※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

リクルートからの転職先は?
リクルート卒業後のキャリアは?
本ページにたどり着いた人は、
・リクルートからの転職先は?
・リクルートを転職したいと感じる理由は?
・リクルートからの転職で後悔しないためには?
という疑問や悩みをお持ちのことでしょう。
「リクルート」は、人材業界の中でグローバルに知名度の高い企業ですが、リクルートからの転職先企業や起業する人の割合が気になる人も多いですよね。
「リクルートからの転職先は?」や「卒業後のキャリアは?」という人も多いはずです。
そこで本ページでは、リクルートからの転職先企業や卒業後のキャリア、リクルートをやめたいと感じる理由や後悔しないためのポイントまで詳しく解説します。

現役リクルート社員が、リクルート卒業後のキャリアを語ります
勝ち組とされる転職先やおすすめの方法まで解説します
目次
リクルートからの代表的な転職先・業界は?

早速、リクルートからの代表的な転職先企業や業界を見ていきます。
人材大手企業で「リクルート出身」や「元リク」といったブランドもあるため、リクルート出身者は多方面で活躍しています。
リクルートからのキャリアを考える上で、代表的な転職先を確認しておきましょう。

リクルートでの経験は、どんな企業で評価されますか?
それぞれの代表的な転職先を詳しく見ていきましょう。
① 安定して働きたい人は国内大手企業
リクルートから安定して働きたい人は、国内大手企業に転職する傾向があります。
「じゃらん」「ホットペッパービューティー」「Airペイ」「スーモ」など、各業界のサービス部門を経験した後、国内大手企業に転職するイメージです。
また、リクルートは人材領域も強いので、大手企業の人事や人材系大手企業に転職する人も多いです。

国内大手企業だと、どんな会社が多いですか?
リクルートから国内大手企業例
・三菱UFJグループ
・三井住友グループ
・みずほグループ
・日本電気(NEC)
・富士通株式会社
・NTTデータ
・株式会社電通グループ
・トヨタ自動車
・パナソニック
・ソニーグループ
・日立製作所
・サントリー
などなど
リクルートよりも、さらに福利厚生や企業安定度の高い会社に転職することで、将来の子育てやワークライフバランスの充実を目指せます。
20代をリクルートで過ごした人が、より安定性を求めて30代前半や30代後半で転職するイメージです。
リクルートでハードワークをしていた分、国内大手企業だと比較的ゆったりまったり働くことができるかもしれませんね。
ちなみに、国内大手企業への転職を目指す人は、転職エージェントも大手企業を利用するのがおすすめです。
大手企業は大手企業同士の繋がりを重視していることから、大手転職エージェントの「リクルートエージェント」や「doda(デューダ)」は、強力な繋がりを持っているからです。

大手に転職するには、エージェントも大手を利用するのがおすすめです
② 働くのが好きな人はIT系メガベンチャー
リクルートからの転職先で多いのが、「IT系メガベンチャー」です。
リクルートの販売促進部門サービスの多くが、ITに関わりのある事業であり、IT系企業との親和性は高いからです。
例えば、下記のような企業です。
IT系メガベンチャー企業例
・Google
・Yahoo
・楽天
・ソフトバンク
・Amazon
・LINE
・GREE
・DeNA
・クックパッド
・サイバーエージェント
・メルカリ
・ラクス
・オプティム
・エムスリー
・エンジャパン
などなど
リクルートで成果を出してきた人や、リクルート流の働き方を続けたい人は、IT系メガベンチャーに転職しています。
リクルートよりも創業年数やサービス認知度が浅い反面、一定の裁量権や自由度を持って、サービスを世の中に広げていくことができます。
いわゆる、10→100のフェーズですね。
上記のIT系メガベンチャーには、リクルート出身者が多いため、仕事の進め方や仕事への考え方、人物面など、自分と近しい人が多いです。
リクルートからIT系メガベンチャーに転職した人の体験談は、ワンキャリアプラスで見ることができます。
③ チャレンジングなスタートアップ
リクルートからスタートアップに転職する人も多いです。
リクルートである程度の事業立ち上げを経験した人が、よりカオスな事業環境に飛び込んでいくイメージです。
会社の安定性や事業の持続可能性は、リクルートより遥かに劣りますが、それ以上の挑戦や「新しい機会創出」をしたい人が転職します。
スタートアップ企業は、有名企業も少ないので、事例紹介が難しい所ですが、下記のようなスタートアップに転職した人もいます。
スタートアップの企業例
・株式会社Kaizen Platform
・WAmazing株式会社
・Branding Engineer
・エバーセンス
・ユニポテンシャル
などなど
上記の会社は、元リクルートの人が創業したスタートアップです。
元リクルート出身者がいないスタートアップに転職している人もいますので、興味のある領域のスタートアップはこまめにチェックしておきましょう。
リクルートからスタートアップに転職する時は、年収ダウンや安定性の低下というデメリットがあります。
家庭や子育てがある人だと大きなデメリットになりますので、社長や創業者、経営陣との相性、事業や人のポテンシャルが高いかなどを判断材料にする必要があります。

