見ていきましょう。
※1THB = 4円で計算しています。
Aさんの年間結果
・年間収入合計:84万THB
・年間支出合計:74万1200THB
・年間貯金合計:9.88万THB
(日本円換算約39万円)
Aさんの場合、臨時支出として日本への帰国費用や東南アジア周辺国への短期旅行で年間20万THBほどは使っているとのことでした。
賞与は約2ヶ月分なので、そこまでな金額にはなりませんが、十分遊んでいける金額と言えます。
また、年間貯金額も日本円で約40万円近くできていますので、そこまで低い金額ではありませんね。
年間40万円貯金できれば、そこまで悪くはないかもしれませんね
結婚や子育てを考えるには、もう少し収入を上げる必要があります
バンコク20代独身女性の生活費(コールセンター)
※1THB = 4円で計算しています。
バンコク20代独身女性Bさんの生活費
【Bさん情報】
・日系企業のコールセンター勤務
・月手取り4万THB給与で賞与1ヶ月
・タイ飯やマッサージが好き
・趣味はマッサージ、買い物、インドア
・実家は関東圏で年1回程度帰国
・結婚願望有りでバンコクで婚活中
Bさんの場合、コールセンター勤務であり給与が「40,000THB」と現地採用の中でも低い方です。
コールセンターの仕事の中には、BOI企業というタイ政府から認可を受けた企業であれば、50,000THB以下の給与設定も存在します。
Bさんの場合、女性で安全面を考慮して「家賃」の支出割合が高いです。
その他の支出は、かなり突き詰めているとのことでしたが、「月間32,400THB」程度は使っているとのことでした。
『バンコクだと1ヶ月3万円(1万THB程度)で生活できる』というのは、昔の話です。
家賃も上がっていますし、タイ飯ばかり食べる訳にもいきませんので、日本人が普通の生活をしようと思えば、毎月12〜14万円程度は必要です。
Bさんの場合、毎月の貯金は7000THB程度であり、将来のことを考える余裕はあまりありません
続いて、年間収入と年間支出、年間の貯蓄額も見ていきましょう。
※1THB = 4円で計算しています。
Bさんの年間結果
・年間収入合計:52万THB
・年間支出合計:48.8万THB
・年間貯金合計:3.12万THB
(日本円換算約12.5万円)
20代女性のBさんの場合、臨時支出として「日本への帰国費用」や「友人との近場の旅行」を挙げられていました。
コールセンター勤務ということで、あまりまとまった賞与や収入がない部分がきついと言えます。
大きな支出や病気、怪我などをしてしまうと、さらに生活費を切り詰めなければいけなくなります。
タイで日本人的な生活をしたいのであれば、月5万THB以上の収入は確保しておきたいところです!
