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人材紹介営業からおすすめの転職先は?
キャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーのキャリアパスは?
本記事にたどり着いた方は、
・人材紹介営業からおすすめの転職先は?
・人材紹介営業のキャリアパスは?
・人材紹介の経験が活かせる業界や職種は?
という疑問や悩みをお持ちのことでしょう。
人材紹介営業で働いている人は、「人材紹介営業からおすすめの転職先は?」や「人材紹介営業のキャリアパスは?」という悩みを持っている人も多いはずです。
そこで本ページでは、人材紹介営業からのおすすめの転職先やキャリアパス、失敗しない転職のコツや役立つ情報を解説します。

人材紹介営業の経験者におすすめの転職方法やコツまで紹介しますね
目次
人材紹介営業が転職先で評価されやすい理由は?

人材紹介営業の経験者は、転職市場や転職先で評価されやすい傾向があります。
リクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザー経験者は、コミュニケーション能力や目標管理&達成能力などが高いと評価されているからです。

キャリアアドバイザー経験者は、転職先でも評価されやすいんですね
・高い営業スキルがあるから
・コミュニケーション能力が高いから
・採用に関する知識があるから
・コミット力や忍耐力があるから
それぞれの内容を細かく見ていきます。
① 高い営業スキルがあるから
人材紹介営業で最も高く評価されるのは、「営業スキル」です。
特に、新規顧客開拓の営業活動は、どの業界・職種でも評価されやすいです。

人材紹介営業は、新規顧客開拓の経験を持つ人が多いですよね
新規顧客開拓の営業スキル以外にも、下記のような営業スキルを持つ人が多いです。
人材紹介営業のスキル
・関係構築スキル
・仮説思考と提案設計力
・本質を見抜くヒアリング力
・業界、職種の構造理解力
・求人を魅力的にする言語化力
・面談、面接支援スキル
・クロージング力
・逆算型の目標達成スキル
・人材と企業のマッチング力
・採用コンサルティング力
などなど
人材紹介営業のプロセスは、採用企業のヒアリングから始まり、関係構築、課題設定、求人化、求職者の惹きつけ、面談・面接対策、クロージング力など、幅広い営業スキルが求められます。
人材紹介営業の経験者は、上記のような行動を無意識レベルで出来るようになっていますよね。
そして、営業スキルは、全ての業界・職種で求められますので、転職市場でも一定の評価を得ることができます。

「無形営業」として、転職市場で高い評価を得られます
② コミュニケーション能力が高いから
コミュニケーション能力の高さも、人材紹介営業の評価される点です。
リクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーは、毎日毎日、新しい求職者、採用責任者と会話をしています。
毎日の業務から、自然に高いコミュニケーション能力を培っている人が多いです。

特に、キャリアアドバイザーは、色々なタイプの求職者とやり取りを行いますよね
人柄や性格が異なる求職者や、様々な業界企業と関係性を構築していく中で、コミュニケーション能力が鍛えられます。
人材紹介営業で培ったコミュニケーション能力は、面接でも使えます。
「どのようなアピールをするべきか?」
や、
「求人企業の強みや課題は何か?」
などを深く考え面接対策をすることは、人材紹介営業経験者の得意分野ですよね。
③ 採用に関する知識があるから
人材紹介営業の経験者は、採用に関する知見が豊富です。
採用の第一線で仕事をしていますので、当然ではありますが、「どのような求職者がいるのか」や「マーケットの特徴」などを把握しています。
人事・採用領域への転職を考えている人は、転職エージェントとしての経験を強くアピールできます。

転職エージェントから人事に転職できるんですか?
人材紹介営業(転職エージェント)から、事業会社の人事に転職する人は多いです。
理由として、採用支援のプロとしての経験を、そのまま事業会社の人事・採用活動に活かせるからです。
どんな業界の会社も「人の採用」は課題が多い分野です。
「人の採用」領域のプロフェッショナルである人材紹介営業は、採用に関する知見・経験が豊富なため市場価値も上がりやすいです。
④ コミット力や忍耐力があるから
人材紹介営業は、高い営業ノルマを課せられますので、「忍耐力」「目標達成能力」が高いと評価されます。
実際に、転職活動をする人は、人材紹介営業での営業実績・成績をまとめておくのがおすすめです。
下記のようにまとめておけば、採用面接の場で適切にアピールできます。
人材紹介営業成績のまとめ方
・2024年上半期:売上125%達成
・2024年下半期:売上150%達成
・2025年上半期:売上140%達成
・2025年下半期:売上200%達成(社内MVPを獲得)
など
数字で営業成績を示すことで、高い目標へのコミット能力や忍耐力があると判断されます。
以上ここまで、人材紹介営業が転職先や転職市場で評価されやるい理由を4つまとめました。
・高い営業スキルがあるから
・コミュニケーション能力が高いから
・採用に関する知識があるから
・コミット力や忍耐力があるから
【業界別】人材紹介営業からおすすめの転職先は?


