営業職がきつい10個の理由は?対処法と具体例を徹底解説!【しんどい理由】

営業職がきつい理由は?

きつい・しんどいと感じた時の対処法?

本ページに辿り着いた人は、
・営業職がきついと言われる理由は?
・きついと感じた時の対処法は?
・きつい営業はどの業界が多い?

といった不安や疑問をお持ちのはずでしょう。

営業はきつい」「営業はやめとけ」という言葉があるように、営業職は何かと負のイメージが多いのが事情です。

そこで本記事では、営業職がきつい理由を10個にまとめ、きついと言われる営業職の対処法まで深堀りしてご紹介していきます!

営業職はきつい」と悩んでいる、あなたに向けて書いていますので、最後まで読み込んでみてくださいね。

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目次

営業職がきついと言われる10個の理由は?

営業職がきついといわれる理由は?

早速、営業職が「きつい」と言われる10個の理由を見ていきましょう。

営業職のリアルな経験を含めてまとめてみました!

営業職がきつい10個の理由は?

・明確なノルマや目標があるから
・周囲と営業成績を比較されるから
・お客さんから怒られる時があるから
・出張や接待で拘束されるから
・残業が多いから
・毎月毎月がプレッシャーだから
・飛び込みやテレアポがきついから
・上司との相性が合わないから
・お客さんに断られる回数が多いから
・自信のない商品を無理に売るから