コールセンターから転職するには、エージェント利用が手取り早いです
バンコク30代男性、既婚子供1人の生活費(営業マネージャー)
※1THB = 4円で計算しています。
バンコク30代男性、既婚子供1人の生活費
【Cさん情報】
・日系企業の営業マネージャーとして勤務
・月手取り10万THB給与で賞与4ヶ月
・奥様と1歳のお子様と3人暮らし
・日本の年金支払いも継続中
・趣味は子育て、買い物、飲み
・実家は関西圏で年2回程度帰国
・子供が小学校の時期で日本帰国転職を検討
Cさんは、奥様と1歳のお子様がいる3人暮らしで、奥様は専業主婦でした。
1歳のお子様の出産費用や養育費、予期せぬ出費が多いので、月間の支出合計はあくまでも平均的なラインとのことでした。
お子さんの洋服代や定期診断代、子育て用品の購入などが支出の大部分を占める様でした。
月給10万円の手取り収入があれば、お子さん1人と奥様はバンコクでも養っていけます。
コンドミニアムは23,000THBのお部屋です。
2Bed room になると、グッと値段も上がりますのでそこまでは手が届かないとのことでした。
バンコクで子育てはできない訳ではないが、大変な部分も多いですね…
特に医療の分野では、日本レベルは期待できません
続いて、年間収入と年間支出、年間の貯蓄額も見ていきましょう。
※1THB = 4円で計算しています。
Cさんの年間結果
・年間収入合計:160万THB
・年間支出合計:144.64万THB
・年間貯金合計:15.36万THB
(日本円換算約61万円)
Cさんの場合、賞与4ヶ月なので多めの収入ですが、それと同様レベルの臨時支出がありました。
子育て費用や日本への一時帰国費用、お子さんの保険代などを挙げられていました。
また、奥様の趣味代や友人との旅行費用にもいくらかを充てているとのことで、臨時支出が増え気味でした。
年間の貯金額は約61万円であり、お子さんが小学校や中学校になることをふまえると少し心細い貯金額です。
30代の現地採用だと、子供が大学受験までを控えた人生設計は少し難しいかも…
いずれ日本への帰国転職を検討しなければいけないですね、、、
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バンコク50代男性、単身赴任の生活費(拠点長クラス)
※1THB = 4円で計算しています。
バンコク50代男性、単身赴任Dさんの生活費
【Dさん情報】
・日系企業のタイ拠点長として勤務
・月手取り15万THB給与で賞与3ヶ月
・毎月日本円30万円の仕送り
・奥様と大学生と高校生のお子様2人
・趣味はランニング、筋トレ、タイ語学習
・関東圏に年2回程度帰国
・2人のお子様が大学卒業まで働く予定
Dさんは、日系企業のタイ拠点長として働いており「15万THB」の給与です。
現地採用で15万THB以上は、かなりの高めの給与であり、日本への仕送りを月30万円しても十分生活していけます。
またDさんは、趣味が「ランニング」や「筋トレ」といったあまりお金のかからない趣味でしたので、交際費も抑え目です。
月の貯金額は仕送り等を全て引いても、14,600THB(日本円で5万円強)は貯金に回せている状態でした。
ただし、老後資金の問題を考えると、これまでの貯金がなければ少し心配なラインです。
現地採用で15万THB以上だと、かなり裕福に暮らせます!
お子さんが2人日本で仕送り30万円でも貯金できていますね
その他、インターネットやスマホ代、電気代などは、ある程度他の人と同じレベルでした。
続いて、年間収入と年間支出、年間の貯蓄額も見ていきましょう。
※1THB = 4円で計算しています。
Dさんの年間結果
・年間収入合計:225万THB
・年間支出合計:約202万THB
・年間貯金合計:22.52万THB
(日本円換算約90万円)
Dさんは関東圏への一時帰国を年2回程度していますので、各10万THB程度と言っていました。
またその他に、2人のお子さんの臨時支出が年間20万THB以上はあるとのことでした。
老後を見据えた場合、年間90万円の貯金で問題ないと捉えるかは人それぞれと言えます。
現地採用で15万THB以上の給与があれば、2人子供がいてもそこまで困りません
ただ贅沢はそこまで出来ないですね
ちなみに、タイ現地採用で15万THB以上を狙うのは、なかなか難しいです。
10万〜15万THBの給与水準はよくありますが、
15万THB以上の給与は、特定領域のスペシャリストや拠点長レベル、東南アジア全体の統括といったレベルでなければ存在しません。
月15万THB以上の勝ち組に乗りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
シラチャ40代男性、単身赴任の生活費(製造系)
※1THB = 4円で計算しています。
シラチャ40代男性、単身赴任Eさんの生活費
【Eさん情報】
・日系製造企業の工場長として勤務
・月手取り12万THB給与で賞与6ヶ月
・毎月日本円25万円の仕送り
・日本に奥様と高校生のお子様
・接待飲み、ゴルフ、旅行で多忙
・九州に年1回程度帰国
Eさんは、シラチャ近辺の製造工場の工場長として勤務しており「月給12万THB」です。
日本に奥様と高校生のお子さんが1人いらっしゃり、単身赴任で来られていました。
お子さんが大学進学をした後は、奥様もタイに来られる予定を立てられていました。
Eさんの支出で特徴的なポイントは、「交際費が多め」や「月の支出合計はマイナスだが賞与が大きい」という点です。
シラチャ在住のEさんは、接待飲みやゴルフ、旅行で大忙しであり、会社から接待費用は出るものの、ある程度は実費負担のようでした。
ゴルフや旅行は、半分以上が趣味であり、率先してゴルフ用品を買い込んでいるとのことです。
シラチャの場合、日本食料理や飲み屋さんも多いため、夜外に出ると3,000THB以上は必ず払っているとのことでした。
上記のような点から、各月の合計支出はマイナスになってしまう月も多いとのこと。
しかし後述しますが、賞与が大きいため賞与分で挽回している様子でした。
シラチャ現地採用で日本への仕送りを考えても楽しく生活できそうですね!
