はじめに ▶︎

【理由と対策】第二新卒やめとけと言われる理由は?現役転職エージェントが対策まで徹底紹介

疑問に思う男性

第二新卒やめとけと言われる理由は?

対策は何がある?

本ページにたどり着いた人は、

・「第二新卒はやめとけ」と言われる理由は?
・第二新卒ができる対策は?
・採用企業側は何を見てるの?

という疑問や悩みをお持ちのことでしょう。

「第二新卒をやめとけ」と言われる場合は、多いですが全員が等しく不利な訳ではありません。

しかし「第二新卒ができる対策は?」や「やめとけと言われる理由は?」という疑問をお持ちの人も多いはずです。

そこで本ページでは、
「第二新卒はやめとけ」と言われる理由をまとめながら、第二新卒から人生勝ち上がる具体的な方法までバシッと解説していきます。

「第二新卒はやめとけ」と言われるよね…

第二新卒から勝ち上がる方法まで、具体的に解説していきます!

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目次

「第二新卒はやめとけ」と言われる理由は?

結論「第二新卒はやめとけ」という言葉の真意は「終身雇用」や「長く働くのが美徳だ」という考えが根底にある古いキャリア思考そのものと言えます。

米国やヨーロッパ、中国、東南アジアの各国では、日本のような終身雇用制度がありません。

「1社で長く勤め上げる」という考えもありません。

グローバルスタンダードで見れば「日本の長期雇用の方が、マジやばい」が、現実です。

ちなみに、米国や中国での在職年数は「2年~5年」です。

米国や中国では、2年から2年に転職するのが普通です

詳しくは「海外転職の当たり前とは?」という記事でまとめました。

さらに詳しく「第二新卒はやめとけ」と言われている理由についてまとめてみました。

<第二新卒はやめとけと言われる理由>


【否定的なやめとけ】
・短期離職で経歴に傷がつく
・一生消えない経歴になる
・転職が癖になる

【肯定的なやめとけ】
・20代の時間を無駄にしてはいけない
・ブラック企業に費やす時間はもったいない
・第二新卒の若さは武器

肯定的な意見では、ブラック企業で時間を無駄にするなら「第二新卒で転職した方が良い」という内容でした

調べてみると「否定的なやめとけ」と「肯定的なやめとけ」に分かれていました。

それぞれの理由詳細を見ていきましょう。

【否定的】第二新卒はやめとけと言われる理由は?

まずは「第二新卒で転職するのは勿体ないからやめとけ」と言う否定的な意見を見ていきます。

まとめると、大きくは3点でした。

<第二新卒に否定的な理由>

・短期離職で経歴に傷がつく
・一生消えない経歴になる
・転職が癖になる

第二新卒だと短期離職で経歴に傷がつくよ

若い人の間で「第二新卒」で転職する人が増えてるけど、短期離職は要注意。
経歴に傷が付くだけで、そんなに成長もしないし給与も上がらない

やっぱり愚直に素直に長く働いてこそ、成果も出るし給与も上がる

仕事の成果は一定期間働かないと出ないと言う意見です

確かに3ヶ月や半年程度では、成果を出すのは難しいかも…

第二新卒で転職を検討している人は、就業経験が短く、30代や40代からは「そもそも仕事とは何なのかが分かっていない」や「1年で辞めるとか甘すぎる」と思われているのも事実です。

特に、50代や60代の終身雇用制度で働いてきた人たちからすれば「長く働くのが美徳」という考え方はまだまだ残っています。

第二新卒をやめとけと言う理由は「転職が癖になる」から

高望みをする転職癖が付くとやばいよ、という意見です

完璧な職場環境はないと思う必要がありそうですね

第二新卒で転職を繰り返すことで、給与や成長環境、職場の快適さを追い求めるが故に「転職が癖になる人」もいます。

少しきついことや自分に不利なことが起きると、すぐに転職をする様では、実力もスキルも身につきません。

【肯定的】第二新卒を推奨している理由は?