それぞれを詳しく見ていきましょう。

営業職がきついと言われる理由
明確なノルマや目標があるから

まず「明確なノルマや目標が厳しすぎるからきつい」という大きな理由です。

営業の仕事は、基本的に数字との戦いです。

・売上数字
・顧客数字
・利益数字
・アポ数字
・架電数字


営業の仕事は、全て数字に分解できますので、数字に追われる形になります。

また、基本的に経営者は営業にできる限り多くの売上を上げてもらいたいと考えています。

売上を上げなければ利益も出ないからです。
簡単ですね。

なので必然的に営業に対しては「もっともっともっと売りまくれ!」という姿勢になってしまいます。

売れて困ることはありませんので当然です。

結局、営業の忙しさを理解していない経営者のせいで、営業マンが多忙な状態に陥るわけです。

そして「営業はきつい」という負の感情が発生します。

以下のようなサイクルです。

・営業は常に数字に追われる仕事
⬇︎
・経営者はとにかく売上を上げたい
⬇︎
・結果的に、営業がくそ忙しくなる
⬇︎
・営業はきつい

営業はとにかく「ノルマ」が明確なので、きついです…

上司は「もっともっと売りまくれ」と高い要求を出してきますよね

明確なノルマや目標があるからこそ、きつさが倍増します…

営業職がきついと言われる理由
周囲と営業成績を比較されるから

営業は、周囲の社員と「営業成績」で比較されます。

先輩や同僚、後輩と徹底的に比較されます。

売上数字、KPI数字、全ての数字を比較されます。

成績が良い営業マンは表彰され、成績が悪い営業マンはコケにされます。

酷い会社の場合、全員の前で罵倒され、
お前は全く売上がない!全然ダメだ!
と人格否定までされます。

「他人との比較」で、やる気を出す人もいますが、結果が出ない多くの人にとって地獄でしかありません。

周囲との営業成績の比較から、「営業職をやめたい」と感じる可能性も高いです。

営業職がきついと言われる理由
お客さんから怒られる時があるから

営業職は、お客さんから怒られてナンボの世界です。

お客さんは営業を「不必要なモノを無理矢理押し付けてくる人たち」と認識しています。

お客さんから怒られたり、無視されたり、罵倒されたりすることは、日常茶飯事と言えます。

営業は怒られるのが当たり前なレベル

怒られない営業は、ほとんどいません…

私は、長らく法人営業をしていますが、電話口で罵倒されたり怒鳴られたり呆れられたりしたことが何度もあります。

以下の記事で、お客さんから怒られた時の対処法・メンタルについて詳しく解説しています。

営業職がきついと言われる理由
出張や接待で拘束されるから

法人営業の場合、遠方への出張や接待ゴルフ、会食、飲み会などにより、就業時間外の時間を拘束されます。

例えば、総合商社や製造メーカーの法人営業職の場合、特に拘束時間が長いです。

中には、週4回以上接待や会食、飲み会が続くというような昭和体質な営業も存在します。

通常の就業時間よりも、時間外で拘束される時間の方が長い、といった事もあります。

営業マンも当然人間ですから、休みの時間やプライベートの時間が必要ですよね。

営業マンは、就業時間外の付き合いや接待が多いので「きつい」と感じる人も多い

実際、私の友人でも、平日週3日は会食と飲み会、土日は必ずゴルフ接待があるという人もいます。

プライベートの時間はほとんどなく、会社と家と居酒屋、ゴルフ場を行き来するだけの生活をしています。

お客さんと会社の経費でお酒を飲めたり、ゴルフができたりするのが嬉しい人もいますが、余りに長い拘束時間だと、正直きついですよね。

営業職がきついと言われる理由
残業が多いから

営業職は「残業時間」も長めです。

営業職は、基本外回りやアポイントが続いており、通常の就業時間はお客さんと会話する時間がほとんどです。

しかし営業職は、提案資料やアポイント調整、新規顧客開拓などなど、やる事が無限大に存在します。

なので、普通の営業職は、基本残業が長い可能性が高いです。

残業の目安時間を確認しておきましょう。

営業職の残業時間目安

・月10時間〜20時間:普通、むしろ少ない方
・月20時間〜30時間:まぁ普通
・月30時間〜45時間:法律の範囲内でOK
・月45時間〜60時間:毎日3時間近くの残業でやばめ
・月60時間〜90時間:ブラック企業
・月90時間以上:過労死ライン

営業職で毎月の残業時間が10時間以内であれば「超ホワイト企業」です。

20時間以内であっても「ホワイト企業」と言えるレベルです。

営業職がきついと言われる理由
毎月毎月がプレッシャーだから

営業職は「売上数字」が生命線です。

売上数字が良ければ社内で何をしても許されます。

逆に、売上数字が悪ければ、いくら努力して頑張っても「あいつはダメだ」というレッテルを貼られます。

営業職のきつい所は、毎月毎月で売上数字がリセットされる点です。

中には、四半期や1年で売上数字を目標にする営業職もありますが、大半の営業職は毎月毎月数字がリセットされます。

つまり、今月は営業目標を達成しても、来月達成できるか不明ということです。

毎月月初から月末まで、常に「売上数字」というプレッシャーと向き合い続けなければいけません。

営業職の売上数字は毎月毎月リセットされるので、プレッシャーが永遠に続きます

ちなみに、連続目標達成をするには「逆算型の目標達成思考」が必要です。

詳しい方法や具体的な目標設定方法については、以下の記事で詳しくまとめています。

営業職がきついと言われる理由
飛び込みやテレアポがきついから

営業職と言えば「飛び込み営業」や「テレアポ」が代名詞と言えます。

これらの営業手法は、新規顧客獲得の際に用いられる方法であり、90%以上は断られます。

断られることに慣れていない営業マンだと「もう自分は社会から必要とされてないのかも…」という状況に陥ります。

飛び込み営業は、玄関前で追い返されますし、テレアポも第一声から「今、忙しいから!!」と怒鳴られます。

営業マン自体は全く悪くないのに、なぜか理不尽な目に遭ってしまうのです。

飛び込みやテレアポは特に精神的な負担が大きいですよね…

営業職がきついと言われる理由
上司との相性が合わないから

営業の仕事は全て「数字」で成果を追うことができます。

人事や総務といった仕事に比べて、相対的に上司が詰めやすい仕事と言えます。

数字でネチネチ上司から詰められるので精神的に参ってしまいます…

上司からネチネチ詰められる状態になっている人も多くいるでしょう。

私も、一時期の上司からネチネチ詰められる状態になってしまい、相当精神的に負荷が高かった経験があります。

毎日毎日「なんなんだよ、あのクソ上司は」と心底ムカついていました。

世の中、うざすぎる上司は絶えないものです…..

