
営業から転職したいです。
20代で営業職を約3年経験しましたが、日々のタスクやルーティーン営業からやりがいを感じなくなり、異業種への転職を検討しています。営業から抜け出すためにはどうしたら良いでしょうか?
具体的な面接対策や気をつけるべきポイントを知りたいです。
本ページに辿り着いた方は
「営業から異業種へ転職したい」
「営業から抜け出したい」
「営業のオススメの転職先は?」
という疑問をお持ちのはずでしょう。
僕自身、これまで人材会社で法人営業職を経験し「営業が嫌だ」という人の気持ちは痛いほど分かります。また、人材紹介を行う上で、営業職から異業種への転職のサポートも多く経験させて頂きました。
そこで本ページでは、営業職以外に転職したい人向けに「営業から異業種へのお勧めの職種」「営業経験のアピールの仕方」「営業職が有利になるポジション」について解説をしていきます。
✔️ 営業から異業種へのお勧めの職種は?
✔️ 営業職が有利になるポジションとは?
✔️ 営業経験のアピールの仕方とは?
まず結論は、
『営業職から営業企画、マーケティング、人事、コンサルタント等の幅広い職種に転職可能』です。

営業職の経験は、幅広い職種に転用可能!
営業職の人は、
「営業はノルマがきつい」
「営業は人間関係がきつい」
「ルーティーン営業ばかりで面白くない」
「営業にやりがいが感じない」
「いつも笑顔はしんどい」
「接待飲み会がめんどくさい….」
上記のような考えを一度は持ったことがあるでしょう。

毎月のノルマがきつい….達成しなければ上司から詰められるので転職したい

営業で断られまくる….私には向いていないのかも

毎週の接待飲み会がつらい….プライベートの時間が確保できない
僕も人材紹介の法人営業職を3年ほど経験してきて、営業の辛さは痛いほど分かります。
まずは、営業職の僕が活用している転職サイト・転職エージェントをご紹介します。
<営業職にお勧めの転職サイト・エージェント>
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目次
営業職の主な転職パターンとは?
営業職から異業種への転職は、以下のようなパターンに分ける事ができます。
1. 営業企画
2. マーケティング
3. 人事
4. コンサルタント
5. 事務職
6. エンジニア
それぞれを詳しく見ていきます。
1. 営業から営業企画
営業のやり方を企画する仕事である「営業企画」は営業出身者に人気の職種です。
営業企画の仕事は「どうやって売るのか」「どうやって継続的な契約を取るのか」「どうやって顧客にアピールするのか」という商品・サービスを売る部分について徹底的に考え、やり方を提案します。
また、営業戦略を構築する部隊と、営業マンをサポートする部隊に分かれます。

営業企画は花形職?と思っている人も多い
「営業企画」のさらに詳しい参考記事はこちら!
営業企画には、大前提「営業力」が必要です。
どうやって売るかを考える仕事をしますので、営業マンの心情や行動を把握している必要があります。なので、営業マンとしてある程度結果を残してきた人でなければ、転職は難しいでしょう。
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営業企画の仕事は、実際の営業まで行う仕事が多い
2. 営業からマーケティング
続いて、マーケティング職です。
こちらも営業企画同様、大変人気の高い職種です。
「マーケティングとは何か?」という問いが一般化するほどマーケティング職の重要性は年々引き上がっています。特に、Web業界では未経験でも応募できるマーケティング職の求人が増えてきています。
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3. 営業から人事
営業職から人事職へ転職する人は多く、営業職で得たスキルを人事で活かすことができるからです。
特に、対人コミュニケーション能力は人事職においても、採用や社内関係などで必要になるからです。応募者とのやり取りや経営人、従業員との議論は、営業で培ったコミュニケーションを活かすことができます。
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4. 営業からコンサルタント
営業マンで「もっと会社の経営部分に携わりたい」という人は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
営業からコンサルタントへの転職は、数は少ないものの転職を希望されている人は多くいらっしゃいます。
特に、近年ではBig4を始めとした大手コンサルティング会社が積極的に採用活動をしており「未経験」でも活躍している人がたくさんいます。
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5. 営業から事務職
「外回り営業が疲れた…」や「定時上がりの仕事がしたい」という人も多いでしょう。
営業独特の残業時間の多さや土日勤務の疲れから事務職を希望される方は多くいらっしゃいます。実際に、僕の友人でも営業職から事務職に転職して、給与は少し減りますが、定時上がりでワーク・ライフ・バランスを重視される人がいます。
仕事とプライベートの充実を図るには、事務職はぴったりでしょう。
また、営業職と違い過度な責任感もありません。営業ならではの責任感や仕事の辛さ・ハード感が嫌になる人も気持ちも分かります。