人材紹介営業のおすすめの転職先業界はどこですか?
人材紹介営業から転職する人の多い業界を解説していきますね。
右肩上がりの業界や、人材紹介営業の強みを評価してもらえる業界だと、転職時に大幅な年収UPも可能性が高いです。

人材紹介営業で結果を残してきた人は、年収UPの転職にも成功しやすいです
・IT(SaaS)業界の法人営業
・教育業界の法人営業
・不動産業界の法人営業
・コンサルティング業界
・公的就労支援機関
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① IT(SaaS)業界の法人営業
人材紹介営業から一番のおすすめ転職先は、「IT営業」です。
IT・SaaS業界は、右肩上がりに成長を続けており、年収UPも狙いやすい職種です。

IT営業の具体的な仕事内容は?
IT・SaaS(Software as a Service)は、法人顧客向けに、ITツールやSaaS商材の提案・導入支援・契約獲得をする仕事です。
IT営業の業務内容
・見込み客の新規開拓・ヒアリング
・プレゼン資料の作成
・自社商品・サービスの販売
・既存顧客のアフターフォロー
・契約書類の作成などの事務作業
・IT技術者との打ち合わせ
などなど
人材紹介の営業を経験している人であれば、大枠の営業プロセスをすぐにキャッチアップすることができます。
ITスキルや専門的な技術やIT言語を学ぶ必要がありますが、人材紹介営業経験者が転職しやすい職種です。
HR領域のITツール(労務や採用支援ツール)を展開する企業や、社内の人材情報管理を行うタレントマネジメントシステム、応募者情報管理などを行う企業が代表各です。
具体的な企業だと、下記が有名所です。
具体的な企業例
・Sansan株式会社
・サイボウズ株式会社
・freee株式会社
・マネーフォワード株式会社
・株式会社SmartHR
・株式会社ビズリーチ
・株式会社ユーザベース
・株式会社RevComm
・Chatwork株式会社
・株式会社ラクス
など
「Sansan」や「SmartHR」は、特に人材紹介営業経験者を広く募集しており、RAやCAで活躍してきた人が、次に目指す転職先として有名です。
平均年収も約600万円以上の求人が多く、年収UPも成功しやすいです。

ITやSaaS企業を狙うなら、大手転職エージェントよりも特化型転職エージェントの方がおすすめです
専門的な面接対策や業界知識まで教えてもらえます
IT営業、SaaS営業を目指したい人は、「マーキャリNEXTCAREER」「9Eキャリア」がおすすめです。
IT営業、SaaS営業に強いエージェント
マーキャリNEXTCAREER
▶︎SaaS業界に特化、年収UP事例多数あり
9Eキャリア
▶︎カスタマーサクセス、インサイドセールスに強い
アサイン
▶︎若手ハイキャリアにおすすめ
マーキャリNEXTCAREERを実際に利用した人のインタビュー記事もありますので、SaaS営業への転職や、転職後の満足度を確認したい人は参考にしてみてください。
② 教育業界の法人営業
人材紹介営業から教育業界への営業に転職する人も多いです。
人材業界で転職支援をしてきた人は、「人の教育」に興味・関心を持つ人が多いからです。