バンコク以上にシラチャの方が、接待やゴルフも多そうですね…
続いて、年間収入と年間支出、年間の貯蓄額も見ていきましょう。
※1THB = 4円で計算しています。
Eさんの年間結果
・年間収入合計:216万THB
・年間支出合計:195.4万THB
・年間貯金合計:20.6万THB
(日本円換算82.4万円)
Eさんは、賞与が6ヶ月分ありますので、賞与だけで約280万円強あるとのことでした。
日本の大半の賞与よりも高そうですよね。
また臨時支出は、「日本への一時帰国費用」及び「お子さんへの養育費」と仰っていました。
年間の貯金合計は約80万円強であり、ある程度は貯金できている様子でした。
シラチャ20代独身男性の生活費(法人営業)
※1THB = 4円で計算しています。
シラチャ20代独身男性Fさんの生活費
【Fさん情報】
・日系企業の法人営業として勤務
・月手取り7万THB給与で賞与4ヶ月
・月5万円の副収入アリ
・趣味は副業、飲み、夜遊びなどなど
・タイ人彼女有り
・関西に年1回程度帰国
シラチャで20代が独身で住む場合、家賃と食事、交際費の支出額が大きくなりがちです。
家賃が高い理由は、そこそこな金額を出さないとボロボロで汚いコンドミニアムになってしまうからです。
また、食事についてもタイ飯が基本なので、反動で日本食を食べに行った場合、普通に高くなります。
シラチャの日本食レストランに行けば、1人1,000THBは余裕です。
お酒が入ってカラオケまで行けば、一晩で3,000THBは使ってしまうからです。
シラチャの場合、狭い日本人コミュニティなのでどうしても飲み会の頻度が高くなりがちです
交際費をそれなりに高く見積もる方が良いでしょう
年間収入と年間支出、年間の貯蓄額も見ていきましょう。
※1THB = 4円で計算しています。
Fさんの年間結果
・年間収入合計:127万THB
・年間支出合計:94.4万THB
・年間貯金合計:32.6万THB
(日本円換算130.4万円)
Fさんの場合、月5万円の副業収入があるお陰で、20代にしては多めの貯金額でした。
日本で働いていても、年間130万円以上貯金できる人は、それほど多くは無いと思います。
20代で副業をガチれば人生を変えることもできますね。
【細かく解説】タイで暮らす生活費のイメージは?
続いて、タイで暮らす生活費のイメージをより膨らますために、各支出に切り分けて細かく解説していきます。
気になる項目をタップすれば、該当箇所の要約を確認できます。
タイと日本の生活費の違いに焦点を当てながら解説しますね!
それぞれを詳しく解説します。
日本よりも圧倒的コスパが良い「家賃」
タイの住居環境は、日本よりも圧倒的にコスパが良いです。
東京都と比べると格段の違いがあります。
タイに住む1番のメリットは、住居環境のコスパが良い点と言えるほどです。
タイの住居環境のコスパは圧倒的に良い!
