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こんにちは。kouです。(@Kou_Survive)
今回はサミュエル・スマイルズの自助論を解説していきます。
マインドセットを行う上で「自助論」ほど優れた名著はないと思っています。仕事や人生に「迷い」や「不安」がある方には、特にオススメの一冊です。また本記事では、自助の精神を仕事や日常生活に活かす為の方法もセットでご紹介します。
天は自ら助る者を、助く
自助論
この言葉は、自助論の中で最も有名な言葉です。
自助論は「自分を助けてくれるのは自分しかいない」という、自助の精神を生み出す究極のバイブルです。
また、圧倒的な具体例の多さも特徴の一つです。偉人や成功者の具体例が300個近くストーリーとしてまとめられています。自助論を読みながら、過去の偉人たちの生活を垣間見る事が出来ます。
✔︎ 自助論とは?
✔︎ 自助論の具体的な内容は?
✔︎ 自助論を仕事に活かすには?
20代のビジネスパーソンに必ず身につけて頂きたい教養と言えます。日々の生活や仕事で「悩み」や「迷い」がある方には非常にお勧めできる一冊です。
それでは、詳しく見ていきましょう!
目次
自助の精神:人生は自分の手でしか開けない
天は自ら助る者を、助く
この格言は余りにも有名です。『自分で自分を助ける事が最も大切であり重要である』どんな人にも突き刺さる言葉です。ある例え話をご紹介します。
魚を与えるのではなく、魚を取る方法を教える事だ
魚が取れずに困っている人に「魚を与える」ことは、一時的な助けになるかもしれない。しかし、与えられた魚はやがて無くなります。で、あれば「魚を取る方法を教える」事の方が彼らにとって持続的で意味のある助けになる。という言葉です。
他者からの助けよりも自分自身による主体的な行動が、結果的に本人の助けとなる事をよく表しています。
他者からの助けは一時的には良い状態になる。しかし、時間が経過すると結局は本人の助けにならない。結局は、自分の事は自分自身で考え、行動しなければいけないのです。
自助論では、これらの事を「外からの支配よりも内からの支配」と表されています。
外発的モチベーションよりも内発的モチベーションの方が持続性も高く結果も出やすいという事です。
外発的とは「外から与えられるモノ」
内発的とは「内から与えられるモノ」
具体例を見てみましょう。
勉強する理由についてです。
・お菓子が貰えるから勉強する→外発的
・数学に興味があるから勉強する→内発的
このような違いがあります。内発的モチベーションを高める事ができれば結果も成果も出やすくなるのは明白ですね。
自助論では『自助の精神』について以下のような具体例を示しています。
▶︎ 裕福な子供と貧乏な子供の話 これまでの偉人達は、幼少期の逆境にもめげずに、生まれながらの天分を発揮して確固たる永遠の名声を掴んだ。このような名声は、世界中の富をすべて集めても手には入らないだろう。富は、貧困よりもむしろ人間の成長にとって障害になる方が多い。
一般的には、富を持っている方が「優れている」「良い」と思わています。
しかし、富を持つ事は一概に良い事ばかりではありません。炊事、洗濯、家事、身の回りの整理まで家政婦やお掃除のパートの人がやってくれる生活になります。自分で生き抜く力が衰えていきます。
金持ちのボンボンは自分で生きていく力が不足している事を実感しますよね。
貧困家庭の場合は、何もかも”自分”で行わなければいけません。身の回りの整理、勉強、洗濯、ご飯、全て自分でやらなければいけません。裕福な家庭に比べると、贅沢はできないかもしれませんが、出来るコトの幅は広がります。
大人になっても、洗濯機の回し方を知らない人もいますからね。笑
まとめると、以下です。
人生は「自分」の手で切り開くしかない
最後は、全て「自分」に跳ね返ってくる
忍耐:雨霜に打たれてこそ若芽は強く伸びる!
