【松下 幸之助の名言】1人の知恵 – 全文と読後感

本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ

全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。

経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。

松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。

人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる

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1人の知恵おたがいに神さまではないのだから、
1人の知恵には限りがある。
それがどんなに偉い人であっても、
やっぱりその人1人の知恵には限りがある。
こんな限りのある知恵で長い人生を歩み、
広い世の中を渡ろうとするのだから、
ともすればあちらで迷い、こちらでつまづく。
自分1人ですむことならそれでもまだよいかもしれないが、
この世の中に住む限り、人々はみなつながっているから、
自分がつまずけば、他人も迷惑をする。
他人に迷惑をかけるくらいなら、1人の知恵で歩まぬほうがいい。
わからないことは聞くことである。
知らないことはたずねることである。
たとえわかっていると思うことでも、もう一度、
人にきいてみることである。
「見ること博ければ迷わず。聴くこと聡ければ惑わず」
という古言がある。
相手がどんな人であろうと、こちらに謙虚な気持ちがあるならば、
思わぬ知恵が与えられる。
つまり1人の知恵が2人の知恵になるのである。
二人が三人、三人が四人。
多ければ多いほどいい。
衆知を集めるとは、こんな姿をいうのである。
おたがいに、一人の知恵で歩まぬようん心がけたいものである。

さて、いかがだろうか。

1人の知恵よりみんなの知恵」という言葉があるように、

知恵はみんなで集めた方がいい。

知恵を集めるには、人徳や人格者でなければいけない。

アイデアの閃きは、偶然の会話から一瞬で導き出される。

そこに論理性はあまり存在せず、奇跡の交わりとも言うべき存在である。

1人で進むのが好きな人もいると思うが、客観的に俯瞰してみると、思わぬアイデアが出てくることもある。

誰にでも意見を聞けばよい訳ではないが、

できる限り広く知見や知恵を集めてコトを進めるべきである。

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