【図解で解説】自己分析でもう迷わない。就活・転職に使える本当の自己分析とは。

転職活動中です。

「自己分析が大事」と言われるのは分かっています。しかし、自己分析に終わりが見えずに迷っています。

「過去の経験を思い出して」と言われ思い出しても、ヒントになる経験はありませんでした。自己分析で迷わない方法や、何ができたら終了なのかを教えて欲しい。




本ページに辿り着いた方は、

自己分析したけど終わりが見えない
自己分析で迷ってしまった

という疑問や悩みをお持ちのことでしょう。

就職活動や転職活動では「自己分析」や「内省」が大事だと言われます。

しかし、決して”それ自体”が重要な訳ではありません。あくまでも「自己分析」や「内省」は『ツール』です。それらを上手く使って『目的』を達成しなければいけません。

自己分析や内省はあくまでも「ツール」です

では『目的』とは何でしょうか?

抽象度の高い質問ですが、突き詰めると幸せな人生を送る為」満足のいく仕事をする為という『目的』があります。

たまに「自己分析」と称して抽象度の高い「人生理念」や「人生ビジョン」をあれこれとひねくり回してそれっぽい言葉を作る事に注視する人がいます。

断じて言えますが、それ自体に意味がありません。


※人生理念そのものが全く必要ないと言う訳ではありません。

以下に「人生理念」についてまとめた記事がありますので、ご参照ください。

「自己分析」や「内省」があくまでも『ツール』という事は忘れないでください。自己分析の本当の目的は『次の具体的な行動を決める事』にあります。

以下のような状態になっていないでしょうか。

▶︎ それっぽい自己分析
・それらしい人生理念を作る
・モチベーショングラフを書く
・よく分からない言語化をする
・自分が何者か表そうとする
・過去を執拗に掘り下げる
・幼少期の体験を思い出す
・自分の価値観をテキトーに並べる
・将来のビジョンを作るが翌日には忘れる
⬇︎そして結果的に以下に陥る。
・自己分析が終わらない
・自己分析のゴールが見えない
・自己分析で悩む
・自分が何者か分からなくなる
・自分の軸が見つからない
・転職失敗したと思い込む
・就活失敗したと思い込む

巷には、やたらとキャリアコンサルタントや転職アドバイザー、就活アドバイザーがいますが、彼らは決まって「自己分析が足りないね」と言います。

しかしながら、具体的な自己分析のやり方を教えてくれる訳ではありません。自己分析のゴールすら見えていません。ゴールが決まっていない自己分析をどうやって終わらせるのか、甚だ疑問ですよね。

1000時間しても時間の無駄です。

今すぐ、そんな自己分析は放棄してしまいましょう。

本記事を読むと具体的な行動が決まる自己分析のやり方が分かります。

本記事を読むと…

『具体的な行動が決まる自己分析のやり方』が分かる

意味のない自己分析は早々に辞めて、新しい自己分析にチャレンジしてみてください。

自己分析とは?



そもそも「自己分析」とは一体どういう事なのでしょうか。


モチベーショングラフを書いたり、自分の価値観を言語化したり、と行わなければいけないタスクが沢山あるように思えます。


しかし、実際に自己分析とは非常にシンプルです。



自己分析の目的は

具体的なネクストアクションを決める事

です。

自己分析の目的はネクストアクションを決めること

自己分析を行うきっかけは、転職活動や就職活動、キャリアという大きな選択をする際に行います。現在の日本では、半数以上の人が大学を卒業し、会社に就職します。高校を卒業した後に就職する人もいます。

つまり、多くの人が就職というタイミングで個々人に合った選択をする必要が高まっています。欧米や北欧、発展途上国では、転職活動はあるものの、就職活動は有りません。そもそも「概念」が無いのです。大学を卒業したら、各々がやりたい事をします。

海外では、アルバイトをしながら「やりたい事」を追求する人もいれば、家業を継ぐ人もいれば、世界を周遊する人もいます。特に、欧米では優秀な人ほど起業します。

「就職活動」という概念が存在するのは日本だけなのです。まずその点を十分に意識しておくと良いでしょう。

自己分析とは適切な自己認識である


就職活動や転職活動では「自己分析」を求められます。多くの人が「自己分析」を繰り返し「自分とは何者なのか?」と問い直しています。

孫子の兵法に、有名な言葉があります。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず

孫子の兵法

古代中国の兵法書も『己を知りなさい』と言っているのです。

就職活動、転職活動にはもちろん、生き方にまで通じる「孫子の兵法」について以下の記事でまとめました。



現代の我々にも、もちろん通じる話です。
適切な自己認識は誰にとっても必要な事です。そして、自己認識に終わりはありません。なぜなら、自分の自己認識もすぐに変わってしまうからです


