はじめに ▶︎

【苦手より得意を伸ばす】人生に「苦手を克服する暇」はない話【体験談】

昨日、こんなツイートをした。


ある程度、反応を頂いたのでより深く考察を深めていきたいと思う。

結論は、本ツイートと同じく

苦手を克服する暇があれば得意を伸ばすこと

だ。

しかし、残念ながら小学校から会社員まで「苦手を克服しましょう」と言われるのが現実である。

例えば、以下のような例を挙げよう。

会社員になれば「評価」と「次年度の目標設定」があることだろう。

どんな会社にも一定の評価制度と目標設定とその進捗を測る姿勢が見受けられる。

明確な評価制度を敷いている会社もあれば、上司との1時間の面談という名の雑談で終わる評価制度もある。

必ず言われるのが「次年度は、何を頑張るのか?」という問いだ。

そして大抵の場合、多くの人が自分の欠点を探して「〇〇を克服します」と言う。

でもね、

苦手なことって数えたらキリがないんすよね。





よく言われる言葉がある。

『苦手を克服しても平均的な人間にしかなれないが、得意を伸ばせば唯一無二の人になれる』



確かにその通りだ。

苦手を克服した所で、まるで”下流に流れ着いた石ころ”のようになってしまう。

エッジの効いた棘がなくなり「個性」が無くなるということだ。

「得意を伸ばせば良い」という事は本能的に理解していると感じている。

しかし残念ながら、現代でも上司から「あなたの苦手な部分は〇〇よね」と言われる人が絶えないのはなぜだろうか。

私の中には、ぼんやりと答えがある。

そこで本日は、

なぜ、苦手を克服するよりも得意を伸ばした方が良いと分かっていながら、他人の苦手な部分を指摘してしまうのか

について考察してみよう。

人は他者の粗探しをしてしまう生き物

まず、命題を確認しよう。

『なぜ、人は苦手を克服するよりも得意を伸ばした方が良いと本能的に分かっていながら、他者の欠点を探してしまうのか』

これが命題だ。

私の中の答えは、タイトルにもある通り「人は他者の粗探しをしてしまう生き物」だからだ。

純粋に他人を心の底から応援できる人はいるだろうか。

正直、難しい。

人は、本能的に他者を上下で判断している。

例えば、上司は上で、部下は下だ。

良い例だろう。

友人同士でもそうだ。

年収800万円の友人Aは格上だが、年収450万円の友人Bは格下。

こんな感じで、人は無意識にそいつが自分より優れているか劣っているかを判断しながら接している。

いや、私は皆、平等に接してますから!

という人もいるだろう。

否定はしないが、心の何処かで優劣を付けているのは間違いない。

そこまで心の綺麗な人間はいないと考えているからだ。多少、強引かもしれないが、本日はこの主張を貫かせて頂く。

そして、社会で合法的に誰かに命令や指示・指摘をする人は、基本的に社会的身分が上の人になる。

ごく当たり前だが、社長、上司、大企業経営者、政治家、教師、資格保有者。

これらの人々が命令や指示・指摘を行う。

彼らも人だ。

本能的に他者の粗探しをしてしまう。

大きく2つにまとめることができる。

⚪︎這い上がってくる者を叩き潰そうとする

⚪︎本心から他者を応援しようとする人が少ない

少し言葉が悪いかもしれないが、まとめると2点だ。

だから、人は他者の粗探しをして弱点を指摘する。

私から一つアドバイスを残しておきたい。

「あなたの良いところは、〇〇だよね!」と素直に褒めてくれる人は大切にすることだ。

苦手を克服した先に待っているもの

続いて、苦手を克服した場合の未来について見ていこう。

結論、道は1つ。

「新しい苦手なこと」が増えるだけだ。

これは皆が分かっているかもしれない。

苦手は消えない。

例えば、私は細かな仕事が大の苦手だ

書類関係や数字の細かい話、突き詰めていくと、自分がそこまで重要ではない物事に対しては非常に大雑把だ。

(細かい所は細かいけどね。)

逆に得意な部分もある。

他者の考えを読み解き、困っている課題を論理的にまとめ言語化できる。

自分なりの強みだと思っている。

突き詰めると人付き合いなわけだが。




ここで、少し私の話の続きをしたいと思う。

別に、苦手なことを克服しようと思ったことはない。

が、細かな仕事が苦手な点は、まれに致命的なミスを誘発する。

私が実践しているのは、この致命的なミスが発生しないようなギリギリラインを攻めるという事だ。

20数年生きてくれば、自分がどんな人間で、どこに力があり何が苦手かは把握していることだろう。

分かっていれば、話は簡単。

取り返しの付かない大惨事になる前に事態を収拾させること。

このギリギリラインを攻めればよい。

苦手を克服するよりも得意を伸ばす方が何より楽しいからだ。



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私自身が体験してきた感想を以下のページでまとめていますので、詳しくは以下をご覧あれ。

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それでは、本日は以上です。

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