具体的にどこが良いのかを解説していきます。
まずタイで住む場合、一軒家を借りたり購入したりする人は少なく、基本的に「コンドミニアム」です。
コンドミニアムの特徴
・家具家電付き(冷蔵庫、ベッド、洗濯機など)
・プール、ジム、サウナ付き(プライベートビーチがあるところも)
・1年契約が基本
・敷金や礼金はなく、前金システムは2ヶ月家賃程度が主流
・Studio、1bed、2bedタイプがある
などなど
気になる値段帯を見ていきます。
バンコクを例にします。
バンコクの家賃相場
・Studio:8000〜12,000THB
・1bed 1room:10,000〜15,000THB
・2bed 1room:18,000〜30,000THB
部屋は広く平均すると30平方メートル〜50平方メートルです。
東京や大阪の1Kや12畳とかで生活している人と比べると、かなり違います。
ちなみに私は、50平方メートルの1bed 1room (12,000THB)に住んでいます。
1人暮らしをした中で、1番広く1番快適です(笑)
しかし中には、気になる点もありますので、注意点を記載します。
お部屋選びの際に、気をつけてくださいね。
タイの部屋選びで気をつけること
・シャワーの水圧は確認する
・水回りが汚い部屋はNG
・ゴキブリの死骸があれば即刻NG
・ゴミ捨て場に近い所はNG
・ソファやベッドの下をチェックする
・上層階はエレベーター待ちが長い
・隣人がうるさかったり臭かったりする
・音漏れしないか確認する
・冷蔵庫や電子レンジの中も確認する
・ベッドシーツや枕カバーは新品に取り替える
などなど
注意点は上記以外にもありますが、
1番重要なポイントは「お金を払う前に全て要求し完了させること」です。
不動産オーナーや仲介エージェントは、とにかく入居させようと交渉してきますので、こちら側が複数の選択肢を持ちながら、要求事項は前金を払う前に必ず全て要求して完了を見届けてからお金を払いましょう。
中には「後で掃除するから」とごねるタイ人オーナーもいますので、そういった部屋は切り捨てましょう。
タイ人の交渉に強い友人がいれば最強です。
タイで部屋を選ぶ時は、交渉する際の注意事項がたくさんあります!
1番は「タイ人の友人」に手伝ってもらいタイ語で交渉することです
英語だと、お互い第二言語なのでウヤムヤにされてしまうからです。
まとめると、部屋選びさえミスらなければ、タイの住居環境は最強と言えます。
タイ飯だと抑えられる「食費」
タイでは、数多くの日本食レストランがあります。
特に、約7万人以上の日本人が住むと言われているバンコクには、寿司やラーメン、うどんといった有名日本食レストランがあり、日本と変わらない食生活を送ることができます。
以下、簡単に価格をまとめます。
タイの日本食の値段は….
・ランチの平均は280THB〜320THB
(日本円で1,120円〜1,280円程度)
・ディナーの平均は400THB〜1000THB
(日本円で1,600円〜4,000円程度)
・すき家、かつや、リンガーハット、吉野家等のチェーン点は約200THB
(日本円で約800円程度)
※1THB=4円で計算
日本食を食べるとそこそこの値段がする事が分かります。
日本食もどきのような店で食べた「かつとじ定食」はなぜか日本食よりも高く450THB程でした。
(味もそこまで美味しくはなかった…笑)
一方で、タイ飯は破格の安さで抑えることができます。
タイ飯を食べ続けると食費はかなり抑えられます
タイ飯の値段は….