リクルートからスタートアップに転職する場合、どうしても年収は下がりそうですよね…
スタートアップに転職する場合、メリットとして「ストックオプション」があります。
未上場のスタートアップに転職して、ストックオプションを保持した状態で会社が上場すれば、将来まとまったお金を得ることができます。
ストックオプションにより、億単位の金額を手にした友人もいますので、夢のある話ですよね。
④ 年収UPが期待できるコンサルティングファーム
リクルートからコンサルティングファームに転職する人も多いです。
コンサルティングファームは、年収アップや市場価値の向上を狙えます。
リクルートで事業推進や事業の立ち上げ、営業といった領域の経験をしてから、コンサルティングファームでより抽象度の高い企業課題にコミットしたい人は、コンサル転職を希望されています。

コンサルへの転職は、難易度が高い反面、年収アップや市場価値の向上に繋がりますね
下記のようなコンサルティングファームへの転職が多いです。
コンサルティングファームの企業例
・アクセンチュア
・デロイトトーマツ
・PwC
・KPMG
・EY
・ローランドベルガー
・アビームコンサルティング
・野村総合研究所
・船井総合研究所
・ドリームインキュベータ
・ベイカレント
などなど
外資系コンサルティングファームだけでなく、国内の日系コンサルティングファームに転職する人も多いです。
Big4を始めとした「総合系コンサルティングファーム」が多く、戦略コンサルティングに転職できる人は、かなり限られています。

総合系コンサルティングファームに転職している人が多いです
リクルート出身者の場合、「コンサル未経験」と判断されますので、コンサルタント以下の職位からスタートになる可能性が高いです。
しかし、年収はリクルート以上の金額を提示してもらえる事が多いので、年収アップにも繋がります。
リクルートからコンサルティングファームを志望する人は、コンサル転職に強い「アサイン」や「コトラ」といった転職エージェントから情報収集を始めましょう。
コンサル業界に強い転職エージェント
・アサイン
▶︎若手ハイエンド向け
・コトラ
▶︎マネージャー以上の求人多数
・アクシスコンサルティング
▶︎ハイキャリア向け
⑤ リクルートの経験を活かして起業・独立
リクルートは「起業家輩出機関」と言われることもあり、一定数の人が起業・独立の道を選んでいます。
しかし、起業・独立は、簡単に決められる意思決定ではありません。
元リクルート出身者の人が立ち上げた会社は多いですが、リクルートに在籍している社員数から考えると比率が必ずしも高い訳ではありません。
感覚値ですが、10人に1人もいない割合です。

起業や独立が多いリクルートでも、10%以下程度の人しか起業しないんですね
それでも、他企業に比べれば高い割合であることは、間違いありません。
起業・独立した元リクの中には、なかなか事業が上手くいかなかったり軌道に乗らなかったりした場合、再度転職活動をしている人もいます。
20代や30代の若手であれば、「リクルート出身+起業経験あり」という経歴は、かなり異色ですよね。
企業が欲しがる人材として引く手数多ですので、一度、起業・独立してみるのは、悪くない選択肢と言えます。
しかし、それでも起業・独立の意思決定ができる人は少ないです。
最初は、フリーランスとして個人事業をスタートする人も多いので、まずはスモールステップで考えることが大事です。
リクルートから起業・独立した人
・宇野 康秀
株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)創業者。
・七村 守
株式会社セプテーニ・ホールディングス創業者。
・有本 隆浩
株式会社MS-Japan創業者。
・安川 秀俊
株式会社ゴールドクレスト創業者。
・多田 弘實
株式会社キャリアデザインセンター創業者。
・江幡 哲也
株式会社オールアバウト創業者。
などなど
以上ここまで、リクルートからの転職先・キャリアの代表格を5つ紹介しました。
リクルートからの転職を考える背景や理由は?