反対に、第二新卒の転職を推奨している肯定的な意見を見ていきます。

まとめると、大きく3点でした。

<第二新卒を推奨する理由>

・20代の時間を無駄にしてはいけない
・ブラック企業に費やす時間はもったいない
・第二新卒の若さは武器

詳しく見ていきます。

第二新卒のカードが使える時期に転職しておくべき

「うちの会社がやばい」と分かっているからこそ、若い人には時間を無駄にして欲しくないという意見です

正直やばい会社やブラックすぎる会社は、時間の無駄なので、転職して新しい環境に身を投じるべき、という意見です。

20代の貴重な時間をブラック企業に吸い取られるのは勿体なすぎますよね。

何を得るかを考えて職選びをした方が良い

転職でキャリアを築いていく時代が来てるからこそ「何を得るか」を考える必要があるという意見です

私も、このツイート内容には大変共感します。

20代の若い内から、仕事を通じて何を得るのか?何を求めるのか?という部分を深く考えて転職活動をする必要があります。

第二新卒の求人が増えているからこそ、の意見だと言えます。

第二新卒で転職する6つのメリットは?


第二新卒はやめとけ」と言われることはありますが、当然メリットもあります。

実際に、私は新卒から1年半後に第二新卒として転職した経験があります。

実体験を踏まえて、第二新卒で転職する6つのメリットを紹介していきます。

第二新卒で転職する6つのメリット

・異業界や異業種にチャレンジしやすい
・新卒より採用ハードルが低い
・主体的にキャリアを築く意識が持てる
・新しい環境で再チャレンジできる
・優良ホワイト企業に転職しやすい
・比較的、プレッシャーが少ない

それぞれを詳しく見ていきましょう。

第二新卒で転職するメリット
異業界や異業種にチャレンジしやすい

30代・40代の転職で、異業界や異業種に転職する例は少ないのが現状です。

しかし第二新卒であれば、20代という若さが武器になり、異業界や異業種に転職成功する人が多い傾向があります。

つまり、新卒で入った業界・職種から、ガラッと大きなキャリアチェンジができるということです。

第二新卒は、異業界・異職種にチャレンジしやすい!

第二新卒求人の多くが「未経験採用可能」という表記だからです。

実際に、異業界・異職種として転職成功事例が多いのは、以下のような業界・職種です。

<第二新卒で成功しやすい業界・職種>

・IT業界
・SaaS業界
・コンサルティング業界
・ITエンジニア
・Webマーケター
・Webデザイナー

第二新卒からでも十分狙える業界・職種です。

20代の転職成功事例が増えている理由や具体的な転職活動の進め方などは、以下の記事でまとめています。

第二新卒で転職するメリット
新卒より採用ハードルが低い

第二新卒採用は、新卒採用に比べてハードルが低いです。

新卒採用の場合、面接回数が多く、書類選考や最終面接も厳しく選考されることがほとんどです。

第二新卒は、選考回数も少なく、採用人数も少ないためそこまで厳しく選考されることはありません。

私が受けていた第二新卒求人も、ほとんどは面接回数2回で終了しました。

第二新卒の採用ハードルは新卒に比べて低い傾向があります!