営業職がきついと言われる理由
お客さんに断られる回数が多いから

営業職は「断られるのが仕事」と言っても過言ではありません。

提案する数が多い営業マンほど、断られているからです。

逆に言えば、断られていない営業マンは、お客さんに提案ができていないという事に繋がります。

売れている営業マンは断られ続けています!

しかし世の中の大半の営業マンは、「断られる=自己否定されている」と捉えてしまいます。

お客さんに断られる回数が多すぎて、営業がきつい、、、という人も少なからずいますよね。

営業職がきついと言われる理由
自信のない商品を無理に売るから

「営業商材やサービスに自信を感じない」という場合も、かなりきついです。

これまで私が見てきた営業の中で、大きく2つのパターンがありました。

<自信がないと感じる理由>

① 商材やサービスの理解が追いついてなく自信がない
② 商材・サービスに社会貢献性がなく売る自信がない

②の状態は、転職して扱う商材・サービスを変えるしか方法がありません。

扱う商材・サービスに社会貢献性がないと、正直売りたい気持ちは出ないですよね

そうですね!
自分の中で折り合いの付かない商材だと、全くやる気が出ないからね

以上ここまで、営業職がきついと言われる10個の理由をまとめて紹介しました。

営業職がきつい10個の理由は?

・明確なノルマや目標があるから
・周囲と営業成績を比較されるから
・お客さんから怒られる時があるから
・出張や接待で拘束されるから
・残業が多いから
・毎月毎月がプレッシャーだから
・飛び込みやテレアポがきついから
・上司との相性が合わないから
・お客さんに断られる回数が多いから
・自信のない商品を無理に売るから

営業職の中でもきつい業界は?

営業職の中でもきつい業界は?

営業職の中でも、特に「きつい」と言われる業界が存在します。

飛び込み営業や新規営業が多い業界が「きつい」と言われます。

営業職の中でも「きつい」と言われる業界を押さえていきましょう!

営業職の中でもきつい業界は?

・不動産業界
・保険業界
・医療機器、製薬業界
・総合商社
・人材業界

それぞれを詳しく見ていきましょう。

営業がきつい業界
① 不動産業界

ザ、ブラック業界のイメージがある「不動産業界」の営業職はかなり大変です。

不動産という高額商材を対応することもあり、責任感も大きいからです。

また、基本給が低く、インセンティブで給与を稼ぐ必要があるため、どうしても押し売り的な営業スタイルになりがちです。

不動産業界の営業がきつい理由

・ノルマが高い
・個人宅への飛び込みが多い
・高額商材であり責任感が大きい
・インセンティブ割合が大きく押し売り的なスタイルになりがち

不動産業界の営業マンは、いつも疲れているという印象があります…

それほど営業職は大変なんですね

不動産業界の中でも「ホワイト企業」や「残業時間の少ない求人」を多く取り扱っているのは「宅建Jobエージェント」です。

営業がきつい業界
保険業界

保険業界の営業職もきついという評判が多いです。

実際に、X(旧ツイッター)にも投稿している人が多数いました。

保険営業へのモチベーションどうやって保ってる?