ここまで、リクルートからの転職先として代表的な企業や業界を解説してきました。
続いて、リクルート社員がリクルートからの転職を考える背景・理由、キッカケを紹介します。

リクルートは社員の入れ替わりが激しく、転職して卒業していく人の方が多いです
それぞれの理由を細かく見ていきましょう。
① 入社当初から次の転職を考えていたから
リクルートからの転職を考える背景として、「入社当初から転職を前提に考えていた」という人が多いです。
リクルートは新卒・中途問わず、入れ替わりの激しい会社です。
定年まで勤め上げようと考えて入社する人は、かなり少ないはずです。

リクルートに入社する人は、良くも悪くも「リクルートを踏み台」と考えている人が多いですよね
リクルートでは「退職=卒業」と呼ぶので、転職することを推奨している風にも捉えられますよね。
入社当初から「3年〜5年程度働いたら次に転職しよう」と考えている人は多いです。
実際、若い内から早めにリクルートから転職しようという声も多いです。
退職した理由は、若いうちに営業力とリクルート出身というブランド力をつけて転職したかったからです。
入社した当初から、ある程度転職前提で考えていたので、後悔はなかったです。Openworkより引用
転職検討理由として、ネガティブではなく、どちらかと言えばポジティブな理由と言えますね。
② リクルートでの出世が難しいから
ネガティブな理由として、リクルートでこれ以上の出世が見込めないから転職を考える人がいます。
リクルートで出世を続けていくのは、かなりハードです。

リクルートで出世できる人は、どんな人ですか?
リクルートで出世し続けるには、高い結果と仕事への向き合い方が求められます。
リクルートで出世するには?
・圧倒的な成果を出す
・周囲に良い影響を与える
・視座が高い
・仕事へのスタンスが良い
・社会へ価値提供する姿勢が強い
など
例えば、リクルートで出世するには、自分自身の影響力を広げていく必要があります。
最初は、営業拠点のリーダーや中間管理職だった場合、拠点長→エリア統括→地域統括→事業統括、という感じです。
周囲の社員も優秀で高い成果を出す人が多いので、出世競争もその分厳しくなります。
上記のような出世競争に疲れてしまい、転職を考える人が多いです。
リクルートに転職して後悔している人の体験談や、退職理由について、【現役社員が語る】リクルートに転職して後悔する?やめとけの理由は?で詳しく解説しました。
③ リクルートの社風がどうしても合わないから
リクルートの強烈な企業文化に合わずに、転職を考え始める人も多いです。
「お前はどうしたいの?」という言葉が、リクルート出身者の間だけではなく、世間一般でも有名なのは周知の事実です。

リクルートは、社風に合うか合わないかが、大きな別れ目だと思います…
合う合わないがとてもはっきり分かれる会社だと実感した。
自分を変えたいという想いで転職したが、想像以上に企業文化が強烈で、自分の中で折り合いが付かなかった。
仕事が好きで前向きな人には合う会社だと思いました。Openworkより引用
リクルートは「主体性」を持って働きたい人には、ぴったりの会社です。
一方で、「もう少しゆっくり働きたい」や「言われたことだけをやりたい」という人には不向きな会社です。
以下のような代表的な企業文化がありますので、カルチャーに合わない人はとことん合いません。
リクルートの社風の特徴
・社員同士の相互理解
・リクルート内の口癖
・圧倒的当事者意識
・個の尊重
・若手でも大きな裁量権
・自由でフラットな環境
・表彰制度や評価制度
以上ここまで、リクルートからの転職を考える理由を3つ紹介しました。
上記以外の理由もありましたので、リクルートからの退職検討理由をOpenworkやワンキャリアプラスといった口コミサイトで確認する方法もあります。
リクルートを卒業するタイミングは?見極める方法は?