教育業界の営業職だと、どんな会社が有名ですか?
会社名 | 事業内容 |
---|---|
株式会社リクルート (スタディサプリ) | オンライン学習サービス「スタディサプリ」など |
株式会社LITALICO | 発達支援/就労支援/教育メディア |
株式会社ベネッセコーポレーション | 進研ゼミ、こどもちゃれんじ、学校・塾向け教育支援 |
atama plus株式会社 | AI教材「atama+」を提供、塾・学校向けSaaS |
株式会社キャリアカレッジジャパン | 通信教育(資格講座)+カスタマー支援 |
株式会社すららネット | AI教材「すらら」、不登校・学習困難層向け支援 |
教育業界は、人のキャリアや生き方をサポートするという点から、人材紹介と親和性が高いです。
人材紹介営業は、「転職時」という限られた時間でのサポートですが、より長期間で広範囲に渡ってキャリアをサポートしたい人が教育業界に転職しています。
また、教育業界の営業職は、ワークライフバランスを改善しやすいこともメリットの一つです。
学校法人や大手企業への営業が中心になりますので、サービス残業は少なく、業務時間内で効率良く営業活動を行うことが求めれます。
③ 不動産業界の法人営業
人材紹介営業から、不動産業界の法人営業として転職する人も多いです。
不動産営業は、人材紹介営業の流れと似ている部分が多く、マッチングが重要視されるのも特徴です。

不動産業界の法人営業の種類は?
不動産営業の法人営業は、主に下記のタイプに分けられます。
不動産営業の種類
・売買仲介
・賃貸仲介
・不動産販売
・ディベロッパー
個人向け不動産か、法人向け不動産の違いはありますが、大まかな流れは人材紹介営業と似ています。
営業スキルを磨きたい人や、インセンティブでガッツリ稼ぎたい人や、人材派遣の営業経験者が不動産営業に転職しています。

住宅購入は、人生の大きな意思決定ですので、やりがいや達成感も大きいです
④ コンサルティング業界
人材紹介営業から「コンサルティング業界」へ転職する人も多いです。
人材紹介では、経営者や役員、人事責任者との商談機会が多い中で、経営により近い領域を希望する人も多いですよね。
コンサルティング業界に転職すれば、より広い経営目線の視野を持ちビジネスを前進させる力が身に付きます。

人材紹介で培った経験やスキルは、コンサルティング業界でも活かせるんですね
特に親和性の高いのは、組織・採用コンサルティングです。
組織・採用コンサルティング企業の代表例
・リクルートマネジメントソリューションズ
・リンクアンドモチベーション
・インサイトアカデミー
・マーサージャパン(Mercer Japan)
・デロイトトーマツコンサルティング
・アクセンチュア
・PwCコンサルティング
などなど
人材紹介からコンサルティング業界への転職は、難易度が高いです。
論理的思考力(ロジカルシンキング)や仮説思考力、分析力・リサーチ力など、求められるスキルの幅が広くレベルも高いからです。
人材紹介営業からコンサルティング業界への転職は、「未経験転職」に分類されます。
未経験からのコンサルティング業界への転職に強い、「アサイン」や「コトラ」「ビズリーチ」を使って、情報収集を進めましょう。
⑤ 公的就労支援機関
人材紹介営業から、公的就労機関に進む人もいます。
主に、厚生労働省手動の自治体や行政法人が運営している「公共職業安定所(ハローワーク)」「就労移行支援事務所」「障害者職業センター」などです。
ハローワークには、国家資格であるキャリアコンサルティングを保有している人も多く、より公的な機関で幅広い求職者に向けて支援をしたい人が転職しています。

公的機関で働けば、民間会社特有の営業ノルマやプレッシャーはほぼ無くなりそうですね
公的就労支援機関で働くメリットは、「安定性」と「プレッシャーの少なさ」です。
営業ノルマがあるわけではありませんので、公的な支援機関として、本当にその人にあったキャリア支援を提供することができます。
人材紹介会社で「本当はミスマッチの求人だけど、営業成績のために仕方ない…」と悩みながら求人紹介をしているような人は、公的機関での就労支援にチャレンジしてみるのもおすすめです。
以上ここまで、人材紹介営業からおすすめの転職先業界を5つ紹介してきました。
・IT(SaaS)業界の法人営業
・教育業界の法人営業
・不動産業界の法人営業
・コンサルティング業界
・公的就労支援機関
【職種別】人材紹介営業からおすすめの転職先は?

