仕事は好きだけど上司が嫌いで辞めるべき？原因や対処方法、退職理由の伝え方を解説

仕事が好きだけど、職場の上司が嫌いで辞めようか悩んでいます…

本ページにたどり着いた人は、

・上司との人間関係がうまくいかず、ストレスを感じている
・自分の頑張りを認めてもらえず、モチベーションが上がらない
・パワハラやセクハラなど、不適切な言動を受けている

などの疑問や悩みをお持ちのことでしょう。

仕事は好きなのに、嫌いな上司がいれば仕事も辛くなりますよね…。

そこで本ページでは、上司が嫌いで辞めたいと感じる原因や5つの対処法などを解説します。

上司が嫌いで仕事をやめた人の体験談も紹介していますので、体験談も参考にした上で仕事を辞めるかどうか検討してみてください。

仕事は好きなのに、上司が嫌いという理由で仕事を辞めるかは悩みますよね…

上司との関係を改善する方法も紹介しますね！

仕事は好きだけど上司が嫌いで辞めたくなる5つの理由は？

仕事自体は好きでも、上司が嫌いで辞めたくなってしまう理由はいくつか考えられます。

ここでは、代表的な5つの原因を紹介します。

仕事の内容は好きなんですけど、上司が苦手です…

それぞれを詳しく見ていきましょう。

① 信頼関係が築けていない

上司との信頼関係がうまく築けていない場合、上司に嫌われると同時に自分自身が上司を嫌いになるため、辞めたくなりますよね。

同僚や上司、部下などさまざまな人間関係がありますが、特に上司との関係は仕事で大きな割合を占めます。

上司との信頼関係が築けていない場合、仕事が憂鬱ですよね..

十分にコミュニケーションが取れなかったり、信頼関係が築けていなかったりすると、モチベーションが下がりやすくなるでしょう。

結果、自己主張がしづらくなったり、一緒に仕事をするのがストレスとなってしまいます。

人間関係の構築には、双方の努力が欠かせません。

上司との関係改善に向けて、積極的なコミュニケーションを心がけてください。

上司の立場に立って物事を考えるよう心がけると、信頼関係が深まりやすくなるでしょう。

② 価値観が合わない

仕事を辞めたいと感じてしまう原因として上司との価値観の違いが挙げられます。

上司だけに限らず人間関係の構築には、相手の価値観への理解が重要です。

しかし、上司との価値観の違いが大きくなると、意思決定の場で対立する可能性が高くなります。

会社の人と価値観が合わないことが多いです…

上司以外にも、会社で価値観や考え方の違う人が多い場合、そもそもの会社組織に合致していない可能性もあります。

価値観や考え方の合う人と一緒に働いた方が、仕事も人間関係も上手くいくケースもありますよ。

価値観が合わない人と仕事をするのは、大変ですよね…

自分の価値観や考え方を、深く考えてみたい人は、キャリアコーチングもおすすめです

「自分の価値観って、そもそも何？」という人は、「ポジウィル」や「マジキャリ」がおすすめです。

キャリアコーチングは、求人紹介を前提にしないサービスなので、あなたの悩みに100%フルコミットしてくれますよ。

③ 適切なフィードバックを受けられない

適切なフィードバックを受けられないのも、仕事を辞めたくなってしまう原因の一つです。

上司から適切な評価やフィードバックは、部下の成長や改善のためにも必要不可欠ですよね。

しかし、上司が不当に評価やフィードバックをしていなかったり、学びあるフィードバックをしなかったりすると、部下は「努力を無視をされている」「成長につながらない」と感じてしまい、辞めたくなります。

努力が無視されると、やる気も向上心もなくなりますよね..