保険業界の営業職がきついと言われる理由は、大きく3つあります。

保険業界の営業職がきつい理由

・報酬体系が安定してない
・離職率が高い
・歩合給の割合が高い

不動産業界と似ており、基本給が低く成果に準じた報酬体系であるため「安定性」に欠けます。

結果的に、離職率も高くなり人が辞めるので、その分成果に対するインセンティブも増えていくという悪循環です。

営業がきつい業界
医療機器、製薬業界

続いて、医療機器、製薬業界の営業職もきついという声が多いです。

お医者さんや総合病院がお客様となるため、関係構築や専門知識といった観点からも大変な仕事です。

製薬業界の営業職がきつい理由

・ノルマが厳しい
・プライベート時間を確保しづらい
・医療従事者との関係構築が難しい
・専門分野の情報収集が必須
・とにかく移動が多い

大きな病院相手の営業だと、地方都市の病院を回りながら営業をすることもあります。

移動時間も長くなり、結果的に残業時間も長くなっています。

営業がきつい業界
総合商社

総合商社の営業職と言えば、就活生から花形と見られますが、一方で「激務」で有名です。

総合商社の営業は人気職種だが、激務でも有名です!

総合商社の営業職がきつい理由

・顧客との関係構築が大変
・扱う商材が多い
・出張や接待、ゴルフが多い
・買い手と売り手の板挟みになる
・人間力が試される
・営業以外の雑務も多い

商社は、自社商品を販売する訳ではなく、他社商材や他社サービスを販売することで利益を得ています。

総合商社の大変な部分は、買い手と売り手の両方のことを考えながら仕事を進める必要があるからです。

営業以外の雑務が多いのも特徴です。

見積り作成、契約代行、代金回収、デリバリー、などなど。

営業だけではなく、何でもしなければいけないのが総合商社の大変な一面です。

営業がきつい業界
人材業界

人材業界は「人材派遣」と「人材紹介」に分かれますが、両方の営業職で共通して大変な部分があります。

人材業界の最も大変な部分は「人生・キャリア」を扱う仕事であることです

人材業界の営業職がきつい理由

・人生、キャリアを扱うので責任感が重い
・雑用が主な業務になることも多い
・派遣社員の管理は想像以上に大変
・残業時間も長め

人材業界はやめとけ」と言われることもしばしばありますよね。

私は、人材業界の営業として5年の経験を以下の記事でまとめています。

以上ここまで、営業職の中でも「きつい」と言われる業界を5つまとめて解説しました。

営業職の中でもきつい業界は?

・不動産業界
・保険業界
・医療機器、製薬業界
・総合商社
・人材業界

営業職が「きつい」と感じた時の対処法は?

営業職がきついと感じる時の対処法は?

続いて、営業職が「きつい」と感じる時の対処法を紹介します。

法人・個人営業を長く続けてきた私の経験をベースにご紹介していきます。

きついと感じた時の対処法は?

・目標を定めてやりがいを獲得する
・スキルを身につけて市場価値を上げる
・転職して視野・環境を変える

それぞれを詳しく解説していきます。

営業職がきついと感じた時の対処法
目標を定めてやりがいを獲得する

営業職できついと感じる時の対処法は「自分なりの目標設定を行い、やりがいを獲得する」という方法があります。

会社から高い目標やノルマを課せられている営業マンも多いはずです。

絶望的に高い目標を掲げられ、呆然としている人もいます。

そんな時は「自分なりの目標設定を行う」という方法があります。

私も、実践していました。具体例を見ていきましょう。

<自分なりの目標設定の方法>

・目標を上方、下方修正する
・週の目標を決める
・1日の目標と自分へのご褒美を決める
・営業マンとしてのスキルアップに全力を注ぐ

などなど

例えば、目標を上方修正する場合、私は目標値の200%を自己目標として設定していました。

200%に目標を設定した場合、180%や150%程度の着地になります。

逆に、100%に目標を設定した場合、おもしろいですが80%や70%の売上着地になっていました。

目標やノルマが高すぎる人は、下方修正することも大切です。

案外、上司や経営陣も「営業目標の根拠」を知らないケースが多く、なんとなく上から押し付けられた営業数字に従っている人が多く存在します。

マーケット事情や組織状態に合わせて、目標を下方修正することも大事な取り組みです。

目標を上方、下方修正して、自分なりのやりがいを得る方法もあります!

