はじめに ▶︎

【50代必見】キャリアプランが思いつかない…定年後を見据えた4つの行動プランをご紹介!

近年、定年が延長される兆しがあり、65歳、70歳と「人生100年時代」と言われる渦中にあることを実感させられます。

定年後のセカンドキャリアやセミリタイアなどのキャリアプランを真剣に考える必要が迫ってきていると言えます。

大企業の早期退職制度
コロナ渦が生んだテレワーク推奨の流れ
伸びる健康寿命と定年

上記のような変化から『定年後は年金だけで孫の成長見ながらのんびり旅行を楽しむ』と呑気なことを言える状態ではなくなりました。

そこで本記事では、変わりゆく50代のキャリアプランに対して「どのような観点から思考すれば良いのか」や「具体的な行動プラン」についてご紹介していきます。

人生100年時代」の中で、志を持って働きたい人には、必見の内容なので是非最後までご一読ください。

50代からの具体的な4つの行動プランをご紹介します!

50代のキャリアプランが思いつかない人は、プロにキャリアを相談してみるのもオススメです。

・定年退職や早期退職関連の悩みを抱えている人
・人生設計を見直したい人
・再就職が上手くいかない人

上記のような人は、キャリア相談をしてみることで、自分の特徴や強みが明確になりますよ。

50代向けのキャリア相談について、詳しくは以下の記事でまとめています。

50代でキャリアプランを真剣に考える理由とは?


50代だからこそキャリアプランを考えなければいけない理由は、50代を取り巻く環境が変化しているからです。

50代を取り巻く環境の変化

1. 大企業の早期退職制度の増加
2. コロナ渦が生んだテレワーク推奨の流れ
3. 伸びる健康寿命と定年

それぞれを詳しく見ていき、50代ビジネスパーソンを取り巻く環境の変化について理解を深めていきましょう。

50代を取り巻く環境の変化
1. 大企業の早期退職の増加

大企業の早期退職の増加」が理由になるのは、企業が少子高齢化による社内年齢の逆ピラミッド構造の打破を目指していることが挙げられます。

定年退職前の40代~50代のタイミングで早期退職できる仕組みを用意し、ベテランと若い社員を入れ替えることで組織の新陳代謝を図ろうとしています。

組織の新陳代謝を行う背景には、企業がITテクノロジーの変化に追随できる組織作りを目標にしていることが挙げられます。

旧来型の組織運営や、古い知識を持ったベテラン社員だけで企業を構成するのはリスクであり、新しい技術や知識を吸収できる若い社員を育てることは大企業の課題だからです。

実際に、2021年の希望退職者の募集人数を日本経済新聞より抽出しました。

日本たばご産業は、需要の現象に伴い工場を閉鎖すること決定しました。

工場閉鎖に伴い、約3,000人近い規模の人員を削減することを発表しています。

日本経済新聞より引用

若い社員が活躍できる社風を求めている以上、50代以降の社員は新たなキャリアを目指す必要性が出てきますし、求められていないポジションにしがみついている場合ではありません。

自身のキャリアと企業の未来を考えるならば、早期退職制度の選択は意識しておく必要があるでしょう。

50代を取り巻く環境の変化
2. コロナ渦が生んだテレワーク推奨の流れ

2点目は「コロナ渦が生んだテレワーク推奨の流れ」です。

コロナ渦の影響により、出社不要で自宅に居ながら働くことができる労働形態が、仕事の可能性を広げたことにあります。

ITテクノロジーが普及していない時代は、出勤してオフィスか現場で仕事をするのが当たり前でした。

しかし、現代ではWEB上での会議をはじめ、オンライン上で必要書類のやり取りをするなど、対面でなくとも多くの仕事を自宅や外出先で完結できるようになっています。

はんこ文化も無くなりつつある!