自身のキャリアアップへの道が見えなくなる事が、辞めたいと感じる原因ともいえます。

④ 不公平な扱いを受けている

不公平な扱いを受けている場合、仕事は好きだけど上司が嫌いで辞めたくなります。

公平な扱いを徹底するのは、職場では欠かせないモラルの一つです。

しかし、上司の中には個人的な好き嫌いや気分で、部下を不公平に扱う人もいます。

例えば、以下のような扱いがよくありますよね。

不公平な扱いを受けると、信頼関係や信用問題に影響を与え、転職したい気持ちが強くなるでしょう。

⑤ ハラスメントを受けている

パワハラやセクハラなどのハラスメント行為は、言わずとも、仕事を辞めたくなる原因です。

仕事でストレスを感じる人や退職する人の原因には、ハラスメントが大きな割合を占めています。

高圧的な態度や不適切な言動を繰り返す上司に対して、ストレスや嫌悪感を抱くのは当然のことです。

適切に対応してくれないのが原因で、業務とは関係なく辞めたくなる人は多いでしょう。

そのため、ハラスメントを受けた場合は、一人で抱え込まずに、信頼できる人への相談が大切です。

また、ハラスメントは犯罪となる可能性もあるため、証拠を集めておくのも重要です。我慢せずに、毅然とした態度での対処が求められます。

仕事は好きだけど上司が嫌いな人への5つの対処法

仕事は好きでも上司を嫌いと感じる時、どのように対処すればいいのでしょうか。

上司は嫌いだけど、それだけで転職するのも勿体ないと感じています…

ここでは、仕事を続けるための5つの方法を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕事だと割り切って接する

