【松下 幸之助の名言】転んでも- 全文と読後感

本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ

全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。

経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。

松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。

人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる

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転んでも「七転び八起き」ということわざがある。
何度失敗しても、これに屈せずふるい立つ姿をいったものである。
人生は長い。世の中はひろい。
だから失敗もする。悲観もする。
そんなときに、このことわざはありがたい。だが、七度転んんでも八度目に起きればよい、
などと呑気に考えるならば、これはいささか愚である。
一度転んで気がつかなければ、七度転んでも同じこと。
一度で気のつく人間になりたい。
そのためには「転んでもただ起きぬ」心がまえが大切。このことわざは意地きたないことの代名詞のように使われているが、
先哲諸聖の中で、転んでそこに悟りをひらいた人は数多くある。
転んでもただ起きなかったのである。
意地きたないのではない。真剣だったのである。失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。
真剣ならば、たとえ失敗しても、ただは起きぬだけの充分な心がまえができてくる。
おたがいに「転んでもただ起きぬ」よう真剣になりたいものである。

さて、いかがだろうか。

「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい」

これは正しくその通りの名言である。

失敗やミスを恐れるあまりに、新しい挑戦をためらう人がいるが、大いに挑戦をした方がよい。

例えば、サラリーマンであれば3割程度の余力を自己啓発や新しい事業に使ってみると良い。

真剣に行えば、失敗も失敗ではなくなる。

失敗が成功の糧になるからだ。

しかし「真剣さ」を失えば、何をしても上手くいかない。

真剣に行わぬことを1番に避けたい。真剣に行えば、どんな物事も必ず将来の何かしらで役に立つ日が来る。

真剣に行わなければ、自分の力、血肉にならない。


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