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入社3年目。
大学卒業から3年経過したが「仕事がうまくいかない」と思う人は多い。
大学卒業時は、キラキラOLを目指したり、バリバリのイケてるサラリーマンを望んでいたりしたはずだった。
しかし、現実は違う。
終わらないタスク、飛び交う罵声、昇進する同僚、増えない給与、増え続けるサービス残業。
イメージとは掛け離れた社会人生活に半ば絶望している人も多いはずだ。
実際に、Yahoo知恵袋には以下のような質問が寄稿されていた。
社会人3年目超無能です。
Yahoo 知恵袋より引用
新卒で大手メーカーに就職したのですが、実力以上のとこで恥ずかしながら3年目でありながらいまだに全然ついていけません。
毎朝毎晩仕事辞めた過ぎて泣くほどつらいです。
ストレスで全く飲まなかったお酒も飲むようになりました。
皆さん3年目のときどうでしたでしょうか
社会人3年目で区切りが付いたときに悩みを抱える人は多い
そこでこのページでは「社会人3年目の抱える苦悩と悩み」について解説をしていきたいと思う。
目次
入社3年目は仕事が最もつらくなる時期
社会人として振り返った時に、1番辛いのが「入社3年目」のタイミング。
実際に、doda を運営するパーソルキャリアが実施した入社3年目へのアンケート結果では、職場での不満や仕事の悩みを感じている人が80%を超えていた。
社会人3年目は、ある程度仕事に慣れ始めたが、給与や待遇の違い、人間関係などの問題に向き合う時期として捉えることができる。
筆者の周りでも、入社3年目を終えた時点で転職する人が激増したこともあり、上記のアンケート結果はあながち間違っていないと感じる。
入社3年目の仕事の悩み
入社3年目が抱える悩みをざっくり7つに分類してみた。
下記のような悩みや不満が、状況に応じて発生しているだろう。
1. 3年間仕事をして”向いてない”と感じる
石の上にも三年。
仕事をする上で「三年」はターニングポイントになる訳だが、3年頑張っても自分に向いてないと感じる人は多いだろう。
三年間は、頑張ってみたものの思った以上に結果は出ない。
業務量は増えるばかりでやりがいを感じたり、やり切ったと感じたりすることも少ない。
それもそのはずで「3年頑張れ」という言葉には、明確な根拠はないからだ。
あくまでも、先人達の経験から導き出されているだけだ。
入社直後は「3年経てば何かしら変わるかも」という淡い期待を持っていたが、3年経過しても特に変化はない、という現実に直面している人は多いだろう。
良くも悪くも資本主義の会社は「今さえ良ければ」という形で従業員を採用している企業が大半だろう。
新卒入社後3年目に抑えきれなくなり「今の仕事は向いてない….」と感じるわけだ。
2. 自分の成長を実感できない
自己成長。
この言葉は、就職活動で口にした人も多いのではないだろうか。
「御社を志望する理由は自己成長できると思ったからです。」
「自己成長を通じてお客様や社会に価値提供していきたいからです!」
意気揚々と『自己成長』を掲げていた自分が少し恥ずかしくなることもある。
入社3年目に至っては、もはや大半の人が「自己成長とかどうでもいいから、給料上げてくれ」という感情だろう。
耳の痛いことを言えば、3年間で自己成長が感じられなかった職場を、さらに頑張ったとしても自己成長が感じられる機会は極めて低い。
人の成長は環境に大きく依存する。
環境がダメなら、人もダメになる。
つまり『環境を選択する力』が重要になる。
3. 増え続ける残業と無駄な責任感
3点目は、増える残業と責任だ。
3年経過すれば、後輩も入社し、新人ではなくなるタイミングになる。
それにつれて、残業時間も増えていくだろう。
しかし、給与や役職は変わらず「搾取されているだけ」と感じる人も少なくないだろう。
実際に、Yahoo知恵袋では「残業量」についての質問があった。
入社3年目の残業って平均どれくらいなんでしょう?
Yahoo 知恵袋より引用
最近平気で2時間越えです。
これって普通なんでしょうか?