・屋台メシの平均40THB〜100THB
(日本円で160円〜400円程度)
・綺麗な建物でのタイ飯ディナーの平均は200THB〜500THB
(日本円で800円〜2,000円程度)
・コンビニのパンは15THB〜30THB
(日本円で60円〜120円)
・コーヒー1杯は30THB〜50THB
(日本円で120円〜200円程度)
※1THB= 4円で計算
仮に、タイ飯で一食100THBの場合、毎食外で食べても「1日合計300THB」です。
30日タイ飯だけを継続できれば「1ヶ月9,000THB」の食費に抑えることができます。
朝ごはんで100THB使うことはありませんので、実際は8,000THBや7,000THB程度でもタイ飯だけだと食費を切り詰めることができます。
飲みや夜遊びが多く膨れる「交際費」
皆さんもご存知の通り、タイは「飲み」や「夜遊び」が盛んな国です。
特に、バンコクやシラチャ、パタヤでは、「日本人」というだけでモテまくる現象が発生します。
また男性だけではなく、女性にとっても夜遊びがめちゃくちゃ盛んな国です。
飲みや夜遊びに関しては、男女問わずで出費が日本よりも高くなる印象があります。
ざっくりとした目安をお伝えします。
タイの飲み・夜遊びの実態
・日系居酒屋:1人約1000THB〜
・飲み屋:1人約800THB〜
・おしゃれなバー:1人1,500THB〜
・クラブ:男性2,000〜無限、女性0〜2000THB
・カラオケ、KTB:1人1,500THB〜無限
・ゴーゴーバー:2,000THB〜無限
などなど
女性でも飲み屋やクラブに行けば、ある程度は出費が膨らみます。
愛嬌と美貌をお持ちであれば、毎回奢ってもらうのも余裕でできちゃいますけどね。
男性に関しては、正直もう無限大です。
いくらでもお金を使うことができ、いくらでもお金を吸い上げられます。
気をつけないと破産するレベルです。
バンコクやシラチャで男性陣だけの飲み会であれば、まず確実に1晩で3,000THB以上は使います。
飲みや夜遊びは、ほどほどにしておかないと破産します…
仮に毎週末1回だけ行ったとしても、3,000THB × 4回で「12,000THB」です。
そのくらい使ってるタイ在住者は、たぶん大半ですよね…。
極端に安価な「水道光熱費」
日本に比べて「水道代」「電気代」「ガス代」は安めです。
「水道代」は、コンドミニアム側が払ってくれるパターンもあります。
実費で払う分にしても毎月100THBから高くても300THBほどです。
また「ガス代」はありません。
コンドミニアムであればオール電化が進んでいるからです。
私もこれまで3部屋以上住んできましたが、どの部屋もガス代はありませんでした。
タイの水道光熱費
・水道代:コンドが払ってくれるパターン有り、高くても300THB程度
・ガス代:コンドの場合、ほぼ無し
・電気代:使う量次第だが、高くても2,500THB程度
ただ注意点として、電気代は家族で住む場合は高くなりそうです。
また在宅ワークをする人は、1日中クーラーを付けることになるので、少し割高になります。
上記を考慮しても、日本の水道光熱費と比べるとはるかに安いです。
交渉すれば安くなる「インターネット費用」
タイのインターネットは「AIS」か「True」を利用する人が多いです。
私は「AIS」を利用していますが、スマホのSIM料金で「毎月500THB(日本円2,000円)」程度です。
日本の3大キャリアだと、平気で月1万円以上なのが馬鹿らしくなります。
また、タイのスマホ料金や家の固定ネット料金は、極端な話”交渉すれば”安くなります(笑)
特にスマホのネット料金は、様々なプランがあります。
「インターネット使い放題」や「電話かけ放題」「ネット何ギガまで」みたいなプランです。
そして、ほぼ毎月プロモーションしてます。
なので、AISやTrueのショップに行って、自分が契約しているプランとプロモーション内容を比較しながら、あーだこーだごねれば安いプランを提示されます。
これ、ホントです。
私は、最初タイに来た時から、以下のような変遷を辿っています。
最初タイに来た時:980THB
⬇︎
電話掛け放題プランを外す
⬇︎
700THB
⬇︎
プロモーションを見つける
⬇︎
600THB
⬇︎
タイ人にさらに安いプランを交渉してもらう
⬇︎
500THB
結論、タイ人の友人を連れていけば、安くできます(笑)
己の意思で変わる「貯金額」
さて、ここまでタイの生活費支出に関する細かい部分を解説してきました。
まとめてみて感じることは「己の意思で支出はコントロールできる」です!