天才とは忍耐なり
第二章では『天性の才能や生まれ持ったセンスよりも継続的な努力と忍耐の力が必要だ』という事が根気強く具体例を交えて説明されています。
ここで偉人達が残した名言を見てみましょう。
▶︎ 偉人達が残した名言 ・天才とは常識の権下である ・天才とは忍耐なり ・天才とは内なる情熱の炎を燃え立たせる力である
継続的な努力は、生まれ持ったセンスや天性の才能に打ち勝つ事が多いという事を実証していますね。偉大な発明者や研究者、起業家、政治家、どの偉人も継続的な努力を怠っていません。
自助論では、数々の発見をした『ニュートン』の話が掲載されてあります。
ニュートンは多くの偉大なる発見をしてきた。彼に、その秘訣を尋ねるとこう答えた。
「いつもその問題を考え続けていたからだ」
普段から必死に考え抜いていたニュートンだからこそ、リンゴが落ちる様子を見て「ニュートン力学」を発見できた。何も考えていない凡人が、リンゴが落ちる様子を見ても何も思いつきはしない。
まとめると、以下のようになる。
凡人とニュートンの違いは、非常にシンプルです。『常に考え抜いていたか』という『思考量の違い』です。当たり前ですが、粘り強く諦めない気持ちは大業を成し遂げる為に、必ず必要だと言えます。
忍耐の精神は、無論、仕事にも当てはまります。
✔︎ 営業成績が上がらない
✔︎ 良い企画が作れない
✔︎ 消費者のニーズが分からない
✔︎ 売れる商品が分からない
✔︎ マーケティング出来ない
上記のような困難な状態に陥った時に、諦めず粘り強く考え抜く事ができるでしょうか。ビジネスにおいても必死にお客様の為に考え抜き解決策を提案する事が重要です。これも至極当たり前の事ですね。
私個人的には、20代・30代のビジネスパーソンに、最も必要な力だと思います。
『忍耐』は根性論かと思われますが人間の意思の力は全ての行動・発言の礎となっています。
諦めず粘り強く取り組む『忍耐』が大事
好機、再び来ず:人生の転機を見抜く才覚、生かす才覚
賢者の目は頭の中にある。
ニュートンはいつも「物体はなぜ地面に落ちるのか?」と考えていました。
だからこそリンゴが落ちる状況をみて『りんごに働く重力は宇宙でも働くのではないか?』と考え「ニュートン力学」を見出しました。
何か特別な事を成し遂げる人は、常に考え続けています。だからこそ、優れた成果や功績を残す事が出来るのです。
人生や仕事においても全く同じです。仕事で成果を出したい場合は「どうすれば成果が出るのか?」といつも本気で考え抜く事です。そうすれば、やがていつかアイデアが閃き、体が動き成果を残す事が出来るでしょう。
▶︎ スマイルズの格言 思慮の浅い人間には何も見えなくても、聡明な洞察力を身につけた人間は目の前の事物に深く立ち入り、その奥に横たわる物事の真理にまで到達できる。
スマイルズの格言は誠に的を得ています。洞察力の鋭い人は、同じ物事を見ても、その奥に横たわる真理にまで到達します。
周りに「何でも見通せる人」はいないだろうか。目の前の事物を見ただけで、今後、起こり得る事柄を予測したり、人の成長度合いや性格を予測したり出来る人がいます。彼らは、スマイルズの言う「洞察力の優れた人」に値しますね。
彼らに共有している特徴が『観察力』です。
聡明な観察力を持っている人は常に、周囲を観察しています。
コース料理店のスタッフは『観察力』が求められます。なぜなら、お客様がどのくらいのスピードで食事をしているかを常にチェックしていなければならないからです。コース料理がぜんぜん出てこなかったり、一度に沢山の料理を持ってこられたりしても困りますよね。
そういった『観察力』を磨く事が、人生の好機を見逃さない為には必要だとスマイルズは言っています。
『観察力』が人生の好機を見定める。
仕事:向上意欲の前にカベはない
向学心に燃えた者にカベはない。
『諦めたら、そこで試合終了ですよ。』というスラムダンクの言葉は聞いた事があるだろうか。
目標に対して「諦める」という行為をした瞬間にそれ以上の向上は見込めません。逆に捉えると『諦めなければ永久に向上する』と言えます。
多くの人が「諦める」事によって自然とチャンスを失っているのです。
▶︎ 多くの人が「諦めている」事 ・起業する ・独立する ・芸術家になる ・美術科になる ・作家になる ・音楽家になる ・画家になる
上記の事柄は「生活する為のお金が稼げないから」という理由でよく諦められていますよね。
偉大なる起業家や芸術家は絶対に諦めない。何があっても諦めない。諦めなければ必ず挽回できる事を知っているからです。多くの人の夢は「諦める」という行為で自然消滅しています。
自助論は、当たり前の真実を突きつけてくれます。諦めずに粘り強く努力と勤勉を続ける事の大切さを痛感させられるでしょう。
諦めなければ必ず成功する
意志と活力:自分の使命に燃えて生きる!
意志あるところ、道は開ける
自助論では、意志や意欲、熱意、やる気といった感情にフォーカスして具体例が紹介されています。なぜこれほど『意志の力』が重要視されるのでしょうか?