他の人がどのくらい残業しているのか、皆気になるのだろう。
4. 昇進する同僚を見て、焦る
続いて、同僚の昇進。
これは、悩みを助長する大きな要因となる。
新卒で入社した当時は、皆スタートラインが同じだったが、3年経過すれば自ずと差は出る。
同期が昇進すれば、焦る。
Yahoo知恵袋にも、同様の質問が投稿されていた。
皆、不満に思うことは同じなのだろう。
去年同期が先に昇進しました。
Yahoo 知恵袋より引用
今年私は昇進できず、変わりに5年くらい後に入った後輩が先に昇進しました。
自分で言うのもなんですが、会社ではそこそこ発言もするし、行動力、押しの強さでも強いほうだと思います あまり発言もしないような同僚、後輩が先に昇進するのはどうも納得がいきません。
確かにおおざっぱで仕事が雑なところは認めますが、納得できず考えるたびに悔しさがこみ上げてきます。この先同同期、後輩と接していいかも分かりません。
また、仕事の取り組み方もどうしたらいいかいきずまっています。とにかく悔しいです。
同じような思いをされている方いらっしゃれば意見、アドバイスお願いします。
実際に、筆者の前職でも早めに昇進する人がいたが、周囲の人間が全く羨ましがっていない訳ではないと言い切れる。
「なんで、あいつが先に、、、」
と思っている人は、多い。
5. 後輩への指導方法が分からない
5点目は、後輩への指導方法だ。
3年目になれば、後輩の1人や2人はできるだろう。
筆者は、入社2年目からなぜか中途採用の10個上の後輩ができて困惑したものだった。
少なからず年上の後輩ができる人もいるはずだ。
そこで、困るのが後輩への指導方法だ。
下手をすれば後輩から「できない先輩」の烙印を押される事もある。
張り切って後輩指導に徹すれば「後輩にしか上手いところを見せられない奴」と揶揄される。
入社3年目になるに従い、悩みの種が増えるのは明らかだ。
6. 全く増えない給与、貯まらない貯金
6点目は「給与」だ。
新卒入社した当時は、新卒平均20万から高くても約35万円が月給だろう。
しかし、入社3年もすれば差が出る。
外資系企業やベンチャー企業で働いている連中は、新卒から2倍に増えている人もいる。
しかし、多くの日系企業は入社3年目では微々たる金額しか増えない。
特に日系金融機関は顕著だろう。
筆者の友人にメガバンク勤務が多くいるのだが、入社8年目までは全く給与の変動はないと言う。
かくいう私の会社も入社3年目までは、給与は一律で同じだった。
その点、コミッション営業や完全歩合の営業をしている人は、すぐに給与が上がる。
もちろん「基本給」は増えないのだが。
Yahoo知恵袋にも質問が投稿されていた。
まる3年働いても給料が上がらない会社に、文句を言うべきですか?
Yahoo 知恵袋より引用
私は印刷会社の制作課で正社員として働き始めて4年目をむかえました。
入社した当時と今、基本給・能力給は一切上がっていません。
しかも、入社当時と比べて残業がだいぶ減ったので 最高で8万円くらい手取りが減っています(泣)。
一応残業代はつく会社なのですが、定時の5時半以降からではなく7時くらいからしか残業代はついていないような気が… 3年前と比べても、明らかに仕事は早くなったし 私にしか出来ないような仕事もあります(イラスト描き 等)。
なのに、給料は3年前と一切変わらないどころか 減っています。
この会社に入社する前、募集要項で「年に一回の昇給」と書いてあったのに… こうゆう会社って多いんでしょうか??
社長は不景気だとか良いながら、最近また新しい印刷機をいれました。
金額は億単位です。なんか疑問を抱いて仕方ありません。
私より約1年先輩にもさりげなく聞いてみたら、基本給は上がっていないみたいです。
私たちが何も言わないから会社はこのままの給料でいいと思っているんでしょうか?
それとも本当に不景気だからなのでしょうか? ちなみに 私の会社は、家族経営です。(社長、奥さん、奥さんの兄、その親戚…社長の息子) このことを考えるだけで、腹が立って仕方ないんですが、 私が甘い考えをもっていりるところもあるかもしれないので、アドバイスをお願いします!!