また、1週間や1日単位の目標を定めて「目標達成できたら自分にご褒美を与える」という方法もアリです。

例えば、「1日の新規架電40件」を目標に設定して、達成できたら帰りにシュークリームやアイスを買う、といったご褒美を設定します。

明確なご褒美が見えることで、あとちょっとの踏ん張りで頑張れることができます。

私の友人は、この方法を使って1日新規架電100件を達成していました。(笑)

自分なりの目標設定をするメリット

・目標達成が現実的になる
・目標を達成することで楽しくなる
・ゲーム感覚で営業に取り組める
・ご褒美ややりがいを自由に設定できる

会社から与えられた目標に従うだけではなく、自分なりの目標設定を行うことで、楽しく営業ができます。

営業職がきついと感じた時の対処法
スキルを身につけて市場価値を上げる

営業職が身につけられるスキルは山ほどあります。

起業家の経歴で最も多いのは「営業職」と言われていますしね。

営業で「きつい」と感じる人は、会社の目標やお客様のことは忘れて、自分の営業スキルを向上させることだけに全力集中してみるのがオススメです。

具体的には、以下のようなスキルです。

<営業職で身に付くスキル>

・コミュニケーション能力
・ヒアリング力、傾聴力
・課題発見力、課題設定力
・ロジカルシンキング
・トラブル対応力
・ストレス耐性能力
・資料作成能力
・交渉、折衝能力
・時間管理能力
・クロージング能力

などなど

営業で身に付くスキルは山ほどあります!

営業職で「きつい」「大変」「しんどい」と感じている人こそ、一旦営業スキルを向上させることに集中してみましょう。

例えば、ヒアリング力や傾聴力を伸ばしたい時、お客さんの声やニーズを丁寧に拾い上げて聞かなければいけません。

お客さんの声に耳を傾けることで、結果的に自分の営業数字に跳ね返ってくることもあります。

「会社の売上のため」や「お客さんのため」という他者中心の考えから、「自分のスキルを向上させる」「市場価値を上げる」という自己中心的な考えにシフトさせます。


結果的に、自分自身の営業スキルが向上し、お客さんや会社を満足させられることに繋がります。

コミュニケーション能力を上げたい方へ:日本コミュニケーション能力認定協会

営業職がきついと感じた時の対処法
転職して視野・環境を変える

最後に「転職」です。

営業職の転職は、法人と個人、既存中心と新規中心、業界などによって難易度や年収の上がり幅が大きく異なります。

転職を考え始める人の中には「営業は嫌いじゃないけど、会社の商材や人間関係が、、、」と考える人もいます。

一方で、営業職から異職種に転職したい人もいますよね。

私のおすすめは、両方の選択肢を検討してみることです。

営業職の転職は、

①営業→営業
②営業→他職種

で方法が変わります!

例えば、営業職の経験が活かしやすい営業以外の仕事は、以下のような職種があります。

<営業の経験が活かせる職種>

・営業企画
・マーケティング
・人事
・コンサルタント
・ITエンジニア

営業職は、幅広いスキルや経験を持っていますので、対人コミュニケーション能力や時間管理能力を評価されやすい傾向があります。

営業職向け転職エージェント

▶︎アゲルキャリア
スピード内定で年収UP

▶︎アサイン
若手ハイキャリア向け

▶︎ リクルートエージェント
総合型で人気No.1

リクルートエージェント

実際に、営業からマーケティング・企画職に転職した体験談もまとめていますので、参考にしてみてください。

以上ここまで、営業がきついと感じた時の対処法を3つ紹介してきました。

きついと感じた時の対処法は?

