※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

キャリアアドバイザーになるには?
仕事内容の詳細は?
本記事にたどり着いた方は、
・キャリアアドバイザーになるには?
・キャリアアドバイザーに必要な資格は?
・キャリアアドバイザーの将来性は明るい?
という疑問や悩みをお持ちのことでしょう。
キャリアアドバイザーは、求職者にキャリア形成を支援する専門職です。
しかし「未経験からキャリアアドバイザーになれる?」や「キャリアアドバイザーに必要なスキルは?」といった疑問も多いはずです。
そこで本ページでは、キャリアアドバイザーになる方法や求められるスキルや役割、具体的な仕事内容・年収まで掘り下げて解説していきます。
大手人材紹介会社で、現役の転職エージェントとして働く私が、業界の裏側まで忖度無しで解説しますね。

キャリアアドバイザーになる方法や必要なスキル、具体的な仕事内容まで解説しますね
おすすめの転職エージェント
目次
キャリアアドバイザーとは?
キャリアアドバイザー(Career Adviser)は、CAと呼ばれ、就職や転職を希望する人を支援する仕事です。
具体的には、求人紹介が中心です。
求職者と面談を行い、その人に合致した求人企業を紹介しマッチングを成功させることが主なミッションになります。
「キャリアアドバイザー」と言っても、転職エージェントや企業内所属、公的機関、教育期間に所属するキャリアアドバイザーがいます。
ここからは、キャリアアドバイザーとよく比較される仕事との違いを見ていきましょう。
キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの違い
キャリアコンサルタントは、国家資格の名称です。
キャリアコンサルタントと名乗るためには、国家試験を受け合格する必要があります。

キャリアコンサルタントは国家資格を保有している人のことなんですね
キャリアアドバイザーとは違うんですね
キャリアアドバイザーとの違いは、主な対象者が異なります。
対象者の違い
・キャリアアドバイザー:転職希望者
・キャリアコンサルタント:転職希望者、学生、企業など
キャリアコンサルタントは、転職希望者だけではなく、学生や企業に対しても業務を行います。
また、キャリアコンサルタントの受験資格は、以下のいずれかを完了する必要があります。
キャリアコンサルタントの受験資格(いずれか)
・厚生労働大臣が認定する講習の修了
・3年以上のキャリアコンサルティング実務経験
キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーは、転職希望者に対して、面談や求人紹介を行う内容は似ていますが、国家資格を有しているかの違いがあります。
キャリアアドバイザーと転職エージェントの違い
キャリアアドバイザーは、Career Advisorで「CA」と呼ばれます。
転職エージェントは、転職支援サービスを提供する企業や組織そのものを指します。
転職エージェントの中に、キャリアアドバイザーや法人営業側のリクルーティングアドバイザーが存在します。
なので、両者の違いは名称だけです。
キャリアアドバイザーは求職者側対応のみを行いますが、転職エージェントは採用企業側の対応も行うという違いがあります。

キャリアアドバイザーと転職エージェントは、名称が違うだけで、大きくは同じという認識で問題ありません
転職エージェントの中に、RAとCAがいます
キャリアアドバイザーとキャリアカウンセラーの違い
キャリアアドバイザーとキャリアカウンセラーの違いを表にまとめました。
項目 | キャリアアドバイザー | キャリアカウンセラー |
---|---|---|
定義 | 転職希望者の転職成功をサポートする職種 | 個人のキャリア全般の相談に乗る専門家 |
目的 | 転職支援(求職者に求人を紹介し、転職成功へ導く) | キャリア形成支援(転職に限らず長期的なキャリアプランを考える) |
対象 | 主に転職希望者(求職者) | 学生、在職者、転職希望者、無職、フリーランスなど幅広い層 |
キャリアアドバイザーは「転職支援」に特化していますが、キャリアカウンセラーは「個人のキャリア全般」が対象範囲です。
キャリアカウンセラーは、ヒアリング重視のカウンセリングを行います。
一方で、キャリアアドバイザーは、求人紹介が中心です。
人材紹介会社に所属しているのがキャリアアドバイザーです。
キャリアカウンセラーはハローワークやジョブカフェといった公的機関、企業内の人事や研修部門に所属しているケースが多いです。
キャリアアドバイザーになるには?資格やスキルは必要?