第二新卒で転職するメリット
主体的にキャリアを築く意識が持てる

第二新卒で転職することで「自分のキャリアを主体的に築く意識」が芽生えます。

具体的に説明しますね。

新卒採用の場合、全員が同じ時期に採用され教育・研修を受けて実務に入ります。

キャリアアップもある程度は、決められた範囲で進んでいきます。

しかし、第二新卒は異なります。

<キャリアを築く意識が芽生える過程>

・第二新卒は採用枠が少ない
⬇︎
・キャリアのロールモデルが少ない
⬇︎
・自分自身でキャリアを築かなければいけない

良くも悪くも、第二新卒で転職した場合、新卒から入社している社員と比べれば「はみ出し者」です。

「はみ出し者」からキャリアアップをするには、自分自身でキャリアを築いていく意識が必要なんですよね。

これは、第二新卒として転職した人にしか分からない感情の変化だと思います。

第二新卒で転職するメリット
新しい環境で再チャレンジできる

第二新卒は、異業界や異職種に挑戦できる点から、心機一転、新しい環境でチャレンジすることができます。

新卒入社した会社の仕事が好きになれなかったり、人間関係でギクシャクしてしまったりした人も多いはずです。

第二新卒で転職することで、新しい環境で1からやり直すことができます。

転職することの1番のメリットは「新しい環境」を手に入れられることですよね

第二新卒で転職するメリット
優良ホワイト企業に転職しやすい

「新卒でブラック企業に入社してしまった….」と悩んでいる人も多いはずです。

第二新卒だと、意外にも優良ホワイト企業を引き当てることができます。

例えば就活時は、誰もが知る有名企業ばかり応募していた人だと「無名だが優良ホワイト企業」を知らないケースがあります。

私も、第二新卒として転職活動を始めてから「こんなに待遇の良い会社があるのか!」とビックリした記憶があります。

狙い所は「BtoB企業」です。

消費者への知名度はないですが、安定性抜群です。

優良ホワイト企業を狙うなら「アサイン」という転職エージェントがオススメです。

求人紹介より先に、あなたのキャリアプランを提案してくれます。

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第二新卒で転職するメリット
比較的、プレッシャーが少ない

最後のメリットは「第二新卒で入社した場合、比較的プレッシャーが少ない」ということです。

第二新卒採用を実施している企業であれば、定期的に第二新卒を採用しているはずです。

言ってしまえば『新卒時よりも会社から期待されていない』というケースもあります。

新卒採用には大きな採用予算を掛けている会社でも、第二新卒にはほとんど採用リソースを割いていない企業もあります。

第二新卒は、気楽に仕事できる環境があるケースも多い

そこそこな年収で楽な仕事がしたい人も多いですよね。

「仕事よりもプライベート」や「ワークライフバランスを重視したい」という人は、楽な仕事を探してみるのもアリですよ。

以上ここまで、第二新卒で転職する6つのメリットをご紹介してきました。

第二新卒で転職する6つのメリット

・異業界や異業種にチャレンジしやすい
・新卒より採用ハードルが低い
・主体的にキャリアを築く意識が持てる
・新しい環境で再チャレンジできる
・優良ホワイト企業に転職しやすい
・比較的、プレッシャーが少ない

第二新卒で転職する5つのデメリットは?


反対に、第二新卒で転職するデメリットを紹介していきます。

メリットとデメリットを天秤に掛けながら判断する必要があります。

第二新卒で転職する5つのデメリット

・短期転職の経歴が残る
・転職が癖になる可能性がある
・超大手、有名企業は第二新卒採用が無い
・年収が下がる可能性がある
・ブラック企業に転職してしまうリスクがある