仕事だと割り切って上司に接するのが有効な対処法です。

仕事は仕事だと思って割り切って接するのが、一番早い解決策ですよね

仕事中は、上司に対する嫌悪感やストレスを無視して、言われた仕事を淡々とこなします。

ただし、ある程度の精神力がないと、十分に割り切れずにストレスが増えてしまうかもしれません。

そのため、メンタルに自信がある人にはおすすめですが、そうでない場合はおすすめできません。

また、割り切るためには、上司との関係を「仕事上の関係」と認識するのが大切です。

上司にはプライベートな感情を持ち込まないよう、意識的に切り替えましょう。

加えて、上司の指示に従うのが自分の役割だと自覚すると、多少の嫌な思いも乗り越えられるはずです。

ただし、無理は禁物です。

状況次第では、他の対処法を検討する必要もあるでしょう。

上司の良い部分を見つける

上司のよい部分を見つけるのもおすすめの対処法です。

例えば、仕事中は厳しいけれど、飲み会では奢ってくれたり体調を気遣ってくれたりするなど、少しでも上司のよい部分を見つけます。

上司の尊敬できる部分が見つかれば、仕事に対する意欲も湧いてくるでしょう。

また、怒鳴られても仕事は優秀だと思えれば割り切りやすくなります。

なお、完璧な上司などはそういません。そのため、上司の短所ばかりに目を向けるのではなく、長所にも目を向ける柔軟な姿勢が大切です。

さらに、よい部分を積極的に見つけようとする努力が、上司との関係改善につながるかもしれません。

ただし、無理によい部分を探す必要はなく、バランス感覚を持つのが重要です。

自分に原因がないか考える

上司から不適切な対応をされている場合、自分に原因がないか考えてみるのも一つの方法です。

例えば、業務での報告・連絡・相談を怠ったり、締め切りに遅れたりした時に、高圧的に怒られるなどが挙げられます。

このため、自分が原因で不適切な対応をされていないか、少しでも可能性を探ってみるのがおすすめです。

自分の行動を見直せば、上司の態度が改善されるかもしれません。

ただし、自分に非がないのに上司から不当なあつかいを受けている場合は、毅然な態度で臨むようにし、自分を責めすぎないよう注意しましょう。

できる限り距離を取る

嫌いな上司とは、できる限り距離を取るのも大切です。

仕事上、あまり距離を取るのが難しい場合でも、必要最低限のコミュニケーションに留めるよう心がけましょう。

また、上司のことは普段あまり考えないようにするのも効果的です。相談事項は先輩や他の上司に持っていくなど、できるだけ直接の接点を減らす工夫をしていきましょう。

ただし、業務に支障が出るほど距離を取るのは避けてください。あくまでも、ストレスを軽減するために、適度な距離感を保つ意識が大切です。

極端な態度は、かえって状況を悪化させる恐れがあるため、注意しましょう。

信頼できる人に相談する

信頼できる人に上司に関して相談するのもおすすめです。

信頼できる別の上司や人事部、先輩に相談すれば、パワハラやセクハラと認識してくれるかもしれません。

また、転職を考えている場合も先に相談すると、上層部が職場環境の改善や部署異動の打診をしてくれる可能性があります。

そのため、自分一人で抱え込まずに、信頼できる人に相談して発散してみましょう。

ただし、相談内容が広まってしまうと、かえって状況が悪化する恐れがあるため、安易に相談相手を選ばないよう注意が必要です

加えて、会社の外に相談相手を求めるのも一つの方法です。

弁護士やカウンセラーなどの専門家に相談するのもよいかもしれません。

上司が嫌いで退職するか迷っている時にやるべきことは？

それでも、上司が嫌いすぎて退職を考えている人もいますよね。

上司がどうしても嫌いで退職を検討している時にやるべきことを3つ紹介します。

上司が原因で退職を考えている人向けの対処法をまとめますね

順に紹介します。

① 退職した時のメリットとデメリットを書き出す

上司が嫌いで退職を検討している際には、退職した後のメリットとデメリットを書き出すようにしましょう。

冷静にメリット・デメリットを書き出してみると、退職した方がいいのかが見えてきそうですね

退職前と退職後の状況を精査することで、自身に適したライフプランの選択にもつながるため、一時的な感情だけではなく、広い視野で決断するのをおすすめします。

具体的には下記のように書き出してみてください。

上記はあくまで一例ですが、より細分化して退職前と後のメリットとデメリットを書き出すようにしましょう。

②自己の財務状況を分析する

退職を決断する前に、自己の財務状況を分析しましょう。

退職後の生活設計を慎重に行わなければ、退職後の生活が厳しくなる可能性があります。

具体的には下記を細分化して分析しましょう。

余裕がある場合には資産を運用するのも一つの手です。

退職後安定した生活を目指す上で、不安材料が無いように財務状況を分析しておきましょう。

③キャリアの棚卸しを行う

上司が嫌いで退職を検討している際は、キャリアの棚卸しを行いましょう。

キャリアパスを見直すことは転職する上で重要な視点を持てます。

具体的に取り組むことは、下記の通りです。

市場全体の需要を考えた上でキャリアの棚卸しを行っておくと、退職を決めた時に役立つのでおすすめです。

しかし、キャリアの棚卸しのやり方がわからなかったり、自身のスキルや経験が生かせる業務がわからなかったりするかもしれません。そんな時はキャリアコーチングを活用してみましょう。

「料金が高いのでは？」という疑問を持つ方もいると思いますので、下記記事にてキャリアコーチングサービスを提供している企業を16社紹介しています。料金比較表にてわかりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

キャリアコーチングの料金が高い5つの理由は？安くする裏技や比較した相場を紹介

また、キャリアコーチングの例が知りたい方はこちらの「ポジウィル」を参考にしてみてください。

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▶︎キャリアコーチングの料金が高い理由は？

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上司が嫌いで退職する際の注意点は？

前章では、上司が嫌いで退職するかどうか迷っている際にやるべきことを紹介しました。

続いて、退職を決めた時の注意点を3つ紹介します。

退職を決意された方はぜひ参考にしてください。

① 最低でも1ヶ月前に退職の意向を伝える

上司が嫌いで退職する際は、最低でも1ヶ月前に退職意向を伝えるようにしましょう。

民法第627条の第1項にて下記のように2週間前までに意思表示をすれば問題ないと記載されていますが、後任者の有無や引き継ぎ、取引先への挨拶や有休消化など時間を要することが意外と多いです。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用：民法

就業規則よりも法律が優先されるため、2週間前でも退職自体はできます。

しかし、会社側への配慮だけでなく、自身がゆとりを持って再就職するためにも、1ヶ月、可能であれば2ヶ月前に退職の意向を伝えることをおすすめします。

② 必要な書類を適切に扱う

上司が嫌いで退職を決めた際は、退職手続きに必要な書類を適切に扱いましょう。

退職する際には、退職届だけではなく、さまざまな書類を取り扱います。

中には失業保険金を受給するために必要な書類等もあるため、注意してください。

具体的に企業側からもらう書類としては下記が挙げられます。

上記のような書類を適切に扱って、次のキャリアの準備を整えるようにしましょう。

③退職理由は前向きに言い換える

上司が嫌いで退職する際は、退職理由を前向きに言い換えつつ伝えましょう。

個人的な感情を押さえ、前向きに退職理由を伝えられれば、円満に退職ができます。もし、退職理由を全て上司のせいにしてしまうと、退職の意向を伝えた後、さらに上司からの扱いが酷くなる可能性もあります。

具体的な退職理由の例文は次の章にて紹介しますが、ポイントとしては下記を押さえておきましょう。

上記のポイントを押さえた上で、退職理由を前向きに上司に伝えてください。

【例文】上司が嫌い・合わない時の退職理由の伝え方・書き方は？

上司が嫌いで退職を決断した際の、退職理由の例文を紹介します。

メールやチャットで伝えるべき内容をまとめました

上記を参考にしつつ、円満退職できるように退職理由を前向きに伝えましょう。

ネガティブな理由をポジティブな言い方に変える練習をしてみましょう

「残業が多くてつらい」→「ライフワークバランスを整えてさまざまな勉強がしたい」

隠れた願望を汲み取れると建前の理由は作りやすいです

上司が嫌いで辞める人は多い？実際の体験談3選

実際に上司が嫌いで仕事を辞める人が多いのか気になっている方がいると思います。

「ベンナビ労働問題」が2024年に行ったアンケートでは、6割以上が「上司を理由に会社を辞めたいと思ったことがある」と回答しているため、上司を理由に退職している人が多い傾向にあります。