キャリアアドバイザーになるのに、必要な資格はありません。
未経験からでもキャリアアドバイザーに挑戦できます。

未経験からでもキャリアアドバイザーに挑戦できるんですね!
どんなスキルが求められますか?
・求職者とのコミュニケーションスキル
・親身に寄り添う傾聴力
・利他精神を持っている
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 求職者とのコミュニケーションスキル
キャリアアドバイザーになるには、求職者との会話で必要なコミュニケーションスキルが挙げられます。
「コミュニケーションスキル」と一言で言っても、幅広いですよね。

キャリアアドバイザーに必要なコミュニケーションスキルは何ですか?
CAに必要なコミュニケーションスキル
・相手の話を最後まで聞く力
・本人の悩みを言語化する力
・気づいてない部分を気づかせる問いの力
・本人以上に本人を理解する力
などなど
キャリアアドバイザーは、単純に求人を紹介するだけではなく、求職者の悩みに寄り添って求人紹介をしなければいけません。
また、関係構築能力も必要です。
キャリアアドバイザーとして接する前に、1人の人間として信頼されなければ、求職者にアドバイスをすることはできませんからね。
② 親身に寄り添う傾聴力
キャリアアドバイザーに求められる力として「傾聴力」があります。
求職者の悩みやこれまでの業務内容、なぜ転職したいのか?という転職動機、これからのキャリアプランなど、CAが求職者に聞かなければいけないことは多岐に渡ります。
私が考えるキャリアアドバイザーの傾聴力とは、「どんな人にも気持ちよく話してもらう能力」です。

求職者に気持ちよく話して貰わなければ、必要な情報を聞き出せませんからね
求人をどんどん紹介するだけではなく、求職者の心に親身に寄り添いながら、しっかりと耳を傾けることが大切です。
キャリアアドバイザーの業務量が多い中で、求職者との会話にどれだけ時間を割けるか?がポイントです。
③ 利他精神を持っている
キャリアアドバイザーは、「利他精神」が必要です。
利他精神とは、「利害関係なく他人のために何かしてあげよう」という気持ちです。
転職エージェントであれば、売上数字のため、という前提が付いてしまうのですが、それでも、利他精神を持って求職者に必要な情報提供やサポートをしなければいけません。
例えば、面接対策や書類添削です。
キャリアアドバイザーがほったらかしにすれば、面接に通過しなかった求職者も、面接対策や企業研究を一緒に取り組むことで内定を勝ち取ることができます。

キャリアアドバイザーの接し方で、求職者の命運が別れてしまうこともあるんですね…
未経験からキャリアアドバイザーになることは可能です。
リクルートエージェントを始めとした大手転職エージェントに登録することで、キャリアアドバイザーになることができます。

キャリアアドバイザーになるには、まずは実際のキャリアアドバイザーと話してみるのがおすすめです
おすすめの転職エージェント
▶︎ リクルートエージェント
転職満足度人気No.1

▶︎ doda(デューダ)
求人数No.1で転職サイトも使える

<求人数No.1で転職サイトも使える!>
doda の公式サイトへ ▶︎
▶︎マイナビエージェント
第二新卒からCAを目指す人におすすめ

キャリアアドバイザーの仕事内容は?

キャリアアドバイザーの具体的な仕事内容を紹介します。
キャリアアドバイザーは、就職や転職活動への悩み・不安を抱えている人に対して、キャリアに関する悩みをヒアリングし、1人ひとりに最適なキャリアプランを提案します。
転職エージェントのキャリアアドバイザーの場合、分かりやすく言えば、「求人紹介」です。