ここまで読んだ方は「そもそも自己認識ってなに?」という事に疑問を持つかもしれません。自己認識とは以下の事です。

・自分の価値観
・自分の理念
・自分の感情
・自分の特徴
・自分の強み
・自分の弱み

図にまとめると、以下のように表す事が出来ます。

自己認識にも上下のレベル層があります。自分の人生理念や価値観といった考え方は変化しにくく、感情や強み、スキルといった部分は比較的変化しやすいです。

だからこそ「自己分析に終わりはない」と言えるのです。人の考え方や価値観は数年おきに変わる可能性が高いからです。

そもそもなぜ「自己分析」が必要なのか?


自己分析は、就職活動や転職活動の目的を達成する為の”ツール”です。決して「自己分析」を行う事そのものが目的になってはいけません。


では、なぜ自己分析が必要なのでしょうか。


より広い目線で見ると就職活動や転職活動のゴールは企業と人材のマッチングという言葉に繋がります。

人間には向き不向き、得手不得手があります。得意な事もあれば、苦手な事もある。営業が得意な人もいれば、プログラミングが得意な人もいる。計算が得意な人もいれば、まとめるのが得意な人もいます。

これらの人材の特性と、企業が求める特性をマッチさせる事が就職や転職において、非常に大事になってくる訳です。当然、ミスマッチが生じていると、短期離職労働者満足度の低下といった現象が発生します。

短期の離職や不満を抱えながら働きたくないですよね?無理して働きたくないですよね?

だから「自己分析」で『己を知る』事が大切なのです。

自己分析は「己を知ること」が大切

ネクストアクションが決まる自己分析のやり方

自己分析についてまとめます。

1,自己分析とは?▶︎ 自分を適切に認識する為2,自己分析を行う目的▶︎ 具体的なネクストアクションを決める事3,自己分析が必要な理由▶︎ 自分に合った企業を探し、ミスマッチを防ぐ為

それでは「具体的なネクストアクションが決まる自己分析」をご紹介していきます。
是非、紙とペンを持って一緒に取り組んでみて下さい。

キャリア形成の全体像を掴む

まずは、自己分析を行う上で頭に入れておきたい考え方を2つご紹介します。ご存知の方もいるかもしれませんが、改めて、復習していきましょう。

1.計画的偶発性理論

2.内的キャリアと外的キャリア

1.計画的偶発的理論について

えー、なにやら難しい言葉の羅列かと思いますが、至ってシンプルです。

キャリアは偶然が8割



キャリア形成において『偶然』の方が強い影響を及ぼす、という事を説明している理論です。1999年に心理学者のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されました。
(詳しくはこちら

『人生の目標』や『ゴール』がない状態でも、偶然を大事にする事で自然とキャリアは形成されていくという事です。

アメリカの社会人にアンケートを取ると「18歳の時にやりたかった仕事」に実際に就いている人はわずか2%だったと言われています。

キャリアは偶然で形成されるから、偶然を大事にする人が強い

あれこれと目的や目標を考えたとしても、実際にその通りにならないのが現実です。思い描いた理想に近づく事はVUCAと呼ばれる現代では非常に困難だという事です。

そして『偶然』をキャリアに引き寄せる事の出来る人の特性は以下の5項目が挙げられています。

・好奇心
・持続性
・柔軟性
・楽観性
・冒険心

これらの項目は、なんとなく分かりますね。
確かにキャリアが自然と形成されそうな感覚がします。

キャリア形成において「常にアンテナを貼っておく」が大事

1.内的キャリアと外的キャリアについて

次に「内と外」の概念でキャリアを捉えていきます。

ここで言う「内」とは「自分の価値観や幸せの感じ方」といった内なる感情の事です。逆に、「外」は地位や年収といった事です。

内的キャリア→自分の価値観や幸せの感じ方

外的キャリア→地位や年収

内と外で分類分けした場合、日本のキャリア教育では明確に「内」の部分に対してのサポートが希薄な訳です。つまり個人の”働く”という感情を形成する力が弱いという事です。

自己分析では「内」と「外」を混同してしまいがちです。確かに、社会的地位や年収が個人の満足に繋がる事も多いにあります。「外」の成功が「内」の承認欲求を満たす、という事です。