それぞれを詳しく見ていきます。

第二新卒で転職するデメリット
短期転職の経歴が残る

第二新卒で転職することで「短期転職」の経歴が残ることは間違いありません。

1年や2年での転職経歴があることで「すぐに辞める人かもしれない」と採用企業側に判断されることもあります。

第二新卒で転職する最大のデメリットは「短期転職」が残ることだと言えます。

短期転職の経歴は、良くないイメージが保たれてしまうのは事実です

しかし、転職でキャリアを築く現代では、短期転職の許容度も高まってきていると言えます。

1年や2年の短期転職では、悪いイメージを抱く人も少なくなってきています。

第二新卒で転職するデメリット
転職が癖になる可能性がある

第二新卒で転職に成功してしまうことで「転職が癖になる」ことがあります。

仕事で嫌な事があったり、自分に不利な状況になったりした際に「転職という逃げの選択肢」が容易に掴みやすくなってしまいます。

第二新卒で転職成功した人ほど、転職が癖になってしまい、20代で4回や5回と転職を繰り返してしまう人もいます。

さすがに、転職回数が10回以上になれば、採用企業側からの印象はかなり悪くなります。

転職が癖になってしまい、転職回数が増えていくと、転職難易度も上がっていきます

第二新卒で転職するデメリット
超大手、有名企業は第二新卒採用が無い

優良ホワイト企業の第二新卒枠はありますが、超大手・有名企業は、逆に第二新卒採用をしていない企業も存在します。

日本を代表するトップ企業だと、第二新卒枠がないこともあります。

また、大手有名企業になればなるほど、第二新卒でも「学歴」を重視する傾向があります。

社会人としての経験が少ないのであれば、学生時代の経験や学歴から判断しようとする意図があります。

しかし大前提として、第二新卒採用で重視される項目は「熱意」や「ポテンシャル」です。

高学歴ではない人にも十分チャンスがあります。

第二新卒で転職するデメリット
年収が下がる可能性がある

第二新卒で転職した場合、年収が下がる可能性が大きくあります。

年収が上がるケースは、ごく稀です。

未経験業界やキャリアチェンジの場合、即戦力採用と捉えられずオファー年収がダウンしてしまうからです。

最低限、現在年収をキープしたい人は、転職エージェントに希望条件として必ず伝えておきましょう。

現年収をキープしたい人、転職エージェントの複数利用が鉄則です!

年収交渉を有利に進めることができるからです

第二新卒で転職するデメリット
ブラック企業に転職してしまうリスクがある

転職活動は優良ホワイト企業を引き当てる成功事例もありますが、ブラック企業に転職してしまう失敗例もあります。

ブラック企業に転職してしまった場合、サービス残業ややりがいのない長時間労働で、貴重な20代の時間を失ってしまうことになります。

絶対に避けるべきです。

私が実践していた「ブラック企業を回避する方法」をご紹介します。

<ブラック企業を回避する方法>

・複数転職エージェントから情報収集をする
・スカウト型転職サイトを利用する
・応募前に口コミサイトをチェックする

などなど

口コミサイトは「転職会議」が1番情報量も厚く、細かい口コミが掲載されていました。

また「スカウト型転職サイト」は利用しておくに越したことはありません。

一度経歴をアップロードしておくだけで、自分の経歴に合致した選考オファーを貰うことができるからです。

私は「ビズリーチ」を利用していました。

第二新卒の転職活動は「情報戦」と言えます。

少しでも多くの転職市場の情報を集めていきましょう。

以上ここまで、第二新卒で転職する5つのデメリットをご紹介してきました。

第二新卒で転職する5つのデメリット

・短期転職の経歴が残る
・転職が癖になる可能性がある
・超大手、有名企業は第二新卒採用が無い
・年収が下がる可能性がある
・ブラック企業に転職してしまうリスクがある

続いて、増え続ける第二新卒求人の裏側事情を見ていきましょう。

採用側の視点を理解すれば、面接通過率、内定獲得率を格段に上げ、満足のいくキャリアを第二新卒で掴むことができます!

第二新卒の求人事情は?採用企業側の視点を解説

第二新卒求人が増えているとは言え「いつまで続くのか?」や「採用企業は何を考えている?」という疑問をお持ちの人も多いはずです。

現役転職エージェントとして、毎日、社長や人事部長と話している私の見解を3つにまとめてご紹介していきます。

第二新卒の転職活動を視野に入れている人は、必見の内容ですよ。

採用企業側の第二新卒事情

・第二新卒求人は「今後も増加する傾向」有り
・社会人の基礎が備わっているという前提
・【注意】こんな第二新卒者はNG!

それぞれを詳しく解説していきます。

第二新卒求人は「今後も増加する傾向」有り

マイナビ転職が2016年に調査した結果、
第二新卒採用の見通しについて「積極的」と回答している企業が大半でした。

第二新卒採用の見通し
マイナビ転職の調査結果より引用

過半数の「66.2%」が第二新卒採用に積極的と回答しています!