・目標を定めてやりがいを獲得する
・スキルを身につけて市場価値を上げる
・転職して視野・環境を変える

営業職が「楽しい」と感じる瞬間5選

営業職が楽しいと感じる瞬間5選

営業職が「楽しい」と感じる瞬間・経験を5つ紹介します。

営業職が楽しいと感じる5つの瞬間

・仲間と目標達成した時
・結果が給与に反映された時
・お客様から感謝感激された時
・クライアントの最先端技術に接する時
・戦略がハマり思い通りにコトが上手くいった時

それぞれを詳しく見ていきましょう。

営業職が楽しいと感じる瞬間
仲間と目標達成した時

まず1番は「仲間と目標達成した時」です。

「目標」は達成するからこそ面白く、達成しなければ苦痛に変わります。

特に、仲間と一緒に目標達成した瞬間は、本当に脳汁がジワーっと溢れ出ます。

さらに言えば、
チームの目標達成に自分の頑張りが結果として出た時に、最も脳汁が溢れ出ます。

私も何度が経験があるから分かります。

「組織のために自分の力を活かせた」

という感覚になりますよね。

個人目標の達成は、すなわち組織目標の達成に繋がります。

組織目標の達成は、すなわち会社全体の目標達成にも繋がります。

私も何度か「自分の力で組織目標を達成させた経験」があります。

最終営業日ぎりぎりに何とか契約を勝ち取って最後の最後で挽回しました。

特に、その1件を取ったことで給与が倍になったり昇格したりする訳ではありませんが「1件の重み」が違います。

今でも脳裏に焼き付いているように鮮明に覚えています

仲間と目標達成した時」を最大限味わうためには、仲間との関係構築も欠かせません。

ギズギスした仲間と目標達成しても、全く嬉しくないですからね。

日頃から、共に頑張る仲間と切磋琢磨し合いましょう。

もし3ヶ月経過しても達成できなければ、組織を変えるのがオススメです。

つまり「転職」です。

営業で活躍したいのなら、組織文化に合うか、もしくは自分で組織文化を作りあげるしか方法はありません。

後者は、なかなかにハードです。

「自分の脳の取り扱い方法」を習得し、心理学の面から営業成績を上げたい人は「NLP」という実践心理学もおすすめです。

NLPについて知りたい、学びたい人のためのNLP学び方ガイド」で、分かりやすく説明されています。

営業職が楽しいと感じる瞬間
結果が給与に反映された時

結果が給与に反映された時

続いて「結果が給与に反映された時」です。

会社員であれば「給与が増える」というのが1番嬉しいことです。

「仕事のやりがい」や「仲間」も大切ですが、ぶっちゃけ1番はお金です。

年収1億円の企業に勤めることができれば、やりがいもクソも関係なく死ぬ気で働きますよね。

営業職は特に「給与」にシビアです。

しかし、インセンティブ給与や結果が賞与に反映される企業のみの適用です。

ルート営業を繰り返す既存営業では、なかなか個人の頑張りを評価しづらく、どうしても全体統一の評価になりがちです。

昭和系製造業がそれです。

対照的に、不動産、生命保険、金融、人材等の業界は、インセンティブが豪華な印象です。

特に住宅販売や生命保険は、売れている人は何千万単位でインセンティブを貰っています。

私も「人材」ですので、そこまで多くはありませんがインセンティブがあります。

当然、結果を出した翌月の給与明細は楽しみでしょうがありません。

営業職として頑張る大きなモチベーションの1つですね。

営業職が楽しいと感じる瞬間
お客様から感謝感激された時

3点目は「お客様からの感謝感激」です。

何よりも「人の役に立てている自分」に泥酔してしまうレベルになります。

特に嬉しい瞬間は、以下のような言葉を言われた時です。

特に嬉しい言葉

・お陰様でプロジェクトが大成功しました!
・さすが、〇〇さんですね
・早速、次回もお願いしたいんですけど、大丈夫ですか?
・〇〇さんのお陰で安心して購入できました!