しかし

「外」のキャリアを追い求めるだけでは、充実した仕事人生を送る事は出来ません。現代のビジネスパーソンには「内的キャリア」を鍛える必要性があります。

”働く”という概念が何を意味するのか。

個人の中での「働く」という概念を確立する事です。

「何の為に働くのか」が明確に定まっている人は、決まってパフォーマンスが高い傾向にあります

「計画的偶発性理論」や「内的キャリアと外的キャリア」についてまとめます。

キャリア形成は”偶然”が大切であり「内的キャリア」を強固にする必要がある

ここで「キャリア形成の全体像」をご紹介します。

キャリア形成は、このような適切な流れがあります。流れを無視して「過去だけを振り返る」や「未来を一所懸命考える」を行なっただけでは不十分なのです。


それらに一貫性としてのストーリーが無ければ、自己分析をしても納得感が生まれません。過去の経験をインプットし、未来の構想をアウトプットする。その上で、現在行う事を決める。

自己分析には適切な流れがあります

本記事では上記の流れに沿って「具体的なネクストアクション」が決まる自己分析を紹介していきます。

ネクストアクションが決まる自己分析のやり方
:Step1. 過去の掘り下げと抽象化



まずは「過去の振り返り」です。

自身の思考の癖や考え方は全て過去の経験に起因しています。

詐欺被害を沢山経験してきた人は、詐欺に対する警戒心が高くなります。どんな困難も弾き返して勝負事に勝ち続けてきた人は、勝つ事が当たり前になっています。逆も然りです。

ここでは「なぜを5回繰り返す」という方法が最も手っ取り早いです。自己分析の王道といっても過言ではないこの方法は最も早く過去の棚卸しを完了させる事が出来ます。

では、ゴールはどこでしょうか。

多くの人が過去の経験を思い出す作業を繰り返し、意味のない問答を繰り返します。「幼稚園の時の感情」や「小学生の時の経験」をどれだけ思い出しても無駄なものは無駄なんですよね。

ゴールは『自己認識が出来た状態』です。

自己認識は冒頭でお伝えした以下のような事です。

・価値観
・理念
・感情
・特徴
・強みと弱み

これらを「言語化」する事が完了したら、ひとまず過去の振り返りは終了してOKです。
言語化の方法については、以下の記事をご参照下さい。

ここで注意して頂きたいのは「自己認識は変わる」という事です。

自己分析に終わりがない」と言われるのこれが理由です。個人の価値観や考え方はすぐに変容していきます。その変化を自分で感じる事が出来るようになれば、自己分析そのものが楽しくなる事でしょう。

自己分析に終わりがない。
は、確かにその通り

ネクストアクションが決まる自己分析のやり方
:Step 2. 理想の未来を具体的に落とし込む。



適切な自己認識が出来た人は「未来」について考えていきましょう。

実は、未来に対しては明確なビジョンや目標が決まっている人はあまり多くいません。なぜでしょうか。「やりたい事」が決まっている人は、既に行動に移しているからです。悩む暇は無いんです。

しかしながら、多くの面接では以下のようなやりとりが散見されます。

採用担当者
採用担当者

3年後や5年後の理想の状態を教えてください。

3年後には沢山のスキルを身につけたいと思っています!

採用担当者
採用担当者

具体的にどんなスキルを身につけますか?

えっと、ITに関するスキルやプログラミングのスキルを身につけたいと思っています。

採用担当者
採用担当者

今、その為に何をしていますか?

えっと、ですね、
本を読んでいます。

いかがでしょうか。
ITに関するスキルやプログラミングのスキル」を身につけたいと思いながらも、今、現在は『本を読む』事しかしていません。

具体性がない。

実際に何もしていない。

これでは面接官に何も考えいない事がバレバレです。まぁ考えていないのでバレるのは当然なんですが。

では、ここからあなたの未来を考える「問い」を挙げます。

大前提「問い」に答える事から「未来を考える事」が始まる。誰かから『あなたの未来』を手渡される事はあり得ませんからね。

・誰かから「あなたの未来」を託されることはない

・「問い」に答えることがスタート地点

質問例ですが具体と抽象で分けて考えていきましょう。

まずは考えやすい具体的な質問から見ていきます。

未来を考える具体的な質問

・3年後の「今」はどんなタイムスケジュールで過ごしたいか?
・3年後は「お金」は具体的に何に使いたいか?
・3年後の「人間関係」はどう在りたいか?

質問の「意味」を見ていきます。

3年後の「時間」「お金」「人間関係」をどうしたいか?