今では、オンライン署名が当たり前

ITテクノロジーの波は50代以降のキャリアプランにも大きく影響しており、自身のノウハウを活かし、オンラインで仕事を獲得するなど可能性を広げてくれるものだと言えます。

また住む場所を選ばないといったメリットもあり、住んでみたかった田舎に移住して50代以降のキャリアを積んでいくといったことができる点も魅力です。

50代を取り巻く環境の変化
3. 伸びる健康寿命と定年

最後に「伸びる健康寿命と定年」です。

医療技術が日進月歩で向上し、人生100年時代が本当に到来していることを感じる日々が続いています。

健康的で若々しいシルバー世代が増えているため、本来は定年を迎えている65歳以上の方が働いていることも珍しくありません。

内閣府の「令和4年版高齢社会白書」によれば、65歳以上の収入を伴う仕事をしている人の割合は以下の通りでした。

収入を伴う仕事をしている人の割合

・65歳〜74歳

・男性:50.7%
・女性:33.0%


・75歳以上

・男性25.1%
・女性8.1%

75歳以上の男性で、働いている人は4人に1人以上いる!

現代人は健康寿命の延びに併せるように仕事をしている期間も伸びているため、キャリアプランについては超長期スパンで考える必要があります。

高齢者という概念も変える必要があり、50代はまだまだキャリアの途中ですので、今後数十年の人生を充実したものにするためにはキャリアプランを立てることが必須でしょう。

50代からの4つの具体的なキャリアプランとは?

50代からのキャリアプランを考える場合、大きく分けて4つの進むべきコースに分類できます。

50代からの4つのキャリアプランとは?

1. 専門性をさらに磨く第1コース
2. 異業種に挑戦する第2コース
3. 後輩の指導に専念する第3コース
4. 退職して趣味に生きる第4コース

4つのコースはそれぞれ目的が違い、メリット・デメリットも異なっているため、考え方や専門性によって選ぶコースは変わってくるでしょう。

50代以降のキャリアプランの4つの道について解説していきます。

50代からのキャリアプラン
① 専門性をさらに磨く第1コース

専門性をさらに磨く第1コースは、専門業種をさらに磨くための転職や独立を選ぶコースです。

現役のプレイヤーとして50代以降も高みを目指すキャリアプランで、探求心の強い研究者肌の方や、職人気質の人が目指しやすい方向性と言えるでしょう。

例えば、長年企業向けのメーカー営業職で結果を出し続けていた人が人材派遣業界に転職し、人材不足の企業に向けて営業をするなど、同職種で営業のノウハウを磨いていくなどのケースがります

横に可能性を広げるというより、縦に深く掘り下げていくキャリアプランと言え、一つの分野・業界に対して突き抜けた専門性を獲得することを目標とするコースです。

専門性をさらに磨く第1コース」のメリットとしては、現役プレイヤーとして年収アップが期待でき、さらに専門分野の熟練者として専門性の確立を目指せる点があるでしょう。

専門性を磨く第1コースのメリット

・年収アップ
・専門性の確立
・専門性アップ→年収アップの好循環

一つの分野の技術や知識を、極限まで突き詰めることは誰にでもできるわけではないので、人生を通して強烈な達成感を得ることができます。

デメリットとしては、40代までに一つの分野でキャリアを積み上げている人しか選択できない道であることでしょう。

専門性を磨く第1コースのデメリット

・40代までの積み重ねが前提になる
・年齢が増すに連れて相対的に能力が落ちていく

企業は能力の高い人を現役のプレイヤーとして欲しがっており、単に長く務めて経験値が多いだけの人は求めていません。

また体力や身体機能は加齢によって下がっていくため、どんどん業務がハードになっていきますし、よほどその分野のスペシャリストでもない限り、相対的に能力は落ちてしまうものだからです。

50代以降のキャリアプランとして「専門性をさらに磨く第1コース」を選ぶ際は、自身の専門性を活かすため、専門職を掲載した転職エージェントや求人情報を中心にリサーチすると良いでしょう。

