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本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ。
全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。
経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。
松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。
人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる
一陽来復
ひろい世の中、長い人生、いつも心楽ことばかりではない。
何の苦労もなく何の心配もなく、
ただ平凡と泰平を楽しめれば、これはこれでまことに結構なことであるけれど、
なかなかそうは事が運ばない。
ときには非難にくれ、絶対絶命、思案にあまる窮境にたつこともしばしばあるであろう。
しかし、それもまたよし。
非難のなかから、人ははじめて人生の深さを知り、
窮境に立って、はじめて世間の味わいを学びとることができるのである。
頭で知ることも大事だが、身をもって知るということが何よりも大事。
塩の辛さはなめてみて初めて分かる。
知るということにも、いろいろあるのである。
窮境に立つということは、身をもって知る尊いチャンスではあるまいか。
得難い体得の機会ではあるまいか。
そう考えれば、苦しいなかにも勇気が出る。元気が出る。
思い直した心の中に新しい知恵がわいて出る。
そして、禍いを転じて福となす、つまり一陽来復、
暗雲に一すじの陽が差し込んで、
再び春を迎える力強い再出発への道がひらけてくると思うのである。
さて、いかがだろうか。
人生において、何の苦労もなくただ平凡な毎日が続くのであれば、それはつまらない人生と言える。
ジェットコースターのように登り降りがあってこその人生ではないだろうか。
苦しい状況や苦難があるからこそ、その後の楽しさが倍以上に感じる。
私は、美味しい食事とは、優れた食材や優れたシェフ、優れた調理法も大切だが、
食べる側の状況も大きく影響していると思っている。
死ぬほどの腹ペコ状態で食べたおにぎりと、毎日贅沢ざんまいで食べるステーキは、前者の方が美味しいに決まっている。
「足るを知る」という考え方にも通じる話だが、
苦労がなく楽しさや豊かさばかり手に入れるのは、危険信号とも言える。
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