『意思の力』はすなわち「行動の源泉」になります。行動を続ければ習慣になります。習慣を続ければ結果がでます。そして結果が人生を変えます。
意志 ▶︎ 行動
行動 ▶︎ 習慣
習慣 ▶︎ 結果
結果 ▶︎ 人生
原点は『意志の力』だと分かります。確かに、我々の全ての行動は「何かをしたい」という意志の力に紐付いています。
✔︎寝たい
✔︎食べたい
✔︎遊びたい
✔︎休憩したい
✔︎働きたい
✔︎成長したい
✔︎知りたい
これらの『意志の力』によってそれぞれの行動が引き起こされています。寝る事に『意志の力』を感じている人は少ないと思いますが、寝る事も『意志の力』が源泉になっています。
意志の力によって人生を変えた人の具体例をご紹介します。
▶︎ ある大工の話の話 ある大工がいた。彼は知事が腰掛ける椅子の修理を命じられていた。その仕事ぶりがバカ丁寧すぎる為、周りで見ていた大工が理由を尋ねた。大工はこう答えた。 『実を言うと、私がこの椅子に腰掛ける日のために、少しでも座り心地をよくしておこうと思ったんです』 彼はその後、実際に知事になりその椅子に腰掛けたという。
いかがでしたか。
『私にはそんな事できない』と思った方は残念ながら、その時点で『意志の力』が欠けています。
意志の力さえあれば、人は自分の決めた目標にを果たし、思い通りの人間になる事が出来ます。
簡単な様で、難しい。しかし、極めると突き抜けます。
『意志の力』は全ての源泉である。
時間の知恵:「実務能力」のない者に成功者なし
時間は財産である。
自助論で有名な言葉の一つとして『時は金以上なり』という言葉があります。多くの人は「お金の大切さ」を認識していますが『時間の大切さ』を認識出来ていません。
時間を守る事はビジネスマンの必須事項と言われていますが、本当にその通りです。本章でも「時間厳守」について以下のように記されています。
「時間」というのは万人に唯一平等に与えられたものである。その「時間」を守らないという事は、他人の財産を平気で奪う人と同等である。つまり、時間に無頓着な人はビジネスにも無頓着であり、そんな人間に重要問題の処理を任せられる訳が無い。
優れたビジネスマンの大前提が『時間厳守』です。また、以下の8つの力も卓越したビジネスパーソンになる為には必要だと言われています。
これらの資質を兼ね備えた人物の具体例としてウェリントン将軍という人物が挙げられています。
彼はナポレオンが唯一勝てなかった男です。ウェリントン将軍のストーリーは本作の中でも長めに書かれており、スマイルズが強調したかったポイントと読み取れます。彼は、上記に挙げた卓越した資質を持ち合わせて軍隊を統率し、ナポレオン率いるフランス軍を打ち破りました。
軍隊を統率する力は、現代の組織をマネージメントする力に応用出来ます。優れた組織のリーダーは上記に挙げた資質を弛まぬ努力によって勝ち取る必要があるでしょう。
注意力 → 一切のミスも許されない 勤勉 → 何事もまずは勉強する 正確さ → 物事は正確でなければいけない 手際の良さ → 効率良く、丁寧にしなければならない 時間厳守 → 時間を守らない者に責任は任せられない 迅速さ → 決めた事は早く行わなければいけない 直観力 → 時に、自身の経験から導かなければならない 強い意志 → 確固たる己の自信を持たなければいけない 如才なさ → 少しのミスもないのが当たり前である
実務能力の向上は成功に欠かせない。
金の知恵:楽をするには汗をかけ!
「節約」とは自助の精神の最高表現に他ならない。
お金は大事です。物質的な豊かさを求める為に、お金は必要不可欠です。しかし、お金が第一ではありません。「お金稼ぎ」に身も心も注力した者は不正や詐欺まがいの事に手を染めてしまうでしょう。
人生を豊かに生きる為には「節制」が必要です。
世の中には2種類の人間がいる。倹約家と浪費家です。
いつの時代も、倹約家は社会に優れた価値を提供しイノベーションを起こしてきました。一方で、浪費家は常に倹約家の奴隷に成り下がります。
スマイルズが提唱する倹約家の美徳を下記に記します。
最近は、表面だけ取り繕る輩がいますよね。
有名人とランチ、高級マンションに住み、夜はモデルと過ごす。土日はラグジュアリー付きの別荘の写真をInstagramに載せる。
いわゆる「上流生活」を夢見て自分自身に対して「嘘」を付く人が増えています。このような生活を続けていては、人間の美徳とされる勤勉、倹約、節制、誠実は瞬く間にもみくちゃにされます。
『将来の楽をする為に、今、必死に汗をかいて働く事』勤勉と弛まぬ努力に勝るものはない。断言できます。楽をして得た成功は、一瞬で溶け落ちます。苦労の末、得た成功はそれまでの過程に物語があり感動があります。
そんな人生で在りたいと私自身、常に思っている訳であります。
浪費家は倹約家の奴隷に成り下がる
自己修養:最高の知的素養は1日の仕事から生まれる