快楽に溺れて、日本食を食いまくったり夜遊び、飲みを週4日以上も繰り返した場合は、当然のように貯金はできません。
しかし一方で、タイ飯を食べ続け固定費を切り詰め、交渉でタイ人の友人を出せば、なんだかんだ貯金はできます。
私の友人の中には、年間60万THB貯金している人もいました。
生活費を切り詰めての貯金はストレスに繋がるかもしれませんが、将来の目標や明確な貯金プランがあるのであれば、タイ生活も悪くないです。
タイ生活費に関する考察あれこれ
ここからは、タイの生活費に関する「考察」を解説していきます。
本記事をお読みの方の中には「タイに住むか迷ってる…」や「タイで住むと年金はどうなる?」という不安をお持ちの人も多いでしょう。
タイの生活費に関する考察や私のなりの考えをまとめていきますね!
結論、考察は以下の3点です。
詳しく読みたい箇所をタップすれば該当箇所に飛びます。
それぞれを詳しく見ていきます。
為替でタイ生活費のイメージはガラッと変わる
「1THB=3円」と「1THB=4円」の違いは、かなり大きいです。
「タイ現地採用の給与は5万THBから」と言われていることもあり、1THB=3円で計算した場合「15万円」です。
しかし「1THB=4円」の場合、20万円です。
為替変動だけで「5万円」も差が生まれてしまっています。
そこで、これまでの為替変動推移を見てみましょう。
本記事執筆時点の「2024年2月13日時点」だと、1THB=4.18円です。
上記のグラフは、1995年から現在までのグラフです。
グラフから読み解けることを考察していきます!
【事実】
・2024年2月時点は4円台
・1997年のアジア通貨危機時は5円台近くまで上がった
・2007年のリーマンショックでも4円台まで上がった
・2011年の東日本大震災時は2.5円程度まで下がった
【グラフから読み解けること】
・世界的な経済不況時に円バーツは上がる(バーツ高)
・日本の経済不況時に円バーツは下がる(バーツ安)
⬇︎
2020年以降のコロナ渦で世界的不況に陥り円が上がっている(バーツ高)
⬇︎
つまり、2020年以降で円の価値は下がっている
今後も「円安(ドル円)」が続くと予想されていますので、円バーツはどんどん上がる(バーツ高)ことが予測できます。
しかし一方で、為替の影響は誰にも確実な予測は不可能なので、そこまで明確に断言することはできません。
確実に言えることは、為替相場の影響で、タイの生活費を日本円換算した場合のイメージ感は変わってくるという事です。
円バーツが上がれば上がるほど、タイ現地採用からすればお得な感覚ですね!