求人紹介で求職者のキャリアを手助けするんですね
具体的にどんな業務内容がありますか?
例えば、転職エージェントのキャリアアドバイザーの場合、業務内容は下記のように分類できます。
横にスクロールできます ⇨
項目 | 業務内容 | 難しい点 |
---|---|---|
求職者集客 | ・求職者の獲得 ・求職者のスクリーニング ・スカウトメールの送付 ・求職者情報の管理 | ・求職者からの返信が来ない ・大量の求職者情報の管理が大変 ・スカウトメール送るだけの単純作業 |
求職者との面談 | ・求職者との初回面談 ・自己紹介から転職背景の深堀り ・キャリアの棚卸し ・キャリアプランへのアドバイス | ・初回面談のブッチが多い ・求職者との関係性構築が難しい ・深夜や土日対応が求められる |
求人紹介 | ・求人情報の選定と提案 ・求人内容の説明と魅力付け ・応募意思の確認 | ・求人内容の読み込みが大変 ・求人企業の説明ができない ・応募がなかなか取れない |
書類添削 | ・履歴書、職務経歴書の作成支援 ・志望動機、自己PRへのアドバイス ・書類全体のダブルチェックと添削 | ・書類の不備が多すぎる ・業務量が多く添削まで手が回らない |
面接対策 | ・企業研究、分析のアドバイス ・模擬面接、面接対策の実施 ・面接後のフィードバック回収 | ・書類選考に通過しない ・模擬面接が大変 |
選考プロセスの調整 | ・面接日程の調整 ・複数併願先との調整 ・年収、待遇の交渉 | ・面接辞退が多発 ・他社併願に取られる ・年収交渉の難航 |
入社後フォロー | ・入社前後のフォロー ・入社後の定着支援 | ・入社前辞退が発生する ・入社後の退職でクレーム発生 |
転職エージェント以外の、企業内キャリアアドバイザーや、公的機関所属のキャリアアドバイザーは、上記に加えてキャリア形成を包括的に支援します。
キャリアアドバイザーの職種は?
キャリアアドバイザーの職種を確認しておきましょう。
項目 | 業務内容 |
---|---|
転職エージェント | ・求職者への求人紹介 ・書類の添削 ・面接対策 ・入社後フォロー |
教育機関 | ・学生への進路指導 ・就職サポート ・キャリアセミナーの企画と運営 ・卒業生へのキャリア支援 |
公的機関 | ・求職者との相談 ・求人紹介 ・職業訓練の斡旋 ・起業支援 |
企業 | ・社員へのキャリア相談 ・研修の企画と運営 ・人材育成プログラムの開発 ・離職防止対策 |
「キャリアアドバイザー」と言っても、転職エージェント・教育機関・公的機関・企業のどこに所属するかで、業務内容が変わってきます。
転職エージェントとしてのキャリアアドバイザーで働く人は多いですが、企業内にもキャリアアドバイザーが在籍されています。
キャリアアドバイザー(CA)がきついと言われる理由は?

ここからは、キャリアアドバイザー(CA)がきついと言われる理由・原因を解説します。
転職エージェント所属のキャリアアドバイザーは、売上数字が課せられますので、数字を追いかける個人営業としての大変さがあります。
・求職者の人生を左右する責任感の重さ
・無理に転職を後押ししている歯痒さ
・平日深夜や土日の残業量が多い
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 求職者の人生を左右する責任感の重さ
キャリアアドバイザーがきつい理由として最も多く挙げられるのが、「責任感の重さ」です。
キャリアアドバイザーは、求職者のキャリア設計や、求職者の家族の人生にも大きな影響を与えます。
仕事は、人生に大きな影響を与えますよね。
言ってみれば、ミスは許されないという事です。

CAの影響で求職者の人生が変わってしまうこともありますよね…
キャリアアドバイザーの中には、その責任感に押し潰されてギブアップしてしまう人もいます。
CAとしての大変さを乗り越えるためには、一種の割り切り、も必要なのかもしれませんね。
② 無理に転職を後押ししている歯痒さ
キャリアアドバイザーがきつい理由として、「求職者のためにならないと分かりながら、強引に転職活動を進めるもどかしさがある」という内容です。
人材紹介会社の目的は、売上達成です。
つまり、求職者が転職を決め、紹介先企業で働き始めなければ意味がありません。
しかしながら、求職者に取って、転職が絶対の正解であることは少ないです。
現職に残る選択肢もありますし、別の企業に転職する選択肢もあります。
数ある選択肢の中で、自分たちの売上数字やKPI数字のために、無理矢理、紹介先企業の選考を進めてしまうことも多々ありますよね。。。

求職者目線と会社目線のどちらに立てば良いのか、たまに分からなくなります…
③ 平日深夜や土日の残業量が多い
キャリアアドバイザーがきつい理由として、残業時間の長さや拘束時間の長さが挙げられます。
求職者との面談や連絡は、平日9時〜18時以外が多いからです。
平日の早朝、就業後から深夜、土日の時間を使って、求職者対応をしているCAも多いです。