第二新卒を採用する理由はシンプルで、労働者不足だからです。

ご存知の通り、日本は高齢化社会に向かっており働き手である生産年齢人口が減少している状態です。

新卒採用だけでは通常の採用人数を確保できず、第二新卒でポテンシャルの高い若手を採用しようとしている企業が多くいます。

したがって、第二新卒を積極的に採用する動きは、今後下向きになることなく中長期的に伸び続けていくトレンドだと推測できます。

まとめると、下記の通りです。

<第二新卒を積極的に採用する理由>

・日本国内の労働者不足
・生産年齢人口の減少
・新卒採用だけでは人員確保が追いついていない
⬇︎
・第二新卒で若いポテンシャルの高い人を採用したい

社会人の基礎が備わっているという前提

採用企業側は、第二新卒者に対してこんなことを期待しています。

<企業が第二新卒に期待していること>

・とにかく人手が足りない
・短期離職は絶対嫌だ
・教育リソースはほぼ無い
・自立して仕事をして欲しい
・社会人基礎力は当たり前だよね?
・最低3年は働いて欲しい
・あわよくばトップ営業になって欲しい
・さらに10年後は経営幹部になって欲しい
・なので、ひとまずオファー年収は300万円

少し極端ですが、こんな感じです。

大前提「人不足」「教育リソース少ない」という状態です。

そして、自立して仕事ができる人を求めており社会人基礎力は当たり前と思っています。

具体的に社会人基礎力とは、以下を指します。

<一般的な社会人基礎力とは>

・挨拶
・服装
・言葉遣い
・敬語
・ビジネスメール
・ビジネス電話対応

企業側は「社会人基礎力は当然」と考えているケースが多いよ

社会人基礎力の具体的な鍛え方について、まとめた記事もありますので参考にしてみてください。

【注意】こんな第二新卒者はNG!

最後に、採用企業側が感じている「こんな第二新卒はNG」をまとめていきます。

かなり細かい粒度まで記載しましたので、参考にしてみてくださいね。

<こんな第二新卒者はNG>

・挨拶できない
・敬語使えない
・ハキハキ話せない
・話が長い
・論理的に話せない
・態度が悪い
・退職理由が曖昧
・転職軸が曖昧
・目標や目的が薄い
・ワークライフバランスばかり重視
・「転職癖」が付いてそう

などなど

採用企業側が感じていることは多い

第二新卒に特化している転職エージェントだと徹底対策ができます!
アゲルキャリア」は特に対策に力を入れています

以上ここまで、採用企業側の第二新卒への考えや求人事情についてまとめてきました。

採用企業側の第二新卒事情

・第二新卒求人は「今後も増加する傾向」有り
・社会人の基礎が備わっているという前提
・【注意】こんな第二新卒者はNG!

第二新卒の転職を成功させる8つのポイント

第二新卒で転職を成功させるためには、8つのポイントがあります。

本格的に転職活動を始める人は、必ずチェックしておきましょう。

第二新卒で成功する8つのポイント

・退職を甘い考えや憧れだけで即決しない
・退職理由はポジティブに伝える
・倍率の高い有名大手企業は難しいので避ける
・すぐに辞めそうな印象を与えない
・今後のキャリアを言語化する
・第二新卒に特化した転職エージェントを利用する
・面接前に企業リサーチを徹底する
・オファー交渉を積極的に行う

第二新卒ならではの注意点がたくさんありますので、必ず抑えておきましょう!