3年後にどんな時間を過ごしているか?どんな時間の過ごし方が理想か?どこにお金を使っているか?誰と過ごしているか?

このような思考は、あまり考えた事は無いと思います。「時間」「お金」「人間関係」は、資源です。その資源をどう使うかによって人は変わります。

例えば、

3年後には独立している。もしくは、3年後は部長になっている。
だから「時間的余裕」があるタイムスケジュールを過ごしている。

もしくは、

・3年後はコンサルティングファームに転職している。激務に追われながらも仕事を楽しんでいる。

・3年後は結婚して専業主婦している。専業主婦をしながらもフリーランスでいくつかの仕事を引き受けている。

・3年後は海外に移住している。ヨーロッパの国々を転々としながら仕事とバカンスを満喫している。

・3年後は、全面ガラス貼りの部屋でジャズを聴きながらモーニングを食べ、昼からは素潜り、夜はBBQでヤッホーイ。

などなど。
妄想の激しい筆者は訳の分からない未来像を描くのが得意な様だ。

さて、次に抽象的な質問を見ていこう。

未来を考える抽象的な質問

1. どんな人で在りたいか?
2. どんな生き方で在りたいか?
3. そもそも、何の為に生きるのか?

質問の「意味」を見ていきます。
これらの質問は

自分自身の「人生の目的」は何か?

という問いです。

人は、”なんとなく”の自分自身の「人生の目的」は持っています。


幸せな家庭を築きたい
後世の記憶に残る人になりたい
お金持ちになって楽しみたい


このような人生の目的や目標があります。究極的に考えると、全員が「幸せになるため」に生きています。その『幸せの定義』が人によって異なるだけなのです。



幸せの定義ですが、多くの人は”なんとなく”で終わっています。ぼんやりと頭に幸せを描いているだけで終わっているのです。そうしている内に、あっという間に人生は終わってしまいます。死ぬ間際になって「幸せではなかった」事に気づくのです。

そんな「人生の目的」を意識、言語化、発信までしている人は少ないです。

何故でしょうか。答えはシンプルです。

めんどくさいから。

付け加えて、

考える事が大変だからです。

答えの無い問いに向き合い続ける事は、大変難しい事です。人生の目的について考えていく上では、『意識付け、言語化、発信、行動』を繰り返す事自体がゴールです。

以下の質問について問い続け、行動する事を繰り返しましょう。

未来を考える抽象的な質問

1. どんな人で在りたいか?

2. どんな生き方で在りたいか?

3. そもそも、何の為に生きるのか?

ネクストアクションが決まる自己分析のやり方
:Step 3. 現在までの具体的な目標を決める。

Step2でぼんやりと浮かんできた「自分自身の将来」について、さらに具体化していきます。


理想状態は、未来の目標が明確に決まり、その為に”今”何をするかが決まっている状態です。



自己分析の流れは上記の図に示した通りです。

過去の振り返り→抽象化→未来の目標設定→具体化→やる事を決める
この一連の流れを踏む事で『次の行動』の納得感や腹落ち感が増します。


”今”という現在への納得感は相当なものになります。

例えば、貯金額の話で具体的なタスクにまで落とし込んでみましょう。

▶︎ 具体例『20年後の目標:貯金1億円』現在の貯金額が300万円の場合。
当面の目標設定
10年後:貯金5000万円
5年後:貯金3000万円
3年後:貯金1500万円
1年後:貯金800万円
6ヶ月後:貯金400万円
3ヶ月後:貯金350万円
1ヶ月後:貯金320万円
↓
1ヶ月で20万円の貯金をしなければいけない。
では、今から出来る事は何か??
という思考方法ができる。
↓
今から出来るタスク・1ヶ月の支出を10万円まで減らす
・現預金を月3万円投資に回す
・副収入を月3万円増やすでは、上記のタスクをしましょう!
という事になります。

「なんとなく貯金しよう」と思うよりも、上記のステップを踏み「1ヶ月の支出を10万円に、3万円を投資に、副収入を3万円増やす」という目標を立てた方が圧倒的に成果が出るでしょう。

あとは、行動あるのみ、という状態になります。


上記の具体例を「キャリア」に応用してみます。
キャリアの目標は5年スパンで考えてみます。

キャリアに応用する。
まずは5年後の目標と達成に必要な事を書き出す。

5年後に『海外駐在員に選抜される』という目標を設定しました。あくまでも仮です。

今、考え得る「必要な事」を書き出してみました。勿論、実際に必要なスキルや実績は様々考えられます。一旦、書き出してみる事です。

適切な現状分析を行う。

目標の後は「現状分析」を行います。

As is To beを明確にする事でその差を埋める行動をする事ができます。適切な自己認識をする事が求められます。数字で表す事ができる部分は可能な限り定量的な数字で表現しましょう。