事務職が「楽」な訳ではないけど、営業職に比べるとストレスが少ない
事務職は「PCスキル」や「マルチタスク能力」が求められてきます。
営業職を経験してきた人は、ある程度のPCスキルやマルチタスク能力がある人が多く事務職への転職に有利と言えます。

✔️ 建築プロジェクトの事務全般
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✔️ 未経験や第二新卒が活躍中
他にも以下のような、総務・事務マネージャー候補といった求人もあります。

✔️ 人事労務から営業事務まで
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6. 営業からITエンジニア
最後に「ITエンジニア」です。
明らかにIT人材は不足しています。
IT人材だけで40万人〜80万人の人材不足が発生すると言われています。経済産業省のレポートによれば2030年に向けてIT人材のニーズは高まる一方という調査結果が出ています。
IT人材不足もあり、エンジニア求人には”未経験でも応募可能”求人が豊富にあります。

「ITのスキルはないけど…」
「未経験だけど….」
「研修がないと不安…」
という人にもぴったりの求人があります。

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特に、サポートデスクやヘルプデスクの求人が多く目に留まりました。

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営業から転職する際に必要なこと
営業から転職する際に重要なことは、ズバリ「転職理由」です。
営業職に限った話ではないですが、多くの採用担当者が「なぜ転職するのか?」という理由について深堀りをします。
ネガティブな転職理由だと当然ネガティブな印象を持たれてしまいます。とは言え「本音の転職理由はネガティブな要因だから….」という人は多いのではないでしょうか。
そこで、営業から異業種へ転職する際の「転職理由」について、ポジティブな印象を持たれる様な考え方の転換方法を解説していきます。
まず、ポイントは以下の3つです。
1. ポジティブな要素を盛り込む
2. 営業成績を数字で言語化する
3. 組織や環境、チームについて語る
それぞれを詳しく見ていきます。
1. 転職理由にポジティブな要素を盛り込む
営業職の転職理由の主な理由は以下です。
1位:ほかにやりたい仕事がある
2位:会社の将来性が不安
3位:給与に不満がある
4位:残業が多い / 休日が少ない
5位:業界の先行きが不安
6位:会社の評価方法に不満
7位:ノルマが厳しい
引用 : みんなが転職する理由は?職種別の理由ランキング doda
いかがでしょうか。
1位の「ほかにやりたい仕事がある」はポジティブな意見と捉えることもできますが、2位以下は全てネガティブな理由になっています。
例えば、あなたが採用面接官だったとして、以下のような候補者はどう思うでしょうか。

それでは、営業職から転職しようと思った理由について教えて貰えますか?

まず給与が低いことが1番の理由です。
加えて残業や業務外の接待や飲み会が多くて会社の将来に不安を感じています。
その上、会社の評価方法は社長の独裁で決まることが多く、人事評価にも不満を持っています。
いかがでしょうか。
総じてネガティブな理由になっていますね。
一方で、ポジティブな理由に言い換えるとどうでしょうか。

それでは、営業職から転職しようと思った理由について教えて貰えますか?