「リクルートを卒業するタイミングは?」
や、
「自分は、いつ頃に転職するべき?」
と悩んでいる人も多いはずです。

リクルートから卒業するタイミングが分かりません…
先輩や同期は次々転職していくけど、自分の道が見えません…
現役リクルート社員が、リクルートを卒業する人のタイミングやベストな時期を紹介します。
・目標を大幅に達成したとき
・上司が尊敬できない人になったとき
・部署が変更になってしまったとき
それぞれを細かく見ていきましょう。
① 目標を大幅に達成したとき
リクルートから転職するタイミングとして、「決めていた目標を大幅達成した時」がおすすめです。
毎月、3ヶ月、半年、1年と売上目標や事業目標がある中で、大幅達成した時点で、次の会社への転職活動を始める人が多いからです。
リクルートの場合、目標を達成しても、継続達成することが上司やマネージャー陣から課せられます。
目標を大幅達成した一瞬は気持ちいいですが、目標達成だけでは終わらないのがリクルートです。

リクルートは目標を大幅達成しても、素直には喜べないんですね..
そこで、目標を大幅達成した時から、気持ちを切り替えて次のステージを見据えて行動する選択肢もあります。
例えば、1年の最優秀賞やベストプレーヤー賞を獲得した後です。
リクルートで賞を取ったことを自信にして、活躍できる次のステージを見つけることができます。
② 上司が尊敬できない人になったとき
リクルートに限らず、上司が尊敬できない人に変わってしまった場合、転職を考え始める時期と言えます。
上司は、自分の成長や職場環境、仕事でのストレスに大きな影響を与える存在です。
優秀な上司、尊敬できる上司であれば、仕事へのモチベーションも高まりますが、逆であれば悲惨です。
尊敬できない上司や、学べることが一つもない上司の場合、早めに見切りを付けた方が良いです。

リクルートでも、変な上司や尊敬できない上司に当たることはあります…
上司ガチャが外れた時は、転職を考え始める時期です
上司が尊敬できない場合、「上司の上司」に、組織の変更や上司の変更を依頼することもできますが、上司が変わらない可能性もあります。
「上司が嫌いなだけで、リクルートを転職してもいいの…?」
や、
「リクルートの仕事は好きだけど、上司が嫌い…」
と悩んでいる人も多いはずです。
簡単にできる5つの対処法を試してみるのがおすすめです。
上司が嫌いな人への5つの対処法
・仕事だと割り切って接する
・上司の良い部分を見つける
・自分に原因がないか考える
・できる限り上司と距離を取る
・信頼できる人に相談する
など
上司が嫌いで退職した人の体験談を知りたい人は、仕事は好きだけど上司が嫌いで辞めるべき?を読んでみてください。
③ 部署が変更になってしまったとき
リクルートは、様々な部署、部門、サービスがあります。
リクルートで働いていると、事業環境の変化によって、働く部署が仕方なく変更になる場合があります。
私のリクルートの友人も、人材領域から不動産領域への異動を余儀なくされた人もいました。

自分の希望していない部署やサービスに異動になったら、仕事へのモチベが低下してしまいますよね…
リクルートは、色々な領域に新規事業としてチャレンジすることが多く、上手く軌道に乗らなかった場合、事業をクローズしてしまうこともあります。
主なサービスブランドや事業領域も確認しておきましょう。

リクルートの事業領域とサービスブランド
・新卒採用:リクナビ
・中途採用:タウンワーク、リクナビNext
・HRエージェント:リクルートエージェント、リクルートダイレクトスカウト
・飲食:HotPepperグルメ、Airツールズ
・旅行:じゃらん
・マリッジ、ファミリー:ゼクシィ
・住宅:SUUMO
・教育:スタディサプリ
・SaaS:Airビジネスツールズ
リクルートで、仕方のない異動を余儀なくされることもあります。
本人の希望を聞かずに異動が決定することはほぼありませんが、本人の希望をそのまま異動に反映できないことも多いです。
自分の希望しない部署やサービスへの異動が決まってしまった場合、リクルートから卒業する良いタイミングかもしれません。
以上ここまで、リクルートを卒業するタイミングを3つ紹介しました。
下記以外にも、色々な理由からリクルートを卒業する人がいますので、ワンキャリアプラスでリクルートからの転職体験談を見ておくこともおすすめです。
・目標を大幅に達成したとき
・上司が尊敬できない人になったとき
・部署が変更になってしまったとき
リクルート出身者が転職後も活躍する理由は?

リクルート出身者は、転職市場で一定の評価を得られるケースが多いです。
なぜでしょうか?