(各専門分野の転職エージェントを紹介した記事はこちら

専門性の高いキャリアを歩んでる方であれば、50代でも大企業への転職が可能になります。

専門性をさらに磨く第1コース」を選ぶ場合は、自身の専門性と立場を踏まえた上で、方向性を選ぶことが重要です。

50代からのキャリアプラン
② 異業種に挑戦する第2コース

異業種に挑戦する第2コース」これまで経験していない、まったく畑違いの異業種に挑戦するコースです。

挑戦的なキャリアの選択なため、惰性やルーティンの仕事を打破したかった人、自分の可能性を切り開いてみたい人に向いている選択肢だと言えるでしょう。

例えば、サラリーマンを退職した人が大好きで興味があった飲食店を開いたり、企業務めの経験とノウハウを活かしてコンサルタントに転職したりなどのケースがあります

異業種に挑戦する第2コース」のメリットとしては、これまで培ったノウハウを活かしながら、新たな業種に新鮮な気持ちで取り組めることでしょう。

異業種に挑戦する第2コースのメリット

・挑戦的なキャリア選択で停滞している現状を打破できる
・キャリア選択の幅が広がる

仕事で培った姿勢や考え方は、異業種であっても応用できる場面が多いため、ビジネスパーソンとしてのキャリアの長さを活かして挑戦することができます。

また、業界をガラッと変えることができるため、50歳以降でもキャリアの幅が広がります。

異業界を選択することで、書類選考通過率が上がるのはよくある話です。

一方、デメリットは、まったく経験したことのない異業種であるがため、成功確率が低い点があります。

選んだ異業種が必ずしも自分の能力と合致するとは限らないからです。

挑戦したい気持ちとリスクを天秤にかけ、まったく畑違いの異業種に飛び込んでみたい気持ちが勝るのであれば、キャリアプランとして選択することも有用でしょう。

異業種に挑戦する第2コースのデメリット

・未経験の異業種であるため成功確率が低い
年収が下がる可能性がある

異業種に挑戦する第2コース」の選択はリスクがあるため、ミドル世代向けの転職エージェントへまず相談してみることをおすすめします。

転職のプロである転職エージェントのキャリアアドバイザーなら、ご自身の専門性の分析から適性、キャリアプランの道筋についてアドバイスを貰えるでしょう。

また大企業で勤務していた方が異業種に挑戦するのであれば、2つの理由から中小企業を目指して転職活動をすることを推奨します。

1つ目の理由に、大企業は若手を募集する求人が多く、1から自社の業務に挑戦できるミドル世代の募集はあまり多くない点が挙げられます。

「大企業の早期退職制度の増加」の項目でお伝えしましたが、大企業は若手社員を多く取り入れ、企業の体質を若返らせることで、ITテクノロジーに対応できる社風にシフトチェンジしようとしています。

吸収力のある若手の社員を新人として迎え入れ、現代のビジネスの世界に合った社員を育てたい狙いがあるため、ミドル世代が入り込む余地があまりないと言えます。

2つ目の理由に、中小企業の世界は慢性的に人手不足であり、中間管理職としてミドル世代の募集をかけている企業が多いことも挙げられるでしょう。

15歳以上~65歳未満の生産年齢人口の減少や、離職率の高さにより、中小企業の世界では常に人手不足に悩んでいる企業が多いものです。

角度を変えて考えると「異業種に挑戦する第2コース」を進むミドル世代にとってはチャンスとも言え、中小企業が求めている管理職であればポジションに空きがあることが多いでしょう。

上記2つの理由から、50代以降のキャリアプランを考えて転職をする際には、中小企業に応募した方が転職が成功しやすいと言えます。

異業種に挑戦する第2コース」を選ぶ場合は、記述したデメリットをリスクとして考慮しながら、それでも自身がやってみたいと思えるなら選択するべき方向性でしょう。

50代からのキャリアプラン
③ 後輩の指導に専念する第3コース

後輩の指導に専念する第3コース」は、これまでの経験を活かして企業 / 業界団体の役員や指導ポジションに就き、後進の育成をして貢献するコースです。

現役のプレイヤーには区切りをつけ、専門家として頂点まで登った山を下りながら、培ったノウハウを後輩たちにバトンタッチする役割です。

例えば、鉄工所で長年働いていた職人が年齢を理由に現役を退き、30年で培った製鉄のノウハウを若い世代の従業員に仕事をしながら教える、などのケースがあります。

第3コース対象者はどの業界でも当てはまります。

現役のプレイヤーから指導するポジションにシフトチェンジすることは、比較的ポピュラーな流れだと言えるでしょう。

後輩の指導に専念する第3コース」のメリットは、これまでの知識や経験を伝達するのが主要ミッションとなり、自分のタイミングで後進の指導ができる点です。

後輩の指導に専念する第3コースのメリット

・本来の業務の縛りがなくなり自由度が増す
・自分のタイミングで後進の指導ができる
・企業の未来を左右する人材育成という大きなやりがいを感じられる

専門性を継承できることも挙げられ、企業にとって若い世代の成長は未来への投資になるため、重要なポジションだと言えるでしょう。

また自身が育てる若手がビジネスパーソンとして実力を付け、企業にとって役に立つ人材に成長した姿を見れるのは、他の業務にはないやりがいを感じられるポジションだと言えます。