日本の3分の1で済むのは昔の話
ひと昔前までは、「タイでの生活費は日本の3分の1程度だから安い」という定説がありました。
がしかし、現在は違います。
タイの物価はどんどん上がっており、バンコクに住む場合、日本の地方都市と同じ程度の金額が必要になります。
(さすがに東京は高すぎですが、、)
タイの地方で暮らすことを選択すれば、確かに安くなります。
しかし地方に行けば行くほど、英語は通じません。
タイ語のみで生活できる人であれば話は別ですが、普通の人はタイ語を堪能には話すことはできませんよね。
例えば、バンコクからほど近い「サムットプラカーン」「アユタヤ」「チョンブリ」に住めば、生活費をかなり安くすることができます。
北部の「チェンマイ」も、バンコクに比べると安いです。
1番生活費が高いのは「バンコク」と「シラチャ」ですね。
結局、日本人クオリティを求めれば値段は高く付きます。
「タイの生活費は安い」と言われていた時代はすでに終わってます
日本帰国費用や年金を考慮すると節約が必要
タイで生活することを選んだ場合、老後資金・年金の問題や日本への帰国費用も発生することは覚悟しなければいけません。
タイに家族がいて骨を埋めるつもりの覚悟がある人は別ですが、大抵の人は、日本に家族がいてどこかのタイミングで日本に帰国することを考えているはずです。
私もそうです。
そうなった場合、大きな問題として「老後資金」や「年金問題」が発生します。
やや複雑なので、重要なポイントをまとめます。
<老後資金、年金について>
・国民年金は免除される
・国民年金を払えば「老齢基礎年金」が貰える
・最後の日本住所の年金事務所から支払うことができる
・日本の銀行から引き落としも可能
・国民年金を支払わなければ年金の受給金額に反映される
「老齢基礎年金」を貰いたい人は、国民年金を払い続けることで年金金額を減らさずに老後資金を貯めることができます。
「そもそも年金をアテにしていない」という思考パターンの人は、払わずにOKです。
その代わり、しっかり自分でケツが拭ける人だけにしておきましょうね。
国民年金を払わなければ年金も減るので注意が必要ですね、、、!
また、日本への一時帰国費用も貯金する必要があります。
タイ⇆日本のチケットで平均すると約8万円程度は必要です。
加えて、日本に帰国した時の交際費もそこそこ必要ですよね。
私は、なんだかんだ1回帰国する度に20万円以上は使っていると思います。
タイ生活費のよくある質問は?
最後に、タイの生活費に関するよくある質問について回答していきまs。
Q. タイのバンコクで暮らすには日本円でいくら必要ですか?
A. 1ヶ月だと日本円14万円以上は最低必要です。
タイ人と同じレベルの生活(タイ語を使いタイ飯)を続けるのであれば、5万円以下に収めることも可能です。
実際多くのタイ人がそのくらいの生活費で生活しているからです。
(月10,000THB程度の支出)
しかし日本人がそれなりの生活をするのであれば、最低でも14万円程度(32,000THB)は必要と思っておきましょう。
Q. 現地採用の給料だけでも貯金できますか?
A. 貯金はできますが、まとまった金額はそれなりに覚悟が必要です。
タイ現地採用で年間100万円以内の貯金であれば、頑張れば可能です。
しかし、まとまった金額として年間200万円とかを貯めようと思った場合、現地採用の給料だけでは限界があります。
副業である程度収入を確保できれば、まとまった金額の貯金もできます。
生活費インタビューをした6人の年間貯金額
・Aさん:98,800THB(日本円395,200円)
・Bさん:31,200THB(日本円124,800円)
・Cさん:153,600THB(日本円614,400円)
・Dさん:225,200THB(日本円900,800円)
・Eさん:206,000THB(日本円824,000円)
・Fさん:326,000THB(日本円1,304,000円)
副業をしているFさんだけ、年間貯金額100万円を超えている結果でした。
まとめ:タイ生活費は安いが激安と言うレベルではない
さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、タイ生活費を6人にインタビューした結果を分析しながら、タイ生活費のイメージを解説しました。
東京に比べると生活費は抑えることができますが、バンコクに住む場合は日本の地方都市と同じ程度の生活支出が必要なことがご理解頂けたと思います!
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終了とします。
・バンコクの生活費は激安ではない
・独身現地採用は貯蓄可能だが裕福ではない
・1人暮らしであれば平均月3~4万THB
・「タイは日本の3分の1」は昔で今は高い
・為替変動で生活費のイメージは大きく変わる
タイの生活費に余裕を持たせるには「収入を上げる」が最も手取り早いです!
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