① 退職を甘い考えや憧れだけで即決しない

第二新卒の転職は「簡単」ではありません。

20代の若い人に多いのは、周囲の人やSNSの情報を見て、なんとなくの憧れや甘い考えで転職を決めてしまい、後々後悔してしまうことです。

転職活動は、人生を左右する大きな意思決定になります。

例えば下記のような理由だと「正直甘い」と捉えられます。

<第二新卒のよくある甘い考え>

・なんとなく給料を上げたい
・とりあえず自己成長したい
・休みの多い会社に行きたい
・リモートワークがしたい
・賞与が多い会社に行きたい

などなど

つまり、自分が貰う給料や福利厚生・賞与のことしか考えてなく、仕事で成果を出すことや、企業に貢献することを全く考えていない人たちです。

要注意ですね。

第二新卒でなんとなく転職すると、転職クセがついてしまいます

② 退職理由はポジティブに伝える

退職理由は、ポジティブなものを伝えるようにしましょう。

ネガティブな転職理由を伝えてしまうと、面接官の印象が良くないからです。

「本当の転職理由」は、ネガティブな理由でも、第二新卒の転職活動ではポジティブに伝えるべきです。

例えば、人間関係の問題だとしても「キャリアアップ」や「次の目標に向けて頑張りたい」といった、ポジティブな理由に変換することが大切です。

転職理由は、ネガティブからポジティブに変換しよう!

③ 倍率の高い有名大手企業は難しいので避ける

有名大手企業も、積極的に第二新卒の採用活動をしていますが、倍率は高いのが正直なところです。

また、第二新卒と言えども、学歴や一社目の経験、高校の偏差値を見る面接官もいます。

ネームバリューのある大企業ばかりを受けてしまうと、ほとんどが書類選考で落ちてしまうこともあります。

実際私も、最初は有名大手企業の選考ばかり受けていましたが、書類通過率は10%程度だったと記憶しています。

<有名大手企業が採用時に見るポイント>

・大学レベル
・一社目の経験
・高校の偏差値
・退職理由

第二新卒で学歴は関係ない」や「学歴より経験の方が大事」と言う人もいますが、ぶっちゃけそんなことありません。

残念ながら、面接官はほとんどのケースで「学歴」を判断要素の一つとします。

④ すぐに辞めそうな印象を与えない

第二新卒で転職活動をする場合、現職での経験は長くても3年です。

なので、面接官からは結果的に「3年以内で転職を検討している人」として見られています。

採用企業側は、大前提長く働いてもらいたい・できれば5年以上勤務してもらい会社幹部になってもらいたい、と思っている企業が大半です。

新入社員が入社1年以内に辞めてしまっては、採用時にかけたコストを回収できないからです。

したがって、第二新卒での転職と言えども、長く働く意思を見せる必要があります。

具体的には、以下のような行動・発言をしましょう。

<すぐに辞めそうな印象を与えない方法>

・5年以上のキャリアプランを話す
・家庭を持ち安定して働く意欲を示す
・転職理由をポジティブに伝える
・一貫して取り組んできた経験を伝える
(部活や趣味など)

などなど

書類選考の段階では、できる事は少ないので、面接の段階でアピールするようにしましょう。

⑤ 今後のキャリアを言語化する

第二新卒は、将来の5年後や10年後のキャリアビジョンを描けてない人が大半です。

だからこそ、第二新卒で20代の若い内に、今後のキャリアを言語化できている人であれば、他の転職者との差別化を行うことができます。

大手有名企業の場合、第二新卒の枠は「椅子取り」と同じです。

限られた枠を多数の転職希望者が奪い合いますので、他の人と差別化をする必要があります。

私自身は、5年後から20年後までのキャリアプランを言語化して、面接で伝えるようにしています。

そうすれば、面接官からも自分がマッチするかを判断しやすいからです。

20代の若い内から今後のキャリアビジョンを描く必要があります!