デメリットとしては、後進の育成の立場のため、プレイヤーだった頃より年収は下がる点があります。

また育成する能力が必須になるため、人によって向き不向きが大きいと言えるポジションだとも言えるでしょう。

後輩の指導に専念する第3コースのデメリット

・プレイヤーだった頃より年収が下がる
・育成の仕事は向き不向きがある

後輩の指導に専念する第3コース」を選ぶ際は、転職エージェントや求人サイトなどを通じて、公的機関の仕事を探すと良いでしょう。

また自身の専門分野である業界団体を調べ、直接掛け合ってみることもおすすめします。

後輩の指導に専念する第3コース」を選択する場合は、自身に育成能力があるかどうかをチェックしてから、キャリアチェンジを目指すことが大切です。

50代からのキャリアプラン
④ 退職して趣味に生きる第4コース

退職して趣味に生きる第4コース」は、完全にリタイアする、もしくはハーフリタイアして趣味や副業などに注力したキャリアを選択するコースです。

企業務めをしながらプライベートの活動も活発だった人や、やりたいことが多い人、多趣味な人にとって有意義なキャリアプランだと言えるでしょう。

例えば、貯蓄を活用して本業だったサラリーマンを早期退職し、趣味を生活の中心にしながら、空いた時間で必要な収入を得る生活スタイルに変更するなどがあります。

日本では昨今、「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」と呼ばれる早期リタイアを希望するビジネスパーソンが増えていますが、まさに本項目に当てはまる事象でしょう。

退職して趣味に生きる第4コース」のメリットとしては、自由な時間を確保し、自分のやりたいことを生活の中心にできる点にあります。

もともと好きだった趣味などに多くの時間を投じ、楽しみながら人生を充実させることができるでしょう。

退職の第4コースのメリット

・やりたいこと中心の生活ができる
・大好きな趣味などに多くの時間が使える
・楽しみながら人生を歩める

デメリットとしては、完全リタイアの場合、置かれた状況によっては収入がほぼ0(年金のみ)になってしまう点が挙げられます。

また仕事ほど強制力がなく、良い意味でのストレスや緊張感がないため、悠々自適な生活に飽きてしまう可能性も否定できません。

退職の第4コースのデメリット

・状況によっては収入がほぼ0になる
・生活に程よいストレスや緊張感がなくて飽きる

退職して趣味に生きる第4コース」を選択するためには、老後予算の計算と、人生を終えるまで生活できるだけの貯蓄や資産を確保しておく必要があります。

また退職後に生活を充実させるため、現役で働いている段階で趣味コミュニティーなどを探しておくなど、趣味の土台を用意しておくことも大切になります。

退職して趣味に生きる第4コース」を選ぶ際は、貯蓄や資産の用意と、趣味の土台を作っておくことが重要です。

以上ここまで、50代からのキャリアプランとして4つのタイプをご紹介しました。

50代からの4つのキャリアプランとは?

1. 専門性をさらに磨く第1コース
2. 異業種に挑戦する第2コース
3. 後輩の指導に専念する第3コース
4. 退職して趣味に生きる第4コース

【即行動】50代からのキャリアプランを考える3つの流れ

50代から即行動できる3つの手順で説明します。

50代がキャリアプランを考える3つの流れ

1. 会社の定年や早期退職について調べる
2. 定年後に働いている友人・知人に話を聞いてみる
3. 社外で通用する専門性やスキルを身に付ける


3つの項目には、50代以降のキャリアプランを成功させるための意図がありますので、それぞれを詳しく見ていきます。

50代がキャリアプランを考える流れ
① 会社の定年や早期退職について調べる

現在働いている会社の「定年退職」と「再雇用制度」について調べる必要があります。

業界によっては、定年退職の仕組み自体がない場合もあります(士業や介護など)