高い『知的素養』は仕事を通して身に付く。
自助論では「自己修養」の大切さが繰り返し言われています。『自分を変える事ができるのは自分だけ』です。まさに普遍の真理を言い当てた言葉だと思います。
そして『高い知的素養』は仕事をする事で最も身に付きます。仕事とは他者や社会に奉仕する事であり、その行動から「勤勉」や「努力」といった知的素養が身に付くのです。
そして「仕事」は『能動的』である事が需要です。
下記に、ある法律家の具体例をご紹介します。
これらの内容は現代日本の「教育」に対して非常によく当てはまる内容だと思っています。
大学までは、国が定めた教育ルートに則り、その後は企業が定めた研修ルートに乗る。何一つ「能動的」な行動をせずに人生が過ぎ去っていきます。「能動的」な行動と言えば、サークルや気の許せる仲間と遊ぶ時だけ。それでは、優れた人格は形成されない。
また「詰め込み型教育」が批判されていますが『能動的』な学習が人格形成に必要な事は言うまでもありません。
高尚な人格を形成する為には『能動的』な学習と仕事が欠かせません。
一方で、仕事をせずに肉欲や快楽を追求する事は人格を崩壊させ人生を無為なモノに変えてしまいます。
・仕事をせずに楽に生きる
・働かずにセミリタイア
・自動収入で毎日遊んで暮らす
これらの事を望んでいる人は多いかもしれませんが、人生に苦労が無ければ何ともつまらない人生になるでしょう。
怠惰で自堕落な生活は人生に一切の実りをもたらさない
仕事を通して「高い知的素養」が身に付く
すばらしい出会い:人生の師・人生の友・人生の書
良い規律ではなく、良い模範が必要である。
「意志の力」が重要である事は多くの先人達の具体例から読み取る事が出来ました。
本章では、あなたの意志は「あなたの周囲にいる人々」から形成されている事を伝えています。そして『周囲の人間を選びなさい』と言われています。
『あなたの年収はあなたの身近な5人の年収の平均である』とよく言われますよね。そのくらい、周囲の人間や環境から無意識の内に大きな影響を受けています。
その点、自助論では「家庭」の大切さを強調して伝えています。国の核は「家庭」と言われるほど「家庭」は重要です。一国の文化や国民性は「家庭」から成り立ちます。なぜなら、人格形成に大きな影響を与える幼少期を「家庭」で過ごす子供が大半であるからです。
身近にいる周囲の人々を大切にし、彼等が自分にとって悪影響を与えると思えば、思い切って繋がりを断つ事です。
素晴らしい人物との繋がりは何者にも変え難い。ましてお金など取るに足りない存在である。
良き模範との繋がりを大切にする事
人間の器量:人格は一生通用する唯一の宝だ!
立派な人格はそれ自体が宝だ。
自助論を総括すると「よい人格形成を成す為の本」と言える。では、そもそも『人格』とは何であるか?
人格とは、個人の心理面での特性。人柄。または人間の人としての主体。
何なのか、余計分からなくなりましたね。笑
人格とは『その人の心』だと捉えて頂ければ良いと思います。「器量が広い人」や「器量が狭い人」と表現しますが、優れた人格者は「器量が広い人」です。そして、他者に対しての影響力が大きい人と言えます。
優れた人格者が職場に1人いる事は大きな変化を及ばします。優れた人格者は特段、地位に就いていなくとも人々に影響を与えます。
では「人格」をどのように高めていけば良いのか?
『当たり前の事を”当たり前”に行う事』
簡単そうで、難しい事の一つですよね。小難しい事をしなくても”当たり前の事”をきちんと行う事が最も近道だと言えます。
スマイルズは、本当の人格者について以下のように記しています。
このような「人格」を磨く事は、その辺の資格やスキルを磨く事に比べて遥かに重要です。
「人格」を磨く事は人生の宝。
まとめ
自助論をまとめます。
自助論は『自助の精神』を身につける為のバイブルです。
巷にある自己啓発本は「〇〇スキルを身につけよ!」や「お金の上手な使い方!」といって目先の利益を追求する一方で、自助論は『当たり前の事を当たり前にする』という至極真っ当な事を再認識させてくれます。
✔︎勤勉
✔︎努力
✔︎誠実
✔︎高潔
✔︎品性
✔︎人格
✔︎時間
自助論で語られる言葉です。『天は自ら助くる者を、助く』自助の精神は万人を活気付け旺盛な人間へと変革を促す事が出来ます。
作者のサミュエル・スマイルズはイギリス出身です。19世紀のイギリスは世界の中心でした。20世紀から米国が世界の中心になりました。スマイルズは、一つの要因として「イギリス青年達の『自助の精神』が薄れてしまったからではないか。」と記している。『ゆりかごから墓場まで』政策が裏目に出た。と。
自助論は、そんなイギリス国民に向けて執筆された本です。自己実現に年齢は関係ありません。青年からお年寄りまで広く万人の方に読んで頂ける本です。
本記事が自助論を手に取るきっかけになれば幸いです。