リクルート出身者のどんな点が評価されるんですか?
「元リク」だけで採用される訳ではないですよね..
・圧倒的当事者意識はどの会社でも役に立つから
・全員の成長意欲が高いから
・リーダーや管理職経験者が多いから
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 圧倒的当事者意識はどの会社でも役に立つから
リクルートで培う「圧倒的当事者意識」は、どこの業界・企業でも一定評価されます。
「圧倒的当事者意識」とは、仕事や物事を自分事として捉える意識です。
簡単に言い換えれば「自責思考」とも言えます。
全ての物事に対して、
「で、お前はどうしたい?」
という問いを投げかけられます。
自分自身で仕事の課題や目的、達成までの道筋を死ぬほど考え抜き、上司への壁打ちを求められます。

圧倒的当事者意識は、リクルートでは普通ですが、他の企業ではかなり貴重です
圧倒的当事者意識とは?
物事を自分ごととして捉えることです。
目の前の問題・課題に対して、常に自分ごとで考え抜き「自分だったらどうするか?」まで考え抜きます。
リクルートが大切にしているのは「自律」です。
誰かに言われたから仕事をするのではなく、自らの手で課題・問題を分析し、道筋や機会創出をします。
上記のような圧倒的当事者意識を持っている社員は、他の企業には少ないので、自然と評価されます。
リクルートで働いていれば、当たり前の感覚がグッと上がりますので、市場価値も高くなります。
② 全員の成長意欲が高いから
リクルート出身者が評価されるのは、成長意欲が高いからです。
採用企業側からすれば、意欲的に仕事に取り組んでくれる社員や、成長意欲の高い社員の方が、仕事を任せやすいですよね。
リクルート出身者は、結果にコミットする姿勢や、自己成長を掲げる人が多く、主体的・能動的に動ける人が多いです。

リクルートの企業文化的に、仕事が好きな人が多いですもんね
リクルート出身者の多くは、仕事に前向きで、リクルートで働く目的意識がはっきりしていた人です。
例えば、「〇〇事業の立ち上げ経験をしたい」や「若手から圧倒的に成長したい」という人です。
彼らの成長意欲は、他の企業で働く人々の2倍・3倍以上です。
成長意欲が高い分、仕事へのコミットや結果に対する貪欲さ、数字を追いかける執念が違うんですね。
③ リーダーや管理職経験者が多いから
リクルートは若手から大きな裁量権を持ちながら仕事に取り組めます。
20代中盤から、リーダーやマネージャーとして管理職経験を積んでいる人も多いです。
20代で管理職経験者は、他の企業には少ないので、転職活動時にも評価されやすいです。

リクルートで、リーダーやマネージャーの経験があれば、転職活動で評価されやすいんですね
他にも、リクルートでの以下のような経験は、転職活動時に評価されやすいです。
転職時に評価されやすい経験
・チーム全体のマネジメント
・200%以上の目標達成
・データを使った営業活動
・商談時の工夫や下調べ
・営業チームの戦略策定
・新規事業の立ち上げ
・海外に関わる業務推進
などなど
リクルートで当たり前にしている仕事が、他の企業だと「え、そんな事もできるの?」と驚かれることも多いです。
しかしなかなか、当たり前にしている事を自覚するのは難しいですよね。
そんな人は、キャリアコーチングでプロと話してみることで、「自分だけの強み」や「アピールできるポイント」を上手く言語化することができます。
「ポジウィル」や「マジキャリ」は、元リクルートが創業者なので、リクルートならではの強みの出し方、アピールの仕方を教えてもらえます。
おすすめのキャリアコーチング
リクルートから起業・独立する人は多い?

リクルートは、起業家輩出企業としても有名です。
一定数の人がリクルートでの経験を活かして、起業・独立をしています。

リクルートから起業・独立する人は、結構多いんですか…?
結論からお伝えすると、「リクルートを退職後、起業・独立する人の割合は約14%」でした。
(数字で見るリクルートより引用)
起業・独立する人は全体の約1割程度
リクルートから起業・独立する人は、退職する全体の人数の約1割程度でした。

リクルートでも、全体の1割程度の人に留まっているんですね
リクルートの公式サイトからの数字を確認します。
リクルートから起業・独立する人の割合
・2021年:14%
・2022年:13%
・2023年:15%
↓
平均約14%
数字で見るリクルートより引用
全体の約1割という数字が、多いか少ないかと言われれば「多い」です。
具体的な人数までは把握困難でしたが、毎年数十人規模でリクルート出身者の会社が立ち上がっていることが推測できます。
Ring(新規事業提案制度)
リクルートには、Ringという新規事業提案制度があります。
毎年、Ringを通じて数件の新規事業立ち上げの実績があります。
2021年から2023年までのデータを見ていきましょう。

Ringを通じて事業アイデアを固めた人が、リクルート卒業後に起業・独立していることも考えられますね。
逆に、Ringで全く歯が立たなかった人は、起業・独立の道を諦めて、リクルートでの昇進や転職に踏み切っている人もいます。
リクルートからの転職で後悔しないためには?