実際に、私が実践している自己分析の方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

⑥ 第二新卒に特化した転職エージェントを利用する

第二新卒に特化した転職エージェントを利用するのも有効な手段の一つです。

転職エージェントを利用するメリットは、沢山あります。

<転職エージェントを利用するメリット>

・自己分析が進みやすい
・まだ自分が知らない優良企業を紹介してもらえる
・書類選考通過率が高い
・書類準備や面接設定を代行してくれる
・オファー給与の交渉がしやすい
・企業側に聞きにくい質問もできる
・継続的に転職活動が行える

などなど

一方で、デメリットもありますので、確認しておきましょう。

<転職エージェントを利用するデメリット>

・無理に転職を迫られるケースがある
・求人紹介メールが大量に届く
・電話が何度も掛かってくる
・個人情報が流出するリスクが0ではない

などなど

転職エージェントも完璧ではないので、デメリットもありますが、転職を成功させたい人は、第二新卒に特化した転職エージェントを利用するべきです。

転職エージェント毎に相性や対応も異なるので、理想は「3社」を併用して利用しましょう。

ちなみに、併用利用した方がオファー給与をグッと引き上げることができます。

転職エージェントは併用利用した方が、比較対象が増えるので給与交渉をしやすい!

オススメの第二新卒特化の転職エージェントを紹介します。

第二新卒にオススメの転職エージェント

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⑦ 面接前に企業情報のリサーチを徹底する

第二新卒の面接は「面接前の準備」で勝敗が決すると言えます。

理由は、3点あります。

<面接前の準備が重要な3つの理由>

・経歴ではほぼ差が出ないから
・企業は熱意や意欲を重視するから
・社会人基礎力をアピールできるから

特に、第二新卒の面接は、経歴でほぼ差が出ないことから、熱意や意欲を重視する傾向にあるからです。

自社のことを全く知らずに面接に来られる場合と、徹底的に調べ上げられた人が来るのでは、大きな違いがあるからです。

私が実践している面接前リサーチの方法をご紹介しますね。

<面接前の企業リサーチ方法>

・エージェントからの求人票を3回読み込む
・転職者のnoteや体験談があれば読む
・事業のビジネスモデルを理解する
・ツイッターで面接官の名前を調べてみる
(ベンチャー企業だとかなりオススメ)
・Linkedinで在籍者を確認する
・口コミサイトで社員口コミを確認する
転職会議がオススメ)

などなど

リサーチ時間は1社当たり15分は確保するようにしましょう!

⑧ オファー交渉を積極的に行う

最後に、第二新卒で失敗しないためには、オファー交渉を積極的に行う必要があります。

なぜなら、妥協して入社した会社であれば、心の底から満足できずに早期転職を繰り返してしまうリスクがあるからです。

例えば、元々年収500万円以上を希望していたのに、450万円で内定受諾したとしましょう。

心のどこかに「50万円希望に届かなかったしな…」や「120%満足してる訳ではないけど…」と感じているはずです。

入社前に50万円年収を引き上げるのと、入社後に年収50万円引き上げるのは、圧倒的に前者の方が成功可能性が高いです。

入社後の昇給率は、低く設定されているケースがほとんどだからです。

第二新卒だからこそ、オファー交渉は積極的に行いましょう!

以上ここまで、第二新卒の転職で成功するための8つのポイントをご紹介してきました。

第二新卒で成功する8つのポイント

・退職を甘い考えや憧れだけで即決しない
・退職理由はポジティブに伝える
・倍率の高い有名大手企業は難しいので避ける
・すぐに辞めそうな印象を与えない
・今後のキャリアを言語化する
・第二新卒に特化した転職エージェントを利用する
・面接前に企業リサーチを徹底する
・オファー交渉を積極的に行う

第二新卒から人生勝ち上がる方法は?

第二新卒から人生勝ち上がる方法は?

続いて、第二新卒から人生勝ち上がる方法を解説します。

現役転職エージェントとして、最大限のノウハウを詰め込みました。

第二新卒が人生勝ち上がる方法は?

・現職中に転職活動をすること
・優秀な転職エージェントと良好な関係を築く
・転職後、仕事で結果を出す!