CAは、残業も長くなってしまうんですね…
人材紹介会社の中でも、フレックス制度を導入したり、固定残業代を上乗せしたりしている企業はありますが、全ての会社ではありません。
サービス残業で、平日深夜や休日の求職者対応をされている人も多いです。
仕事とプライベートのワークライフバランスを崩してしまい、CAを辞めてしまう人が多いのも事実です。
キャリアアドバイザーの業務量は多いですが、それ以上に達成感や、仕事のやりがいを感じることも多いです。
人材紹介営業の楽しさや、仕事のやりがいは、人材紹介の営業は楽しい?で詳しくまとめています。
以上ここまで、キャリアアドバイザーがきついと言われる3つの理由を紹介しました。
・求職者の人生を左右する責任感の重さ
・無理に転職を後押ししている歯痒さ
・平日深夜や土日の残業量が多い
キャリアアドバイザーの仕事のやりがい

ここまで、キャリアアドバイザーのきつさ、大変さを解説しました。
では、キャリアアドバイザーの仕事のやりがいは何でしょうか?
実体験をもとに、キャリアアドバイザーのやりがいを紹介しますね。

キャリアアドバイザーのやりがいは?

キャリアアドバイザーの一番のやりがいは、求職者からの感謝の言葉です
求職者からの感謝の言葉が一番のやりがい
キャリアアドバイザーの一番のやりがいは、求職者からの感謝の言葉です。

求職者からの感謝の言葉は、心に残るものがありますよね
例えば、下記のような言葉を貰いやすいです。
・CAさんがいなければ転職に失敗してた
・最高の会社を紹介して頂きありがとう!
・満足のいく年収、待遇で幸せです
・ブラック企業から脱出できました
・両親は涙を流して喜んでくれました
・有名大手企業で周囲に自慢できます
・気づけなかった一面に気づけました
などなど
キャリアアドバイザーは大変な部分も多いですが、求職者からの感謝の言葉さえあれば、それまでの苦労が報われた!と思えますよね。
私も、上記のような言葉を何度もいただいたことがあります。
その度に、キャリアアドバイザーとして働くやりがいや、楽しさを見つけることができました。
「人のためになる仕事」とは、まさにこのことだな、とつくづく痛感しました。

CAとしての介在価値を発揮できた時、仕事のやりがいや達成感を感じますよね
人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして働く人は、CAの働きがいややりがいについて、さらに下記の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
キャリアアドバイザーに向いている人の特徴は?

キャリアアドバイザーに必要なスキルや、資格は必須ではないことを解説しました。
「結局、どんな人に向いてる?」
や、
「私もキャリアアドバイザーになれる?」
という疑問をお持ちの人も多いはずです。

キャリアアドバイザーで活躍できる人の特徴を紹介しますね
大手人材紹介会社で、たくさんのキャリアアドバイザーを見てきた私が、活躍できる人や向いている人の特徴を解説します。
・コミュニケーション能力が高い人
・聞き上手な人
・求職者に寄り添える人
それぞれを詳しく解説していきますね。
① コミュニケーション能力が高い人
キャリアアドバイザーは、コミュニケーション能力の高い人が向いています。
毎日、求職者と面談をして話しますので、当然細かいコミュニケーションが求められます。

キャリアアドバイザーに求められるコミュニケーション能力とは?
キャリアアドバイザーに求められるコミュニケーション能力をもう少し言語化すると「その人に合ったサポートができる人」です。
求職者1人ひとりにそれぞれの人生や背景、転職理由やこれまでの経験があります。
まるっきり同じような人は、存在しませんからね。
全ての求職者に同じようなコミュニケーションを取ってしまえば、キャリアアドバイザーとしてその人に合ったサポートができません。
各求職者の状況や特徴に合わせて、コミュニケーションを取らなければいけません。
② 聞き上手な人
キャリアアドバイザーは、傾聴力が求められますので、聞き上手な人が向いています。
求職者と話す上で、求職者に気持ちよく話して貰わなければいけないからです。
普段の日常生活の中で、「聞き上手だよね」と言われる人ほど、キャリアアドバイザーに向いています。
他にも、聞き上手な人の特徴を見ていきましょう。
聞き上手な人の特徴
・相槌が上手い
・相手の話に共感できる
・途中で話を遮らない
・結論を急がせない
・無理に話題を変えない
・リアクションが豊か
・質問の仕方が上手い
・自分の話ばかりしない
・沈黙を怖がらない
などなど
聞き上手な人は、総じてコミュニケーション能力が高い人とも言えますよね。
キャリアアドバイザーは、キャリアや仕事に悩む人の本音を引き出さないといけませんので、聞き上手な人が向いています。
③ 求職者に寄り添える人
キャリアアドバイザーの仕事は、求職者に最適な仕事を紹介することです。
利他精神を持ち、求職者に寄り添える人が向いています。
仕事とは言え、他人の人生の話を聞きながら、最適な仕事やおすすめの仕事を探すのは、本当に骨の折れることです。
求職者の中には、これまであなたが接してきた人とは、住んでいる世界が違ったり、価値観が根本から違ったりする人も多いです。
そうした幅広い求職者に対して、均等にまんべんなく寄り添い、適切な情報提供やサポートをしなければいけません。