続いて、人材紹介営業からおすすめの転職先を職種別に見ていきましょう。

年収UPや働き方の改善を目指せる職種を見ていきましょう
・事業会社の人事部
・コンサルタント
・金融事務
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 事業会社の人事部
人材紹介営業(転職エージェント)からの転職先として、事業会社の人事部が最も多いです。
人材紹介会社の営業が、顧客企業の採用課題を解決するのに対して、人事は自社の人事・組織課題の解決を行います。
事業会社の人事の業務内容は、多岐に渡りますが人材紹介営業として採用支援を行ってきた経験を活かしやすいです。

人事の業務内容は?
人材紹介営業の経験が活かせるポイントは?
事業会社の人事に求められる業務は、以下の通りです。
人事の業務内容
・採用
・労務管理
・人事制度の運用、企画
・教育、研修(人材開発)
・組織開発、エンゲージメント
・人員配置、異動管理
・評価、面談対応
・コンプライアンス
・就業規則、社内規定の整備
・人事システムの管理運用
・社内広報、人事イベント
・退職、就職対応
などなど
人材紹介営業での経験は、とりわけ「採用業務」に直結しています。
また、人材紹介営業で培った「コミュニケーション能力」や「関係構築力」は、人事として従業員との会話ややり取りを行う上で、強みになります。
事業会社の人事に転職したい人は、総合型転職エージェントである「リクルートエージェント」や「doda(デューダ)」がおすすめです。
② コンサルタント
人材紹介営業から「コンサルタント」を希望する人は多いです。
経営により近い領域で活躍したい人や、高いビジネススキルを身につけたい人におすすめです。
コンサルタントは、「採用」だけではなく、事業状態や事業の強み、弱みを分析しながら、経営全体の適切な意思決定をサポートすることが求められます。

転職エージェントから経営コンサルタントを目指す人は多いんですね
特にリクルーティングアドバイザーは、コンサルタントを志望する人が多いです。
人材紹介会社では、「採用」という一部分しかサポートできませんが、経営コンサルタントでは採用以外にも幅広い分野のサポートができるからです。
③ 金融事務
人材紹介営業から「金融事務」へ転職する人もいます。
あまり仕事の親和性は高くないですが、給与待遇面の向上や、働き方の改善を目指せます。

金融事務に転職するには、何が必要ですか?
金融事務は、銀行や証券会社、投資信託会社、保険会社などの窓口対応や、データ・文章の作成や管理などが主な業務内容です。
金融事務に必要なスキル
・対人対応能力
・電話応対スキル
・事務処理能力
・ITリテラシー
・期日管理
など
その他にも、日商簿記や、FP(ファイナンシャル・プランナー)などの資格を持っていれば、金融事務への転職に有利になります。
以上ここまで、人材紹介営業からおすすめの転職先として3つの職種を紹介しました。
・事業会社の人事部
・コンサルタント
・金融事務
人材紹介から人材紹介の転職は?経験やスキルが活かせる?

人材紹介から同じ人材紹介に転職する人も多いです。
同業界同職種の転職で、大幅な年収UPを狙えます。

人材紹介から人材紹介への転職は、どんなパターンがありますか?
人材紹介から人材紹介への転職
・ハイキャリア転職エージェント
・職種特化の転職エージェント
・業界特化の転職エージェント
・スタートアップ特化の転職エージェント
など
人材紹介から人材紹介への転職は、「リクルート」や「パーソナルキャリア」といった総合型転職エージェントから、業界・職種特化の転職エージェントや、ハイキャリア向け転職エージェントに転職する人が多いです。
自らが興味のある業界や職種に特化した転職エージェントとして、さらに専門性やプロフェッショナルさを磨くことができます。

専門領域の転職エージェントに転職することで、より市場価値を高めることができますね
また、スタートアップやベンチャー向け転職エージェントのような、企業フェーズを分類して転職先を探すパターンもあります。
人材紹介は、事業や企業の成長フェーズに合わせた人材紹介が必要です。
特に、スタートアップ企業への人材紹介は、介在価値を感じる機会が大きいのでやりがいを感じられます。
また、キャリアアドバイザー向けのホワイト企業一覧もまとめています。
「年収の高さ」「福利厚生の充実度」「働き方の自由度」などの項目から、隠れ優良ホワイト企業も選定しています。
人材紹介営業から転職を考える理由は?