新卒3年目で「給与が思ったよりに上がらない」と悩んでいる人は多い。
「お金は必ずしも必要じゃないよ」なんて言葉は、数億の資産を築いた人が言う言葉だ。
7. 会社・業界・社会の仕組みを知ってしまう
最後に「世の中の仕組み」を知ってしまう点だ。
入社3年目の悩みの全ては、究極はここに帰結する。
全ては、会社・業界・社会の仕組みが関連している。
まず最初に、会社の仕組み。
会社は「利益最大化行動」を取るようにプログラムされている。利益は1番トップが分取れる仕組みになっている。それは当然。
上場企業であれば、少しはマシかもしれないが、家族経営の会社であれば、正直やりたい放題だ。
決算書の開示は義務付けられていない訳だから、平社員が月給15万円の安月給でも社長は何千万、何億と稼いでいる場合もある。
「上場企業の幹部より地元の中小企業の社長の方が儲けている」という話は、本当だ。
続いて、業界の仕組み。
第一次産業、第二次産業、第三次産業に分けることができる。
農業や漁業は第一次産業。
製造業が第二次産業。
サービス業が第三次産業、と認識してもらえばOK。
簡潔に結論を申し上げると、第一次産業は給料は低く、第三次産業は給料が高い。
特に顕著な例を挙げれば、特定技能実習生等の単純労働は第一次産業の割合が多く、いわゆるホワイトカラー層は第三次産業に値する。
違いは単純にビジネスモデルの利益率だ。
労働集約的なビジネスモデルは、利益率が小さい。
業界及び産業の違いにより、そもそもの給与の大前提が異なる。
転職して業界を変えなければ、自らの力で業界の力学を変えることは到底できない。
最後に、社会の仕組みだ。
資本主義社会において、労働者と資本家の関係は絶対だ。
労働者はどう足掻いても資本家には勝てない。
徒党を組み労働組合を結成してようやく賞与額の交渉が行える程度だ。
とりわけ入社3年目で、労働者と資本家の関係に気付ける人は、早いほうだろう。
大半の人が、この社会の仕組みにすら気づかずに一生を終えるからだ。
労働者と資本家の話については、詳しく以下の記事でまとめた。
是非、一読して見て欲しい。
以上、入社3年目が感じる仕事の悩み7つを抜粋した。
① 3年間仕事をして”向いてない”と感じる
② 自分の成長を実感できない
③ 増え続ける残業と無駄な責任感
④ 昇進する同僚を見て、焦る
⑤ 後輩への指導方法が分からない
⑥ 全く増えない給与、貯まらない貯金
⑦ 会社・業界・社会の仕組みを知ってしまう
【結論】キャリアコーチングを受けると良い話
さて、ここまで「入社3年目が感じる7つの悩み」を紹介してきた。
で、どうしたらいいの?
何をしたらいい?
もはや、何をすればいいか教えてよ。
という人もいるだろう。
結論『キャリアコーチング』を受けてみるのがいい。
筆者自身も立ち止まって振り返る時に受講した結果、良い方向に思考がリセットされた。
オススメは「マジキャリ」と「ポジウィルキャリア」だ。
圧倒的な口コミと人気No.1のサービスなので、無料申し込みで後悔はしない。
多くの人が「転職エージェントに登録してみたら?」と安易な転職を勧めてくる。
筆者は、全くオススメしない。
理由を詳しく見ていこう。
1. 転職エージェントに登録しても「悩み」は解決されない
結論、転職エージェントに登録した所で「本当の悩み」は解決されないからだ。
転職エージェントは求人を紹介してくれるが、「転職」という手段を提供してくれるだけ。
「あなたの本当の悩み」である、上記に提示した7つの悩みを根本から解決はしない。
会社が変われば淡い期待と共に、約1年程度は忘れられる期間が猶予されるが、本質的には解決されない。
分かりやすい例は、7つめの「会社・業界・社会の仕組み」だ。
仕組みを知ってしまった以上、労働者として転職を繰り返しても資本家にはなれず、真のビジネスオーナーに近づくことはできない。
ビジネスオーナーになれなければ、資本主義の勝ち馬に乗ることはできず、一生搾取される運命にある。
話を戻そう。
もちろん、転職を通じて適切なキャリアアップを図れば「本質的な悩みの解決」に近づくことができるかもしれない。
しかし、このページを読んでいる読者の皆様が、図らずも転職エージェントを利用しようとしても、逆に利用されるのが落ち。
実際に、転職エージェントで勤務している私の実体験だ。
『無策のまま転職エージェントに登録すれば、ワンランク下の求人になんとなく転職するだけ』
上記が結論である。
では、無策の状態から脱するにはどうすれば良いのか?を見ていこう。
2.「キャリアの軸」を考える時間を作ること
何事にも「戦略」が必要である。
戦略とは=最小の努力で最大の結果を得るための作戦だ。
つまり、最も効率的かつ近道を探すことだ。
しかし「キャリア」に関して言えば、”効率的”や”近道”は残念ながら存在せず、1番のオススメは『道しるべ』を見つけることだ。
さらに単純化すれば「軸」だ。
物事の判断軸である「軸」を手に入れれば、決断がスムーズになる。
この「軸」を手に入れるために「キャリアコーチングを利用しよう」ということだ。
キャリアコーチングは、採用やキャリアのプロがあなたのキャリアを徹底的に分析してくれて、確かな道しるべを示してくれるものだ。
実際に「マジキャリ」と「ポジウィル」のキャリアコーチングを受けた人の感想を見てみよう。
結論、転職エージェントに登録するより「キャリアコーチング」を受けよう。
実際に、筆者が経験したキャリアコーチングの体験談もまとめた。
気になる方は参考にしてみてほしい。