求職者を選ぶことは難しいので、キャリアアドバイザーの大変な一面も多いです
「私は、求職者に寄り添える..?」
や、
「結局、キャリアアドバイザーに向いてる?」
と思う人は、AI診断ができるASSIGNを使ってみましょう。
簡単な質問に答えるだけで、あなたの特性から将来キャリアをAIが診断してくれます。
キャリアアドバイザーの将来性は?

「キャリアアドバイザーを目指してるけど、将来性は明るい?」
や、
「キャリアアドバイザーの年収はどのくらい?」
という疑問を持っている人も多いでしょう。
結論からお伝えすれば、キャリアアドバイザーの将来性は明るいです。
働く人の数が減っていき、求職者1人1人の価値が高まり、人材の売り手市場が続くと予想されるからです。
転職需要の高まりから将来性が高い
キャリアアドバイザーの将来性は、転職需要の高まりが大きく影響しています。
転職が一般化され、転職によりキャリアを築くことが当たり前と認知されるようになりました。
身近な人で、転職する人は確実に増えていますよね。
転職エージェント最大手であるリクルートエージェントの調査結果では、コロナ渦以降、右肩上がりに転職市場が伸びていることが分かります。

コロナ渦前と比べても、求人数・転職決定人数共に右肩上がりに伸びているんですね。
背景には、終身雇用の崩壊から流動性の高い労働市場に移行してきている状況が関連しています。
「流動性の高い労働市場」とは、多数の人が転職により職場を変えながら働いている状況です。
企業側からすれば、転職により会社を辞めてしまう人が増えている状況なので、人材ニーズが高まりキャリアアドバイザーの価値が高まっています。
転職市場が伸びている背景
・終身雇用の崩壊
・転職の一般化
・ジョブ型雇用の浸透
・労働者人口の減少
・働き方の多様化
⬇︎
・結果的に、転職する人が増え企業の採用ニーズが伸びている
だから、キャリアアドバイザーの将来性は明るい

転職する人が増えれば増えるほど、キャリアアドバイザーの必要性が増してきますよね
続いて、需要が高まっているキャリアアドバイザーの年収を見ていきましょう。
年収平均は約370万〜450万円

キャリアアドバイザーの年収はどのくらい?
キャリアアドバイザーの全国平均の年収は「約440万円」でした。
キャリアアドバイザーの年収
・全体平均は約440万円
・新卒3年目程度までは約400万円
・経験年数が増えれば500〜600万円
あくまで平均年収であり、キャリアアドバイザーの年収帯はばらつきがありました。
例えば、地方のキャリアアドバイザーは年収が低いですが、東京・大阪・名古屋・福岡・北海道などの都市部では全体的に年収が高いです。
また、扱う求職者の年収帯によってもキャリアアドバイザーの年収は異なります。
転職エージェントの成功報酬額は、紹介した求職者の年収の25%〜35%です。
ハイクラス人材になれば、40%や50%といった成功報酬額の転職エージェントも存在します。