人材紹介営業やキャリアアドバイザーが転職を考える理由を紹介します。
人材業界は人の入れ替わりが激しく、平均的に3年〜5年程度で転職している人が多いです。

人材紹介営業は、ある程度の期間で転職する人が多いですよね…
どんな理由から転職を考える人が多いんですか?
・キャリアアップの限界を感じるから
・ノルマへのプレッシャーが激しいから
・基本給が低く給料が上がりにくいから
それぞれの理由を解説していきます。
① キャリアアップの限界を感じるから
キャリアアップの限界を感じた時、人材紹介営業から転職する人が多いです。
現職で、これ以上のキャリアアップや年収UPが見込めないと感じた時は、辞めるタイミングかもしれませんね。

キャリアアップの限界を感じてしまったら、次の環境を探す方が良いですよね…
人材紹介営業(転職エージェント)が社内でキャリアアップするのは、大きく2つのパターンです。
人材紹介営業の主なキャリアアップルート
① マネジメント層へのキャリアアップ
② スペシャリストとしてのキャリアアップ
多くの会社では、①のマネジメント層へのキャリアアップが多いです。
営業メンバーとして活躍できた人は、営業リーダー、チームリーダー、拠点統括、事業統括、といった感じですね。
②のスペシャリストとしてのキャリアアップは、採用支援領域を特定領域に絞ったり、ハイクラス支援のみに特化したり、という流れです。
肌感覚ですが、②は少ないです。

人材紹介営業の主なキャリアアップは、マネジメントへの道が多いです
現職でキャリアアップを諦めてしまう理由は、下記のような内容が多いです。
キャリアアップを諦める理由
・責任範囲が広がりきついから
・人の管理が大変だから
・給料や年収がそこまで上がらないから
・年功序列的な雰囲気が残っているから
・女性社員で管理職が少ないから
など
大きな理由として、「責任範囲や業務量は増えるのに、給料はそこまで増えないから」というのが多いです。
人材業界を代表するリクルートの平均年収は、「約997万円」と高い水準ですが、中小企業やベンチャー企業の人材紹介営業の年収は、約350万円〜450万円程度です。
管理職にキャリアアップした所でそこまで給料が増えないのであれば、次の転職先を考える人も多いですよね…。
人材業界を代表するリクルートも転職する人が多いので、キャリアアップに限界を感じている人は多そうです。
リクルートの関連記事
▶︎【現役社員が語る】リクルートに転職して後悔する?
▶︎リクルートから転職先で多い企業は?
② ノルマへのプレッシャーが激しいから
ノルマへのプレッシャーが激しいから、人材紹介営業を転職する人も多いです。

人材紹介は「ノルマが大変」とよく言われますよね…
他の営業職よりもきついですよね…
人材紹介営業には、売上だけではなく、KPI数字として細かい目標が課せられます。
最終面接数、面接通過数、書類選考数、応募獲得数、面談数、スカウトメール送付数、架電数、などなどです。
ノルマの量
・面接設定数
・企業への推薦数
・求人数
・新規顧客開拓の開拓数
・新規顧客開拓の架電数
など
人材紹介営業は、求人案件のプロセスを高速で回しながら、新規顧客の開拓も並行して行わなければいけません。
求人数を一定数確保していなければ、今月の売上目標は達成しても、来月やその先の売上目標が達成できなくなります。
要するに、常に数字に終われ続けます。
肉体的にも精神的にも負荷が大きく、ノルマへの重圧が「やばい」と感じてしまう人も多いです。
③ 基本給が低く給料が上がりにくいから
人材紹介営業は、基本給が低くインセンティブ割合が大きく設定されている企業が多いので、給料の伸び率が少ないと感じて転職する人も多いです。
人材紹介は、成約数や売上数字にインセンティブ給与が多いです。

人材紹介の営業は、そこまで年収の高い仕事でもないですよね…
人材紹介営業で給料に不満のある人は、コンサルティング業界への転職がおすすめです。
特に親和性の高いのは、組織・採用コンサルティングです。
組織・採用コンサルティング企業の代表例
・リクルートマネジメントソリューションズ
・リンクアンドモチベーション
・インサイトアカデミー
・マーサージャパン(Mercer Japan)
・デロイトトーマツコンサルティング
・アクセンチュア
・PwCコンサルティング
などなど
組織・採用コンサルティング領域だと、20代30代の若手から年収800万円以上を狙うことができますので、人材紹介営業の年収よりも1.5倍〜2倍以上になります。
人材紹介営業からコンサルティング業界を目指す人は、「アサイン」や「コトラ」といった転職エージェントがおすすめです。
コンサルティング領域への転職支援実績が多く、未経験でも挑戦できる求人が多いですよ。

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人材紹介営業から失敗しない転職をするコツは?

