はじめに ▶︎

【松下 幸之助の名言】窮屈はいけない – 全文と読後感

本ページでは松下幸之助の言葉を引用しながら、松下幸之助の残した言葉について考察するページだ

全文に加えて筆者の主観を交えた感想も一緒にお届けしていく。

経営の父と呼ばれた松下幸之助の言葉を胸に刻むきっかけとなれば幸いだ。

松下幸之助の言葉は、全て下記の『道をひらく』シリーズから引用している。紙媒体で読みたいという人は是非、購入して熟読して頂きたい。

人生に活路が開き、イキイキとした毎日を過ごせるようになる

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窮屈はいけない

窮屈な場所に窮屈にすわっていると、

血の巡りも悪くなって脚も痺れる。

身体が固くなって自由な動作がとれないのである。

無作法は困るけれど、窮屈はなおいけない。

やっぱり伸び伸びとした自由自在な姿が欲しいものである。

どんな場合でも、窮屈はいけない。

身体を窮屈にするのもいけないが、心が窮屈になるのはなおいけない。

心の働きが鈍くなって、よい知恵が出てこないのである>

ものには見方がいろいろあって、

一つの見方がいつも必ずしもいちばん正しいとはかぎらない。

時と場合に応じて自在に変えねばならぬ。

心が窮屈ではこの自由自在を失う。

だからいつまでも一つに執して、

われとわが身をしばってしまう。

身動きならない。

そんなところに発展が生まれようはずはない。

万物は日に新たである。刻々と変わってゆく。

きょうは、もはや昨日の姿ではない。

だからわれわれも、きょうの新しいものの見方を生み出してゆかねばならない。

おたがいに窮屈を避け、伸び伸びとした心で、

ものを見、考えてゆきたいものである。

「窮屈はいけない」

これは、物理的にも精神的にも通じる話である。

何か制約があれば、自由な発想が妨げられ、アイデアも乏しいものしか出なくなるからである。

例えば、部下の思考を自由にオープンにさせるには、上司があれこれと制約を出していては生まれてこない。

自由にさせて窮屈を感じないように整えてあげなければいけない。

「アイデアをください」

と言って、良いアイデアは出てこない。

制約を解き放ち、窮屈から脱した時、人は本来の120%の力を出し切れるのだと思う。

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