ハイクラス人材になればなるほど、成功報酬額も高くなります
例えば、年収の30%が成功報酬額だとします。
年収の30%が成功報酬額の場合
・年収500万円=150万円
・年収1,000万円=300万円
求職者の年収が2倍になれば、報酬額も同じく2倍になります。
したがって、ハイクラス人材を扱う転職エージェントほど、キャリアアドバイザーの年収も上がっていきます。
国家資格を取得してキャリアアップする人が多い
キャリアアドバイザーがキャリアアップを目指す場合、大きく2パターンあります。
キャリアアップのパターン
・実務経験を積み役職を上げる
・キャリアコンサルタントの資格を取得し専門家になる
実務経験を積み、リーダーやマネージャーに昇格していくパターンがあります。
もう一つは、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格を取得し、専門家としてのキャリアを歩むパターンです。
キャリアコンサルタントは、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と特定非営利活動法人日本キャリア開発協会が資格試験を実施しています。
学科試験と実技試験の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することで「キャリアコンサルタント」を名乗ることができます。
また、資格取得後も5年ごとに講習を受けて登録を更新する必要があります。
受験資格は、厚生労働大臣認定の講習を修了するか、一定の実務経験が必要です。
国家資格であるキャリアコンサルタントを取得していれば、企業の看板無しでも公的な場で「キャリアの専門家」を名乗ることができます。

キャリアに関する知識や知見を持っていることを、簡単に証明できますね
専門家としてのキャリアを歩みたい人は、キャリアコンサルタントの資格取得を目指しましょう。
キャリアコンサルタントの養成講座もありますので、気になる人は調べておきましょう。
キャリアアドバイザーに関するよくある質問

最後に、キャリアアドバイザーになるには?に関するよくある質問に回答します。
Q. キャリアアドバイザーに資格は必須ですか?
A. 資格は必須ではありません。
キャリアアドバイザーに資格は必須ではありませんが、「キャリアコンサルタント」を名乗るには資格が必須です。
Q. キャリアアドバイザーにインセンティブはありますか?
A. 企業によって異なります。
人材紹介会社によって異なりますが、下記のようなインセンティブ設定をしている転職エージェントが多いです。
インセンティブ制度
・毎月の目標売上オーバー金額 × 3%〜5%
・半期の目標売上オーバー額 × 3%〜5%
・成功報酬額×数%
など
転職エージェントによってまちまちなので、面接の時に聞いてみましょう。
感覚的には、ハイクラス人材を扱う転職エージェントほど、インセンティブ付与割合が高いです。
Q. キャリアアドバイザーは、文系・理系のどちらが多い?
A. 文理の違いはさほど重要ではないですが、文系の方が多いです。
学部の違いでキャリアアドバイザーの向き不向きが決まる訳ではありませんが、個人営業としての役割も大きいキャリアアドバイザーは「文系」の人が多いです。
しかし中には、理系出身でばりばりキャリアアドバイザーで活躍している人もいます。
文理に関わらず、キャリアアドバイザーになることが可能です。
Q. キャリアアドバイザーから人事に転職できる?
A. 人事に転職する人は多いです。
キャリアアドバイザーに限らず、転職エージェントから事業会社の人事職に転職することは可能です。
「人」に関わる仕事としての類似性が高く、より人や組織に向き合いたい、という人が人事に転職しています。
まとめ: キャリアアドバイザーは未経験からでもなれる

さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、キャリアアドバイザーの仕事内容や未経験からキャリアアドバイザーになる方法、向いている人の特徴などを解説してきました。
キャリアアドバイザーは未経験から挑戦する人も多く、経験を積み昇級する人や人事に転職する人も多く、将来性も高い職種です。
最後に、本ページの内容をまとめます。
・キャリアアドバイザーに未経験からなる人は多い
・コミュ力や傾聴力、利他精神が必要
・求職者へのキャリア支援、求人紹介が主な仕事
・転職需要の高まりでキャリアアドバイザーの将来性は明るい
・まずリクルートエージェントやdodaで実際に話してみるのがおすすめ

キャリアアドバイザーは、未経験から転職する人も多いです
まずは、プロのキャリアアドバイザーと話してみるのがおすすめです
おすすめの転職エージェント
▶︎ リクルートエージェント
転職満足度人気No.1

▶︎ doda(デューダ)
求人数No.1で転職サイトも使える

<求人数No.1で転職サイトも使える!>
doda の公式サイトへ ▶︎
▶︎マイナビエージェント
第二新卒からCAを目指す人におすすめ

「人材業界」や「キャリアアドバイザー」に関連したおすすめの記事も紹介します。