ここからは、リクルートからの転職で後悔しないためのポイントを紹介します。

リクルート出身者は転職市場で評価されがちですが、失敗してしまう人も多いです
転職活動は、「事前準備」が大事なので、後悔しないためにも徹底的に準備しましょう。
後悔しないためのポイント
・自己分析でキャリアの棚卸しをする
・転職理由や優先順位を決めておく
・在職中に転職活動を進める
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 自己分析でキャリアの棚卸しをする
リクルートからの転職で後悔しないためには、「自己分析」が必須です。
自己分析とは、「自己理解を深める」と「将来の計画を立てる」の2点に集約されます。
まずは、過去の経験やキャリアの棚卸しをしながら、自己理解を深めることが大事です。

自己理解を深めることが、自己分析の中で大切なんですね
自己理解を深めるとは…?
・自分の強みは何なのか?
・これまでの経験は?
・何がしたいのか?
・嬉しい、楽しい瞬間は?
・苦しい、辛い瞬間は?
・この先の人生で何をする?
などなど
自己分析には、「キャリアの棚卸し」や「ライフチャート」「モチベーショングラフ」などを使う方法があります。
ここでは、モチベーショングラフを使った方法を解説します。

モチベーショングラフの進め方
・過去のモチベーションの変化を振り返る
・モチベーションが上がった要因を考える
・モチベーションが下がった要因を考える
・理想のモチベ維持方法を考える
・定期的にモチベーションを振り返る
リクルート出身者であれば、「Will Can Mustシート」を毎年記入しているはずです。
モチベーショングラフや、Will Can Mustシートを活用しながら、自己分析を深めましょう。
リクルートから転職する時は、下記のような問いに答えられるように準備します。
リクルートからの転職時に抑えたい項目
・なぜ、リクルートから転職するのか?
・その転職理由はなぜ生じたのか?
・リクルートを退職後、何をしたいのか?
・5年,10年先のキャリアプランは?
・キャリアプランの為に、今何ができるか?
などなど
リクルート出身者は、自己分析や将来設計が完璧にできている人が多いと思われていますので、逆に出来ていないとネガティブな印象が付いてしまいます。
1人で考えるだけでは自己分析があまり進まない人もいるでしょう。
1人で考え込んでいても進まない場合は、アプリやツールを使ってみるのもおすすめです。
自己分析におすすめのアプリ
▶︎ミイダス
性格診断やコンピテンシー診断が無料
【公式】https://miidas.jp
▶︎ASSIGN(アサイン)
3分でAIがあなたの選択肢を可視化
【公式】https://www.assign-app.jp
▶︎エムグラム診断(m-gram診断)
あなたを構成する8つの性格が分かる
【公式】https://mgram.me/ja
② 転職理由や優先順位を決めておく
リクルートから転職する時は、「転職理由」や「転職先に求める優先順位」を、事前に決めておくことが大切です。

転職理由や優先順位を決めなければいけない理由は?
転職理由は、何かしらの背景・理由があるはずなので、面接時に伝える内容を言語化しなければいけないからです。
面接時に、転職理由をなんとなく回答するだけでは、「本当に転職する気ある?」や「転職理由の深堀りが浅くない?」と思われてしまうからです。
転職理由が言語化できていないと?
・面接官を納得させられない
・転職理由の深堀りが浅いと感じられる
・本気で転職を考えているかを疑われる
↓
結果的に面接落ちが続く

転職理由の深堀りができていないと、面接で落とされてしまいます
続いて、「転職先に求める優先順位」についてです。
優先順位を決めておかなければ、複数の企業から内定をもらった時に、選ぶ基準がなく迷ってしまうからです。
また、優先順位がないと、なんとなく良さげな企業に転職することになり、転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうからです。
転職先に求める優先順位が必要な理由
・複数企業から内定が出た時に選べないから
・応募企業の選定ができないから
・転職後の満足度が低くなる可能性があるから

