はじめに ▶︎

【松下 幸之助の名言】世間というもの – 全文と読後感

本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ

全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。

経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。

松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。

人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる

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世間というもの


世間というものは、きびしくもあるし、

また暖かくもある。

そのことを、昔の人は「目利き千人めくら千人」ということばであらわした。

言い得て妙である。

世間にはめくらの面もたくさんある。

だから、いいかげんな仕事をやって、いいかげんにすごすことも、

時には見逃されてすぎてしまうこともある。

つまりひとり世間には、それだけの包容力があるというわけだが、

しかしこれになれて世間をあまく見、馬鹿にしたならば、

やがては目利きの面に行き当たって、身のしまるようなきびしい思いをしなければならなくなる。



また、いい考えをもち、真剣に努力を重ねても、

なかなかにこれが世間に認められないときがある。

そんなときには、ともすると世間が冷たく感じられ、

自分は孤独だと考え、希望を失いがちとなる。

だが、悲観することはない。

めくらが千人いれば、目利きもまた千人いるのである。

そこに世間の思わぬ暖かさがひそんでいる。



いずれにしても、世間はきびしくもあり、暖かくもある。

だから、世間にたいしては、いつも謙虚さを忘れず、

また希望を失わず、着実に力強く自分の道を歩むよう

心がけたいものである。

さて、いかが感じただろうか。

世間から自分がどう見られるかを気にしている人は多いだろう。

スポーツ選手や有名人であれば、評判を気にするし、

ビジネスパーソンであれば、年収や社会的地位で気にする人は多いだろう。

いわば、社会からの承認欲求を求めているのだ。

誰にでも少なからず、その面はある。

私もある。

良い時もあれば悪い時もある。必ずしも評価される訳ではないし、たまたま評価される人もいる。

そんな時が必ず存在する、と心に留めておけば、少しの苦行にぶち当たったとしても心が折れることは少ないだろう。

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