中には、「タイミング」のようなコントロール不可能な要因もあります。

時系列の目標設定を行う。そして行動に移す。

目標と現状の差異を埋める為のマイルストーンを書き出します。

こちらも数字で表しましょう。

目標に対して段階的なマイルストーンを決める事で、実際の行動に移しやすくなります。いきなり10億円規模の事業を作るよりも100万円規模の事業の方が現実的に考えられるますよね。


今回の例の場合、1年後の目標は「コミット目標110%を達成する」と「TOEIC750点を達成する」と「社内に駐在員になりたい旨を伝える」でした。

では、その為に何ができるでしょうか?

1年後の目標達成をする為には…..?

・コミット目標の達成のために社内を巻き込んで活動する
・TOEICのテスト日程を調べ、適当な勉強時間を確保する
・まずは直属の上司に「駐在員になりたい旨」を言ってみる

いかがでしょうか。具体的な行動まで細分化する事が出来ました。後は「行動」するだけです。

大事な事は「決めて動く」事です。悩んでいても人生は好転しません。動き続ける事が唯一の解決方法だと心得ておきましょう。

ネクストアクションが決まる自己分析を行う際の注意点

注意点
① 「ワクワク」と「実現可能性の低さ」があるか?

ネクストアクションが決まる自己分析においては「未来の設計」が非常に重要なポイントになっています。過去の原体験や経験から導き出した自分自身の「やりたい事」を具体化する必要があるからです。

「未来の設計」をする際に『ワクワク』『実現可能性の低さ』が必要になります。


理由はシンプルです。

ワクワクしないとつまらないから

あと、

実現可能な目標を追い求めてもつまらない

です。

一回切りの人生です。つまらない目標を立てて動いてもつまらないだけです。
考えただけで「ワクワク」が止まらない
、という目標を立てましょう。

注意点
②「今から」行動できる内容であるか?

二つ目の注意ポイントです。

「今から」「具体的」に行える行動レベルまで落とし込みが出来ているかどうかです。

ワクワクの止まらない壮大なビジョンを立てたとしても、今からの行動が変わらなければ”絵空事”で終わります。よくあるパターンとして、未来の設計は完璧に出来たが、今、出来る事が無い、という状況だ。

これでは、意味が無い。

もう一度言いますが、自己分析を行う大目的は
『ネクストアクションを明確に決める事』です。

次の行動が決まらなければ意味がありません

・モチベーショングラフを書く
・将来のビジョンを決める
・なぜなぜ分析をする
・過去の原体験の深堀りをする
・キャリア相談を何回も受ける
・ESを添削しまくる

これらは全て『次の具体的な行動』を決めるために行うのです。次の転職先や就職先を決めるために行うのです。次の具体的な行動』が決まらなければ1000時間自己分析をしても全く進展はありません。

次の行動を具体的に決めましょう。そして、決めたら動く。それだけです。

注意点
③ 自分自身への「腹落ち感」はあるか?

最後の注意ポイントです。

ネクストアクションが決まる自己分析が終了して『次の具体的な行動』が決まったとします。しかし、なんとなく納得感が無い。腹落ち感がない。しっくり来ない。

こういった感覚に陥った場合は、もう一度再考する事をお勧めします。

人の行動は「納得感」や「腹落ち感」が大きく成果に影響を与えます。納得していないのに行動したとしても、本来の実力値の半分以下しか発揮できないものです。

逆に、100%の納得感があれば、実力値よりも遥かに大きな力を発揮する事が出来ます。

自分の感覚に正直に従う事

終わりに

「ネクストアクションが決まる自己分析」いかがでしたでしょうか。

もう一度復習します。

・自己分析の大目的
▶︎ 次の具体的な行動を決めるため
・自己分析の流れ
1.過去の掘り下げと抽象化
2.理想の未来を具現化する
3.具体的な現在までの目標を決める

決めて動く事が最も大切です

自己分析をしただけで終わるのではなく『行動』に繋げていきましょう。

ここまで本記事を読んでも「あまり具体的な行動に繋がらない」や「自己分析が腑に落ちない」という方は、こちらから『キャリアのパーソナルトレーニング』にお申し込み下さい。

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