営業職を続けていく上で人事職に興味を持ったからです。
営業ではお客様と交渉・折衝を行いますが、もっと本質的に人の成長に携わりたいと思ったからです。
いかがでしょうか。
不満が中心の前者と、未来への新たな道を語っている後者は全く異なりますよね。
ポイントは『現職で学んだ事・得たことを活かして何をしたいのか』です。
2. 営業成績を数字で言語化する
続いて、営業成績についてです。
必ず「数字」を使い具体的に言語化することです。営業職は成績が最もはっきりと分かりやすく現れます。数字を見れば誰でも判別できるからです。
「数字」がなければ抽象的な話になり、具体的なイメージ像が湧きません。
例えば、既存顧客の販路拡大をした自己アピールについて見てみましょう。
既存顧客への定期的な訪問を通して、お客様の課題を徐々に明確化していきました。そして明確になった課題に対して合致する商品を紹介して販路拡大を達成しました。
一方、具体的な場合はどうでしょうか。
既存顧客への2週間に一回の定期訪問を通して、お客様の課題を徐々にヒアリングしていきました。
お客様は部品、原材料の高騰を受けコストが圧迫している課題がありました。そこで、品質は一定だが大量生産している部品を5種類紹介しました。その内、3つの部品を定期購入いただき販路拡大をすることができました。
どちらがあなたの仕事を評価しやすいかは分かりますよね。
とにかく数字を使って言語化しましょう。
3. 組織や環境、チームについて語る
最後のポイントは「組織や環境、チーム」についてです。
営業職は、法人営業、個人営業などの違いはありますが、基本的に個人プレーが多い傾向にあります。
そのような個人プレーではなく、チームで協働して働きたい旨を伝えると良いでしょう。主な理由は以下があります。
・チームで働いている感覚が良い
・営業マネジメントは数字をなめるだけでもっと人に寄り添いたい
・強固なチーム作りに貢献したい
組織や環境については「want」を入れるようにしましょう。
「自分が何をしたいのか」が明確にならなければ主体的な仕事はできません。当然、転職も成功しないでしょう。

「何がしたいのか分からない」
「やりたい事がない」
という人は、以下の記事を参考にしてみると良いかも!
今すぐに転職をしなくてもエージェントに登録しておくべき理由
営業から異業種へ転職する場合、転職エージェントを活用することです。
転職エージェントは年収交渉・入社日交渉だけでなく、職務経歴書の添削、自己分析のサポートなど転職活動全般をフォローしてもらえます。
転職エージェントに登録すれば「必ず転職しないといけない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は転職を強要される事はなく今後のキャリアを高めていく上で重要なヒント(求人情報)を無料で貰うことができます。
さらに、具体的なメリットは以下があります。
1. 正確な市場価値が分かる
2. 優良求人はいつ出てくるか分からない
3. いざ転職する時に焦らなくてよい
それぞれを詳しく見ていきます。
1. 正確な市場価値が分かる

エージェントと繋がりを持っておけば、求人情報を定期的に確保する事ができます。
職務経歴書をアップデートしておけば、有望な可能性のある求人を共有してくれます。アップデートを行うことで、自分の棚卸しにも繋がりますので、一石二鳥です。
また、同業界・同業種の求人の内容や出るタイミングをチェックすることで、いざ転職をする時の参考情報としてストックしておく事ができます。
2. 優良求人はいつ出てくるか分からない
エージェントをしている僕からすれば、求人の発生タイミングは予測不可能です。
自分の条件に合致した求人が出てくるかかどうかはタイミング次第な所が多いのが事実です。求人情報を定期的に得ることで、優良案件を見逃さないようにすることができます。
3. いざ転職する時に焦らなくてよい
転職のタイミングは様々です。
・ビジネス環境が変わった
・お客様が変わった
・上司が変わった
・給与が下がった
・ボーナスが下がった
などなど。
転職のタイミングはいつ訪れるか分からないので、いざという時のために備えておく事が大切です。
慌てて転職するタイミングでエージェントとの関係性を作っても遅いのが事実です。
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まとめ:営業から異業種への転職は「準備力」が重要
ここまで「営業が狙える別業種の求人と転職時に気をつけるべきポイント」についてご紹介してきました。
営業職から抜け出したいという人にとって、優良な求人は豊富にあります。しかし、軽はずみな転職では、転職回数を増やすだけです。
営業職から転職する理由につうて、今一度考え直して面接に臨むと良いでしょう。
1. 営業企画
2. マーケティング
3. 人事
4. コンサルタント1. ポジティブな要素を盛り込む
2. 営業成績を数字で言語化する
3. 組織や環境、チームについて語る
5. 事務職
6. エンジニア
1. ポジティブな要素を盛り込む
2. 営業成績を数字で言語化する
3. 組織や環境、チームについて語る
本記事が読者諸氏の転職活動の支えになれば幸いです。
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今後も「平凡なサラリーマンが突き抜けるNo.1の思考ノウハウ」の発信を続けていきます。
しかし、本業と平行して執筆している故、不定期での更新になります。
それでも、本メディアのコンセプトや記事に共感頂けた方は是非、LINE@の登録をして頂きたい。私が執筆した最新の記事があなたに真っ先に届くようになっているからです。