実際に、リクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーの人でも転職に失敗してしまう人は多いです。
人材紹介会社は人の入れ替わりが激しいことでも有名ですよね…

人材紹介で働いている人が転職に失敗しないためには?
自己分析や面接対策は、自分なりにしていますが…
・転職理由や転職目的を明確にする
・再現性の高いアピールポイントをまとめる
・ノルマの少ない営業を選ぶ
・今後のキャリアプランを設定しておく
それぞれの内容を見ていきましょう。
① 転職理由や転職目的を明確にする
人材紹介営業経験者は、「自己分析」や「転職理由の言語化」が大事だとよく理解されているはずです。
日々、求職者向けに転職支援をしていますからね。
しかし、実際、自分自身の転職活動になると、抜け落ちてしまう人が多いのも事実です。

人材紹介経験者も、自分の転職になればつまづいてしまう人が多いんですね…
改めて、「自己分析」をするのがおすすめです。
自己分析とは、「自己理解を深める」と「将来の計画を立てる」の2点に集約されます。
まずは、過去の経験やキャリアの棚卸しをしながら、自己理解を深めることが大事です。
自己理解を深めるとは…?
・自分の強みは何なのか?
・これまでの経験は?
・何がしたいのか?
・嬉しい、楽しい瞬間は?
・苦しい、辛い瞬間は?
・この先の人生で何をする?
などなど
自己分析には、「キャリアの棚卸し」や「ライフチャート」「モチベーショングラフ」などを使う方法があります。
ここでは、モチベーショングラフを使った方法を解説します。

モチベーショングラフの進め方
・過去のモチベーションの変化を振り返る
・モチベーションが上がった要因を考える
・モチベーションが下がった要因を考える
・理想のモチベ維持方法を考える
・定期的にモチベーションを振り返る
人材紹介営業経験者であれば、ある程度、自己分析のやり方を把握されているはずです。
しかし、1人で考えるだけでは「転職理由の明確化」や「転職目的の言語化」が進まない時もあります。
1人で考え込んでいても進まない場合は、アプリやツールを使ってみるのもおすすめです。
自己分析におすすめのアプリ
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② 再現性の高いアピールポイントをまとめる
人材紹介営業からの転職で失敗しないためには、自分自身のアピールポイントを把握しておくことが重要です。
重要な点は、「再現性が高いかどうか」です。

「再現性が高い」って、つまりどんな意味ですか??

再現性とは、どこの会社・業界に転職しても適用できる汎用性のことです
人材紹介営業をしてきた人は、どんな点を次の転職先で活かせるか?を考えなければいけません
事例として、再現性の高いアピールポイントをまとめてみましょう。
再現性の高い人材紹介営業のポイント
・目標遂行能力
・データを使った営業活動
・商談前の事前準備
・課題設定と解決力
などなど
例えば、「データを使った営業活動」の場合、単純に数字を管理していただけではなく、どのようなデータを使い、どんな分析、どんな行動・成果に繋げたか、を具体的に伝えることがポイントです。
例えば、下記のような感じです。
具体的なアピール例①
タイトル:KPI分析による業務改善で月間成約数が150%に
Salesforceや社内の業務管理ツールを活用し、求人紹介から面接・内定に至るまでのコンバージョン率を毎週可視化しました。特に「書類通過率」が平均を大きく下回っていたため、企業ごとの傾向を分析し、推薦文の改善・候補者との事前面談を強化。その結果、書類通過率が20%向上し、最終的に月間成約数を1.5倍に伸ばすことができました。

書類選考通過率に対して、工夫した点を具体的に伝えることができていますね!
具体的なアピール例②
タイトル:面談データを基にした紹介数最適化で、紹介効率を改善
月間50件以上の求職者面談の内容を定量・定性で記録し、年齢・志向性・希望業界別に分類して分析しました。これにより「この属性の求職者は〇〇業界の書類通過率が高い」などの相関関係を発見できました。属性ごとの紹介戦略を再設計し、1紹介あたりの面接通過率を平均15%改善しました。
求職者属性のデータ分析をすることで、効果的な求人紹介ができていますね。
若手営業を好む業界や、専門性の高いスキルを求める職種などは、ある程度データで判別できますよね。
上記のような具体例をまとめることで、どんな企業・業界・職種でも再現性の高いアピールができます。

再現性の高いアピールができれば、採用企業からも「活躍できそうな人だ」と認識されやすくなります
③ ノルマの少ない営業を選ぶ
人材紹介営業から転職したい人の中には、「ノルマが厳しすぎた」や「ノルマのない営業がしたい」と思っている人も多いはずです。