あなたは言われたことがありますか?

私は何度かあります。

私の場合は、法人営業なので「早速、次回もお願い」や「知り合いにもお願い」と言ってどんどん仕事が増えていく感覚がたまりません。

当然忙しくなるのですが、自分の力がお客様から認められることは何よりも嬉しいですよね。

是非、あなたの経験も教えていただきたいです。

営業職が楽しいと感じる瞬間
クライアントの最先端技術に接する時

4点目は「クライアントの最先端技術に触れた時」です。

これは、法人営業に限定されますが、法人営業が楽しいと感じる瞬間です。

最先端技術を扱う営業職であれば、それはつまり、世界の最先端で勝負をしていることになります。

製造業の営業職だと体験できますよ。

私自身もメインのお客様が製造業関係であるため、よく「業界最先端」の技術に触れながら営業をするときがあります。

私は全く該当分野に明るくないのですが、つい詳しく調べたりお客様に聞いたりすることで、詳しい分野をいくつか確立することができました。

専門知識を持った営業職は重宝されますので、是非、最先端技術に触れながら価値を高めていって欲しいです。

営業職が楽しいと感じる瞬間
戦略がハマり思い通りにコトが上手くいった時

最後は「戦略がハマリ思い通りにコトが上手く運んだ時」です。

正直、これが1番楽しいと感じる瞬間です。

戦略通りに上手くいき、組織目標を達成した瞬間は掛け替えのない瞬間になります。

私は、一度だけ経験がありました。

戦略とは「営業計画」のことで、計画が思い通りに上手く進み最終的に全ての契約を獲得することができました。

この瞬間は「パズルのパーツが全て揃う感覚」に近しいです。

戦略が上手くいった時は「パズルが揃う感覚」があります!

戦略がどハマりする」感覚を覚えるには、綿密な営業戦略・計画が必要不可欠です。

私が推奨するのは『逆算型営業思考』です。

つまり、最終的な目標から全てを逆算して行動レベルにまで落とし込むことです。

積み上げ式の営業スタイルでは、終わりが見えづらく上手くいきません。

逆算型営業計画を作り込み、お客様をコントロールする、くらいの意気込みが必要です。

「逆算型営業」について、下記記事で詳しく解説しました。

営業を楽しく感じるためにも、是非参考にして取り入れてみてください。

営業職に向いていない人の特徴は?

営業職に向いていない人の特徴は

続いて、残念だが営業職には向いてないと判断せざるを得ない人の特徴をご紹介していきます。

仕事には、向き不向きがあります。

自分の性分に合っていない仕事を続けることは、苦痛しかありませんので、早いとこ見切りをつけていきましょう。

ズバリ、以下の3つの特徴です。

営業職に向いてない人の特徴は?

