【松下 幸之助の名言】仕事というものは – 全文と読後感

本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ

全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。

経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。

松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。

人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる

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仕事というものは


仕事というものは勝負である。

一刻一瞬が勝負である。

だがおたがいに、勝負する気迫をもって、

日々の仕事をすすめているかどうか。

まず普通の仕事ならば、ちょっとした怠りや失敗があったとしても、

別に命を失うというほどのことはない。

それでも、ともかく日は暮れて、その日の仕事はまず終わる。

だから、つい気がゆるむ。

油断する。

今日は昨日のくりかえし、あすもまた同じで、別段とくに変わったこともなし。

しかし、これではいい知恵はうかばない。

創意も生まれなければ、工夫も生まれない。

そして何の緊張もないかわりに、何の喜びもないということになる。

平穏無事なときには、これでも日は過ごせるが、

しかしいつもそうはまいらない。

我が国の情勢は、世界の動きとともに、今や刻々と変わりつつある。

一刻の油断もならぬ状態におかれている。

このときにこそ、勝負する大勇気をもって仕事にあたらねば、

それこそ真の繁栄は生まれないであろう。

仕事を勝負と心得る人と心得ない人とのちがいが、

ハッキリとあらわれてくるときではなかろうか。

さて、いかが感じただろうか。

仕事とは本当に勝負の世界だ。

一瞬の隙を作れば、競合に負けてしまう。だが、サラリーマンであれば、負けても痛くも痒くもない。

会社が倒産しそうになれば、次の会社に転職すれば良いからだ。

現代の仕事に「本気」で取り組んでいる人は少ないだろう。

個人へのデメリットがそこまで大きくないからだ。

そんな中で本気で仕事に取り組めば、あなただけが群を抜いて活躍できるようになる。

人は、本気度に惹かれ、お金を払う。

昨日も下記のようなTweetで一定数の反応をいただいた。

昨日と同じことをするのは「作業」であり「仕事」とは呼べない。

仕事とは、創意工夫をしながら少しでも進歩させることだ。

これこそ、本気で取り組む仕事だと胸を張っていえるだろう。

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