それぞれを詳しく見ていきます。

第二新卒が勝ち上がる方法
① 現職中に転職活動をする

まず最初に覚えておきたいのが、
「退職通知は転職先が決まってから」が鉄則です。

勢いで退職届けを出しては絶対にダメです。

理由まで抑えておきましょう。

なので、必ず転職活動は「現職中」に行うことが必須です。

どうしてもすぐに辞めたい人は、大至急転職活動を始めるべき!

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第二新卒が勝ち上がる方法
② 優秀な転職エージェントと良好な関係を築く

続いてのポイントは、転職エージェントとの上手な付き合うことです。

第二新卒の転職活動は、他求職者との経験差があまりないことから、
優秀な転職エージェントから優良ホワイト求人を、いかに紹介してもらうかが肝となります。

優秀な転職エージェントは、確かにそうだけど、どうやって判断すれば良い?

ズバリ、優秀な転職エージェントの特徴をまとめました。

<優秀な転職エージェントの特徴>

・初回相談で履歴書を読み込んでくる
・大量の求人提案ではない
・話を最後まで聞いてくれる
・あなたの経歴に対して「提案」をしてくれる
・人間的に魅力が多い

などなど

優秀な転職エージェントは、
「あなたが気づいていないあなたの強み」を引き出すことができます。

特に優秀なエージェントが多いと評判高いのが「アサイン」です。

私も利用しましたが、キャリアアドバイザーの質がものすごく高いので感動します。

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第二新卒が勝ち上がる方法
③ 転職後、仕事で結果を出す!これ重要!

最後に、第二新卒で転職した人は、
仕事で結果を出す」に集中しましょう。

どれだけ良い企業に転職しても、結果を出さなければ失敗したのと同じです。

仕事で結果を出した人だけが、市場価値を高めることができます。

良い求人・待遇・企業に入社した瞬間から、サボる人がいますが絶対ダメです。

結果を出せずに、また1年程度で辞めてしまうのが見え透いてしまいます。

第二新卒の転職目的は「市場価値を上げる」ことですよね

転職が目的になっていては同じことの繰り返しになりますね!

その通り!

転職を成功させた瞬間から新しい競争がスタートです!
第二新卒で転職した人こそ「結果」を求めよう!

以上ここまで、第二新卒から人生勝ち上がる方法をまとめて紹介しました。

第二新卒が人生勝ち上がる方法は?

・現職中に転職活動をすること
・優秀な転職エージェントと良好な関係を築く
・転職後、仕事で結果を出す!

【注意】こんな転職エージェントは利用してはいけない

こんな転職エージェントは利用NG

最後に、第二新卒向けの転職エージェントが多いことから、転職エージェント利用時の注意するポイントをまとめました。

転職エージェントは参入ハードルが低いことから、比較的どの会社でも新規事業としてスタートすることができます。

しかし、利益優先の転職エージェントの利用は全くオススメできません。

<即登録解除するべき転職エージェントの特徴>

・面談時間に遅れる
・相手の話を最後まで聞かない
・社会人的なコミュニケーションが取れない
・タメ口で話してくる
・大量の求人紹介が何度も続く

などなど

利用している転職エージェントが、当てはまっていないか確認しておこう!

まとめ:「第二新卒やめとけ」は幻想。転職でキャリアを築く時代

さて、いかがでしたでしょうか。

ここまで「第二新卒はやめとけ」と言われる理由をまとめながら、採用企業側の第二新卒求人事情や、人生勝ち上がる具体的な方法をご紹介してきました。

「第二新卒やめとけ」かどうかは人それぞれですが、今後確実に第二新卒求人が増え、第二新卒から人生勝ち上がる人と堕落してしまう人に分かれていくことがご理解頂けたかと思います!

最後に、本記事の要点をまとめて終了とします。

本記事の要点まとめ

・「第二新卒はやめとけ」は古い考え方
・米国や中国では、転職が当たり前
・日本でも「転職によってキャリアを築く時代」が来る
・第二新卒求人は今後も増加傾向
・採用企業側はとにかく人手が欲しい
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