勤務している会社に、定年退職の仕組みがあるか調べておきましょう。

再雇用制度」は、本人の希望によって65歳に達した定年退職者を継続して雇用契約を結んでくれる仕組みです。

50歳でキャリアプランを考えた際、必ずしも現在の就業状態からキャリアを変える選択を望まない場合もあり、定年後も現在の会社で働きたいと考える人もいらっしゃるでしょう。

定年退職」と「再雇用制度」の有無を調べておくことは、50代からキャリアプランを考える際に大切になる行動です。

50代がキャリアプランを考える流れ
② 定年後に働いている友人・知人に話を聞いてみる

50代からはじめたいキャリアプランの準備として

退職後に仕事をしている先輩に話を聞いてみる
友人や同僚に、退職後も働きたい意向や、仕事を紹介してほしい旨を伝えておく

の2点を、下準備として行うことも重要になります。

例えば、企業で50歳手前まで勤め上げた人が退職し独立、学生時代に行っていた清掃のバイトと掛け持ちで生計を立てている人もいます。

スケジュールに合わせ、柔軟にシフトを組んでくれる清掃業者の就業形態がマッチし、さらに独立による収入の不安感を解消してくれるといった、一石二鳥の働き方になっています。

清掃業者と聞けば給与の低い仕事と思う人もいるかもしれませんが、
様々な人との交流ができ、知らない知見を得ながら運動不足の解消にもなっているため、人生が充実しているという声がありました。

(参考:東洋経済オンライン

適度な運動は健康によい!

さらに時給も発生すれば一石二鳥ですね!

退職して別のキャリアを歩んでいる先輩に聞くと、不安だった先々の見通しが良くなり、フットワークが軽くなる場合もあるでしょう。

また友人や同僚に、退職後も働きたい意向や、その際に仕事を紹介してほしい旨を伝えておくと、いざ退職した時に助けてもらえる可能性があります。

SNSを活用し、現職中に職場や専門分野だけではない人間関係を構築しておくと、職の選択肢やキャリアプランの可能性が広がる場合もあるでしょう。

50代がキャリアプランを考える流れ
③ 社外も通用する専門性やスキルを身につける

50代から始めるキャリアプラン作りの前提として、
現在働いている会社外でも通用する専門性や、スキルを手にしておくことも重要です。

本業の専門領域だけだと、年齢によって転職に失敗したり、行動範囲が狭まって選択肢が少なくなってしまいます。

例えば、代表的なスキルとして、経理の資格を取得したり、第二言語を学んだりすることが挙げられます。

年齢を言い訳にしない人が、社外でも活用しますよね

経理の資格は、転職時に企業も専門性として考慮してくれる場合が多く、採用後も経理業務に関して資料作成や分析といった、幅広く仕事を任せてもらえる可能性が高まります。

また経理の資格を持っていると企業のお金の流れを数字として管理できるため、経営課題や経営戦略といった高次元の役割を任せてもらえる場合もありますので、「50代から考えるキャリアプラン」を考えるなら取得して損はないでしょう。

第二言語を学んでみるのも、「50代から考えるキャリアプラン」において意義があります。

特に、英語人材はまだまだ価値があり、翻訳アプリなどの登場があるとはいえ、グローバル化によって増えている外国人ビジネスパーソンと細かなニュアンスのやり取りをする際には重宝されるでしょう。

また、50代であればまだまだ知識を吸収する力はありますので、日々変化するITテクノロジーのスキルに目を向け、自分の中のITの知識をアップデートし続けることも大切です。

もちろん上記の資格やスキルだけでなく、進みたい分野によって必要な資格を取得したり、サポートをしてもらえる人脈を広げておくといった様々な専門性・スキルがありますので、準備しておくと良いでしょう。

“50代だからこそ”キャリアプランを真剣に考える必要がある!

ここまで「50代から考えるキャリアプラン」についてお伝えしました。

50代からどのようにしてキャリアプランを描く方法について、参考にしていただける内容を記述しています。

50代からのキャリアプランの要点

・早期退職制度や健康寿命の観点から、50代から真剣にキャリアを考える必要がある
・それぞれの立場や希望によって進むべき方向性がある
・50代からのキャリアを構築する上ですぐにアクションできることから取り組むこと

本記事でお伝えした内容を参考にしつつ、ぜひチェックして欲しいのが、45歳以上のビジネスパーソンが利用するキャリアコーチングスクール「LIFE SHIFT LAB(ライフシフトラボ)」です。

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