優先順位ですか…
どうやって決めたらいいですか?
優先順位の決め方は、「転職の目的から逆算して考える」のが大切です。
例えば、年収アップが目的の転職なのであれば、優先順位が高いのは月額給与や、賞与を含んだ額面年収のはずです。
「年収アップ」が目的の転職なのに、リモートワークを希望したり異業界を希望したりするのはNGです。
転職先に求める優先順位は、「転職軸」と呼ばれ、転職活動の面接時によく聞かれます。
「今回の転職における、転職軸は何ですか?」と聞かれて、即答できなければ、自己分析が甘いと思われてしまいます。
③ 在職中に転職活動を進める
リクルートから転職する時に、後悔しないためには「リクルートで働きながら転職活動をする」のが鉄則です。
リクルートを退職してから転職活動をする形だと、無職期間が長くなってしまい、精神的・金銭的に焦りが出てしまいます。
「早く転職しないと…」
や、
「無職期間が長くなると、書類で弾かれてしまう…」
という焦りや不安が増えてしまいます。
結果的に、転職先の選定や内定交渉に時間をかけられず、入社後にミスマッチを生じてしまう可能性があります。

リクルートから転職する時は、在職中に転職活動をしておくのがいいんですね…
特に、年収交渉の場合、選択肢の多さが交渉成功の鍵になります。
すでにリクルートから退職している場合、「現職に留まる」の選択肢がなくなり、転職先に強めの交渉ができません。
選択肢を多く持っておけば、年収交渉も成功しやすく満足のいく転職活動ができます。
以上ここまで、リクルートからの転職で後悔しないためのポイントを3つ紹介しました。
後悔しないためのポイント
・自己分析でキャリアの棚卸しをする
・転職理由や優先順位を決めておく
・在職中に転職活動を進める
リクルート出身者におすすめの転職エージェント
リクルート出身者におすすめの転職エージェントを紹介します。
リクルートからの転職支援実績の多いエージェントの方が、リクルートならではの強みの出し方や、応募企業の選定方法を伝授してもらえます。
現役リクルート社員の私も、長く利用しているサービスです。
リクルート在籍者におすすめの転職エージェント
・ビズリーチ
▶︎優秀なヘッドハンターが多い
・ASSIGN(アサイン)
▶︎若手ハイキャリア向け
・シンシアード
▶︎大手企業への転職に強い

ビズリーチは年収600万円以上の転職希望者に支持されるNo.1の転職サイトです。
リクルートからの転職で、IT系メガベンチャーやスタートアップに転職したい人は、必ず登録しておきましょう
筆者である私も利用し続けており、丸4年ほど利用しています。
ビズリーチの特徴
・ダイレクトリクルーティングの先駆者
・年収制限+ハイクラス人材のみ
・登録会員制でありハイクラス求人が多い
・人材紹介会社ではなく「IT企業」
・優秀なヘッドハンターが多数利用
リクルートからの転職に強いヘッドハンターが在籍しています。
リクルートで培った経験やスキルを活かして、今後のキャリアを一緒に考えてくれるコンサルタントが多いです。
サービス概要 | ハイクラス層向けの会員制転職サイト |
特徴 | ・日本発のダイレクトリクルーティング ・会員制サイトで審査通過者のみ利用可能 ・優秀なヘッドハンター、優良求人企業が多数登録 |
利用料金 | 無料(一部有料プランあり) |
エリア | 全国 |
公式HP | https://www.bizreach.jp/ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
Click here
<優秀なヘッドハンターが見つかる!>
ビズリーチの公式サイトへ ▶︎

アサインの特徴
・若手ハイエンドの支援に特化
・SE、エンジニア、営業経験者に強い
・コンサルティング業界に強い
運営会社 | 株式会社アサイン |
設立 | 2016年12月27日 |
代表取締役 | 小瀬村 卓実 (本人ブログサイトはこちら) |
主なサービス内容 | ・ハイエンド特化の転職エージェント「ASSIGN」の運営 ・経歴と価値観から判断するAIキャリアシミュレーション「VIEW」の開発・運営 |
従業員数 | 約60名 |
所在地 | 東京都千代田区霞が関3丁目2-5 |
公式サイト | https://assign-inc.com |
アサインは、20代〜30代のハイエンド層向けに特化した転職エージェントで、SE・エンジニア・営業経験者をメインに支援しています。
コンサル領域での転職成功事例が多く、コンサル決定実績は上位3%であり、コンサル業界を希望する人に特におすすめできます。
Click here

