はじめに ▶︎

【言いたいことは何?】「雨ニモマケズ」に込められた想いを読み解いてみよう

本日は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のメモを読み解いていこう。

「雨ニモマケズ」は1931年に宮沢賢治が書いたとされる詩です。

興味深い点として、詩は執筆者の没後に発見されており、筆者が意図して世の中に出版した本とは意味合いが異なります。

敢えて、私個人の主観を入れながらお届けします。

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも 夏の暑さにも負けぬ

丈夫な体を持ち

欲はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている




1日に、玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分の勘定に入れずに

よく見聞きし、分かり、そして忘れず



野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて

東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり

西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくていいと言い

北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い

日照りの時は涙を流し

寒さの夏は おろおろ歩き

みんなにデクノボーと呼ばれ

ほめられもせず 苦にもされず

そういうものに わたしはなりたい

あなたは、上記の詩からどんな考えを巡らすでしょうか。


私は、誇り高き日本人の精神を感じた。

しかしながら、このような反対意見も出てくるだろう。

「精神論だ」

「宗教チックだ」

「胡散臭い」


色々な意見が飛び交うだろう。


だが、私は

宮沢賢治の詩から、日本人の道徳心や倫理観を垣間見る事ができた。


みんな生きる事に精一杯。自分の事に精一杯。

そんな中でも「他人への優しさ」を忘れたくは無い。




豪華で華やかな生活が羨ましがられるかもしれない。

裕福な家庭を築くのが良いのかもしれない。

他人への影響力が強い方が良いのかもしれない。



しかしながら「高い倫理観」ほど現代に欠如しているものはないだろう。



あなたは、「雨ニモマケズ」からどんな考えを巡らせますか?



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本日は以上です。

kou (@Kou_Survive







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