人と話すのは好きなんですけど、ノルマを追いかけるのが苦手です…
人材紹介の仕事自体は好きだけど、売上数字やKPI数字というノルマを追いかけるのが嫌な人は多いですよね。
私自身も、そう感じる時もあります。笑
営業数字のKPIや営業成績をグラフで会社の壁に貼り出すような人材紹介会社も多いので、とにかく量を回すことがきついと言われます。
ノルマの少ない営業を選ぶことで、ノルマを追いかけるストレスやプレッシャーから解放されますよ。
ノルマの少ない営業の特徴
・ルート営業
・反響営業(問い合わせ対応型)
・製造業の営業
・公的機関、団体職員の営業
など
④ 今後のキャリアプランを設定しておく
人材紹介営業からの転職で失敗しないためには、キャリアプランを設定することが大切です。
5年後、10年後の自分がどうなっていたいのか、仕事上の目標や収入、生活の目標などを立てておくと、転職する企業を選びやすくなります。
「なんとなく、早めに仕事が欲しい」
や、
「とりあえず前より給料が高い所であれば、、、」
という安直な考えでは、転職活動に失敗してしまう可能性が高いからです。

「どのような目的で、転職を希望されていますか?」
「これからのあなたのキャリアの目標は何ですか?」
と聞かれますよね
キャリアプランを設定することで、中長期的なプランを見据えて転職活動ができます。
キャリアプランやライフプランを設計するには、プロのサポートを受けるのも有りです。
「ポジウィルキャリア」や「マジキャリ」では、人材紹介経験者のプロがサポートしてくれますので、自分に近しい経験・スキルを持つ人からアドバイスを貰えます。
おすすめのキャリアコーチング
人材紹介営業は転職エージェントを使っても問題ない?
結論からお伝えすれば、転職エージェントを使っても問題ありません。
しかし、現職と同じグループ会社の転職エージェントを使うのは避けておきましょう。

dodaのキャリアアドバイザーとして働いているなら、パーソルキャリアが運営する転職エージェントは避けておいた方が無難、ということですね
同じグループ会社の転職エージェントや転職サイトへの登録は、現職企業へ情報が漏れてしまう可能性もありますので、使用はおすすめしません。
自分が転職活動をしていることがバレてしまうと、上司や経営陣から目を付けられてしまうからです。
様々なパターンが考えられますが、現職に留まりづらくなることは間違いありません…。

人材紹介営業として働いている人におすすめの転職方法やコツも紹介しますね
人材紹介営業におすすめの転職方法
・スカウトサイトを利用する
・Linkedinを活用する
・業界、職種特化の転職エージェントを利用する
などなど
人材紹介の営業で働いている人の多くが、転職市場の相場感や、転職活動の流れなどは熟知しているはずです。
その中でもおすすめは、「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」といったスカウトサイトを利用する方法です。
優秀なヘッドハンターから、あなたの知らなかった優良企業の求人や非公開ポジションを教えてもらえるからです。
また、一部の優秀な転職エージェントは、競合他社である人材紹介会社に直接アプローチして転職する人もいるみたいです。
業界内での転職は、即戦力を求められるので難易度が高いですが、年収や待遇面のアップができます。
まとめ: 人材紹介営業からの転職先はIT営業や人事が多い!

さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、人材紹介営業からのおすすめの転職先を業界・職種ごとに紹介してきました。
転職エージェントで身につけた経験やスキルは、転職市場で高く評価されます。
その中でも、近年は「IT / SaaS営業」や「事業会社の人事部」として、新しいキャリアアップに成功されている人が多いです。
最後に、本記事の内容をまとめて終了とします。
・IT(SaaS)営業やコンサルタント、人事が多い
・ワークライフバランスは教育業界がおすすめ
・”対人スキル”や”採用に関する知見”で評価される
・現職のグループ会社運営の転職サービス利用はNG
・ビズリーチといったスカウトサイトを活用するのがおすすめ

人材紹介営業からの転職先に悩んでいる人は、キャリアコーチングを使ってみるのがおすすめです
1人で悩んでいるよりも、誰かと話しながら考える方がスムーズに進みますよ
おすすめのキャリアコーチング
「人材業界」や「営業職」に関連したおすすめの記事も紹介します。