シンシアードの特徴
・リクルート出身者が創業
・大手人気企業の求人に特化
・大手企業の採用責任者との強力なコネクションあり
サービス概要 | 大手人気企業の転職に特化した転職エージェント |
特徴 | ・大手人気企業の求人に特化 ・各領域に精通したコンサルタントが対応 ・採用責任者との強力なコネクションあり |
利用料金 | 完全無料 |
エリア | 全国 |
公式HP | https://sincereed-agent.com |
運営会社 | sincereed(シンシアード)株式会社 |
シンシアードは、リクルート出身者が立ち上げた「大手人気企業に特化した転職エージェント」です。
2021年設立の会社ですが、リクルート、パーソルキャリア、JACリクルートメントなどの大手人材紹介会社での経験を持ったコンサルタントが多数在籍しています。
大手転職エージェントに比べると求人数は少なめですが、大手人気企業の求人に特化して高いレベルの求人紹介を受けることができます。
Click here
<大手人気企業の求人に特化>
シンシアードの公式サイトへ ▶︎
リクルートからの転職希望者によくある質問

最後に、リクルートからの転職希望者によくある質問に回答していきます。
Q. リクルートから転職するベストなタイミングは?
A. 最低でも3年はリクルートに在籍してから転職しましょう。
リクルートから1年や2年程度で転職する人がいますが、正直、勿体ないです。
なぜなら、転職市場では「1年や2年程度」は、短期離職とみなされてしまうからです。
「3年」勤務していれば、「この人は、リクルートでしっかり働いていたんだな」と認識されます。

リクルートから転職するのは、最低でも3年後がおすすめです
退職金は「3年6ヶ月」勤務した人から、100万円になりますので、そこまで転職を待つのも良いでしょう。
Q. リクルートの契約社員でも年収UPの転職ができる?
A. 年収UPの転職は可能ですが、事前準備と企業選定が重要です。
リクルートのCV職は、3年限定の契約社員ですが、CV職からも年収UPの転職を狙えます。
但し、リクルートの正社員と比べると難易度は高くなります。
契約社員で培った経験やスキルを言語化して、狙うべき企業を間違えなければ、年収UPの転職に成功できます。
狙うべき企業とは、右肩上がりの業界を選んだり、将来的にキャリアアップが狙える職種を選んだりすることです。
Q. リクルートの退職金は?
A. リクルートの退職金は、勤続年数によって異なります。
リクルートの退職金
・6ヶ月〜1年6ヶ月:20万円
・1年6ヶ月〜3年6ヶ月:40万円
・3年6ヶ月以上:100万円
ちなみに、リクルートは2021年の主要7社再統合のタイミングで、退職金が全員共通100万円までに変更されています。
2021年以前までは、総合職(GE社員)は、勤続年数に応じた退職金額が設定されていましたが、大幅な下限値で統一されました。
・日本最大の格差社会
リクルートが絶対に開示しない情報が、低い平均年収と高い非正規比率だった。
2021年の統合を機に非正規の多くを「地域正社員」に移行したが、待遇は横滑り。結果、年収9億円超の出木場社長~300万円台の非正規契約社員(KS=最大3年半、旧キャリアビュー職)まで、約300倍におよぶ日本最大規模の超格差社会が社内に出来上がった。
社員平均年収は約600万円と推定され、バラツキが大きい。
それは、かつてボトムアップで有為な人材を輩出し“リクルート共栄圏”を築いてきた時代からはうって変わった、ジリ貧日本の縮図ともいえる、市場原理主義社会の成れの果てだった。
My news Japan より引用
まとめ: リクルートから転職して次のステップへ

さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、リクルートからの転職先企業や、起業・独立する人の実態、リクルートからの転職で後悔しないためのポイントを紹介しました。
リクルートの経験を活かして大手企業・IT系メガベンチャー・コンサルファームに転職する人が多く,1割程度は起業・独立していることが分かりました。
最後に、リクルートからの転職に関する内容をまとめて終了とします。

リクルートから転職する際に、後悔しないためには、転職目的を明確にする必要があります
キャリアコーチングに相談することで、プロからアドバイスを貰いながら考えられますよ
おすすめのキャリアコーチング
「リクルート」や「大手企業」に関する、おすすめの記事を紹介します。