・ストレス耐性に自信がない人
・仕事とプライベートを完全に分けたい人
・数字がとにかく苦手な人

営業職に向いてない人の特徴
①ストレス耐性に自身がない人

「ストレス耐性」がないと営業職は不向きです。

営業職は、他の職種と比較すれば、どうしてもストレスの多い仕事です。

生産管理、購買、経理、人事、等の職種と比べれば、営業は最前線にいます。

お客様の目の前です。

それはストレスも多少あります。

しかし、そんなストレスや逆境を力に変換できる人が、営業職に向いている人です。

ストレスをそのままストレスと捉えてしまう人では、いずれ精神的に辛くなってきてしまいます。

もし下記の傾向があるなら、すぐに誰かに相談するのが良いでしょう。

ストレスは、体にアラートを鳴らします。

上記のような症状がある人は、誰かに相談してみましょう。

私のオススメはキャリアコーチングサービスです。

キャリアのプロがあなたの悩みを的確に紐解いてくれますので、話していて気持ちが楽になります。

特に「ポジウィルキャリア」と「マジキャリ」は受講人数が多く人気です。

「自分に自信がない」を克服したい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

▶︎自分に自信がないのは克服できる?あなたの足枷を外す5つの方法
『仕事・人生・自分』を変える学びのメディアLife and Mind+

営業職に向いてない人の特徴
② 仕事とプライベートを完全に分けたい人

「仕事とプライベートを分けたい人」は、営業職に不向きと言えます。

営業職で、仕事とプライベートを完全に分けることは難しいです。

よほどのホワイト企業でない限りは、会食や接待、ゴルフ等のイベントが入ります。

お客様との関係構築が1番大切な営業職にとって、これらのイベントは不可避です。

逆にこれらのイベントさえ上手く行っていれば、業務時間中にコンビニで昼寝してても売上が上がる人もいます。

なので「業務時間外だから〜」とか言っちゃう人は、明らかに向いてないです。

管理部門のホワイト企業に転職した方がいいかもしれません。

営業職に向いてない人の特徴
③ 数字がとにかく苦手な人

最後に「数字」です。

残念ながら「とにかく数字に弱い人」には、営業職は向いてないかもしれません。

上述した通り、営業職を”楽しい”と感じるには「数字」と向き合い続けなければいけません。

・売上数字
・販売数字
・アポ数字
・架電数字


とにかく数字のオンパレードです。

これらの数字さえ達成していれば、何も言われません。

逆に、これらの数字が達成していなければ、プロセスをいくら完璧にしても後ろ指を刺されます。

営業職はとにかく「数字」です。

数字を乗り越えた先に、数字では表せない楽しい快感が待ち構えています。

一緒に「数字のその先」にいきましょう。

さてここまで、残念ながら営業職には向いてない人の特徴を3つご紹介していきました。

営業職に向いてない人の特徴は?

・ストレス耐性に自信がない人
・仕事とプライベートを完全に分けたい人
・数字がとにかく苦手な人

きつい営業職に関するよくある質問

きつい営業職に関するよくある質問

最後に、きつい営業職に関するよくある質問に回答していきます。

Q. 営業職の中でも精神的にきつい業界は?

A. 不動産業界の営業職が最も精神的にきついと言えます。

大きな理由は「ノルマ」が厳しく設定されており、個人の販売成績や営業成績が細かく公表され比較されるからです。

Q. 営業職でノルマがない業界はありますか?

A. インフラ業界、メーカー業界は、ノルマがない or 少ない傾向があります。

既存の営業先が確保されており、新規営業の必要性が少ない業界は、ノルマがない or 少ない業界と言えます。

法人営業の中でも、取引規模の大きなインフラやメーカーは、既存取引が中心なのでノルマが少なく、顧客との関係性維持や顧客深耕が中心になります。

Q. 法人営業と個人営業、どっちがきついですか?

A. 総合的に捉えると「個人営業」の方がきついと言えます。

理由は、法人営業の場合、お客さんは法人なのである程度の配慮や常識がありますが、個人営業の場合、常識を逸脱したケースも想定されます。

また、インセンティブ割合も個人営業の方が高く、収入面でも安定していないという理由があるからです。

まとめ:営業職はきつい・しんどいが楽しい面もあります!

営業職がきつい理由のまとめ

さて、ここまでいかがでしたでしょうか。

営業職が「きつい」と言われる10個の理由や、きついと感じる時の対処法、営業職に向いている人の特徴などを一気に解説してきました。

営業職は世間一般的に見れば「きつい」「しんどい」というイメージが強いですが、営業職の本当の楽しさを知った人は抜け出せなくなるくらい楽しい瞬間も存在します。

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終了とします。

本記事の要点まとめ

・営業のきつさは”目標”や”ノルマ”が大きな要因
・特に不動産業界の営業はきつい
・インセンティブ給の割合が大きい営業はきつい
・自分なりの目標設定をするのもOK
・営業スキルを身につける方向に全集中するのもアリ
・とは言え、営業職は楽しい面も存在する

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