続いて、上司を理由に仕事を辞めた人の体験談を3つ紹介します。

それぞれを紹介します。

上司が物凄いネガティブで仕事を回してくれなかった

あります。

仕事は責任持ってたし、充実しててそれなりにすきでした。

けど、上司が物凄いネガティブで、「俺はこの会社の為に働き続けたのに…」とか「俺はこの会社を辞めて独立するんだ」とか延々と愚痴って仕事を回してくれませんでした。

挙げ句、売上計上間近になると焦りだし、夜中の2時まで残業させられたり…
しかも倒産しかかっていたのもあり、残業代は０。賞与もなく、給与もカット。

馬鹿らしくなって辞めました。
辞めてから気付きましたが、鬱みたいになりかけていたので、辞めて本当に良かったです。

引用：Yahoo!知恵袋

上記はYahoo!知恵袋にて「仕事は好きだけど会社（上司）が嫌いで会社を辞めたことありますか？」という質問への回答している体験例です。

仕事を回してくれなかったり、残業代が支払われなかったりと、上司だけの理由ではないものの、充実してても辞めて良かったと回答しています。

朝礼時に自分を棚に上げた説教ばかりで辞めた

ありました。朝礼の時に「誰々が何々と言っていた。けしからん。」などとネガティブな批判、「誰々はこうあるべきだ」と自分を棚上げにした説教。口から出る言葉は愚痴、文句、お説教。

聞いていて「その考えはどうなんだろう？」という疑問と腹立たしさしか抱かなかったので、これ以上この人には付いていけないなと思いました。無駄に多い会議と、無駄に長い会議、無駄な残業の強要。何から何までついていけないと思ったので辞めました。

仕事自体は好きでしたが、心に負の感情しか沸いてこなかったので辞めました。辞めてよかったかと聞かれれば、辞めてよかったですよ。あれ以上続けてても負の感情を抱き続けれるだけだったし、良い感情は抱くことはなかったでしょう。

引用：Yahoo!知恵袋

この体験談も「体験談①」と同様に、上司がネガティブな発言をしていて、残業の強要があった体験談です。

仕事が好きではあるものの、負の感情しか沸かなくなるような職場ということで、辞めて良かったと感じているようです。

パワハラや陰口に悩まされ転職した

私も人間関係特にパワハラ、陰口等で悩まされ転職した一人です。仕事も結構好きでしたし、給与もよかったので悩みました。

ただ今の職場はいい人たちばかりでストレスなく働けています。まったく未経験の職種でしたが気持ちのゆとりがあるからか仕事自体も好きになっています。

転職をお勧めします

引用：Yahoo!知恵袋

この体験談は「仕事は好きなのに人間関係が辛いときに、転職したら後悔しますか？」に対する回答です。

パワハラで悩まされてはいたものの、転職してストレス無く働けており今の仕事も好きになっていることから、退職した成功事例といえます。

こんな特徴を持っている人はパワハラ気質があるから注意ですね

・自分は優秀だとアピールしている
・感情の起伏が激しい
・部下を道具としてみている
・根性論を押し付ける
・他責思考

仕事は好きだけど上司が嫌いな人におすすめの転職エージェント

最後に、仕事は好きだけど上司が嫌い…という人におすすめの転職エージェントを紹介します。

「上司が嫌い」という事実は、職場を変えなければ変更できず、このままでは仕事そのものも嫌いになってしまうリスクがあります。

優秀な上司や尊敬できる上司がいる転職先を見つけるには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

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doda は、大手転職エージェントとしてトップレベルの求人数と支援実績を持つエージェントです。

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仕事は好きだけど上司が嫌いな場合は退職を検討しよう

上司が嫌いで辞めたいと考えている人は、とても多いのが現状です。

自分に原因がなく、ただ一方的に上司が不適切な言動を繰り返している場合は、転職を視野に入れるのも一つの選択肢でしょう。

ただし、人事部に相談すると、職場環境の改善や部署異動、上司の左遷が決まるケースもあります。

退職する前に、まずは自分にできることを試してみるのが大切です。

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終了します。

仕事が好きだけど上司が嫌いな人は、キャリアコーチングに相談するのもおすすめです

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