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本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ。
全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。
経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。
松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。
人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる
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止めを刺す昔は、いわゆる止めを刺すのに、
一つのきびしい心得と作法があったらしい。
だから武士たちは、もう一息というところをいいかげんにし、心をゆるめ、
止めを刺すのを怠って、その作法にのっとらないことをたいへんな恥とした。
ものごをしっかりとたしかめ、
最後の最後まで見きわめて、キチンと徹底した処理をすること、
それが昔の武士たちのいちばん大事な心がけとされたのである。
その心がけは、小さいころから、日常茶飯事、
箸の上げ下げ、あいさつ一つに至るまで、きびしく躾けられ、
養われていたのであった。
こんな心がけから、今日のおたがいの働きをふりかえってみたら、
止めを刺さないあいまいな仕事のしぶりの何と多いことか。
せっかくの99%の貴重な成果も、
残りの1%の止めがしっかりと刺されていなかったら、
それは初めから無きに等しい。
もうちょっと念を入れておりたら、
もうしこしの心くばりがあったなら、
あとから後悔することばかりである。
おたがいに、昔の武士が深く恥じたように、
止めを刺さない仕事ぶりを、
大いに恥とするきびしい心がけを持ちたいものである。
「止めを刺さない」「曖昧な仕事」は本当に多い。
曖昧さを残すことが美徳、みたいな風潮があるかも、決して異なる。
最後までビシッと締めることができる人が「仕事ができる人」である。
調子が良い時だけ頑張って、調子が悪い時はテキトーになる、そんな人は仕事ができない。
最後の最後まで、きっちりと押さえることができる人でありたいものだ。
一本の電話、一言の声掛け、
これだけでも「まぁ、いいか」と躊躇している人は多いだろう。
筆者も自分の振る舞いで思い当たる節があるからだ。
他人にあーだこーだと言う前に、自分が100%の行いをすることだ。
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