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本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ。
全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。
経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。
松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。
人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる
心を定めて
嵐が吹いて川があふれて町が流れて、
だからその町はもうダメかといえば、
必ずしもそうではない。
十年もたてば、流れもせず、傷つきもしなかった町よりも、
かえってよけいに綺麗に、よけいに繁盛していることがしばしばある。
大きな犠牲で、たいへんな苦難ではあったけれど、
その苦難に負けず、何とかせねばの思いにあふれて、
みんなが人一倍の知恵をしぼり、人一倍の働きを積み重ねた結果が、
流れた町と流れなかった町とのひらきをつくりあげるのである。
一方はただ凡人。
他方は懸命な思いをかけている。
そのひらきなのである。
災難や苦難は、ないに越したことはない。
あわずにすめば、まことに結構。
何にもなくて順調で、それで万事が好都合にゆけば良いのだが、
そうばかりもゆかないのが、この世の中であり、人の歩みである。
思わぬ時に思わぬ事が起こってくる。
だから、苦難がくればそれもよし、
順調ならばさらによし、
そんな思いで安易に流されず、凡に堕せず、
いずれのときにも心を定め、思いにあふれて、
人一倍の知恵をしぼり、人一倍の働きを積み重ねてゆきたいものである。
さて、いかがだっただろうか。
私がこの文章を読んだ時に感じたことは「東日本大震災」である。
まさに、松下幸之助さんの文章通りであり、見事に東北は復興を遂げている。
災難や苦難は無いに越したことはないが、遭遇したとしても慌てたり失意のどん底に落ちるべきではない。
「この苦難があったから、もうこれから先どんな困難も大丈夫だ」
という「強い心」を持ち合わせなければいけない。
人は苦難や困難を乗り越えるために努力し、新たな知恵やアイデアを出す。
課題や問題が山積みであればあるほど、より生産性が高い行動ができるものだ。
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